本書の出版は2016年ですが雑誌への初出は1998年から2000年にかけてで、語った山小屋の主は鬼籍に入った方も多い。大半が知った小屋で面白く読めました。やはり動物が絡んだ話は面白く泣けてきます。ヤマネ、ヒメネズミ、猫、犬、猪などが登場します。河童は上高地だけに生息するものかと思っていましたが北八の雨池にも多く生息していたことを初めて知りました。そういえば大弛の避難小屋がまだ本当に避難小屋だった時、3月に泊まったことがありましたが、夜中にヤマネだかヒメネズミが大運動会を開いていて、シュラフから出した私の顔の上を走り抜けていった奴がいました。地蔵岳の子宝願掛けは初めて知り、ドンドコ沢のいわれに納得しました。非常に読み易く山屋には面白い読み物でした。
登場した山小屋
尊仏山荘、三条の湯、金峰山荘、金太郎茶屋、しらびそ小屋、黒百合ヒュッテ、介山荘、富士見山荘、オーレン小屋、雲取山荘、十文字小屋、縞枯山荘、清水茶屋、甲武信小屋、硫黄岳山荘、嘉門次小屋、塩見小屋、鍋割山荘、奥多摩小屋、七ツ石小屋、笠取小屋、白駒荘、ヒュッテアルビオレ、三ツ峠山荘、大弛小屋、遊仙閣、清水茶屋、両股小屋、徳澤園、青木鉱泉、千本槍小屋、大平山荘。
borav64mさん、こんばんは。
以前、別のユーザーさんが紹介されていて、自分も早速購入。
(文庫になっている「定本」のほうですが)
一気に読むのが勿体無くて、ちょっとずつ読み進めています。
中には実際に会って話をしたこともある小屋番さんもいて、感慨深かったです。
MonsieurKudoさん
コメントありがとうござます。
私はsekihiroさんの紹介文を読んでだと思います。
「ヒューマンファクター」と「鳴かずのカッコウ」を読んだ後だけにやっぱり山の話はいいなとつくづく思いました。
borav64mさん、度々失礼します。
そうそう、sekihiroさんの日記「泣ける本「山小屋主人の炉端話」」でした。
borav64mさんが最初にコメントされていましたね。
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