常念山脈縦走 【燕岳〜蝶ヶ岳】


- GPS
- 76:12
- 距離
- 36.8km
- 登り
- 3,021m
- 下り
- 2,965m
コースタイム
5月2日
中房温泉 燕岳登山口 9:00-> 合戦小屋 12:40-> 14:30 燕山荘(テント設営) 16:25 -> 燕岳 17:15-> 18:20 燕山荘(テント泊)
5月3日
燕山荘 6:40-> 蛙岩 7:30-> 槍ヶ岳分岐 10:50-> 大天井岳頂上 11:50-> 横通岳トラバース 15:00-> 15:40 常念小屋(テント泊)
5月4日
常念小屋 7:20-> 常念岳頂上 9:00-> 2592峰 12:30-> 蝶槍 13:50-> 15:00 蝶ヶ岳ヒュッテ(テント泊)
5月5日
蝶ヶ岳ヒュッテ 7:30-> 徳沢 10:40-> 12:05 上高地アルペンホテル(外来入浴) 13:00 -> 13:15 上高地バスターミナル(シャトルバス乗車)
5月6日 松本城見てから帰宅。
天候 | 5月2日 かすみ(黄砂?)のち晴れ 5月3日 曇り、午後に一時小雪舞う 5月4日 晴れなれど午前中は風強し 5月5日 晴れ http://tenki.jp/past/?month=5&year=2011 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://nan-an.co.jp/bus/bus/nakafusa-teiki-bus21.html ○上高地-> シャトルバス-> 新島々-> 松本電鉄上高地線-> 松本駅 http://www.kamikochi.or.jp/modules/info_access/index.php?content_id=24 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・中房温泉 燕岳登山口に登山ポストあり。 ・燕岳登りでは第一ベンチ以降から残雪箇所が出てくる。 ・コースは全域でマーキングやトレースあり。 ・全体で半々くらいアイゼン使用。ラッセルは不要。たまにトレースを外れて膝まで埋まることがある程度。 ・上高地アルペンホテル外来入浴使用。12:00〜14:30。 ・松本駅改札向かいに観光案内所あり。帰りに特急指定席が取れず急遽一泊を決めたが、ホテル紹介と連絡をしてくれました。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
山行計画
http://www.yamareco.com/modules/yr_plan/detail-12044.html
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5月2日 <中房温泉〜燕岳〜燕山荘> 距離:6.8km 獲得標高↑:1368m ↓:121m
・地震以来本格的な登山や運動してない状態。いきなり約20kg担いで合戦尾根はきつかったっす。最後は足つりかけました。
・この日、黄砂の影響か空が霞んで展望はイマイチ。ただし徐々に霞みは取れてゆき、夕焼けはこの山行中で一番綺麗だった。
・第一ベンチあたりから残雪が多くなり、日陰で凍ってスリッピーになっている。私は早々に第一ベンチでアイゼンを装着。
・穂高駅から中房温泉への乗り合いバスがガラガラ。温泉勤めのおばちゃんと私と他登山客1名のみ。自家用車で入る人が多数?
・水はペットボトルで購入だった。
5月3日 <燕山荘〜大天井岳〜常念小屋> 距離:10.5km 獲得標高↑:509m ↓:756m
・山行中の最長、かつ最高地点を通過する区間。7時前出発に休憩時間を抑えて連続行動を心がけても常念小屋到着は16時前。
当初「大天井岳さえを越えれば」と思っていただけに大天井後の行程が想像より長くてつらさ倍増だった。
・天気が良くなく午後2時以降、小雪がちらつく。行動に問題はない程度だが。
・この日のアイゼン使用率は半分程度か。めんどくさいが自信がないので休憩がてらアイゼンの付け外しを繰り返した。
・大天井岳の登り始めのガレ場で足場が簡単に崩れていやな感じだった。
・蛙岩はテント装備60Lザックでもなんとか岩の間で通過できた。ただ結構トラバースしてる人もいたようで。
・常念小屋のテント場は半分雪上と、残りが土・砂利の状態だったが、一部ぬかるみがひどかった。
・水は1L200円を払って小屋内の蛇口から入れる(セルフ)。ただし朝は蛇口から水が出ず小屋の方が調理室で水を入れてきてくれました。
5月4日 <常念小屋〜常念岳〜蝶槍〜蝶ヶ岳ヒュッテ> 距離:6.6km 獲得標高↑:768m ↓:582m
・3回(常念、2592峰、蝶槍)のキビしめな登りがあり、思ったよりバテました。
・午前中は風が強くバラクラバとオーバーグローブを着用。チューブをむき出しで使っていたハイドレーションも朝方は凍結した。
・アイゼン使用率はやはり半分ほど。常念頂上付近の上り下り、2592峰前後、蝶槍の登り。
・常念岳の頂上付近(常念小屋からは肩までしか見えない)は残雪多し。肩の部分でアイゼンを装着できる十分なスペースがある。
・常念岳下りで多少緊張感のある急な岩場と残雪箇所あり。
・蝶槍から先は楽しい稜線歩きで、空身トレッカーも多くいましたが、私はバテて楽しめんかったです...
・蝶ヶ岳三角点は蝶槍から少しいった後のルートから少し離れたケルン群の中にある。(2664.3mピーク)
・水は1L150円で小屋内のタンクから入れる(セルフ)。テント場の雪を溶かして水にしているので、
テント申し込みの際にできるだけ小屋から離れてテント設営してほしいと指示される。
5月5日 <蝶ヶ岳ヒュッテ〜上高地> 距離:12.8km 獲得標高↑:53m ↓:1203m
・長堀尾根で樹林帯の中を急な下降が続く。結構下の方まで所々に残雪箇所があり足を滑らせやすい。
私は調子に乗ってアイゼン無しで駆け下りて足を滑らせた挙句、膝の靭帯痛めたっぽい...
・妖精ノ池付近や、下りの樹林帯でトレースが乱れる。というか皆思い思いに歩いた感じ。最終的には合流すると思う。
・帰りのシャトルバスは時間が大分早かったこともあり結構すいてました。
☆FOMA 電波が入ったのを確認できた地点 (Docomo SO-01Cで確認)
・中房温泉燕岳登山口
・合戦尾根第一、第三ベンチ、合戦小屋上森林限界地点、
・燕山荘周辺(アンテナ2〜3程度)
・燕岳頂上から5分ほど下(頂上はダメでした。たまたま?)
・燕山荘〜蛙岩の間、2682mピークあたり。
・大天井岳頂上
・常念小屋(アンテナ、バリ4!)
・常念岳 肩の付近〜頂上
・蝶ヶ岳 三角点付近
・蝶ヶ岳ヒュッテ 周辺
・上高地周辺
○反省点
・紫外線なめてました。日焼け止めクリームなしだったので顔がすごいことになりました。ヒマラヤ帰りとか言われそう。
・家に帰り気がつくとザックに付けてたアイゼンがケースごと無い。アイゼンしまった蝶ヶ岳下りから1・2日間気づかなかった。orz
・蝶ヶ岳長堀尾根下りでスリップし膝を痛める。めんどくさがらずアイゼンもしくはチェーンシューズをしとけば良かったのに。
・大滝山が少し気になる。よって帰るのは出来なかったかな?
・手荒れがひどくほぼ全部の指から血がにじむ。なんかクリームいるかな。
・鼻水止めに強めの鼻炎薬を飲んでたため口内の渇きから喉が痛める。
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○燕岳頂上の展望
○燕山荘の夕日
○常念岳頂上直下より
○蝶ヶ岳ヒュッテの夜明け&雷鳥一家襲来
○蝶ヶ岳ヒュッテから槍・穂高連峰、乗鞍方面
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