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寅さんシリーズ第29作「寅次郎あじさいの恋」の中で
人間国宝の陶芸家のもとで10年(12年?15年だったかな?)修行していた弟子役の柄本明に対し、寅さんが
「そんなにやってるの? 見込みないんじゃないの?(←ヒドイ

とつくづく言う場面があります。
もちろん柄本明は怒るわけですが、そのあと、「…十ン年か…」とつぶやきながら去っていく背中に哀愁を感じます。
気が付いたら半世紀生きていたimoneeですこんにちは。
私の山歴もすでに10年以上になるわけですが
その原点ともいえるのがちょうど20年前の河口湖旅行でした。
当時はまだ若く(アタリマエ)元気だった母と、
バブリーだった私も今は昔…(T_T)
時はしのび足で 心を横切るの
もう話す言葉も 浮かばない
(中略)
笑っちゃう涙の 止め方も知らない
(あれから)20年も生きて 来たのにね
河口湖なのに御殿場から出発したことも今となっては謎ですが
帰りは富士宮から電車に乗ったことからも、
おそらくバスのフリー切符の適用範囲いっぱいに
最大限活用するためだったようです(←無駄な努力

富士宮駅は数年前に宝永山登る時に初めて上陸したと思ってたンだけど
まさか20年前に行っていたとは…
記憶とはあてにならないものです。
当時の貴重な映像を改めて見てみると、
河口湖駅前もずいぶん様子が変わっています。
最近は平成レトロというらしいですが、
昭和レトロと見分けがつかない微妙な雰囲気を醸し出しています。
駅前は現在のように何本も並行したバス乗り場はなく、広場のままでした。
(※追記 今もなかったわ💦)
自動販売機と電話ボックス(笑)が立ち並び、個人経営ぽい雑然とした売店、洗練されてない駅舎(←ヒドイ)、現在展示されているモ1形電車車両もまだなかったようです。
電車のシートの柄も今では見かけないような…ありゃ御殿場線かなぁ?
ちなみに自分は今と変わらずぽっちゃりしてました


もう少し痩せてると思ってたのに…(え?

で、今回確認したかったのは白糸の滝です。
先日ふもとっぱらテン泊のあとに立ち寄った白糸の滝が記憶と違っていたので、確認したかったのです。
音止の滝を橋の上から見たつもりでいたけど、見たのは川の流れでした

しかし音止の滝、今の2倍ぐらい流れが太かった???
…と思ったけど、よく考えたら夏と冬の水量の違いか(^○^;)?
しかし、白糸の滝の方は記憶通りでした!
20年前は滝の真ん前に店があった!何か食べたかったけど宿の夕食があるから(しかも無駄に量が多い)我慢したので悔しかったのです!
今ではこのお店は跡形もなく、道が整備され、柵が付けられています。
これは世界遺産になったことが関係しているのかしら

参考:先日の私のふもとっぱらキャンプレコ(人工物が写らないように撮影したのであまり参考にならない)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5028438.html
※ふもとっぱらキャンプ場は昨日火事があったようです。火の用心ですね!
いやぁ、昔と今を比べるのって、いい悪いではなく楽しいですね

写真はminiDVの録画をスマホで撮影したのでひどく荒いですが
左:河口湖駅 中:音止の滝 右:白糸の滝
この翌日、私は花の都公園とどっちに行こうか迷った上で「足和田山(五湖台)」を選び、登山の第一歩を踏み出したのでした★(どうでもいい歴史)
テレビで「昭和50年創業の老舗」とか言われてもつい「最近じゃん」と口から出てしまうのは自分中心に考えてしまうからです
(そもそも昭和をノスタルジーとは思ってない)
人の記憶というか、私の記憶はかなりヤバいです
暗記は得意だったンですけど(百人一首とか元素記号とか←今では覚えてないが)
私も二十歳ぐらいの頃から今日まではすべて「最近」とみなしてます。
そのくせ覚えてない…(-_-;)
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