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先生からの言葉。
「朝、逢った時は緊張していた様でしたけど教室に移ってから自己紹介もきちんと言えたし、休み時間は自分から溶け込もうとしている様子でした。ですから何も心配ありませんよ」
それを聞いただけでも安堵した。
長女はリリィを連れて先に家に帰って行った。私はしばらく先生と話をしてから帰った。
家で昼食を食べながら「エラかったね！」と大げさに褒めると鼻をモホモホさせて長女は微笑んだ。
しかしそれは長くは続かなかった。
3時頃、娘が「仕事が暇だから」と言って1時間早く帰って来た。
普通なら喜ぶことだけど、来月のお給料のことを考えるとちょっと複雑なこと。
テーブルの上に大切な書類を広げて今後のことを娘と私は話した。
学校が始まるとまたクリアしなくてはいけない事が沢山あるのだ。
私はコーヒーをいれテーブルの上に置いた。
長女が来た。
長女はティッシュを取ろうと手を伸ばした。
その手はコーヒーがナミナミと入ったマグカップにあたったのだ。
川の様になったテーブルの上。
大切な書類はコーヒーまみれになった。
アッ！いう間の出来事。激怒するのも早い娘。
長女は一日に2度も母親に怒られることになる。
リリィがテーブルの下でこぼれて落ちたコーヒーをペロペロなめている。
怒りがヒートアップする娘。
長女は泣いた。
それを見ていた私はうろたえた。
この最悪な状況をどうすれば回避できるか考えていたのである。
まずタオルを娘にやって私は泣いている長女を抱いた。
母親が怒っている時は私は父親がわり。
そう思ったから長女を抱きしめた。
あ〜あ、毎日毎日たいへんだなあ〜
この先どんなことが待っているのだろう〜
想像は付くけれど・・・子供が大きくなるまでは大変だ。
《今日の朝》
今日は元気な長女。
テキパキと動きママに一度も怒られないで楽しそうに学校に行きました。
まずまずは安心しました。
写真は湯瀬渓谷
遊歩道があって子供でも歩けそうです。今度家族で行きたいと思っています。
