使い慣れた人からしたら「何を今さら」という話でしょうが、スマホを使えるようになったジジイが嬉しがって長々と書いてるということで、お暇でない人は飛ばしてください。なお、使っているスマホはAndroidなので、iPhoneでも同じなのかは判りません。
先ずは山関連。
普段は紙の地図で歩いているから山歩きにGPSが絶対に必要とは思ってないのですが、現在地が分る山アプリはやはり便利。持っていると心強いものがあります。
もっともバッテリーセーブの観点から通常は紙の地図で済ませ、必要に応じてアプリで現在地を確認、ログはロガーで取るという使い方をしています。
山アプリも色々あって、ヤマレコアプリは自動的にログが取れ、写真を撮ってすぐにレコの下書きが出来たり、ルート外れ警告などもあって便利ではあるのだけど、歩きながらレコが書けるほど器用ではなく、ルート外れ警告はさほど重要とは思わないし、ずっとスマホをONにしてバッテリーを消費するのが嫌。それと、スタンダードでは地図ダウンロード数に制限がある。
そういう理由から地図ロイドと山旅ロガーを使っています。ポピュラーなアプリだから使っている人も多いでしょうね。このアプリは機能的には充分以上、消費電力も少ないのが良いです。
ログを取りながら結構な頻度で位置確認して歩くような使い方でも、6時間くらいの行動でバッテリー低下は10数%。電波OFF(機内モード)にして、ログは取るけど位置確認は数回という使い方では、12時間程度の行動でも10%以下でした。
地図のダウンロードも、モバイルやWi-Fiで通信ができる環境で地図を表示させるだけというのも良いです。
ヤマプラや「楽る〜と」で基本的な計画ルートを作り、必要に応じてヤマノートに上げているGPXエディタで編集。そのGPXファイルをスマホに転送して地図ロイドに読込ませ、ルートの予習を兼ねて必要な縮尺でルートに沿って地図を見ておくだけです。
地図を一括ダウンロードして保存する方式は、どこまでダウンロードできたか分らず、通信環境などによってはリトライが必要になったりすることもありますが、ダウンロードした地図が順次表示される方式は、どこまでデータが来ているか感覚的に分かるのが良いです。
しかし、パソコンで作ったGPXファイルをBlueToothでスマホに転送するときに、ファイルの拡張子がGPXやKLMだと転送できず、改名しなくてはいけないのは、大した手間ではないのだけど何か面倒に感じます。セキュリティの関係なのでしょうが、何とかできないものでしょうかね。
最近はスマホ頼りで山歩きをしている人も多く、中にはスマホがトラブったから山行を中止したとかいう話も見かけました。それはそれで賢明な話ではあるのだけど、スマホにトラブルがなくても水没や落下による破損も考えられます。やはり、スマホだけではリスクがあるから紙の地図も持って行くべきでしょう。
山関連以外のアプリで便利だと思うのは画像認識・読み取り系のアプリ。みなさんご存じのGoogleレンズは知らない植物の名前が分かったり、画像の文書を読み取ってテキストにしたり、外国語の翻訳までやってくれる。本当に便利です。
画像からテキストにするアプリは他にも色々ありますが、幾つか試した中ではGoogleレンズとMicrosoftレンズが優れているように思いました。
ただ、MicrosoftレンズはWordやPDFに変換する機能もあるのだけど、これが全然使えない。画像を切り張りしたような文書ができる事が多かったです。Microsoftレンズを使うのであれば「ドキュメント」モードでなく「アクション」モードを使ってテキストに変換し、テキストエディタにコピペして文書を作った方が良いです。
GoogleレンズとMicrosoftレンズを比べると、Googleレンズの方が優れている感じですが、Googleのアプリはちょっと気になる点が・・・
アプリの終了で、下の方にある▲や●で終わらせると、■を押した時に以前使ったアプリが並んでて再度立ち上げが便利なのですが、その状態ではアプリによってはバッテリーを消費するものがあり、ChromeやGoogleMap、Googleレンズ等は消費が大きいようです。(正確に評価した訳じゃなく、感覚的なものですが)
バックグラウンドでファイルをクラウドに保存するような設定にしておらず、通知もOFF、位置情報はアプリの使用時のみにしているのですけど、それでもバッテリーの低下が大きいです。アイドル状態で、いったい何をやってるんですかね〜
Chrome(Google)は情報収集が問題になっていますが(*参考URL参照)やっぱりスマホの中のデータを色々持ってかれてるんじゃないかという疑いも出てきます。
仮にデータを持って行かれてるにしても、それで何かあるわけじゃないから困らないけど、知らないところで行動監視されてるようで何となく気持ちが悪いのです。
もっとも、他のアプリにしても大なり小なり同じような事はあるだろうし、そもそも携帯を使っているという事は位置やアクセス状況はキャリアに知られているわけで、そんな事を気にしたら携帯なんて使えないのですけどね。
何にせよバッテリーの消費を押さえるために、使い終わったアプリは完全に終了しておいた方が良いです。
他にも、使いやすいテキストエディタやファイルマネージャーが中々無いとか色々あるけど、切りがないからこの辺で止めますが、今のスマホで一番失敗したと思うのは本体とカバーの色を黒にしたこと。炎天下で地図アプリを見ながら歩くと凄く熱くなります。たぶん使用温度の上限の35℃は軽く越えています。
今のところ特に問題は起きていないけど、バッテリー寿命は短くなるだろうし、熱の影響で動作がおかしくなる事もあるかもしれません。次にスマホを代える時は白系の色にしようと思っています。
(*)参考URL
個人のデータを“支配”するグーグルと、「Chrome」の利便性を享受することの意味
https://wired.jp/2021/07/27/google-chrome-browser-data/
Googleが「位置情報収集の無効化方法を隠した」として57億円の罰金を科される
https://gigazine.net/news/20220814-google-collecting-location-data/
こんにちは
スマホ転送について気になったので
私の場合は無料のOneDriveを使ってパソコンのファイルとスマホをやり取り
と言うかファイルを共有してスマホのジオグラフィカで読み込んだり
パソコンで行動計画をPDFで作成してスマホで見ています
以前はDropboxを使ってましたけれど..
なので転送するという感覚はありません
スマホがトラブったら山行を中止
当てはまりますね。
地図が全く読めないのでスマホ便りです
コレが無かったら山行はしてないです
なので紙の地図を携行していない事に
後ろめたさを感じております(*´ω`*)
OneDriveやGoogleドライブを使ってファイルを共有すればよいのは分っているんですが、クラウド系のドライブはネットワークに繋がっている事が前提で、複数の端末での共有設定とか、アクセス用のアプリが必要だったりするので、ネットワークなしのピアtoピアでつながるBlueToothの方が好きなんです。
ようするにクラウドを使いこなせない、古い世代なんですね。😅
道標があって、他に歩いている人もいるような所なら、スマホがトラブって地図が見えなくなってもそれほど困らないから、紙の地図なんか持たなくてもよいでしょうね。
踏跡が薄く、1日中誰にも会わないような所で地図がないと不安になりますから、何らかのバックアップアップはあった方が良いと思います。
私は、そういう所で地図を落した事があるので、紙の地図でも予備を持って行くようにしてます。😊
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