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Yamareco

記録ID: 1015505
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
屋久島

屋久島縦走(白谷雲水峡〜宮之浦岳〜淀川小屋〜尾之間温泉)

2016年11月24日(木) 〜 2016年11月26日(土)
 - 拍手
tadomasa その他1人
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
26:13
距離
39.2km
登り
2,906m
下り
3,466m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:27
休憩
1:12
合計
6:39
距離 11.7km 登り 1,318m 下り 612m
9:01
7
9:08
12
9:20
9:24
3
9:27
9:29
27
9:56
10:05
32
10:37
10:39
23
11:02
9
11:11
11:31
40
12:11
12:15
76
13:31
13:37
17
13:54
14:15
74
15:29
15:33
7
15:40
2日目
山行
8:19
休憩
1:04
合計
9:23
距離 12.9km 登り 1,087m 下り 1,042m
6:49
65
7:54
7:57
60
8:57
9:00
31
9:31
9:48
46
10:34
20
10:54
11:00
38
11:38
11:41
77
12:58
5
13:03
23
13:26
13:34
29
14:03
14:13
21
14:34
14:40
9
14:49
14:53
7
15:00
15:04
68
16:12
3日目
山行
8:42
休憩
0:45
合計
9:27
距離 14.6km 登り 506m 下り 1,829m
7:29
34
8:03
473
15:56
16:41
15
16:56
尾之間温泉入口バス停
天候 11/24 曇り、11/25 晴れ、11/26 曇り
過去天気図(気象庁) 2016年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 飛行機
◆往路
・11/23 羽田⇒屋久島
9:05 羽田空港⇒11:00 鹿児島空港(ANA621)
12:00 鹿児島空港⇒12:50 鹿児島港(南国交通 高速バス 1250円)
 https://nangoku-kotsu.com/cms/wp-content/themes/nkk/pdf/timetable/koj-apo.pdf
13:20 鹿児島港⇒15:10 宮之浦港(種子屋久高速汽船 Toppy 3)
 https://www.tykousoku.jp/fare_time/
・11/24 宮之浦⇒白谷雲水峡
8:20 小原町⇒8:46 白谷雲水峡(まつばんだ交通 バス 490円)
 http://yakukan.jp/doc/pdf/20150420matsubanda.pdf
屋久島交通のバスもある。
 http://y-rekumori.com/wp-content/uploads/2012/04/yakushimakoutubasujikokuhyou.pdf

◆帰路
・11/26 尾之間温泉入り口⇒宮之浦
17:04 尾之間温泉⇒Aコープ前(屋久島交通 バス 約1300円)
 http://www.iwasaki-corp.com/wp-content/uploads/2013/04/59d5efb811f12f9e662ed92615e74358.pdf
コース状況/
危険箇所等
◆登山ポスト
白谷雲水峡管理棟で提出。尾之間温泉登山口には見られなかった。
◆道の状況
・白谷雲水峡〜高塚小屋〜宮之浦岳〜淀川小屋〜淀川登山口
全般に危険箇所は無く、道標も整備されている。
・淀川登山口〜尾之間温泉
余り利用する登山者はいないよう(2人しか逢わなかった)で踏み跡レベルの箇所もある。基本的に赤テープを追って行けば良いがルートの意図を踏まえていないとロストしやすい。倒木も多い。また渡渉も数多くあり多雨の時期は困難と思われる。
◆水場
ほぼ地図に記載の箇所通りだがそれ以外にも水を取れる所は見られた。焼野三叉路南西の水場はアプローチに笹が密生していて足元が見えず危険。その他の水場は容易に水が取れる。
◆気温
【11/24】宮之浦 15℃→白谷雲水峡 11℃→辻峠 6℃→高塚小屋内 4℃
【11/25】新高塚小屋 4℃→第二展望台 4℃→焼野三叉路 8℃→宮之浦岳 7℃→翁岳 8℃
【11/26】乃木尾根 11℃→蛇之口滝分岐 17℃→尾之間温泉 20℃
その他周辺情報 ◆温泉
尾之間温泉で入湯(200円)。熱めの硫黄泉。近隣の集会場の雰囲気があり、とてもアットホーム。石鹸・シャンプーの備え付けは無いので番台で購入するか、持参する必要がある。無料の足湯あり。
◆宿泊施設
11/23と11/26に宮之浦の民宿やくすぎ荘に宿泊。JTB契約民宿なので安心。
Aコープが正面にあり便利。コインランドリーも備えている。
白谷雲水峡への最寄りバス停は小原町。島内バスの最寄りバス停はAコープ前。
【11/23】トッピーに乗って本州をいよいよ脱出。初めて見る桜島は近くて大きかった。ちなみに写真のトッピーは種子島行きのトッピー7で乗船したのはトッピー3だった。全く揺れず快適な船旅でした。
2016年11月23日 12:58撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/23 12:58
【11/23】トッピーに乗って本州をいよいよ脱出。初めて見る桜島は近くて大きかった。ちなみに写真のトッピーは種子島行きのトッピー7で乗船したのはトッピー3だった。全く揺れず快適な船旅でした。
船窓から開聞岳が大きく見える。どこから見ても美しい薩摩富士だ。
2016年11月23日 14:03撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3
11/23 14:03
船窓から開聞岳が大きく見える。どこから見ても美しい薩摩富士だ。
屋久島上陸!宿までブラブラ歩いて行く。
2016年11月23日 15:22撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/23 15:22
屋久島上陸!宿までブラブラ歩いて行く。
世界遺産登録記念碑。
2016年11月23日 15:26撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/23 15:26
世界遺産登録記念碑。
屋久島観光センター。1Fはお土産と登山用具を扱っており、2Fはレストラン。ここでPrimusのガスカートリッジを購入。寒波が来るのでパワーガスを勧められた。登山道情報も的確で助かった。
2016年11月23日 15:28撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
11/23 15:28
屋久島観光センター。1Fはお土産と登山用具を扱っており、2Fはレストラン。ここでPrimusのガスカートリッジを購入。寒波が来るのでパワーガスを勧められた。登山道情報も的確で助かった。
【11/24】朝の山は雲が厚く垂れている。天気はどうなるだろうか?
2016年11月24日 06:44撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 6:44
【11/24】朝の山は雲が厚く垂れている。天気はどうなるだろうか?
田代旅館別館前の小原町バス停へ向かう。晩秋だけど屋久島は花が沢山咲いている。
2016年11月24日 08:17撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 8:17
田代旅館別館前の小原町バス停へ向かう。晩秋だけど屋久島は花が沢山咲いている。
バスはどんどん標高を稼いでくれる。車窓から宮之浦港が見えたが、陽に照らされている。
2016年11月24日 08:35撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 8:35
バスはどんどん標高を稼いでくれる。車窓から宮之浦港が見えたが、陽に照らされている。
車窓から見る白谷渓谷。
2016年11月24日 08:36撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 8:36
車窓から見る白谷渓谷。
白谷雲水峡路線は拡幅工事があちらこちらで進んでいる。
2016年11月24日 08:39撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 8:39
白谷雲水峡路線は拡幅工事があちらこちらで進んでいる。
白谷雲水峡の駐車場。このバスに乗ってきた。まつばんだ交通。運転手さんがいろいろな情報を話してくれた。
2016年11月24日 08:49撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 8:49
白谷雲水峡の駐車場。このバスに乗ってきた。まつばんだ交通。運転手さんがいろいろな情報を話してくれた。
白谷雲水峡の入口。
2016年11月24日 08:58撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 8:58
白谷雲水峡の入口。
管理棟で登山計画書を提出し、協力金300円/人を納入する。
2016年11月24日 08:58撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 8:58
管理棟で登山計画書を提出し、協力金300円/人を納入する。
二代杉。切株の上に二代目が成長したもの。
2016年11月24日 09:07撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
11/24 9:07
二代杉。切株の上に二代目が成長したもの。
飛流橋。
2016年11月24日 09:09撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 9:09
飛流橋。
樋状の滝。10mと言うところか。
2016年11月24日 09:10撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 9:10
樋状の滝。10mと言うところか。
徐々にこうした杉に頻繁に出逢うようになる。
2016年11月24日 09:11撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 9:11
徐々にこうした杉に頻繁に出逢うようになる。
さつき吊橋を右岸側に渡る。
2016年11月24日 09:17撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 9:17
さつき吊橋を右岸側に渡る。
本格的に登山道になった。
2016年11月24日 09:20撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
11/24 9:20
本格的に登山道になった。
屋久島の森で初めて出逢ったヒメシャラ。これはほんの手始めだった。
2016年11月24日 09:23撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 9:23
屋久島の森で初めて出逢ったヒメシャラ。これはほんの手始めだった。
岩に生えた苔に宿る若木。こうして森が出来ていくようだ。
2016年11月24日 09:26撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
11/24 9:26
岩に生えた苔に宿る若木。こうして森が出来ていくようだ。
正に苔むす森と言う感じだ。
2016年11月24日 09:37撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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11/24 9:37
正に苔むす森と言う感じだ。
渡渉ポイント。ここで左岸側に渡る。
2016年11月24日 09:42撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 9:42
渡渉ポイント。ここで左岸側に渡る。
渡渉点から上流を望む。
2016年11月24日 09:42撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 9:42
渡渉点から上流を望む。
くぐり杉。
2016年11月24日 09:52撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
11/24 9:52
くぐり杉。
森の中に佇む白谷小屋。20人は宿泊可能だが余り使われている雰囲気は無い。
2016年11月24日 09:55撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 9:55
森の中に佇む白谷小屋。20人は宿泊可能だが余り使われている雰囲気は無い。
腐木に生えたヒノキゴケと更にそこから伸びる若木。
2016年11月24日 10:02撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
11/24 10:02
腐木に生えたヒノキゴケと更にそこから伸びる若木。
ここにも新しい森の息吹が見られる。
2016年11月24日 10:09撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 10:09
ここにも新しい森の息吹が見られる。
明るい杜になっている。
2016年11月24日 10:09撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2
11/24 10:09
明るい杜になっている。
これも二代杉。
2016年11月24日 10:11撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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11/24 10:11
これも二代杉。
養分が無いだろう岩にも逞しく根を張る。
2016年11月24日 10:14撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 10:14
養分が無いだろう岩にも逞しく根を張る。
これも二代杉。もしかしたら三代杉?
2016年11月24日 10:22撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 10:22
これも二代杉。もしかしたら三代杉?
公家杉。
2016年11月24日 10:25撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 10:25
公家杉。
武家杉。公家杉とペアになっている。
2016年11月24日 10:25撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 10:25
武家杉。公家杉とペアになっている。
辻峠に到着。ここにザックをデポして空身で太鼓岩を目指すこととした。
2016年11月24日 10:36撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 10:36
辻峠に到着。ここにザックをデポして空身で太鼓岩を目指すこととした。
太鼓岩へはこんな登りで10分程度。
2016年11月24日 10:47撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 10:47
太鼓岩へはこんな登りで10分程度。
太鼓岩。
2016年11月24日 10:49撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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11/24 10:49
太鼓岩。
太鼓岩からの展望。安房川南沢がまっすぐに流れている。1500m以上は雲の中だ。
2016年11月24日 10:50撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
11/24 10:50
太鼓岩からの展望。安房川南沢がまっすぐに流れている。1500m以上は雲の中だ。
女神杉。
2016年11月24日 11:09撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 11:09
女神杉。
辻峠で宿に頼んだお弁当を食べた。650円也。
2016年11月24日 11:13撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 11:13
辻峠で宿に頼んだお弁当を食べた。650円也。
辻峠から楠川分れを目指して下る。
2016年11月24日 11:36撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 11:36
辻峠から楠川分れを目指して下る。
辻の岩屋。「もののけ姫」のモロの岩場のモデルと言われているらしい。
2016年11月24日 11:37撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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11/24 11:37
辻の岩屋。「もののけ姫」のモロの岩場のモデルと言われているらしい。
大岩に根付いた小さな杜。
2016年11月24日 11:43撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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11/24 11:43
大岩に根付いた小さな杜。
杉からヒメシャラが生えている。
2016年11月24日 11:43撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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11/24 11:43
杉からヒメシャラが生えている。
中心が無くなっても脇から伸びていく逞しさ。
2016年11月24日 11:44撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 11:44
中心が無くなっても脇から伸びていく逞しさ。
結構下って漸く楠川分れに到着。ヤレヤレ、これから登り返さないといけない。
2016年11月24日 12:12撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 12:12
結構下って漸く楠川分れに到着。ヤレヤレ、これから登り返さないといけない。
延々と続くトロッコ径。
2016年11月24日 12:18撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 12:18
延々と続くトロッコ径。
小杉谷山荘跡に新しくトイレが設置されていた。
2016年11月24日 12:21撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 12:21
小杉谷山荘跡に新しくトイレが設置されていた。
三代杉。1代目の倒木に2代目が育ち、その切株に3代目が育ったものを三代杉と呼ぶらしい。
2016年11月24日 12:29撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
11/24 12:29
三代杉。1代目の倒木に2代目が育ち、その切株に3代目が育ったものを三代杉と呼ぶらしい。
警笛マーク。他に徐行マークもカーブでは見られた。
2016年11月24日 12:39撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 12:39
警笛マーク。他に徐行マークもカーブでは見られた。
乱谷。
2016年11月24日 12:42撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 12:42
乱谷。
わずかながらの紅葉。
2016年11月24日 12:49撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 12:49
わずかながらの紅葉。
ナナカマドの紅葉。
2016年11月24日 12:59撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 12:59
ナナカマドの紅葉。
そろそろトロッコ径にも飽きた感じがする。
2016年11月24日 13:08撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 13:08
そろそろトロッコ径にも飽きた感じがする。
仁王杉。
2016年11月24日 13:11撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 13:11
仁王杉。
トロッコの待避所。左岸側の岩を四角く刳り抜いて作られている。
2016年11月24日 13:13撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 13:13
トロッコの待避所。左岸側の岩を四角く刳り抜いて作られている。
大株歩道入口の手前にも待避所がある。
2016年11月24日 13:31撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 13:31
大株歩道入口の手前にも待避所がある。
「縄文杉日帰りはここを10時までに出ること」との注意書き。ここから標準的には往復4時間掛かる。
2016年11月24日 13:34撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 13:34
「縄文杉日帰りはここを10時までに出ること」との注意書き。ここから標準的には往復4時間掛かる。
翁杉の痕跡。
2016年11月24日 13:50撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 13:50
翁杉の痕跡。
大勢登山者が集っている。ウィルソン株に到着だ。
2016年11月24日 13:55撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 13:55
大勢登山者が集っている。ウィルソン株に到着だ。
これがウィルソン株かぁ。でっかい。
2016年11月24日 13:59撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 13:59
これがウィルソン株かぁ。でっかい。
中に入ると…。僕にも見えましたよ。広い株の中には祠も祀られていた。
2016年11月24日 13:59撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
11/24 13:59
中に入ると…。僕にも見えましたよ。広い株の中には祠も祀られていた。
ウィルソン株以外にも巨大な切り株がこの辺りで多く見られた。
2016年11月24日 14:22撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 14:22
ウィルソン株以外にも巨大な切り株がこの辺りで多く見られた。
一旦下る。ここまで来て下るのには抵抗を感じてしまう。
2016年11月24日 14:41撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 14:41
一旦下る。ここまで来て下るのには抵抗を感じてしまう。
ヒメシャラの大樹。
2016年11月24日 14:46撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
11/24 14:46
ヒメシャラの大樹。
二代杉だが種々の樹々が成長、共生している。
2016年11月24日 14:48撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 14:48
二代杉だが種々の樹々が成長、共生している。
ここから世界自然遺産の領域に入る。
2016年11月24日 14:58撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 14:58
ここから世界自然遺産の領域に入る。
夫婦杉。手をつないでいるのだ。
2016年11月24日 14:59撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 14:59
夫婦杉。手をつないでいるのだ。
ヒメシャラ密度の高い森。幹が明色で森も明るい。
2016年11月24日 15:02撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 15:02
ヒメシャラ密度の高い森。幹が明色で森も明るい。
屋久杉の潜り戸。
2016年11月24日 15:10撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 15:10
屋久杉の潜り戸。
ウィルソン株の敷石!
2016年11月24日 15:12撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 15:12
ウィルソン株の敷石!
微かな紅葉。
2016年11月24日 15:19撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 15:19
微かな紅葉。
この整備された木道を上り詰めると漸く縄文杉に出逢える。
2016年11月24日 15:24撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 15:24
この整備された木道を上り詰めると漸く縄文杉に出逢える。
縄文杉。圧倒的な存在感。
2016年11月24日 15:25撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
11/24 15:25
縄文杉。圧倒的な存在感。
高塚小屋に到着。ウィルソン株の上で水を入れたら荷の重さに一気に疲れてしまった。予定は新高塚小屋までだったが覗いたら3人しかいなかったのでここに泊ることにした。
2016年11月24日 15:40撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/24 15:40
高塚小屋に到着。ウィルソン株の上で水を入れたら荷の重さに一気に疲れてしまった。予定は新高塚小屋までだったが覗いたら3人しかいなかったのでここに泊ることにした。
高塚小屋の窓からガスで煙る外を見る。段々風も出てきた。
2016年11月24日 15:49撮影 by  ASUS_Z012DA, asus
11/24 15:49
高塚小屋の窓からガスで煙る外を見る。段々風も出てきた。
今晩はカレーとAコープで買ったブロッコリーと黒豚ソーセージのボイルマヨネーズ和え、そしてこの三岳。
2016年11月24日 16:35撮影 by  ASUS_Z012DA, asus
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11/24 16:35
今晩はカレーとAコープで買ったブロッコリーと黒豚ソーセージのボイルマヨネーズ和え、そしてこの三岳。
【11/25】夜半強風が吹いたが、早朝にはこの星空。今日は晴れるだろう。
2016年11月25日 05:02撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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11/25 5:02
【11/25】夜半強風が吹いたが、早朝にはこの星空。今日は晴れるだろう。
夜が明けるとガスが上がって来る。これが屋久島の毎朝のパターンかも。
2016年11月25日 07:04撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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11/25 7:04
夜が明けるとガスが上がって来る。これが屋久島の毎朝のパターンかも。
少しガスも薄くなった。朝陽にヒメシャラが一層艶かしい。
2016年11月25日 07:07撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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11/25 7:07
少しガスも薄くなった。朝陽にヒメシャラが一層艶かしい。
少し登るとシャクナゲが現れて来た。
2016年11月25日 07:10撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 7:10
少し登るとシャクナゲが現れて来た。
苔むす木の根。
2016年11月25日 07:32撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 7:32
苔むす木の根。
新高塚小屋。朝縄文杉方面へ下る登山者に聞いた所昨夜は満員だったらしい。無理に進まなくて正解だったようだ。
2016年11月25日 07:43撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 7:43
新高塚小屋。朝縄文杉方面へ下る登山者に聞いた所昨夜は満員だったらしい。無理に進まなくて正解だったようだ。
小屋の脇で一心に落葉を食んでいるヤクシカに出逢った。
2016年11月25日 07:45撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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11/25 7:45
小屋の脇で一心に落葉を食んでいるヤクシカに出逢った。
新高塚小屋のデッキは広いのでテントも張りやすそうだ。
2016年11月25日 07:54撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 7:54
新高塚小屋のデッキは広いのでテントも張りやすそうだ。
ヒメシャラの森。
2016年11月25日 08:03撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 8:03
ヒメシャラの森。
屋久杉帯もこの辺りが限界のようだ。
2016年11月25日 08:11撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 8:11
屋久杉帯もこの辺りが限界のようだ。
陽に照らされると尚更美しい。
2016年11月25日 08:14撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 8:14
陽に照らされると尚更美しい。
第一展望台に到着。ここに来て漸く宮之浦岳に対面できる。
2016年11月25日 08:22撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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11/25 8:22
第一展望台に到着。ここに来て漸く宮之浦岳に対面できる。
一瞬の間にまたガスが上がる。岩峰が目立つ翁岳と宮之浦岳。
2016年11月25日 08:25撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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11/25 8:25
一瞬の間にまたガスが上がる。岩峰が目立つ翁岳と宮之浦岳。
淀川小屋が道標に出てきたが未だ9.1kmもある。
2016年11月25日 08:36撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 8:36
淀川小屋が道標に出てきたが未だ9.1kmもある。
第二展望台の岩に立つ。
2016年11月25日 08:48撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 8:48
第二展望台の岩に立つ。
安房川北沢右俣に沿って東を見る。雲が盛り上がっている辺りが愛子岳かもしれない。
2016年11月25日 08:48撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 8:48
安房川北沢右俣に沿って東を見る。雲が盛り上がっている辺りが愛子岳かもしれない。
宮之浦岳と翁岳。
2016年11月25日 08:52撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 8:52
宮之浦岳と翁岳。
すっかり高木が無くなって来た。
2016年11月25日 08:58撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 8:58
すっかり高木が無くなって来た。
黄色い落葉が目立つ。
2016年11月25日 08:59撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 8:59
黄色い落葉が目立つ。
坊主岩が見えてきたら永田岳からネマチ、小障子の稜線が見えてきた。宮之浦川上流のスラブが大迫力だ。
2016年11月25日 09:02撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 9:02
坊主岩が見えてきたら永田岳からネマチ、小障子の稜線が見えてきた。宮之浦川上流のスラブが大迫力だ。
見た目通りの坊主岩。樹林に影が落ちている。
2016年11月25日 09:05撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 9:05
見た目通りの坊主岩。樹林に影が落ちている。
シャクナゲがのたうち回ってトンネルを作っている。
2016年11月25日 09:11撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 9:11
シャクナゲがのたうち回ってトンネルを作っている。
ミズゴケか?
2016年11月25日 09:13撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 9:13
ミズゴケか?
氷柱。足元もたまに氷結部が見えるようになってきた。
2016年11月25日 09:21撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 9:21
氷柱。足元もたまに氷結部が見えるようになってきた。
岩の露出も多くなって来た。奥は永田岳。
2016年11月25日 09:26撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 9:26
岩の露出も多くなって来た。奥は永田岳。
人間よりもシカの通行の方が多いようだ。(笑)
2016年11月25日 09:27撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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11/25 9:27
人間よりもシカの通行の方が多いようだ。(笑)
スラブ帯の登高。一部氷結部があった。全面結氷するとアイゼンが必須。
2016年11月25日 09:43撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 9:43
スラブ帯の登高。一部氷結部があった。全面結氷するとアイゼンが必須。
結構登って来た。
2016年11月25日 09:44撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 9:44
結構登って来た。
雲の向こうに(多分)開聞と霧島が望まれる。
2016年11月25日 09:45撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 9:45
雲の向こうに(多分)開聞と霧島が望まれる。
平石岩屋。
2016年11月25日 09:47撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 9:47
平石岩屋。
再び永田岳からネマチの稜線。とても魅力的だ。
2016年11月25日 09:48撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 9:48
再び永田岳からネマチの稜線。とても魅力的だ。
登山道の脇の大岩。青空が眩しくなってきた。
2016年11月25日 09:50撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 9:50
登山道の脇の大岩。青空が眩しくなってきた。
けれど宮之浦岳まで未だ距離がある。
2016年11月25日 09:53撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 9:53
けれど宮之浦岳まで未だ距離がある。
2頭のヤクシカの先導で焼野三叉路を目指す。
2016年11月25日 09:54撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 9:54
2頭のヤクシカの先導で焼野三叉路を目指す。
氷の針を延ばす小笹の葉。
2016年11月25日 09:59撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 9:59
氷の針を延ばす小笹の葉。
宮之浦岳から太吉ヶ峰に至る稜線。
2016年11月25日 10:02撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 10:02
宮之浦岳から太吉ヶ峰に至る稜線。
先の2頭とはまた別のヤクシカ。何を眺めているのやら?
2016年11月25日 10:03撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 10:03
先の2頭とはまた別のヤクシカ。何を眺めているのやら?
巨岩。登れそうだけどエネルギーを温存して先に進む。
2016年11月25日 10:04撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 10:04
巨岩。登れそうだけどエネルギーを温存して先に進む。
あの鞍部が焼野三叉路のようだ。
2016年11月25日 10:08撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 10:08
あの鞍部が焼野三叉路のようだ。
振り返るとへんてこな岩の造形が目に入ったので望遠で捉えてみた。
2016年11月25日 10:17撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 10:17
振り返るとへんてこな岩の造形が目に入ったので望遠で捉えてみた。
焼野三叉路に到着。背景は永田岳。
2016年11月25日 10:24撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 10:24
焼野三叉路に到着。背景は永田岳。
永田岳からネマチの稜線。
2016年11月25日 10:43撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 10:43
永田岳からネマチの稜線。
1900mを超えると氷の成長も大きくなっている。
2016年11月25日 10:58撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 10:58
1900mを超えると氷の成長も大きくなっている。
宮之浦岳山頂に到着。大きな山だ。
2016年11月25日 11:02撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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11/25 11:02
宮之浦岳山頂に到着。大きな山だ。
ガスが永田岳を隠してしまった。
2016年11月25日 11:17撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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11/25 11:17
ガスが永田岳を隠してしまった。
これから進む方向の眺め。
2016年11月25日 11:17撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 11:17
これから進む方向の眺め。
山頂で20分休憩し出発。
2016年11月25日 11:22撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 11:22
山頂で20分休憩し出発。
とても気になる構図。
2016年11月25日 11:25撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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11/25 11:25
とても気になる構図。
晩秋だけどまるで夏山的な絶景。
2016年11月25日 11:25撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 11:25
晩秋だけどまるで夏山的な絶景。
余力があれば攀じ登りたい所だが。
2016年11月25日 11:26撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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余力があれば攀じ登りたい所だが。
何に喩えれば良いだろう?開いた花弁のようだ。
2016年11月25日 11:27撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 11:27
何に喩えれば良いだろう?開いた花弁のようだ。
栗生岳が近い。手前の岩はスライスしたバケットみたい。
2016年11月25日 11:30撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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11/25 11:30
栗生岳が近い。手前の岩はスライスしたバケットみたい。
栗生岳。
2016年11月25日 11:32撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 11:32
栗生岳。
バケット岩を振り返って見る。
2016年11月25日 11:33撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 11:33
バケット岩を振り返って見る。
栗生岳には祠があった。以前はここを潜って更に山頂に立てたのかもしれないが今はロープが張ってあり立入禁止になっている。
2016年11月25日 11:35撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 11:35
栗生岳には祠があった。以前はここを潜って更に山頂に立てたのかもしれないが今はロープが張ってあり立入禁止になっている。
ゲンコツ岩かな?
2016年11月25日 11:40撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 11:40
ゲンコツ岩かな?
栗生岳を振り返る。
2016年11月25日 11:40撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 11:40
栗生岳を振り返る。
そして翁岳。直下に携帯トイレブースがあり、少し過ぎた所に滾々と流れる水場があった。
2016年11月25日 11:44撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 11:44
そして翁岳。直下に携帯トイレブースがあり、少し過ぎた所に滾々と流れる水場があった。
スターウォーズのロボット兵みたい。
2016年11月25日 11:49撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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11/25 11:49
スターウォーズのロボット兵みたい。
安房岳に向う途中、少し湿原っぽい。
2016年11月25日 12:07撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 12:07
安房岳に向う途中、少し湿原っぽい。
二のクボか?シカが数頭休んでいた。
2016年11月25日 12:33撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 12:33
二のクボか?シカが数頭休んでいた。
シャクナゲの背も低い。
2016年11月25日 12:35撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 12:35
シャクナゲの背も低い。
大きなギャップの向こうに黒味岳が見えてきた。山頂に2人立っている。それにしてもスラブが凄い。
2016年11月25日 12:48撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 12:48
大きなギャップの向こうに黒味岳が見えてきた。山頂に2人立っている。それにしてもスラブが凄い。
屋久島の花崗岩には非常に大きな正長石の直方体の結晶が埋まっているが、風化した後に正長石だけが転がっていたりする。
2016年11月25日 12:52撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 12:52
屋久島の花崗岩には非常に大きな正長石の直方体の結晶が埋まっているが、風化した後に正長石だけが転がっていたりする。
投石平の鯨のような巨岩。
2016年11月25日 12:54撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 12:54
投石平の鯨のような巨岩。
投石岩屋。
2016年11月25日 12:56撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 12:56
投石岩屋。
振り返ると青空。投石岳だろう。
2016年11月25日 12:58撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 12:58
振り返ると青空。投石岳だろう。
芸術的に枝をくねらすシャクナゲ。この辺りも花の季節には良いようだ。
2016年11月25日 13:14撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 13:14
芸術的に枝をくねらすシャクナゲ。この辺りも花の季節には良いようだ。
黒味岳分れに着いた。ザックをここにデポして黒味岳を目指す。
2016年11月25日 13:26撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 13:26
黒味岳分れに着いた。ザックをここにデポして黒味岳を目指す。
結構岩場、ロープの連続。
2016年11月25日 13:38撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 13:38
結構岩場、ロープの連続。
シャクナゲのトンネル帯。
2016年11月25日 13:39撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 13:39
シャクナゲのトンネル帯。
東黒味岳の麓をトラバースすると正面に黒味岳が現れる。
2016年11月25日 13:51撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 13:51
東黒味岳の麓をトラバースすると正面に黒味岳が現れる。
南側を望むと穏やかな海が見える。海の手前に顕著なピークが見えるけど破沙岳だろうか?これも魅力的な山容だ。
2016年11月25日 13:51撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 13:51
南側を望むと穏やかな海が見える。海の手前に顕著なピークが見えるけど破沙岳だろうか?これも魅力的な山容だ。
東黒味岳山頂の大岩。隣りに道標らしきものが見えるけど今は登路は無いようだ。
2016年11月25日 13:54撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 13:54
東黒味岳山頂の大岩。隣りに道標らしきものが見えるけど今は登路は無いようだ。
投石岳と安房岳。
2016年11月25日 13:55撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 13:55
投石岳と安房岳。
直下に目を落とすと湿原が見える。花之江河だ。
2016年11月25日 13:57撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 13:57
直下に目を落とすと湿原が見える。花之江河だ。
黒味岳山頂直前。
2016年11月25日 14:00撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 14:00
黒味岳山頂直前。
黒味岳山頂に到達。
2016年11月25日 14:05撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 14:05
黒味岳山頂に到達。
黒味岳分れに戻り、荷を背負って先を目指すとトウフ岩を頂上に抱く高盤岳が望まれた。
2016年11月25日 14:41撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 14:41
黒味岳分れに戻り、荷を背負って先を目指すとトウフ岩を頂上に抱く高盤岳が望まれた。
花之江河に出た。
2016年11月25日 14:49撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 14:49
花之江河に出た。
正長石結晶がゴロゴロしてる。
2016年11月25日 14:50撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 14:50
正長石結晶がゴロゴロしてる。
花之江河と黒味岳。
2016年11月25日 14:52撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 14:52
花之江河と黒味岳。
小花之江河に到着。
2016年11月25日 15:01撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 15:01
小花之江河に到着。
これは東黒味岳か?
2016年11月25日 15:02撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 15:02
これは東黒味岳か?
小花之江河から高盤岳。
2016年11月25日 15:02撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 15:02
小花之江河から高盤岳。
僅かながらの紅葉。
2016年11月25日 15:09撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 15:09
僅かながらの紅葉。
地図には掲載されていない登山道の北側にある展望台からの眺望。西黒味岳、黒味岳、東黒味岳の後に投石岳。
2016年11月25日 15:11撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 15:11
地図には掲載されていない登山道の北側にある展望台からの眺望。西黒味岳、黒味岳、東黒味岳の後に投石岳。
東側を展望すると鋭いピークが見えた。太忠岳の天柱石だろう。とするとその手前は石塚山から花折岳か。
2016年11月25日 15:14撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 15:14
東側を展望すると鋭いピークが見えた。太忠岳の天柱石だろう。とするとその手前は石塚山から花折岳か。
高盤岳展望台からの高盤岳。時間的に完全に逆光。淀川小屋泊りなら良い眺望になるのだろう。
2016年11月25日 15:23撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 15:23
高盤岳展望台からの高盤岳。時間的に完全に逆光。淀川小屋泊りなら良い眺望になるのだろう。
淀川小屋に到着。淀川の清らかな流れが小屋の隣りにある。
2016年11月25日 16:11撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/25 16:11
淀川小屋に到着。淀川の清らかな流れが小屋の隣りにある。
【11/26】随分と遅くなってしまったが漸く淀川小屋を出発。
2016年11月26日 07:23撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 7:23
【11/26】随分と遅くなってしまったが漸く淀川小屋を出発。
ヤクスギ帯だけに屋久杉が多い。
2016年11月26日 07:41撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 7:41
ヤクスギ帯だけに屋久杉が多い。
35分で淀川登山口に到着。
2016年11月26日 08:03撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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11/26 8:03
35分で淀川登山口に到着。
林道を横切り尾之間歩道へ進む。
2016年11月26日 08:12撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 8:12
林道を横切り尾之間歩道へ進む。
尾之間大杉(だろう)。
2016年11月26日 08:17撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 8:17
尾之間大杉(だろう)。
苔むす森。
2016年11月26日 08:23撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 8:23
苔むす森。
これも苔?
2016年11月26日 08:25撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 8:25
これも苔?
頭上注意箇所も多い。
2016年11月26日 08:36撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 8:36
頭上注意箇所も多い。
この木の実が沢山落ちていた。
2016年11月26日 08:37撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 8:37
この木の実が沢山落ちていた。
古ぼけた黄色いプレートはたまに見るが赤テープが頼り。
2016年11月26日 08:42撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 8:42
古ぼけた黄色いプレートはたまに見るが赤テープが頼り。
枯存木と言うのだろうか。幹の白さが眩しい。
2016年11月26日 08:48撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 8:48
枯存木と言うのだろうか。幹の白さが眩しい。
紅葉を久し振りに見た。
2016年11月26日 09:12撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 9:12
紅葉を久し振りに見た。
屋久杉の門。
2016年11月26日 09:13撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 9:13
屋久杉の門。
屋久杉の門2。
2016年11月26日 09:29撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 9:29
屋久杉の門2。
動物の骨のように白い枯れ木。前衛舞踏のようだ。
2016年11月26日 09:34撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 9:34
動物の骨のように白い枯れ木。前衛舞踏のようだ。
乃木尾根の分岐に到着。東に直進するルートは痕跡も無い。淀川登山口から途中で迷ったけど1h25mで着いたので僅かだけど出発の遅れを取り戻した。
2016年11月26日 09:38撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 9:38
乃木尾根の分岐に到着。東に直進するルートは痕跡も無い。淀川登山口から途中で迷ったけど1h25mで着いたので僅かだけど出発の遅れを取り戻した。
乃木尾根からの下り。若い杉の木が登山道間際にまで密生していて元気の良い尖った葉が痛い。
2016年11月26日 09:43撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 9:43
乃木尾根からの下り。若い杉の木が登山道間際にまで密生していて元気の良い尖った葉が痛い。
ルート上の倒木は多い。
2016年11月26日 09:51撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 9:51
ルート上の倒木は多い。
鯛之川と思ったがニセ物だと後で解った。
2016年11月26日 10:22撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 10:22
鯛之川と思ったがニセ物だと後で解った。
ナナカマド。真紅のイメージがあるが未だなのか黄色い紅葉だ。
2016年11月26日 10:26撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 10:26
ナナカマド。真紅のイメージがあるが未だなのか黄色い紅葉だ。
マンリョウ。
2016年11月26日 10:34撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 10:34
マンリョウ。
苔の森。オオミズゴケかな?
2016年11月26日 10:37撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 10:37
苔の森。オオミズゴケかな?
苔の森。
2016年11月26日 10:40撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 10:40
苔の森。
鯛之川出合に到着。この前に2回の渡渉があった。渡渉の間には細かいアップダウンもあり、ここが本当の鯛之川と知って少々がっかりした。
2016年11月26日 10:42撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 10:42
鯛之川出合に到着。この前に2回の渡渉があった。渡渉の間には細かいアップダウンもあり、ここが本当の鯛之川と知って少々がっかりした。
鯛之川の上流を望む。
2016年11月26日 10:43撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 10:43
鯛之川の上流を望む。
鯛之川を渡渉するS原さん。僕は対岸の目印に近い所を渡ったが最後に左足をドボンしてしまった。S原さんは下流寄りの大岩を伝って来た。こちらが正解だな。
2016年11月26日 10:45撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 10:45
鯛之川を渡渉するS原さん。僕は対岸の目印に近い所を渡ったが最後に左足をドボンしてしまった。S原さんは下流寄りの大岩を伝って来た。こちらが正解だな。
峠を目指す。しかしこの後も一直線に下る訳では無く細かいアップダウンが続く。
2016年11月26日 11:18撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 11:18
峠を目指す。しかしこの後も一直線に下る訳では無く細かいアップダウンが続く。
2016年11月26日 11:19撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 11:19
鈴川左俣のスラブが見えてきた。蛇之口滝分岐まであと3km位かなぁ?
2016年11月26日 11:45撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 11:45
鈴川左俣のスラブが見えてきた。蛇之口滝分岐まであと3km位かなぁ?
昔の木の道標のようだ。乃木尾根分岐の標識にこのルートが17世紀に開かれたようなことが書いてあったが、江戸時代のものかもしれない。
2016年11月26日 11:53撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 11:53
昔の木の道標のようだ。乃木尾根分岐の標識にこのルートが17世紀に開かれたようなことが書いてあったが、江戸時代のものかもしれない。
こうした渡渉が多数続く。そして渡渉の後には細かい登り返し。
2016年11月26日 12:01撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 12:01
こうした渡渉が多数続く。そして渡渉の後には細かい登り返し。
杉の幹の苔の森。
2016年11月26日 12:41撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 12:41
杉の幹の苔の森。
腐木の苔の森。
2016年11月26日 13:01撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 13:01
腐木の苔の森。
昔の敷石。ここを平木を背負って行き来していたのだろう。
2016年11月26日 13:28撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 13:28
昔の敷石。ここを平木を背負って行き来していたのだろう。
マムシグサ。
2016年11月26日 13:34撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 13:34
マムシグサ。
鈴川左俣の大スラブが増々近い。
2016年11月26日 13:41撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 13:41
鈴川左俣の大スラブが増々近い。
流石のS原さんも疲労度が濃いか。
2016年11月26日 13:53撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 13:53
流石のS原さんも疲労度が濃いか。
小休止中にちびっ子だがヒルを発見。
2016年11月26日 14:09撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 14:09
小休止中にちびっ子だがヒルを発見。
蛇の口滝分岐に到着。乃木尾根分岐から4h50mも掛かってしまった。
2016年11月26日 14:31撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 14:31
蛇の口滝分岐に到着。乃木尾根分岐から4h50mも掛かってしまった。
すぐに鈴川を左岸側に渡渉する。地図には書いてなかったがここも増水時は渡渉は無理になりそうだ。
2016年11月26日 14:42撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 14:42
すぐに鈴川を左岸側に渡渉する。地図には書いてなかったがここも増水時は渡渉は無理になりそうだ。
鈴川の渡渉。
2016年11月26日 14:43撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 14:43
鈴川の渡渉。
蛇之口分岐以下は一般ルートに近いのかスラブにもステップが切ってあったりする。標識は「蛇之口滝←→尾之間温泉」に変わった。
2016年11月26日 15:04撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 15:04
蛇之口分岐以下は一般ルートに近いのかスラブにもステップが切ってあったりする。標識は「蛇之口滝←→尾之間温泉」に変わった。
少し下る亜熱帯常緑広葉樹林帯になりアコウやシダ類が増えてきた。
2016年11月26日 15:25撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 15:25
少し下る亜熱帯常緑広葉樹林帯になりアコウやシダ類が増えてきた。
そしてガジュマル。
2016年11月26日 15:39撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 15:39
そしてガジュマル。
ヘゴ(と言うらしい)の密林!南国の異郷感満載だ。
2016年11月26日 15:40撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 15:40
ヘゴ(と言うらしい)の密林!南国の異郷感満載だ。
ここでは登山道を境にして右がヘゴ林、左が常緑広葉樹林と分れている。
2016年11月26日 15:43撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 15:43
ここでは登山道を境にして右がヘゴ林、左が常緑広葉樹林と分れている。
機械音がして間もなく尾之間温泉の登山口に出た。長かった〜。
2016年11月26日 15:47撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 15:47
機械音がして間もなく尾之間温泉の登山口に出た。長かった〜。
尾之間温泉で一風呂浴びて下るとモッチョム岳の雄々しい姿が見えてきた。手前の岩はモッチョムをモチーフにした作品かな?
2016年11月26日 16:49撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 16:49
尾之間温泉で一風呂浴びて下るとモッチョム岳の雄々しい姿が見えてきた。手前の岩はモッチョムをモチーフにした作品かな?
県道沿いの尾之間温泉入口バス停。ここから乗車したバスの乗客は我々だけだった。
2016年11月26日 16:52撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/26 16:52
県道沿いの尾之間温泉入口バス停。ここから乗車したバスの乗客は我々だけだった。

感想

森羅万象が凝縮された憧憬の島、屋久島の奥岳を歩き、森と岩を堪能する山旅を楽しむと言うのが今回の山行の目的だったが、正にその通りの旅だった。

勤続云十年のリフレッシュ休暇を会社から一週間貰ったもののそんなに長い休みに付き合えないと家族はつれない。尤も嫁さんも思いやり深いのだろう、行きたかった山に行ってくればと屋久島行きを勧めてくれた。そこで白谷雲水峡から尾之間温泉への2泊3日の山行を計画し、S原先輩を誘った所OKを貰え2人で4泊5日の屋久島旅と相成った。

なるべく人が多く無く出来れば大雨にも会わないと言うことで冬の前のこの季節に計画したが、流石晴れ男を自認するS原さんの晴れ男パワーは凄くて山行中雨具の世話には全くならなかった。

【1日目(11/24)】
不要な荷物は宿にデポして10分程歩いて小原町のバス停に向う。バス時刻表では8:30だったのに早くバスが着たのには驚いたがどうやらバス会社が違ったようだ。ともあれこのまつばんだ交通のバスに乗車して白谷雲水峡へと向う。ちなみに一日バス乗車券はこのバスでは使えないそうだ。30分足らずで白谷雲水峡に到着するが、その間運転手さんが観光バスのガイドさながらあちらこちらの名所等を案内してくれるので飽きない。

白谷雲水峡で登山届けを提出し、協力金を支払い入山。ハイカーが多く縦走装備は我々の他には単独行者だけだった。白谷雲水峡の辺りではちょっとこの重装備は浮いている印象だ。「もののけ姫」のモチーフになった苔むす森をのんびり堪能しながら抜けて辻峠に重荷をデポして太鼓岩を往復し、折角稼いだ標高を失うのには抵抗も感じるが楠川歩道を南下する。楠川分れでトロッコ径に出合い縄文杉を目指す。早朝出発した縄文杉往復ハイカーには早くもすれ違い出すが多くの集団とは大株歩道入口からウィルソン株の間ですれ違った。オフピーク期であっても実に多いのでピークの時季は確かに大変だろう。殆どはガイドツアーなのも僕としては新鮮な感じだ。トロッコ径を1時間以上歩き飽きが来た頃漸く大株歩道入口に着いた。

大株歩道から登山道になるが荷の重さがぐっと来る。大株歩道の名前の通り幹の太い屋久杉や巨大な切り株が見られるが中でもやはりウィルソン株の大きさは規格外と言う感じだ。すっと入って見上げると四角い穴を通して外の樹林が見えたが、あれ?ハート型に見えないぞ?と呟くと女性ハイカーがハートに見える場所を教えてくれた。これで嫁さんにも面目が立つと言うもんだ。ここまで水は最小限で来たが夕食・朝食用の水をウィルソン株の少し上で2L確保した。そうしたら途端に荷の重さがきつくなった。縄文杉まで未だか未だかと堪えながら登るが、たまに下るのがとても癪だった。縄文杉の存在感は別格だった。そして縄文杉から10分で高塚小屋に着いた。

計画では新高塚小屋までだったが、覗いて見ると3人しか居らず、これはラッキー。S原さんは未だ余裕があったが僕はいい加減草臥れてて暗くなるまで歩くのは嫌だと感じていた。そんな心中を悟ってかS原さんが「ここに泊ろう」と言ってくれた。翌朝新高塚から降りて来た登山者が向こうは一杯で20時過ぎに来た登山者は外にテントを張ったと話していたので、正解だったのだろう。大方の予想では収容人数の少ない高塚小屋が混み合うと思われていたけど逆張りが吉だったようだ。

人が少ないせいもあるだろうが考えていたよりも小屋の中は寒かった。食事はレトルトカレーとAコープで買ったブロッコリと黒豚ソーセージのマヨネーズ和え、それに三岳のお湯割で暖まった。夜半強風が吹いた。そう言えば前夜も風が強く吹いていた。翌日は晴天の予報だったが風の具合も気になる所だ。

【2日目(11/25)】
出発は明るくなってからとしたので起床は5時。その少し前に起きて外に出ると満天の星だった。風も収まっている。絶好の天気になりそうだ。朝食を摂り、撤収し、6:40に高塚小屋を出発し新高塚小屋を目指す。前日の行程でも出逢ったがこの辺り一帯はヒメシャラ密度も高く独特な林相だ。天城のヒメシャラの森も美しいがそれよりも大木が多く霧も立ち込めて神秘性を強く感じる。新高塚小屋に到着するとオスのヤクシカが小屋の脇で落葉を食んでいた。

更に30分程登ると第一展望台に到着し、漸く宮之浦岳に対面できた。更に20分で第二展望台。既に朝靄は去りここからは周囲を展望できる。森も高木が無くなりシャクナゲが目立つようになるが、幹の曲がり方が不思議な造形をしている。北側の展望が得られるようになると目の前に坊主岩がその名の通りの形を見せてくれ、左側に目を移すと永田岳からネマチ、小障子辺りの稜線が雄々しい姿だ。この辺りから緑のカーペットに白い岩が点在する素晴らしい光景がずっと続く。途中にスラブ帯もあったが部分的に凍結していた。全面氷結するとアイゼン無しでは登れないだろう。

しかし宮之浦岳は未だ遠かった。出発してから4h20m掛かって漸く宮之浦岳山頂に着いた。山頂で展望を楽しみながら昼食休憩を取り、先を目指す。1800m代の稜線の登り降りが続くが素晴らしい景観が続く。栗生岳、翁岳、安房岳、投石岳と山麓を巻きながら進み、ぐっと下る向こう側に黒味岳が聳えていた。一旦下り投石平に出てそのまま進むと黒味岳への分岐に出る。ここにザックをデポして黒味岳を往復した。黒味岳山頂から北側はガスのために展望が無かったが、南側には海まですっきりと見えた。黒味岳から降りて来ると先ほど出逢ったトレイルランナーが登って来るのに逢ったが、黒味岳分れで小休止しているともう下って来た。淀川登山口から永田岳を往復すると言うことだけれど3回も出逢うなんて珍しい。

黒味岳からも展望された花之江河湿原の四つ角を淀川小屋方面に向う。ここから淀川小屋まで2.7kmと漸く先が見える距離になってきた。1h40m程で淀川小屋に到着した。宿泊は外国人4人パーティと単独行の登山者1人と我々と有り難いことにまたまた結構余裕がある。またまた三岳を飲みながら陽も暮れて行った。

【3日目(11/26)】
前日同様5時起床で明るくなる6:30頃出発の予定であったが、S原さんが起きない。結構疲れているのかとどうせ暗いしそのまま起こさないでいた。今日は淀川登山口からヤクスギランドにエスケープしても良い、と言うつもりだった。だが6時に起きたS原さんは至って気力に溢れていて今日は宿に帰るだけだから計画通り尾之間温泉へ行こうと言う。歩く姿も元気なので問題も無い。淀川登山口まで35分で出た。

淀川登山口で林道を渡り尾之間歩道へと進む。入口には立派な道標があるがこれ以降は赤テープを追って行く山旅になる。倒木等も多くその都度ルートは避けて行くが、そうしたタイミングで次の赤テープを見失いがちだった。乃木尾根の分岐までは遠く感じた。そこから鯛之川を目指して降りて行くが渡渉しなくていけない沢は3本ありその最後が鯛之川だった。鯛之川出合で渡渉し、一旦登り、下りに転じた後も地図では詳細には読み取れないが何回も渡渉がある。その都度ある程度の登り返しがある訳で、ほぼ下りのこの日のルートに関わらず最終的には500m近くも登っていることになっていた。

両側からの沢音を聞きながら尾根から九十九折りに降りて行くと蛇之口滝分岐に至る。ここには東屋がある。この後に鈴川の渡渉があるがここも増水時は危険度が増すだろう。それ以降は左岸側の登山道を行き、長閑な様相になる。もう杉は余り無く広葉樹が多くなっているが、更に下ると亜熱帯常緑広葉樹林帯となりアコウが増え出し、尾之間温泉の手前ではガジュマルやヘゴの密林が現れる。ヘゴ林は高さは優に5mは越えそうな大樹になっていた。如何にも南国と言う様子で小屋で寒さを感じていたことを考えるとギャップが大きい。標高100mを切って来ると機械音が聞こえ出し、間もなく尾之間温泉登山口に唐突に出る。尾之間温泉の玄関の対面であった。
熱い風呂で汗を流して島内周回バスで宮之浦へと帰着した。

宿では尾之間歩道はどうだったかと尋ねられたが、翌日訪れた屋久島環境文化村センターでも尾之間歩道を降りたと話したら係りの方から感嘆の評価を貰い、どんな様子だったかと逆にいろいろと聞かれてしまった。余り歩かれてはいないようだけど屋久島植物層の垂直分布が実感できると言う点では貴重な体験だった。

このように無事に山行を楽しく終えることができた。
S原さんはちょうど一回り年上になるが、その歳になった時に同じような山行ができることが一つ目標になる。
今回、永田岳は登り損ねたので、永田浜からの登頂と縦走なんて出来たら素敵だろう。その時もまた尾之間歩道を降りたいものだ。



焼野三叉路に向かって2頭のヤクシカが案内してくれる。


やがてヤクシカはギャロップして去って行った。

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無雪期ピークハント/縦走 屋久島 [3日]
宮之浦岳縦走(淀川登山口 黒味岳 宮之浦岳 縄文杉 白谷雲水峡)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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