梅雨をどう乗り切るか 運動で身体をコントロール

　先週も、月曜以外は毎日朝ランに励みました。その前の週のように、雨に降られることが少なく、頑張れた気がします。東京編と大阪編をアップしていますので、よろしかったらご覧ください。
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　ただ、梅雨の時期は、誰しも疲れやすく調子を崩しがちですよね。
　人の体には、ホメオタシス（恒常性）という機能がありますが、気温の変化に合わせて体温を調節するのもそのひとつです。５月頃から気温が上がり始めて、6月になると、ようやく体が暑さに慣れ始め、そこに梅雨がやってきます。特に今年は梅雨入りが早く、湿度の高い日が続いています。ただ、雨の日は、肌寒く感じることがあったり、晴れの日は蒸し暑かったりと、体感は大きく変化します。その結果、恒常性が追い付かず、体調が悪くなってしまう。職場などでは、この時期は、節約の折、冷房など室内の温度管理も難しく、自律神経が乱れます。
　こういうときはどう過ごせばいいか。
　■　生活リズムを一定に
　大事なのは睡眠です。睡眠は、疲労を回復し、気分の沈みを改善させ、生活リズムを整えます。
　毎朝の起床時間を「一定」にして、起きたら曇りの日でもカーテンを開け、日光（光）を浴びます。日光の刺激で体内時計がリセット。夜の良質な睡眠につながります。寝る前には、ぬるめのお風呂に入ることで、寝入りをスムーズにします。
　■　積極的に運動を
　なるべく外へでかけます。少し散歩するだけでも全然違います。太陽の光に当たり、憂鬱になりがちな気分をリセット！
　私は、毎朝のランニングでリセットしています。ランニングによって代謝量はアップ。ランニングの継続によって筋肉量が増加すると、基礎代謝量が増え、普段の消費カロリーも増えてきます。特に朝のランニングは、身体を目覚めさせ、体内時計の狂いを調節してくれます。継続することでダイエット効果も期待できます。これは、以前にも書きましたが、寝ている間に胃の中が空っぽになったことで、脂肪をエネルギーに変えてくれることが影響します。
　ランニングを継続し習慣化できると、体力や筋力は自ずとついてきます。以前よりも動くことが億劫にならなくなったり、しんどいと思っていたことが楽に行えるようになったりと、日常生活のあらゆる場面で疲れにくくなったと実感できます。
　ほかにも、
　・　睡眠の質が良くなる
　・　腸内環境が整い、便通が良くなる
　・　肩こり・腰痛改善
　などの効果を実感しています。
　また、これまでにも何度か書きましたが、ランニングは脳の活性化も期待できます。ランニングで血流が良くなると、脳の海馬や前頭葉が刺激されます。これによって、脳機能が向上し、頭の中が整理されて新しいアイデアなどが生まれることもあります。解決できなかった問題が頭の中で整理されることで、ストレス解消にも繋がる。走ることで自律神経を整える効果のある脳内物質「セロトニン」が多く分泌され、気分を落ち着かせてくれます。何となく気分が楽になったり、心身のリフレッシュができたりなど、ランニングを続けることでストレス軽減を実感できますよ。