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美内すずえ著「ガラスの仮面」に雲斬山の天狗岳という山が登場します。
狼少女の演技の訓練をするために、電車を2回乗り継いで
「奥多賀」駅までやって来た天才演劇少女、北島マヤ。
1日に4本しかない自由乗降のバスに乗って、「杉の沢」で降り、
林道をまっすぐ行くと「夜叉峠」に出るからそれをさらに行くと、
かつて狼が棲息していた「天狗岳」に出るらしい。
標識があるからわかりやすいが6時間はかかると言う。
「非常食がわりのパンとおやつも買った」とあるが水を持ってる様子はない。
スカートに普通の靴にミニボストンのようなバッグ、とんでもない軽装で
雨に降られて岩陰で一晩を過ごす。
もうどこからツッコんでいいのかわからない。
崖から落ちたり沢で流されたり、かなりワイルドな体験をしながら
彼女の表情に「不安」や「恐怖」は感じられない。ケガもしない。
あくまでも、「狼少女」の役柄をつかむため、野生に身を置こうとする演技魂。
ツッコミどころ満載なのだが、なかなかどうして大好きな漫画です

※当然、山登りを始めてすぐに、雲斬山を調べました。そんな山ねーよ!←バカ
写真:雲斬山のモデルと推測される雲取山山頂。
去年の文化の日に登ったけど、今年は雨予報…(T_T)
こんにちは。そうか!あれは雲取山だったんですね。山を始めてからときどきあの話を、思い出してたんです。
でもずいぶん昔に読んだっきりで本も実家だし、もじった山の名前も覚えてないし、奥多摩のどっかだろうなあとは思ってましたが、おかげ様でスッキリ致しました!ありがとうございます。
(^^)こんにちは。雲取山と言っても名前を使っただけなんですよね。
マンガの中では這って登るような急斜面、大きな岩のガレ場、カニ歩きしないと通れないほど狭い崖っぷちの道など、相当険しい山でしたが
彼女はそこで半袖・スカート姿で3日も野宿しています。死ぬってば
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