北アルプスのどこかを歩いていて登山道わきに残雪があり、流水がありました。
走り寄ってがぶ飲みしていると後ろから来た登山者に「そんな水を飲んで大丈夫なのですか。」と驚愕されました。
その登山者に「大丈夫ですよ。美味しいから。」と勧めると
「本当に冷たくて美味しい。」と言って飲まれました。
私は東京都の塩素入り水道水を飲んで生きている人は、基本的に山の水を飲んでも大丈夫だと思います。
雨の中、奥秩父を歩いていて木の根にたまった水が甘く美味しかった。
3月に大弛峠から降りて、ラッセルで脱水症状直前で飲んだのりしろから流れる水の美味しかったこと。(40年前)
種池でテントを張り、後ろの黒い種池の水と、登山道を流れる雨水とを比較して登山道の水を使ったこと。
知床沼の水。これは持参したフィルターがお粗末だったので、結局直のみ。
大雪十勝縦走もみんな生水をその上流に狐が闊歩しないと判断して、煮沸しないで飲みました。
炎天下コスマプリヌあたりで薮の奥に残雪を見つけ、ザックを放り投げその下流でがぶ飲み。その後残雪の頂上部に登ると羆のキジ打ち場でした。腹は立ちましたが腹を下すこともなく問題はありませんでした。
真夏のやぶ漕ぎの末に辿り着いたスズヶ峰の池塘の水。アメンボ―をかき分けてがぶ飲み。
不味いのは東沢渓谷の東ナメの生ぬるい水。
危ないのは蛭が生息する屋久島の沢の水。これは必ずコップにとって蛭がいないことを確認してから飲みます。
下痢をするのは涸れ沢テント場直下の沢の水。これは当時水源がテント場の10連水洗トイレの浄化槽だった。(但し下痢の原因は水かゴミ捨て場から拾ってきたラードかは不明。)
夏山でも残雪を見つけてはペットボトルに雪を詰め込み、灼熱下の冷水を楽しみます。
47年間これを続けて腹を壊したことはありません。(癌にはなりましたが。笑)
上水道よりペットボトルの水より、山の水は美味しいです。
緑のコケに口を押し付けて飲む湧き水など最高です。
皆さん試してみてください。
但し腹を壊しても責任は負いかねます。
ちなみに3年連続で北海道の生水を飲んだ後、エキノコックスの検査は受けました。
幸いにも陰性でした。(笑)
borav64mさん、こんばんは。
山の水は美味しいですよね。私も良く飲みます。
水道水などもう10年以上飲んでいないと思います。
私の地元の林道に、岩の裂け目から水が出ているポイントがあり、そこを通る度に汲んで帰ってきています。
いつもは水量が少ないのですが、先日行った時は、吹き出すように出ていました。
私の楽しみのひとつです。それではまた。
おはようござます。
私は水道水はブリタを通して飲んでいます。(笑)
印象に残る水場ってありますよね。
今晩はsari-papaと申します。
borav64mさんの強靭な胃腸に感服します。
地図とかに水場と表示あれば、そのままガブ飲みしますが😰😢
今まで、沢水飲んでその後、お腹特急になったこと2回、全部出ると、スカッと元気です。😁
この前、きれいな沢で水を汲んでると、流れのすぐ下にイモリがいました。きれいな沢だから生で大丈夫と思ってたのですが、あの黒いイモリ…😰やっぱり煮沸しました。イモリに気がついていなかったら、そのまま飲んでたでしょうに。
まあ、山の清水、山の贈り物ですね〜😍😊
おはようござます。
私の胃は強いのかもしれません。
いや水分だから腸でしょうか。
私も魚影の濃い沢の水を飲みながら、こいつら(岩魚)の糞尿を飲んでいるのかと一瞬考えますが、すぐにだから安全なのだと思います。
ボラフさん、おはようございます。
久しぶりにこの山の名前を聞きました。ここに行こうと思う時点で、かなりの変人だと思います。私は楢俣川を詰めて上がり、誰もいない湿原の美しさに感動しました。そこから大白沢山まで藪こぎして大白沢池のほとりで泊まりました。もちろん池の水を飲んで過ごしました。もう30年近く前の話です。あの湿原も乾燥化が進んでいるのではないかと思います。でもそれが自然なんでしょうね。
楢俣川ですか。
私の敬愛するmiee様も確か歩かれていたと思います。
私は至仏山から平が岳に抜けたのですが、持参したジンギスカンが腐っていて飲まず食わずでスズヶ峰の池塘に辿り着きました。
しかし茶色い土があるのみで涸れていました。
稜線に池塘があるわけないと後輩と慰め合い先に進むと水を湛えた池塘がありました。
登山者はどうしても池塘から池塘へ歩きたくなるもの。
しかしその足跡が水路になり上部の池塘から順次枯らすことを知りました。
これは知床岳でも確認できました。
登山者は足跡も残してはいけないのですね。
borav様
こんにちは!
足はやはりだましだましということでしょうか?う〜ん、悩ましいですね。
どうやら手術でスッキリ!というわけには行かないようですね…
またこの度はおめでとうございます!(と言ってしまっていいものか?まだ早い?(笑))
さぞや感慨深いものがあるのではないですか?(私にも娘が二人居ります。)
話が逸れましたが、私は先週末に奥只見の沢に行ったのですが、途中悪い雪渓に阻まれました。
ペラペラで穴が開きシュルンドは大きく開いており上も下もアウト、中を覗いてもアチコチの穴から光が差すものの肝心の出口は滝にくっついてドン詰まって居る。
側壁は急な草付スラブで使えない、下降するにも悪い滝の連続で(小滝だが10個以上連続)ブッシュも無く支点が取れない。
進退窮まったかと思いましたが、やっとの思いで弱点を見つけ側壁から10mほど上がるのに一時間以上かかり、時間切れビバーク。
運良く何とか体を延ばせるナナメったスペースがありました。
問題は水!(すみません、やっと本題に入りました
二人パーティーでペットボトル500ミリ×2本。
壁を上がるのに苦労したので本当は全部がぶ飲みしたいくらいだが舐める程度で我慢する。
晩ご飯は豚キムチラーメンのラーメン抜きと岩魚とウドのアヒージョの塩控えめ。(喉乾くものしか無い。しょっぱいツマミだらけの食料
ヌルイというよりはあったかいビールで流し込む。
何かを食べると水が欲しくなるのでほとんど食べない。
ウィスキーを割る水が無い。
翌日朝食もとらずヤブコギ開始。
水も欲しいし巻いて沢床に降りたいが悪い雪渓が断続的にかかっていて降りられない。
目の前に大スラブ帯が現れ回避のために更に上に追い上げられる。
隣の枝沢までトラバースしたいが斜面は急だしブッシュが密でほぼ不可能。
炎天下水無しで藪を漕いで稜線の登山道に抜けた。
食料は沢山あるけれど水が無いのでほとんど食べられない。
葉っぱの朝露をなめて凌ぐが、それもギンギンの炎天下の稜線ではつかの間でした。
登山道を下ってやっと水にありついた時は両腕がしびれてめまいがしていました。
沢の水はありがたいもんです。
家の水よりよっぽど旨いです。
オタマが泳ごうが岩魚が糞しようが硫黄が混ざっていようが平気です。(栄養?(笑))
毎回ありがたくガブガブ飲んでます〜
上流に山小屋とか人家みたいな人煙が無い前提ですが。
昨日南アルプスの沢から下山したところですが、増水で真っ茶色の水をありがたく飲んでました。
海の日連休の沢も大増水で茶色い水でした。
土砂降りの中藪を漕いでエスケープした稜線の登山道を流れる水や湿原の水、雨水もありがたく頂きました。
ところが、先日入ってきた新人(なんと職業が水質の研究者!)は沢登りで沢の水を飲めません!
大きな炭酸水のペットボトルを背負ってきてプシューっとやってます
(オ〜イだったら共同装備担げよ〜!
目がテンになっているところです〜(^^;)
miee様
楽しいコメントありがとうござます。
足はですね今回の山歩きが木道と岩場ときれいな道だったせいか、酷くならなかったのです。グリ石の道が一番辛いのですが、それがほんの僅かでした。
それに癌の様に翌日から歩けると思っていたら、自宅療養一か月、リハビリ半年と言われて諦めました。
先週きゃつが我が家やってきて、その帰りしな娘に結婚を申し出たそうです。親を品定めしたわけですね。
miee様は本当に沢屋さんなのですね。
「ぺらぺら」わかり易いいい表現です。
以前たかだか1メートルばかりの高さのブリッジをわざと踏み抜いてみたら死ぬかと思いました。増水時には不思議と馬鹿力を出してとんでもない斜面を登ってしまいますが、何度も経験したくはありません。
ペットボトル一本でもしっかりビールとウィスキーは持っていくのですね。(笑)
しかし登山道を流れる雨水を飲むのは私だけではなくてホッとしました。
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