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ということで今回は、暑い季節にトレランをする際のポイントを3つ。
【適切な服装で走る】
同じ気温でも湿度が高い日は暑さも倍増します。当然汗の量も増えます。このとき、ウェアの素材によっては過熱や擦れが生じやすくなります。黒など濃い色は避け、明るい色のウェアを着ることで体を涼しく保てます。頭部の温度上昇を避けるためキャップは必須です。
私は、コットン素材のウェアは避けています。コットンは肌触りがやさしい反面、汗や湿気を吸収します。不快なばかりか、かえって擦れの要因にもなります。通気性が良く、かつ発汗しても早く気化する合成繊維の方が、体温の上昇を防ぎます。
【必要十分な電解質を摂取する】
湿度が高いほど通常より多くの汗をかきます。つまり梅雨時期のランニングは、体から大量の水分とナトリウムを失う危険があります。大切なのは水分補給はもちろん、体の電解質(ナトリウム、カリウムなどのイオン)のレベルを維持することです。
とにかくこまめな水分補給。走り終えた後も、失われた電解質を補給するため、バナナなどカリウムやナトリウムを多く含んだ食品をとることが大切と思います。
【無理にペースを上げない】
暑さ・高湿度に慣れるまで本来のパフォーマンスは期待できません。最初はペースを抑え、徐々に上げていくのが賢明です。
湿度が高い中で走ることは、酸素が薄い状態で走る高地トレーニングと同じようなものと言えます。無理してペースを保とうとせず、蒸し暑い日は、スピードを自制します。
暑くなり始めた数週間は無理は禁物。暑さと湿気に慣れるには時間がかかります。夏の暑さを素直に受け入れることが肝要と思います。
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