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本当は宿でグタグタして居たかったのですが、フロントから室内清掃を問われたので出かけることにしました。
なんと歩き出しは１３時半。
目の前の火口の上が山頂かと思たら海側をぐるっと回った陰に山頂がありました。
遠かったです。
私は若いときに負った古傷の後遺症で不整地を歩くと右足首が内側に曲がっていき、１時間もしないで鈍痛が始まります。
３時間歩くと麻痺して顔を歪めなくとも歩けるようになります。
結局往復３時間近くかかりました。
それでも静かな山でよかったです。
しかしこの山が観光地で、駒ヶ岳が入山禁止なのは不思議です。
昔は鉄道があったようで痕跡を写真に収めてきました。
帰京後、昔の時刻表で調べてみます。
いちどイカ釣り漁船から恵山を見ました。海からみると更に良い山ですよ。中腹には戦前、硫黄採掘鉱山があって、その軌道あとだと思います。
渡島駒ケ岳の入山規制は、麓の役場が張り切っていて、なかなか解除しなかったという印象です。まだ続いているのですか。もどかしいことです。
帰京して、古いガイドブックや時刻表を調べましたが、あの線は出ていませんでした。
さらに調べて、戦時中、硫黄の搬出のために急遽着工し完成したのですが、敗戦を迎え列車が走ることなく廃線になった戸井線というようです。
道理で駅の形跡がなかったわけです。
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