本日、某国及び周辺国に足かけ9年赴任している後輩が私の日記「ウクライナ・ダイアリー」を読んでLINEで著者が日経の記者の時に日本人クラブで名刺交換をしたことがあると記してきました。
早速、「ロシアの庶民はウクライナ侵攻をネオナチからの解放と信じているのですか。」と訊いてみました。
すると、「自分の周囲広く信じていません。あくまで政府が今回の大義としているだけだと皆認識はしている筈と思います。」とのこと。
ウクライナ・ダイアリーの中でロシアに占領され兵士から電気ショックや性的暴行を受けた女性がロシア軍が要求する「SNS等でネオナチからロシアが開放してくれた。」と発信することを承知すると解放されたと言う記述がありました。
また、日記にも書きましたが、ロシアに住む親戚と連絡を取り合うと親戚から「もうじきロシア軍がネオナチから解放してくれるからよかったわね。」という旨の言葉を受け、その親戚と絶縁したとのこと。
某国はネットの監視は強くやたらなことを書けないそうです。
某国政権はウクライナ人と親戚関係のあるロシア人に「もうじきロシア軍がネオナチから解放してくれるからよかったわね。」と言わせるよう手配しているのですね。
中には本当にネオナチからの解放という大義を信じている人もいるのでしょうね。
プロパガンダとは恐ろしいもの。
確かに独裁者一人が戦争やるぞと言っても大衆がついてこなければ実行できないでしょうからね。
今、後輩から「2009年2月から足掛け14年、人生の5分の1以上を関わってしまいました ^_^」とLINEが来ました。
今はLINEが通じるところにいるようです。
ロシア赴任について後輩から相談を受けたとき「面白そうじゃないか。」と背中を押したのは私ですが、まさか14年も帰国できないとは思いませんでした。
湾岸戦争の時「まるでゲームのような巡航ミサイルからの映像」に驚いたものですが、今やドローンが飛び交って、戦車を、そして塹壕の敵兵を攻撃する映像が… 第2次世界大戦から戦争の風景はすっかり変わったことと、相変わらず大国のエゴ・覇権主義がまかり通っていることに気付かされて、ナントも言えない気分です。
先の日記で書かれていましたスターリンクも情報戦の形を変えましたが、その後こんなニュースも流れていました。覇権主義に続いて、多国籍企業の利益主義も今後扱いの難しい存在になりそうです。
○NEWSWEEK日本版:イーロン・マスクからスターリンクを買収することに決めました(パックン)
https://www.newsweekjapan.jp/pakkun/2023/09/post-89.php
ところで情報戦は日常のX(ツイッター)にも入り込んでいまして、ロシアを全面擁護するアカウントがあって、それがほぼほぼ半ワクチン・反科学なデマ投稿を繰り返していることも興味深く、国内もプロパガンダと無縁ではないことを感じます。(GHQの3S政策などもありましたが)
14年前の背中押し、確かに今はこのような状況になっていますたが… ちょっと別の世界線でしたら日本の方が有事に巻き込まれていたかも知れませんし、難しいものですね。
プロパガンダ、ファクトニュース、マスメディア、そして教育。
足場はどこにあるのでしょうか。
先程、「原爆資料館のリニューアルへ再度申し入れ「加害の歴史しっかりと」【長崎市】」というニュースのコメントらを覗いたら大半が反対意見でした。
日本も着々とその土壌ができつつあるのでしょうか。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する