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2022年12月26日 05:52トレイルラン全体に公開

クロストレーニングで効果を高める ラン&スイミング

 クロストレーニング(cross training)とは、筋力・心肺機能あるいは持久力・瞬発力などの能力が片寄らないように、ランニング、水泳、自転車、登山、縄跳び、筋トレ、ヨガなど、メイン以外の多種目のスポーツを組み合わせて行うトレーニング方法をいいます。
 技術の上達のために反復練習を毎日繰り返すと特定の筋肉や関節が疲弊し、ケガのリスクを増やしてしまいます。メイン以外のスポーツを週に1〜2日行うと、疲れた筋肉の休息や修復に役立つだけでなく、身体の他の筋肉を鍛えてケガを予防し、故障のリスクを抑えます。筋力、体力、スピード、持久力など、全体的な身体能力やパフォーマンスを向上させられます。
 クロストレーニングのうち、特に水泳は、上半身、下半身、体幹のすべてを同時に鍛えられる全身運動です。筋肉のポンプ機能が高まり、全身への酸素供給がスムーズになると、ランニング時に息があがりにくくなります。ランニングのような着地衝撃による体への負担がないため、腰や膝、脚、足にダメージを与えず、心肺機能や持久力を向上させられます。

【心肺機能強化】
 水中運動である水泳では胸や腹部に水圧がかかることで呼吸筋が鍛えられ、心肺機能や持久力が向上します。
 着地衝撃による体への負担がないため、腰や膝、脚、足にダメージを与えず、故障中でも心肺機能の強化や体力維持といったトレーニングができます。浮力により、リラックス効果も得られます。
【筋力・持久力向上】
 全身の筋肉をくまなく鍛えられるので、筋肉量が増え、基礎代謝がアップします。筋肉のポンプ機能が高まることで血液循環能力が高まり、全身への酸素供給がスムーズになり、ランニング時に息があがりにくくなります。疲れているときにあえて身体を動かすことで血行を促進し、疲労物質を素早く排出して疲労を回復させるアクティブレスト(積極的休養)にも水泳はぴったりです。
 左右対称の動きをするスポーツなので、筋力をバランスよくつけられます。インナーマッスル(体幹)も鍛えられます。
【脂肪燃焼】
 水温は体温よりも低く、水の抵抗を受けるため、自然に負荷が高くなってカロリーを余計に消費できます。水泳の消費カロリーはウォーキングより多く、ジョギングやランニングと同程度です。短距離を速く泳ぐと無酸素運動になりますが、長距離を長い時間かけてゆっくりと泳げば有酸素運動になり、脂肪燃焼に効果があります。
【柔軟性アップ】
 クロールの大きな動作で肩周辺の血流をよくすれば、肩こりが解消できます。平泳ぎは肩甲骨の柔軟性アップに効果的です。水泳には股関節や足首の可動域を高める効果もあります。柔軟性を高めればケガ防止に役立ちます。

 日頃使わない筋肉を使うし、ゆったりとしたマイペースで、スピードやフォームを気にせずに泳げるのは、とても気持ちいいものです。水泳は一定の動作を繰り返すリズム運動なので、リラックス効果もあります。長い時間泳いだり、速く泳いだりせず、30分ぐらいゆったりと泳ぐと疲労回復効果も望めます。
 私は、週に2、3回ほど、スポーツジムで30分ほど泳ぎます。そして、ジムの楽しみはサウナ。サウナで身体を温めて血行を良くし、疲労物質を体外に排出します。デトックス効果で、全身が「整い」ます。
 ランニングのほかに、スイミングもしていると言うと、「トライアスロンにチャレンジするの?」とか聞かれますが、いまのところ、そのつもりはまったくありません。(笑)


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