その1
単独で谷川岳に入山した後輩が予備日を過ぎても下山してこないと後輩の母親から連絡を受ける。天気図を見るとドカ雪が降ったと想定された。翌日にはOB会総勢8名で捜索隊を組みラッセルで進むと幸い後輩を発見できた。
その2
八ヶ岳で後輩と別れ別れになり、予定の下山口にも降りた形跡がない。後輩の自宅に「後輩はいるか。」と確認すると居ないといわれる。OB 会に連絡を取り捜索隊の準備をお願いする。その後、後輩はアルバイトに出かけて「いない。」のであることが分かる。麓の温泉にOB会が集結し、一升瓶を担いで各小屋にお詫びに回る。
その3
屏風岩から北鎌尾根下山の連続登攀を計画し、暇なわたくしが北穂小屋へのデポを引き受けたのですが、途中でへまを犯して予備日4日間を使い果たし、やっとの思いで小屋締め直前の徳澤園から仲間に連絡が取れました。捜索隊を組織する直前でした。
その4
北鎌尾根から明神岳へ抜けるルートの途中でへまを犯し、南岳から新穂高に降りました。この時も予備日を4日間取っていたので、予備日を使ってのんきに兼六園見学をしていました。いよいよ電車に乗る直前に仲間に連絡すると我々への心配もさることながら、後続パーティーが北鎌で遭難したらしいと、我々が穂高駅に提出した登山届を頼りに北鎌の情報を求めて、我々の所在を探していたとのこと。
その後のOB会で一人の先輩から遭難騒ぎを度々起こす私の除名が提案される。
私はそのころ最もつっぱていて「第一線をやっていれば遭難騒ぎはつきものだ。」と当時サロン化したOB会に反発したものです。
今最も私の病気を心配してくれ、退院の時付き添ってくれる先輩は私の除名を提案したその人です。
今思えばOB会が無かったらばダイレクトに警察に連絡が行き、毎回大騒ぎになり事後処理も大変だったことと思われます。
borav64mさん、こんばんは。
今回の予備日のお話、身にしみます。
先日に行った間ノ岳で、
予備日を安易に使って、
家族に警察に連絡されてしまい、
警察にこっぴどく叱られました。
ヘリや捜索隊を要請する前の下山でしたので、
勘弁してもらえました。
今回の件で、
警察に連絡する前のバッファーというか
緩衝するシステムを構築しておく
必要があると思いました。
ははは。
これからもめげずにオリジナリティーを突っ走ってください。
でも私たちが考える以上に待つ身はつらいようです。
私たちは夫婦で行ってしまうので子供達には予定日を過ぎても連絡がない場合は
まずは先輩に電話しろと(先輩の迷惑を顧みず)言い聞かせています。
あとは山頂から勤務中の先輩や時差を無視してモスクワで爆睡している後輩を電話でたたき起こして、これから降りますと報告したりしています。
borav64mさん、
とても参考になりました。
ありがとうございます。
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