私の知り合いの息子さんが大学に入ってから目が弱いことに気が付きましたが、手遅れで大学院 博士後期課程(3年目)卒業予定の段階で全盲になりました。
優秀な頭脳の持ち主のようです。
生まれつきの病気でしたが、本人が他人との違いに気が付くのが遅く、手遅れだったようです。
現在は企業に対して全従業員の4%の障がい者雇用を義務付け、ペナルティーも設けていますが、実態は障がい者施設を買収したり、専門の子会社を作りペナルティーとコストを天秤にかけているのが実情です。
そこでの業務は大半が単純労働です。
それぞれの能力に応じて雇用が確保されるといいのですが、現実には難しいと理解できます。
ホーキンス博士の様に補助器具を駆使して意思と思想を伝達できればいいのですが、途中で全盲になった人にはどのような補助器具があるのでしょうか。
また、頭脳を生かせる職場はないのでしょうか。
borav64mさん、こんばんは。
もし自分が全盲になってしまったら、絶望するでしょうね。
まず大好きな山歩きはできなくなります。今の仕事もできなくなります。自分がいかに弱い人間かを思い知ることになるでしょう。
ハンデを持った人が一生懸命に生きている姿を見ると、偉いなあと思います。
もっともっと努力して、強い人間になり、しっかりと生きていかなければなりませんね。それではまた🤗
基礎工学研究科 化学応用学科 物質創生専攻なので目で情報を得なくてはならないので難しいようです。
borav64m さん、はじめまして
クライミングジムで視覚障害の方が頑張っておられるのを身近でみているので、気になって日記を拝見しました。
全盲、といってもその視覚の状態は様々といわれています。障害は個別性が高く、その方のニーズに合っていないと補助器具は要をなしませんのでなかなか難しいことと思います。
今はスクリーンリーダーソフト等があるので、ネット上の情報等、一昔前よりは情報を得やすくなってきていると思います。スマホにインストールできるソフトも確かあったかと。。。きっと情報処理に長けていらしたでしょうから、そうした情報も得て習得されるのも早そうな印象をお受けします。
本人が一生懸命であれば、助けてくれるひと、情報を提供してくれるひとがきっと現れます。一生懸命なひとを人は応援したくなるものだと思います。
何よりも、その方がやりたいことが見つかって、ニーズにあった補助具等が見つかって、自分らしく活き活きと過ごしていくことができるといいな、と思います。
borav64m さんの思うところに触れて、感じることがありましたのでコメントさせて頂きました。
長文で失礼致しました。
Devi様
コメントありがとうござます。
うまい形で当事者に伝えたいと思います。
borav64mさんはじめまして
うちの会社には全盲の社員(やはり成長するに従って見えなくなってきた)がいます。つい最近まで同じ部署でした。
人間工学や心理を使ったデザインコンサルティングを行う会社で、製品やサービスの提案や設計、デザインを行いますが、かれこれ彼は7年ほど働いています。
基本的に一般社員と同じ扱いです。パソコンの読み上げソフトでメールもネットも読みますし、自分で論文も書いて発表しています。最近は紙を使わないので、読み書きに関してのやりとりは普通にできてます。
もともと本人の趣味がゲーム(どういうゲームをどうやってプレイしているのか?)らしく、自分でもゲームプログラミングし、自分でゲーム音楽を作曲しているらしいのですが、商品レベルのクオリティが出せているので、自分でソフト(商品)開発したり、提案用のムービーの効果音やBGMを作曲する事もあります。某通信キャリアのテレビCMで彼が作った効果音が流れたこともあります。
と書くと、大活躍のように見えますが、やはり目が見えない=絵が見えない、というのはネックで、みんなで資料を見たり、ホワイトボードを使って議論する事も難しく(みんなで資料を見ながらとかもペースが合わない)、プロジェクトチームに入ることができていません。
そのため業務経験を積むことが難しく、基本的に一人で独自の作業するという形になってしまっています。自分で開発ソフトを元にして会社の広告塔となることがメインの業務になっているのが実態です。(昔はもっと音の仕事があったのですが、、、)
ただ、ユニバーサルデザインなどにも絡んだ仕事なので、障がい者の立場で提案したり論文発表することは意味があり、新聞に取り上げられるなど、成果を上げているので、「がんばっているな」とみんな認めています。
入社は学校の先生のコネでしたし、周りが活躍の場を作ってあげないといけないとか、文章の書き方の面倒を見て上げないなど、(現場はいそがしくて面倒見きれないので役員が教えていた)、周りの理解が必要なところもあり、色々ハードルはありますが、うまく能力と職性が合えば活躍はできる可能性は決してなくはないと思います。
cajaroa様
具体的な事例をありがとうござます。
他に知り合いの名誉教授や上場企業の元社長からコメントをもらいました。
厳し事には変わりわないですし、外野が騒ぎすぎるのもよくないと思いますが、
介護のために親が職場を離脱してしまうことだけは避けたいと思います。
cajaroa様
cajaroa様のコメントを伝えたところ、当事者とそのご家族が大変参考になったと喜んでいました。
あらためてありがとうござました。
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