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野沢温泉には何度も行っており、長野県立美術館も以前行った事があるので、今回は運転手の役割に徹するつもりだったのですが、行きたい所があれば寄っても良いというお言葉があり、前から行きたいと思っていた北方文化博物館と星峠の棚田にも行く事が出来ました。
北方文化博物館は、豪農伊藤家の住宅と歴代当主のコレクションを展示しているのですが、広大な屋敷と庭は圧巻で、数々の骨董、美術品のコレクションも興味深く一見の価値があります。
星峠の棚田、今回は中途半端な時期だからありふれた景色ではあったものの日本の山村の原風景という眺めで気に入りました。水鏡になる時期や秋の黄金色の穂波の季節にも行って見たいものですが、その時期はカメラマンが沢山いて混んでいるのでしょうね。
長野県立美術館は信濃美術館の頃に東山魁夷の「緑響く」を見に行きました。
2017年から休館していましたが、昨年リニューアルオープンして、善光寺の向こうに大峰山や葛山が見渡せる広いテラス、子供が水を浴びながら遊べる噴水、ダイナミックな「霧の彫刻」など、美術館そのものだけでなく周辺も合わせて楽しめる場所になっており、ここも気に入りました。
もし、戸隠や飯縄山に行って時間があれば寄ってみる事をお勧めします。
画像1(左): (上)北方文化博物館豪農伊藤家の庭、(下)星峠の棚田
画像2(中): (上)善光寺、(下)長野道 姨捨SAからの眺め、この付近も棚田があります
画像3(右): 少し遊んでみました。意図と素材、分る人には分かるはず・・・

画像3枚目は御射鹿池(みしゃかいけ) 東山魁夷画伯が描いた緑響くに陣場山の白い馬の像を合わせたものですね
青空をバックの白馬も良いですが背景が違うとまた違う美しさがありますね
ほぼ正解です。
「ほぼ」というのは、白馬はその通りですが背景は私が撮った御射鹿池の写真なのです。
ちょこちょこっと作ったフェイクなのだけど、それなりに絵になっていて、東山画伯の意図した事が判るような気がしてます。
なんて、思い上がりも良いとこで不遜ですね。
※ 画像を最初に上げたとき、間違って習作の方を上げてしまったので最終版に差し替えています。
古書店で原田マハさんの本の中から、裏表紙に「祖母のいる蓼科に向かうと」の言葉に惹かれて『生きるぼくら』を買いました。
その中に
〔新緑の溢れる森と、磨かれた鏡のような湖面。
その境界線にすっと現れた、幻のような一頭の白馬。
一度見たら決して忘れられない、それはそれは美しい絵なのだと。〕
ばあちゃんが教えてくれました。
この本のカバー表紙が
東山魁夷[緑響く]でした。
湖面にも白馬が映りこんでいます。
そうなんです。幻想的で忘れられない絵なのです。
画像はネットでも見られますが、もし機会があれば長野県立美術館に行き実物を見て、更に北八の御射鹿池も、もしまだならば行かれる事をお勧めします。
ただの溜池なのだけど良い所ですよ。
この3月の美ヶ原からの帰りに、立ち寄りました。
のんびりできる空間がいい感じでした。
東山魁夷は、日本の自然美が有名なのだけど、
昔、訪問した際に『コンコルド広場の椅子』と言う豆本を買ってきました。
魁夷らしからぬ?、ちょっとかわいい詩画集です。
地方美術館は、建物自体が楽しいです。
富山美術館は、ど〜んと立山連峰が一望できます
おお、行かれましたか!
どこにでもありそうな場所だけど、何となく良い所ですよね。
画家も時代によって画風が変わる事がよくありますが、東山画伯も雰囲気の違う絵を描かれている時期もあったようですね。
細かくは覚えていませんが、長野県立美術館にそんな事が書かれた説明もあったような気が・・・
そうなんです。金沢の21世紀美術館なども建物として面白いですよね。
行きたい美術館は沢山あって、富山美術館もその一つに入っています。
ただ、なかなか行けないのが困ったものなのですけど。
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