沈黙

最近は体調がすぐれないので、山に行かず映画鑑賞。
「沈黙」を見てきました。
なんと２時間５０分の長さでしたが、中弛みなく観ることができました。
原作は遠藤周作ですが、原作は読んだことがなく、原作との比較はできません。
「わたくしが・棄てた女」ぐらいしか読んでいません。
監督は「タクシードライバー」のマーティン・スコルセッセ。
今はマーティン・スコセッシと表記されます。Martin Scorsese.
山の祠や道祖神には手を合わせますが、宗教を知らない私には理解の及ばない世界でした。
踏み絵を踏んで、十字架に唾を吐きかけて、マリアを淫売と呼び、静かに信じ、生きていけばいいのに、どうして拷問とその結果の死を選ぶのだろうと思ってしまいます。
神は何も語らず、語るのは人間なのに。