宮本常一著作集を入手

３２年前に家族と屋久島の縄文杉を観に行った前後に読んだのが「屋久島民俗誌」でした。これは戦時中で村の有力者からの話が主でしたが、「忘れられた日本人」にあるように名もなき庶民からの聞き取りが面白く、本著作集を全巻読みたいと思いましたが、私には高額で半場諦めていました。
写真には写っていないですが、同じ著者が編集責任を持つ主に労働環境を記した「日本残酷物語」全７巻も面白かったです。
先日オークションサイトを見ていると宮本常一著作集全52巻が48,000円で出品されていたのでかみさんに怒られるのを覚悟で落札してしまいました。
（現在は全54冊まで刊行されています。）
今日届いてリビングの本棚にどうにか納めました。
今までそこにあった本は寝室と客間の本棚にねじ込みました。
こうしてみるとドストエフスキー全集より物理的に大きいのですね。
今日はこれ以外に新刊が2冊届きました。
あと予約本が2冊中旬に届きます。
はい、もう買いません。
絶対に。
何しろ年金暮らしなのだから。
こんな晴れた日に本をごそごそ。
いかんいかん。

でも村の図書館は貧弱なのですよね。