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日記
「山頂渉猟」を読み終わり「続山頂渉猟」を読み始めたら図書館から「危機と人類」の順番が回ってきたというので「危機と人類」を優先で読み、休憩で「続山頂渉猟」の一山行をを読むというちゃんぽん読書を暫くしていましたが、今日無事に「危機と人類」は図書館に返却できたので、心置きなく「続山頂渉猟」です。続では標高が2,000mを下回り地形図に山名も表示されていない山を歩きます。日本山岳会機関紙「山岳」や村誌、森林管理署、陸地測量部、そして地元の人々の話から山名を同定し、例えば南沢の頭(2,283m)黒川の頭(2,260m)として山行記録を挙げています。この二つは木曽山脈の北の端、将棊頭山よりさらに北に位置する点表示の山です。この紀行文の末尾に「この尾根筋は分水嶺とあって、近年は分水嶺踏破を目指す人が通り抜けているようだが、看板の類や残置された赤テープなど、人が来たことを示すものが何もないのは嬉しかった。無名峰の頂上に相応しいのは、人が来た証を何も残さないことである。」と記されています。2012年3月29日の記録です。南川氏は1940年生まれなので71歳か72歳の時の記録です。つくづく凄い人だと思います。
続山頂渉猟 南川金一 (途中)
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こんにちは!
この本、私も持ってます。
「無名峰の頂上に相応しいのは、人が来た証を何も残さないことである」良いですね〜!
山名表示板も何も山に人工物は要りません。
せっかくの山がコレで興冷めです。迷惑。
山の所有者が設置したものは我慢するしかないけれど。
どこかにもありましたが、私なら黙って即刻外してゴミ箱行きにします。
大きかったり外しにくいヤツは無理なので睨みつけてため息。
残雪期、自分の退却用に付けた赤布をルート変更せざるを得ず不本意ながら数本残置してしまったことがありますが、後日回収山行に行きました。
「後日回収」偉い!
でも世の中、赤テープやペンキを当てにして歩いている人が大半なのですよね。
寧ろ奥多摩のタワ尾根のウトウトの頭に括り付けられている善知鳥の手作り標識を見に行く人やジャンダルムの天使を写真に収める人の方が多勢ですね。
ウトウは海鳥の善知鳥の筈がないし、金属製の天使に落雷があって死傷者が出たら設置者は責任を取るのでしょうか。
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