LEDのヘッドライトもその一つ。ずいぶん前に常念岳で紛失してから購入したものを使っていたが、何と先日にまたもや常念岳で紛失してしまった(拾った人が使ってくれればうれしい)。そのまま次の山に向かうために移動途中でヘッドライトを物色したが、意外な事実が判明した。それは電源は単4×3本が主流で、電池1本で使える製品はかなり少なくなっていたこと。
昔の豆電球時代は単3×3本だったと記憶しているが、LED化してから単3×1本になった。少なくとも私の近くのホームセンターで販売していた製品はそうだった。電池の重さは馬鹿にならないし、予備の電池を含めれば昔と比較して大幅な軽量化が実現。明るさも大幅アップ。電球時代は予備の球は必需品だったが、LEDは切れることはほぼ皆無。電子回路が壊れる可能性はあるが、電球が切れる時間より遥かに長い。今までの経験だと電子回路より先に樹脂製のシャーシや電極回りがイカれる可能性が高い。これらの不具合は兆候が出るので対応がしやすい。
私が使っていたLEDライトは単3×1本(乾電池仕様だが実際には充電池を使用可)だったが、1泊でも電池を使い切ることは皆無だったので、軽量化のため単4充電池+単3化アダプタで使用。これでも少なくとも6時間は使えたので1泊では問題なし。単4充電池はラジオとGPSでも使っているので、予備電池が共用できて更なる軽量化が可能となった。
私の使い方では単4充電池1本で問題ないのに、3本必要な製品に買い替えるのはオーバースペックだし重くなる。納得いかないので次の登山口まで次々とホームセンターに入っては電池1本で動作するライトに巡り合うまで4軒も回る羽目になった。山道具屋と違って普通の店では軽量化を重視した製品は少ないようだ。
購入した製品のメーカーは以前と同じであるが、スペックが進歩。以前のライトは照度切り替えがあったが体感的には大差が無いためずっと弱で使っていたが、今度のは差が大きい。強だと明らかに以前の物より明るい(95ルーメン)。しかし、登山道を歩くのにはそんな明るさは不要だし、単3アルカリ乾電池で7時間程度と書いてあったので単4充電池だと3時間持たないだろう。弱(20ルーメン)で夜中の柏原新道を歩いてみたが、以前の製品の弱より暗かったものの問題ないレベルであった。強弱切替の他に更に暗い赤色LEDがあり、山小屋やテント内で夜中に手元を照らすのに便利そうだ。
以前の製品は電源スイッチが押されやすく、ザックに突っ込んでおくといつのまにかスイッチが入って電池が消耗して使えなくなる事態が数回あったが、今度の製品はその心配は無い程度に構造が改善されていたのもうれしい。ただし、以前の製品とスイッチの位置が微妙に異なっていて、押しにくさを感じてしまう。まあ、慣れれば問題なくなるだろう。
同感です。
ヘッドライトが必要以上に明るいのは無駄だし、小屋などでは迷惑をかけることになります。
暗闇で電池を交換するときに単3本なら難しくありません。
点かないときは逆向きにすればよいわけです。
simaさん こんにちは。古い日記にコメントありがとうございます。
豆電球の時代は眩しいと感じたことはありませんが、光の色のせいでしょうか、LEDライトは眩しいです。逆に言えばあの色なら豆電球より暗くても同じ明るさに見えるのかも? 今のLEDライトはえらく遠くまで光が届くようで、爺ヶ岳からだと剱岳に向かう別山尾根の登山者のライトの光まで見えます。
豆電球時代は行動途中で暗くなって予備電池と交換は良くあることでしたが、LED化されてから省エネになり、未だ行動中に交換の経験がありません。予備電池は常備し、ウェストポーチの分かりやすい場所に入れているので暗闇の中でも交換できる自信はありますが、ボタン電池×1個のキーホルダータイプ超小型LED電灯を同じ場所に入れています。昔はこれが小屋内での移動用でしたが、今はヘッドライトの電池交換用です。
今回購入したヘッドライトは赤の暗いLEDが付いているので、山小屋の中で迷惑を掛けずに使えそうです。といいつつ、私は泊まるときはほとんどテントで小屋には滅多に宿泊しませんが
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