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9/7(土)に山頂でご来光を迎えるように一ノ沢を早朝(夜中?)に出発して、計画通り日の出直前に山頂到着。土曜日の朝なので人はまだ少なかったです。遠い台風の影響で湿った南風が入るため湿気が多いと予想、空気の透明度は期待していませんでしたが、いい方向に予想が大外れでした。
簡単には見ることができない奥日光〜足尾山塊が長時間見えていました(写真1)。意外ですが奥日光でも群馬県境の山々や男体山からは北アルプスが見えます(樹林が邪魔をしていなければ)。ちょうど浅間山と四阿山の最低鞍部の鳥居峠が窓のようになっています。後立山も見えるのですが、志賀高原の山々と重なってしまい、見えていても山頂付近だけで判別が難しいかと思います。白馬岳くらいまで北上すると、北志賀高原から更に北の標高が落ちる山の向こう側になるので、良く見えるようになります。私が奥日光の山々に盛んに登っていた時期はアルプスに登るなど考えもしなかった時期で、北アルプスなど眼中に無かったのが残念でなりません。アルプスに登るようになってから一度だけ日光白根に登りましたが山頂はガスの中。ガスが切れないかと2時間くらい粘ってやっとガスが切れて槍穂が見えた時は感激しました。
今回は南アルプスは中央アルプスで隠れるギリギリの深南部の黒沢山までくっきり(写真2)。3000m級の有名峰に交じって奥茶臼山の尖った山影が印象的です。ちなみに南アルプスの山の見え方は常念山脈〜後立山のどこの山から見ても変わらず、この写真とほぼ同じに見えます。見ている方向が同じで距離が遠くなるだけなので。変わるのは間ノ岳と仙丈ヶ岳の重なり方くらいです。
写真3は後立山の写真です。爺ヶ岳以北は一直線に重なってしまい、標高が高い鹿島槍が邪魔して大半が隠れてしまいますが、鹿島槍の双耳峰間の鞍部に五竜岳、白馬鑓ヶ岳、白馬岳の山頂が見えています。写真でズームすればこれだけはっきり分かりますが、老眼の進んだ私の肉眼では判別不可能です。当然ですが、白馬岳山頂からは鹿島槍双耳峰間の鞍部に常念岳が見えます。
こんにちは
北アルプスの有名峰ですが、これだけの展望が得られることを知る方がどれほどいらっしゃるでしょうか?
ネットで藪山の状況を調べる際は必ず貴HPを拝見しています。
私は老眼より身体そのものが老衰し、最近は行きやすい藪山を探しています。
takayama2さん、おはようございます。HPのご利用、ありがとうございます。
常念岳は比較的登りやすい位置にありながら大展望なのでお気に入りです。写真で確認したところ、常念岳から日本の3000m峰で見えないのは農鳥岳(西農鳥岳は見えてます)とジャンダルムだけ。確認はしていませんが槍や奥穂なら農鳥岳を除いて見えるかと思いますが、登るのが大変です。
私の場合、かなりの暑がり&大汗かきで、夏場は藪に突入するほどの気力が無いので毎週アルプスばかりで、「本業」から離れています。近年は10月でも暑いので、体育の日を過ぎないと本業に戻れないような状態です。
その本業も、五十肩で肩の可動範囲が狭まってしまい、藪はまだしも岩場が非常にきつくなってしまいました。北アの赤岳や剱岳北方稜線の小窓ノ王などは登れずじまいかもしれません。
おまけに長年の藪漕ぎで笹のアレルギーが出るようになってしまい、長袖を着たまま藪漕ぎができる寒い時期か残雪期で笹が消えた時期しか、厳しい藪山には実質的に入れなくなってしまいました。
年齢も上がり立派?な中高年世代で、さすがに以前のような体力/気力は無くなってきました。以前と比較して近年は難易度が低い山が多くなりましたが、長野近県の地形図記載の山はできるだけ多く片付けたいです。
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