雪崩遭難に思う

北海道で雪訓中に死んだ奴がいる。
痛ましい事故ではあるが、訓練というくらいなのだから
指導者もギアもあったのではないかと思うが、
あらためて自然の力を思い知った。
ところで
いつものことだが、マスコミは犯人探しでお祭り騒ぎだ。
こうなると、誰かの血を見るまではおさまらない。
ある報道番組ではビーコンを持っている奴が少なかったことをさかんに報道していた。
まあ、持っていないことそのものは準備不足だったかもしれない。
でもそれを言ったら完璧な装備でやる奴なんかいないのではないかと思う。
現実には、それぞれ完璧ではないができうる限りの準備をするのではないか。
現に俺はビーコン持ってない。高いし・・・。それに単独行にビーコンは無意味だ。
それこそ責められても仕方のない愚行だとは思うが。
でも、今回は訓練で人数がいたわけだし、ある程度の悪条件のほうが訓練になると踏んだのではなかろうか。（ほんとのところは知らないが）
それを「直前になだれ注意報が出ていた」のに無視して無謀な行動に出たかのような報道には頭にくる。
「お前らに何が分かる？」と言いたい。
しかし「お前には分かるのか？」と言われれば、「すいません、わかりません」としか言いようがない。