東京の会社が長野に移転中で、私の部署は来月から引越し開始。私は仕事の都合で9月に入ってから引越し予定で、たぶん9月中旬になるだろう。
言うまでもなく山屋にとってはおいしい話。高速道路で割引が効かない+渋滞する近郊区間から解放されるし、北アルプスは近所になる。長野北部は未踏の山が多いので雪が来る前はかなり楽しめそうだ。もちろん残雪期も楽しめる山が多い。
会社の主力部門が引っ越すので勤務者も大半が長野に引越すことになる。少し早いが私も引越し準備(何を捨てるかの判断とゴミ種類の分別)を開始。目標は引っ越し時に持っていく荷物の半減だ。
これまで何度か引越しを経験し、前回引越しから6年が経過している。実は前回引越しの荷物で今まで開梱してない箱もあり、これらは無条件に廃棄。使わない食器やもはや再生する手段が無くなったビデオテープなど。懐かしのZIPドライブや電話モデムもある。この他にも何年も使っていないものはいっぱいある。
山登り以外の趣味の物品も大半は処分する予定。それらもここ10年くらいはほとんど使っていない物件だ。おかげで不燃物が大量に出そうだ。なお、不燃物は有料回収(ゴミ袋が有料)。ある寸法以上の物は粗大ゴミになるので、これも量が多くなりそうだ。
本も大量処分の予定。昔は小説とか良く読んだが今はネットやCATVを見るばかりだ。年のせいか本を読み始めるとすぐ眠気が襲って寝てしまう
山のガイドブックも結構あるが、登山道がある山は今となってはほとんど用無しなのでガイドブックも10年以上読んでいない。それに今はネットで最新情報が得られるし。さすがに10年以上前(20年以上前の本もある)の情報では登山道が廃道化している例もあるだろう。
廃棄しない数少ない山関係の本では「足尾山塊の山」「足尾山塊の沢」がある。30年近く前の出版でいまさらこの本の情報を元に山に行くわけではないが、読み物としてはなかなか興味深い。著差は岡田さんという籔屋では有名な人だが、地域の調査はpasocomさん並みの力の入れようだ。当時はネットなど無かったので地元の老人に聞いたり図書館で調べたりしたのだろう。今でも貴重な記録である。
山道具では雨漏れする古いテント(ゴアライト2〜3人用)が引退しているので廃棄予定だが、購入価格を考えるともったいないなぁ。歯が減って短くなりバンドも擦れて切れかかっているアイゼンも廃棄。
紙の地形図は廃棄を悩むところ。総枚数を勘定したことはないが200枚を超えているのは間違いないと思う。総額数万円相当だが、近年はネットで地形図をダウンロードしてプリントアウトのパターンなので出番が無い。本格的な山の場合で広範囲に地図が見えた方がいい場合のみ地形図を持ち出すが年に1回程度。保存に必要な場所も重さもあるので廃棄したいところ。
長野への引っ越し、なんだか楽しそうですね。
古い地図とか山岳雑誌とか、昔の史料は「いまさら読むことはない。」とか「現状とは違っている」ということはありますが、私の経験からするとどこかで「昔はどうだったんだろう?」という時に見返せないのはつらいですね。
お手間がかかることですが、地域図書館に寄贈、ヤマレコで欲しい方に贈呈、地図はスキャンして保存などできないでしょうか。
捨ててしまえばそれっきり。どこにでもあるものはともかく、貴重なものが失われて行くのは残念です。
toradangoさん
こんにちは
いよいよ、長野移住ですね。
こちらも何故かワクワクします。
是非とも県内の色んな山を踏破して下さい。
記録を楽しみにしております。
pasocomさん、コメントありがとうございます。
地元の調布図書館では寄贈できる本は雑誌はNGで基本的に3年以内の出版物とのことで(古文書は別でしょうね)、私が廃棄予定の一般的なガイドブックは対象外でした。一番古いものでも25年くらい前のものなので昔の資料と呼べるほどの年代物ではなさそうです。
ヤマレコで欲しいと言う人にあげるのはやぶさかではありませんが、図書の一覧を作ったり発送のための梱包を用意するのが面倒なのが難点です。私の登山の帰り道にどこかで落ち合って手渡しできるのなら手間がかからないのですが。明日が資源ごみの回収日ですが、ちょっと考えてみます。
地形図のスキャンは私の環境ではスキャナが小さいので(というかこれが一般的な環境かと)無理ですね。自宅では最大A4サイズ、会社でも最大A3サイズなので1枚につき4分割くらいでスキャンする必要があり手間が掛かりすぎます。あのかさばって重い地形図が全部電子データにできれば理想的なのですが、私の環境では手間が掛かりすぎです。
書籍同様にヤマレコで欲しいと言う人にあげるのはやぶさかではありませんが、手持ちの地形図の数はゆうに200枚は越えているので目録を作るのも手間が掛かりすぎます。ほとんどが関東甲信越で、25万図の宇都宮、日光は山のあるエリアは2.5万図、5万図が全部揃っていたと思います。25万図の東京、甲府は5万図は揃っていると思いますが2.5万図は核心部だけだったかな。このエリアはほぼ全山登っているので私にとっては完全に用無しです。今後使うのは25万図で長野県や新潟県、富山県の範囲となりそうです。
teppenwolf さん、こんばんは。
長野の未踏の山は引っ越しを考慮して2年前から控えているので、引っ越したら特に長野北部の山は全開の予定ですが、秋口は茸止め山もあって里に近い山はマズいかなぁなんて考えてます。長野は茸止め山は国内では際立って多いです。
残雪期しか登れなさそうな山は長野北部、新潟の上越は多いので春先の方が楽しめるかもしれません。とにかく東京と比較すれば渋滞は少なくなるし高速料金が格段に下がるしで財布には優しいです。でも冬の寒さは厳しい。私は極端な末しょう型冷え症で東京の下界でも毎年霜焼けですから長野に移住したら手足と耳が霜焼けだらけになりそうです。
茸止 確かに多いですね〜
以前に話題に出した岩殿山北峰もモロにそうで、あちこちに茸止の看板がありました
彷徨いながら、皮肉にもそれが目印になったりと・・・・・
里山を歩けば、下手な道標より多くその看板があったりします
「茸山 止山につき
無断立ち入りは
罰金○○万円・・・」みたいな
何れにせよ、上記の様なビミョウな山に限らず、信州の様々な山々を歩かれて、記録や日記など色々な情報をもたらすことを期待しております。
信州は、確かに寒いです
私の居る中信地域とかは、雪は少なく、冷えは厳しい みたいな (場所にもよりますが)
でも是非とも、toradangoさんが信州の気候に少しでも慣れて頂けることを期待しております
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