中学生で山歩きを初めて最初に買ったヤッケは黄色いビニロンヤッケ。
当時の山道具の指南書には初心者は滑落時の摩擦係数の大きいビニロンヤッケに限ると書いてありました。
高校二年生から吹雪の山も歩くようになり、雪の付着が不都合でナイロン製オーバーズボンとともにWヤッケを購入しました。
厳冬期の奥秩父、八ヶ岳、南アルプス、槍穂高はほぼこれで通しました。
実は今も持っています。
現役の一番突っ張っている時代は街着は帆布製の真っ赤なロジェでした。
帆布は岩に強く雨にも負けづ金属が一切つていなかったので最高でしたが、娘が小学低学年の時のスキーで骨折してしまい、その時のどさくさで紛失してしまいました。
その後任として買ったのがナイロン製のジャケット。シンサレートというものが入っていて軽くて暖かい。吹雪の中でも中は化繊下着1枚で大丈夫でした。
30年は着ているでしょうか。最近知ったのですがモンベル製です。
モンベル直営店などなかった時代です。
チャックのところが傷んできたのでモンベルに修理できるか聞きましたが、古すぎて即答できなとのことでした。
それ以来、多分5年ぐらい後任をモンベルで探しましたが私の腹を収めるジャケットがなかなかない。
だいたいモンベルはウェストを締めている。!
で先日、好日山荘でフードが襟に収められる上着はないかと聞くとそんなものはないとファイントラックというメーカの上着を勧めてきた。
聞けばモンベルをスピンアウトした人間が作った会社とのこと。
アキュフェーズみたいな会社だ。
しかしフードが出っぱなしだといざと言う時被るとフードの中にたまった雪で頭が雪だらけになるからなーというとそんなことは無いと断言されてします。
私は春夏秋冬無帽→バンダナ→絹目出帽→毛目出帽→フードの順でめったにフードは被らないのですよ。フードを被ると吹き曝しのテントの中にいるようで疲れてしまう。
結局それを後任として選びました。
シンサレート入りは真冬でもTシャツ一枚に羽織れば街中は快適でしたが、これは寒い。冬山では今まで中は1枚か2枚でしたが、これは無理です。
今日病院に行くの着ましたがポケットにパスもとカギを入れたら、下にすとんと落ちた。?
なにこれと調べるとポケットのジッパーを開けたつもりが、その隣のベンチレータのチャックを開けてパスもとカギを入れてしまったのです。
これ雪山でやったら大変なことになるとぞっとしました。
結局シンサレート入りのモンベルを修理に出してみます。
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