記録ID: 1127119
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ハイキング
御在所・鎌ヶ岳
御在所・釈迦ヶ岳・イブネ・雨乞岳 2days 単独（2017年5月3-4日）
2017年05月03日(水) 〜
2017年05月04日(木)
三重県
滋賀県
aramasa
体力度
8
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 21:16
- 距離
- 35.5km
- 登り
- 2,943m
- 下り
- 2,949m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 8:49
- 休憩
- 1:59
- 合計
- 10:48
距離 20.2km
登り 1,788m
下り 1,728m
16:47
2日目
- 山行
- 8:31
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 10:25
距離 15.2km
登り 1,181m
下り 1,249m
18:07
ゴール地点
| 天候 | 晴れ時々曇り・標高1,000m以上で時々濃霧 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| その他周辺情報 | 下山後温泉（湯の山温泉グリーンホテル、日帰り入浴は18:30までに入場） |
写真
朝6時すこし前、国道側駐車場は約9割埋まってます。温泉街からの道側は2割程度。
この時期の鈴鹿山地、標高1,000m以上は午前中に濃霧となることが多い気がします。
この石門をくぐり抜けて突き進み、かすかな赤テープを信用してしまいロスト。
正規ルートへの復帰中に朝霧をまとった、、、多分ミツバオウレン（バイカオウレンかも）。
どうやらキランソウというらしい。ジュウニヒトエというシソ科の園芸植物に似ているな、と思いながら調べてみました。
羽鳥峰は不思議な侵食を受けた丘ですね。頂部から中心部にかけ、硬い花崗岩系の核でもあるのでしょうか。
遂に釈迦ヶ岳の頂上を示す標識まで到達しました。どうやら三角点は最高部と異なったピークに設置されているようです。
四日市市の街並みを眺望できますが少し雲があり、あまりスッキリしません。
今回の山行では、いたるところでショウジョウバカマが咲いていました。
ところがヒロ沢出合までのルートは不明瞭、赤テープの間隔もまばらで非常に苦労しました。
数え切れないほどの昇り降りとルートミスを繰り返し、ようやく野営予定地のヒロ沢出合へ到着。
綺麗な水流とそこそこの水深、周囲に人の気配なし。汗を落としてスッキリしたい衝動に駆られます。
寝床の準備でツェルト設営。せっかくなので小タープと組み合わせます。地面からの冷えを避けるため、かき集めた落ち葉を断熱兼クッション材として利用。
1
5/3 17:56
寝床の準備でツェルト設営。せっかくなので小タープと組み合わせます。地面からの冷えを避けるため、かき集めた落ち葉を断熱兼クッション材として利用。
夕飯はご飯を1合炊き、レトルトカレーを温めていただきます。川の音、カジカガエルの鳴き声、鳥の声、をBGMに20時過ぎには就寝しました。
1
5/3 18:38
夕飯はご飯を1合炊き、レトルトカレーを温めていただきます。川の音、カジカガエルの鳴き声、鳥の声、をBGMに20時過ぎには就寝しました。
荷造りを済ませ7:30にヒロ沢出合を出発、まず愛知川を渡渉します。上・下流を少し探せば靴を濡らさずに渡れそうな箇所がいくつも見つかりました。
5/4 7:39
荷造りを済ませ7:30にヒロ沢出合を出発、まず愛知川を渡渉します。上・下流を少し探せば靴を濡らさずに渡れそうな箇所がいくつも見つかりました。
標識は明瞭ですが、あまり人が通っていない様子で、道もテープも不明瞭です。
今回の山行目的のメインは、お金明神（オカネミョウジン）にお礼を述べるため。世俗人心を見据え見透かしたような天狗様の横顔です。日向きの関係から、早朝に行かないとお顔をはっきりと拝めない、と思いこの時間の到着を目指しました。
2
5/4 8:37
今回の山行目的のメインは、お金明神（オカネミョウジン）にお礼を述べるため。世俗人心を見据え見透かしたような天狗様の横顔です。日向きの関係から、早朝に行かないとお顔をはっきりと拝めない、と思いこの時間の到着を目指しました。
尾張Y-Mobileとの標識から、この尾根一帯は携帯端末用の電波範囲？と思いながら未確認です。
新緑山行のつもりでしたが、ブナの芽吹きも今年はまだまだ、といった様子した。
クラシ北東尾根は急峻な登り下りを繰り返しながら徐々に標高が上がり、ワサビ峠あたりからいよいよクライマックスです。
標高が上がるにつれ、イワカガミの個体数がどんどん増えていきます。（どうやらイワウチワが正しい様です。）
クラシジャンダルムでは崖一面にイワカガミが群生し、満開でした。（どうやらイワウチワが正しい様です。）
突然なだらかなブナ林となり、いよいよクラシ・イブネの気配が近づいてきました。
この標識の「銚子ヶ口」いつ見ても「銚子ケロ（ちょうしけろ）」と読めてしまうのは私だけではないはず。
スギゴケが胞子嚢を分化中！成熟し多量の胞子を飛ばしながら生息範囲を広げます。
イブネ北端からは、彼方の釈迦ヶ岳に至る今回の縦走経路が見て取れました。
南からの風が霧を発生させながら吹きつけるなか、ソロでテントを設営する方が数名いました。吹きさらしなので、風除けとなるアセビ灌木に対する配置を考えながらの工夫が必要と感じました。
3
5/4 11:43
南からの風が霧を発生させながら吹きつけるなか、ソロでテントを設営する方が数名いました。吹きさらしなので、風除けとなるアセビ灌木に対する配置を考えながらの工夫が必要と感じました。
時折霧が晴れ、雨乞岳の頂上が姿を見せることもあったので、武平峠までにもう一座、足を運ぶことに決めました。
佐目峠から杉峠の道は明瞭ですが、標識の多くが古く崩壊しています。見通しの悪い気象条件の時は、赤テープや踏み跡を注視する必要があります。
5/4 12:02
佐目峠から杉峠の道は明瞭ですが、標識の多くが古く崩壊しています。見通しの悪い気象条件の時は、赤テープや踏み跡を注視する必要があります。
三人山へ向けた尾根道は初めてでしたが、予想以上にアップダウンが激しく、膝への負担がピークに達しました。
膝がガクガクになりながら、なんとか武平峠へたどり着きました。しかし車は中登山口の駐車場、、、涙
渓谷沿いのルンルン散歩道を予想していたのですが、なんと崩落箇所の巻きも多く、思った以上に時間を要しました。
駐車場にほとんど車はなく、常識的な下山時刻を過ぎてからの帰着となり、湯の山温泉に浸りながら、一人反省会を開催しました。
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
デイパック30L
ブーツmont-bellタイオガ
トレッキングポール
地図
ハンディGPS Garmin
油性ペン細
保護グローブ
ゴアテックス製レインウェア
LEDライト1つ
予備電池
携帯電話
ポケットWiFi
iPad mini
タオル2枚
一眼デジカメNikon D3300
シュラフmont-bell 800FP #3
ダウンジャケット
インフレータブルマット
ツェルト・タープ一式
シングルストーブ・コッヘル（SOTO Amicus 110 OD缶2つ カトラリー）
ビクトリノックスナイフ
100均ステンレストレイ
無洗米2合
レトルトカレー1
アルファ化米4
即席みそ汁2
わかめご飯の素
スポーツドリンク粉末1L用
一口羊羹2つ
ふわラテ系即席飲料4包
500mLペットボトル茶
350mL空ペットボトル
2L用水容器
ステンレスマグ
救急・サニタリーセット
|
|---|---|
| 備考 | 装備重量：8.2kg（＋水約1L）、不使用品：ポケットWiFi,ビクトリノックスナイフ,救急用具、ゴアテックス製レインウェア |
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