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安曇潤平著「赤いヤッケの男」「黒い遭難碑」「ヒュッテは夜嗤う」読みました。
巻を追うごとにだんだんと作り話感が大きくなってくるところは
アマゾンのレビューで多くの方が指摘されていましたが、私も同感です。
しかし一作目の「赤いヤッケの男」は文句なしに面白かった!
短編で読みやすいのも、深追いしすぎないのもいいです。
アタックザックから血みどろの男が這い出してくる話は本当に怖かった((((;゚Д゚))))
ちなみに怖イイ話も多いです。
また、具体的な山名をあえて伏せているところも面白い(^∀^)♪
北アルプスのT岳からJ岳まで縦走…H尾根からK岳に登る…みたいな感じですが、
登山口や途中のポイントでは実名を出してたりしてバレバレです。
上高地のK平キャンプ場のトイレの話はなじみ深い場所だけに怖いです。
読んでるだけで、自分も山に登ってるみたいな気がして楽しかったです。
「ヒュッテは〜」の中にある「豹変の山」の不気味さは、個人的にお気に入り(・∀・)
いいなぁ〜もっとこういう本ないかなあ( ̄3 ̄)
怖い話がいいんだけど、変に具体的でリアルな恨みの事情はいらないので、
怖くてもさらっとしてるのがいいです。必要以上に感情が入らないものがよい。
私は感情移入しすぎる性質なので、普通の小説はあまり読みません。
昔は読んでたけど、現実の出来事でもないのにイライラしたり疲れるのでやめた。
山行エッセイならヤマレコで十分だしなあ( ̄3 ̄)
通勤電車は退屈なので、暇つぶし+山に登ってる気分に浸れる本が読みたい。
でも結局、寝る前とかに一気に読んじゃうんですよね面白いと(^o^;)
この本、私も今年の6月にKindle判で購入して読みました。たいへんおもしろかったです。
(^^)wakaさんこんにちは。wakaさんのレビュー読みました!
やっぱり「大張峠」は「大弛峠」のことだったんですね!
「無双岳」も!謎が解けて嬉しいです。ありがとうございました
こんにちは(^^)/
私もシリーズ3冊読みましたが、やっぱり「赤いヤッケの男」が一番面白かったです♪
最近読んで面白かったのは、「山のミステリー(工藤隆雄著・東京新聞)」です。
山小屋の主人が語る不思議な話を集めた本です。
もともと「岳人」で連載していたのを本にしたみたいです。
あと、怪談じゃないですけど、羽根田治さんの「ドキュメント生還」とかも面白いですよ。
(遭難者の体験談をレポートしたシリーズです)
割と描写が細かいんで、山に登ってる気分になれます。
あ、幽霊は出てきませんが(^^)
(^^)hanpenさんこんばんは。
以前hanpenさんにこの本の情報を頂きました。
ありがとうございました
またまた別の本のご紹介うれしいです。
さっそくアマゾンで注文します!
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