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津島佑子氏もデビュー当時は太宰娘の娘として色眼鏡で見られていたようですが、素晴らしい小説家となりました。
津島佑子の全作品を読んでいる私には本作は母津島佑子へのレクイエムとしか読めない。設定は色々変えてありますが六義園前のマンションの情景や息子さんの死。そして津島佑子の最期。津島氏の後期の作品群は石原氏も関係していたようで津島氏の末期の作品群のやけくそ気味も思い出されました。赤い砂はハワイに見たパイナップル畑の赤土みたいなものなのでしょうか。「二人の存在を肯定するためには、死んでしまったことも全部ひっくるめて、肯定せざる得ない、そういうことなんだと思う。」太宰治、津島佑子、そして石原燃と芥川賞を取れなかった小説家に名を連ねようが、石原氏は赤い砂を蹴って突き進んでほし。
こんばんは。
自分も津島佑子氏のファンです。
全部は読んではいませんが「火の川のほとりで」は、いまだに忘れられません。
ご紹介頂いた作品も読んでみようと思います。
その後愛犬さんの具合は如何ですか。
我が家にも3年前にポール(オカメインコ)がやってきてからペットの存在をやっと理解したところです。
それまでは震災等で避難所にペットを連れ込むなどもってのほかと考えていましたが、今はとても難しい問題だと認識しております。
さて津島佑子氏のファンという事でうれしい限りです。
若いころ太宰治にどっぷりつかっていたときに津島佑子がデビューしたので新刊が出るたびに読んでいました。本棚を2段以上占有していたでしょうか。今はそれも止まり寂しいばかりです。石原燃氏が跡を継いでくれれば幸いです。
描写がうまく非常に読み易いと思います。
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