写真2:無雪期の北ア硫黄岳山頂。三角点も発見できた
写真3:新潟銀山平 本城山付近で灌木薮漕ぎ中。この時刻に木曽御嶽が噴火
もう新年に入って1週間が過ぎた。会社の仕事も完全に通常営業状態。お正月気分はすっかり抜けた。
今頃かよとの声が聞こえそうだが、昨年の山行を振り返ってみる。昨年もゆうに100山を越える山に登ることができた。特に11月以降は細かな山が増えて1日に登る山の数が多くなり、登ったのはいいが記録を書くスピードが追いつかず、いまだに11月に登った山の記録が暫定版のままだったりする。自分のHPだけでこの状況だから、残念ながらヤマレコに書く時間は無い(ごめんなさい)。
最大の成果は無雪期北ア硫黄岳登頂だろう。ここ数年、自分にとって未踏の2000m峰は難易度が高い山ばかりで登っていなかったが、まさかその中で最初にチャレンジするのが硫黄岳になろうとは思いもしなかった。
自分でも成功するか分からなかった計画だったし、千丈沢を下るのに藪漕ぎしたり、岩場は無いがとんでもない急斜面を攀じ登ったり、這松の海を漕いだりと苦労させられたが、好天にも恵まれて充実した3日間であった(疲れた!)。このときは3連休だったが新穂高温泉の登山者用駐車場が満杯で中尾から歩いたなぁ。県道脇の縦列駐車の列全てに駐車禁止の黄色い紙が張られていた光景が目に浮かぶ。
次に思い出深いのはこれまた無雪期激藪漕ぎの新潟銀山平の花降岳、本城山。これは今年の大型連休に登る予定だったが、西ノ城の先のナイフリッジにビビって撤退してしまった経緯がある。翌年の残雪期も考えたが、荒沢岳登山道からそれほど遠くないので稜線を往復しようと決定。藪の強固さは覚悟の上だったが、登山道から本城山まで休憩込みで往復7時間は本当に疲れた。
私がアスナロ等の激藪と格闘している真っ最中に木曾御嶽山で噴火が発生したのを知ったのは、真っ暗になって下山し、車で温泉に向かう途中でラジオを聞いたときだった。
大型連休の奥利根の山もいい思い出だが、この時期は3月の激務の影響が残って体調が悪く微熱が続き、前半は自宅療養となってしまたのが残念。本当は昨年で群馬側の奥利根の地形図記載の山は全部登り終えるはずだったのだが。今年こそは・・・。
秋の阿寺山地全山制覇もいい思い出だ。硫黄岳は這松、花降岳は潅木やアスナロ藪だが、阿寺山地は笹藪。去年はあの周辺でだいぶ笹にもまれたなぁ。
今年は正月から風邪を引いて不調だが、三重県中部でしっかりと山数は稼いだ。これから花粉が飛ぶまでは関東近郊の低山巡りで、花粉が飛び始めたら雪のあるエリア、たぶん南会津かな。
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