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白山羊と差別をされながらも日本名を誇りに思う遺児とその存在を公式には認めないが人道的支援は行うという日本企業。
金目当ての現地人コーディネーターの「日本人医師と看護師が生まれたばかりの赤んぼを殺していた。」というゴシップに飛びつき報道したBBCやフランス24も誤報は認めないが記事を削除したという。
やるせない話になりますが、現地に根付く日本人支援者の田邊好美氏と佐野浩子シスターや日本人の血を引くムルンダ氏と著者とのコミュニケーションが温かみを与えてくれます。
本題以外のアフリカ事情も知る事ができます。
写真は
左が本書
中が田邊氏(下)と佐野市スター(上)
右がムルンダ氏。
いずれも本書より転載。
シ−ンがのっけからドンドン変わるので、登場人物に追いつかなくて、すごくスト−リーを追いにくい本だったので、誰がどうしたというより、途中からあらすじを拾っていただけでした
しかものっけから悪魔が出て来ますし、極めつけはヴァルプルギスの夜みたいなシーンもありますよね。
でも、当時の作者のおかれた状況をあとがきで読んでかなり程度納得。
それにしてもよくこんな本を見つけましたね
以前読んだ「シベリアのビートルズ」の日本人著者とそのロシア人伴侶がともに「巨匠とマルゲリータ」を面白い小説と評価していたので読んでみました。
https://www.yamareco.com/modules/diary/93584-detail-290715
現代のロシア人はドストエフスキーなどは読まず村上春樹を読んでいると13年間ロシアに単身赴任していた後輩が教えてくれたので、ちょっと気なったのです。
「オブ・ローモフ」の返礼です。(笑)
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