ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1133875
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

大峰奥駈道

2017年05月03日(水) 〜 2017年05月07日(日)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
51:49
距離
103km
登り
8,062m
下り
8,328m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:17
休憩
1:23
合計
8:40
7:19
50
8:09
8:17
9
8:26
8:26
9
8:35
8:35
7
8:42
8:44
11
8:55
8:55
89
10:24
10:24
11
10:35
10:36
31
11:07
11:07
74
12:21
13:09
29
13:38
13:42
68
14:50
15:04
9
15:13
15:14
2
15:16
15:17
32
15:49
15:53
6
15:59
2日目
山行
9:38
休憩
2:40
合計
12:18
5:43
31
6:14
6:21
27
6:48
6:48
54
7:42
7:57
38
8:35
8:37
36
9:13
9:17
45
10:02
10:05
5
10:10
10:26
3
10:29
10:39
7
10:46
11:51
2
11:53
11:53
53
12:46
12:47
7
12:54
12:54
4
12:58
12:59
16
13:15
13:23
21
13:44
13:44
30
14:14
14:16
51
15:07
15:17
2
15:19
15:25
4
15:29
15:29
22
15:51
15:56
1
15:57
15:57
14
16:11
16:13
49
17:02
17:05
27
17:32
17:32
29
18:01
3日目
山行
7:08
休憩
3:21
合計
10:29
7:02
78
8:20
8:34
51
9:25
9:50
23
10:13
10:14
16
10:30
10:52
2
10:54
10:57
9
11:06
11:09
9
11:18
11:27
31
11:58
12:16
10
12:26
12:27
10
12:37
12:41
9
12:50
12:50
6
12:56
13:07
14
13:21
13:21
23
13:44
13:44
15
13:59
14:44
19
15:03
15:04
19
15:23
15:23
7
15:30
15:31
14
15:45
15:45
14
15:59
16:42
10
16:52
16:52
28
17:20
17:20
6
17:26
17:26
5
17:31
宿泊地
4日目
山行
9:43
休憩
2:59
合計
12:42
4:58
19
宿泊地
5:17
5:17
22
5:39
5:39
80
6:59
7:00
1
7:01
7:07
3
7:10
7:23
19
7:42
8:04
82
9:26
9:43
23
10:06
10:06
25
10:31
10:51
4
10:55
10:59
9
11:08
11:08
10
11:18
11:18
1
11:19
11:19
6
11:25
11:25
5
11:30
11:30
15
11:45
11:45
30
12:15
12:15
28
12:43
12:43
55
13:38
13:44
6
13:50
13:50
16
14:06
14:06
26
14:32
14:35
21
14:56
14:58
37
15:35
15:40
6
15:46
17:05
34
17:39
17:40
0
17:40
宿泊地
5日目
山行
6:41
休憩
0:32
合計
7:13
4:57
63
宿泊地
6:00
6:02
7
6:09
6:09
34
6:43
6:43
22
7:05
7:13
9
7:22
7:22
33
7:55
7:55
18
8:13
8:13
45
8:58
9:00
8
9:08
9:08
11
9:19
9:27
29
9:56
9:56
32
10:28
10:34
73
11:47
11:53
17
天候 晴れ、曇り、晴れ、雨、晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
新大阪から天王寺までJRで行き、天王寺駅前の近鉄阿部野橋駅から吉野行きの特急に乗り、橿原神宮前で一泊。翌朝始発の吉野行きに乗り、吉野駅からスタート。帰りは龍神バスで渡瀬温泉から紀伊田辺まで約2時間かけて移動し、特急くろしおで新大阪まで。連休最終日で南紀旅行からの帰り客で指定席はすべて売り切れていた。自由席が空いていたので何とか座ることができた。
コース状況/
危険箇所等
昭文社の5万分の1地形図で指定されている危険個所は、通常の登山経験があれば特に危険ではない。(鎖を使ったことがないというような人には危険だと思われる)笠捨山の次のピークの地蔵岳(1250m)前後の鎖場は手がかり、足掛かりとなる木の根や岩のでっぱりなどがあり、岩や木の根のコケが濡れて滑りやすい状態でも特に危険を感じることはなかった。平治の宿を出てすぐの転法輪岳の次のピークの俱利伽羅岳の南尾根へ向かう途中、西の尾根へ向かうルートの踏み後がはっきりしすぎていてつられて少し谷を下ってしまった。行仙小屋で山彦グループのメンバーに会い報告すると、ここは道間違えをする人が後を絶たないらしく、看板を設置するかどうするか対策を検討中とのことだった。前日にナイトハイクをした人たちもここを間違えたらしい。弥山への登りは階段が延々と続いてコース中一番辛くかんじた。また、連休中の登山ラッシュで、まるでシーズン中の北アルプスのような込み具合だった。

一番最後に大斎原へ向かう橋を渡らずに尾根の付け根を東に向かう古道跡を通って河原に降りたが、道がガレガレに荒れていて、数年以内には歩けなくなりそうだった。熊野川をはだしで渡渉するとき、手前側の川床はコケでぬめった大小の岩だらけで、腿高さある水勢の強い川の中でバランスを保つのが難しかった。はだしで川を渡ったことのない人、背丈のあまりない人はやめておいた方が良いと思った。
その他周辺情報 熊野大社の境内にある和菓子屋の「もうで饅頭」は絶品だった。3〜4日しか日持ちしないが、お土産には間違いのない逸品。また、隣にある喫茶店の抹茶カステラも逸品。大社からタクシーで温泉へ移動しようと思ったが、タクシーが全く来ず、バスを利用して移動した。歩いて移動した場合、最低でも30〜40分はかかる距離。湯の峰のつぼ湯にも入りたかったが、順番待ちになって帰りのバスを逃すといけないので、渡瀬温泉の大露天風呂で疲れを取った。露天風呂が大小5つくらいあるまさに「大」露天風呂で春の昼の日差しを浴びながら5日間の疲れをいやすのは何とも言えなかった。
吉野駅から出発写真を撮ってくれた人のポーズをまねて。
2017年05月03日 06:37撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/3 6:37
吉野駅から出発写真を撮ってくれた人のポーズをまねて。
花見シーズンは人で埋め尽くされるらしい。
2017年05月03日 07:02撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/3 7:02
花見シーズンは人で埋め尽くされるらしい。
さすが国宝だけあって、堂々たるたたずまい。
2017年05月03日 07:18撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/3 7:18
さすが国宝だけあって、堂々たるたたずまい。
上の方はまだ桜が咲いている。
2017年05月03日 07:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/3 7:29
上の方はまだ桜が咲いている。
吉野水分神社のフクロウ
2017年05月03日 08:15撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
5/3 8:15
吉野水分神社のフクロウ
ついつい観光に気を取られたものの、ようやくスタート。
2017年05月03日 08:44撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
5/3 8:44
ついつい観光に気を取られたものの、ようやくスタート。
2017年05月03日 09:11撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/3 9:11
白い山桜(?)も、場所によってはピンクより奇麗に見える。
2017年05月03日 11:00撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
4
5/3 11:00
白い山桜(?)も、場所によってはピンクより奇麗に見える。
スタート早々から現れた立派な山小屋。利用する人はいるのだろうか。
2017年05月03日 11:21撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
5/3 11:21
スタート早々から現れた立派な山小屋。利用する人はいるのだろうか。
2017年05月03日 11:47撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/3 11:47
大天上ヶ岳へ上る途中の寛永通宝。道を掘り返したらあちこちから出てくるかも。
2017年05月03日 12:10撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
2
5/3 12:10
大天上ヶ岳へ上る途中の寛永通宝。道を掘り返したらあちこちから出てくるかも。
前日家の畑から掘ったばかりの野蒜を投入してスタミナをつける。
2017年05月03日 12:42撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
2
5/3 12:42
前日家の畑から掘ったばかりの野蒜を投入してスタミナをつける。
僅かに残ったタムシバの白が映える。
2017年05月03日 13:27撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/3 13:27
僅かに残ったタムシバの白が映える。
根元が大きく曲がった巨樹が奥駈道のいたるところに。
2017年05月03日 13:35撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
2
5/3 13:35
根元が大きく曲がった巨樹が奥駈道のいたるところに。
ここから先、女人結界。
2017年05月03日 13:39撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/3 13:39
ここから先、女人結界。
洞川の茶屋。ぎりぎり空いていたので、葛湯でリフレッシュ。
2017年05月03日 14:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/3 14:59
洞川の茶屋。ぎりぎり空いていたので、葛湯でリフレッシュ。
山上ヶ岳山頂付近から残雪が増え始めた。
2017年05月03日 15:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
2
5/3 15:26
山上ヶ岳山頂付近から残雪が増え始めた。
珍しい竜の彫り物。
2017年05月03日 15:33撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/3 15:33
珍しい竜の彫り物。
西の覗き。
2017年05月03日 15:50撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/3 15:50
西の覗き。
初日はゆっくりしようと龍泉寺の宿坊で。お風呂もついて1泊2食で8000円と格別。ここで生まれて初めて御朱印をもらった。
2017年05月03日 16:10撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/3 16:10
初日はゆっくりしようと龍泉寺の宿坊で。お風呂もついて1泊2食で8000円と格別。ここで生まれて初めて御朱印をもらった。
山頂の神社。
2017年05月03日 16:43撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/3 16:43
山頂の神社。
お花畑の一本杉を夕日が染める。
2017年05月03日 18:22撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/3 18:22
お花畑の一本杉を夕日が染める。
太陽の西側に虹の柱が立っていた。何かのサインだろうか。
2017年05月03日 18:25撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/3 18:25
太陽の西側に虹の柱が立っていた。何かのサインだろうか。
雲の下に沈む太陽。
2017年05月03日 18:41撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/3 18:41
雲の下に沈む太陽。
すがすがしい朝。
2017年05月04日 05:42撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/4 5:42
すがすがしい朝。
朝の山頂は黄金色。
2017年05月04日 05:44撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/4 5:44
朝の山頂は黄金色。
女人結界の終わり。これより女性を含めた一般登山客が増え始める。
2017年05月04日 06:47撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/4 6:47
女人結界の終わり。これより女性を含めた一般登山客が増え始める。
奈良県側の奥駈道の標識。距離も書いてありかなり親切。
2017年05月04日 06:47撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/4 6:47
奈良県側の奥駈道の標識。距離も書いてありかなり親切。
ところどころ安全のために鎖が渡してある。
2017年05月04日 08:44撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/4 8:44
ところどころ安全のために鎖が渡してある。
霧に包まれて幻想的な道、と言いたいところだが、ずっとガスの中で展望も効かず、防水ではないカメラもなかなか使えず、テンションは下がり気味。
2017年05月04日 12:31撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/4 12:31
霧に包まれて幻想的な道、と言いたいところだが、ずっとガスの中で展望も効かず、防水ではないカメラもなかなか使えず、テンションは下がり気味。
恐ろしく長い階段を上るのに疲れ果ててようやくたどり着いた弥山山頂。
2017年05月04日 15:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
2
5/4 15:26
恐ろしく長い階段を上るのに疲れ果ててようやくたどり着いた弥山山頂。
八経ヶ岳もガスの中。まだこれから楊子の宿まで2時間半ほどかかる。翌日弥山に泊まったという人から朝の雲海とご来光が最高によかったと聞いて弥山に泊まるべきだったと、少し後悔した。
2017年05月04日 15:54撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/4 15:54
八経ヶ岳もガスの中。まだこれから楊子の宿まで2時間半ほどかかる。翌日弥山に泊まったという人から朝の雲海とご来光が最高によかったと聞いて弥山に泊まるべきだったと、少し後悔した。
楊子の宿での朝日。
2017年05月05日 05:35撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3
5/5 5:35
楊子の宿での朝日。
真ん中のオレンジ。エアライズ。
2017年05月05日 05:36撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/5 5:36
真ん中のオレンジ。エアライズ。
昨日の天気とは打って変わってすがすがしい。ずっとこんな中を歩きたい。
2017年05月05日 07:10撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/5 7:10
昨日の天気とは打って変わってすがすがしい。ずっとこんな中を歩きたい。
こんな景色と涼しさならいくらでも歩けそう。
2017年05月05日 07:27撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
5/5 7:27
こんな景色と涼しさならいくらでも歩けそう。
場所によってはまだまだ残雪が。
2017年05月05日 07:40撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
5/5 7:40
場所によってはまだまだ残雪が。
鳥の水を飲んだら、羽が生えたように体が軽くなった。鹿の頭蓋骨らしきものが謎。
2017年05月05日 08:01撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
2
5/5 8:01
鳥の水を飲んだら、羽が生えたように体が軽くなった。鹿の頭蓋骨らしきものが謎。
大峰奥駈道は釈迦ヶ岳のみ過去に登ったことがあり、山頂の釈迦牟尼如来との再会が待ち遠しい。
2017年05月05日 09:05撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/5 9:05
大峰奥駈道は釈迦ヶ岳のみ過去に登ったことがあり、山頂の釈迦牟尼如来との再会が待ち遠しい。
木の根に映えたコケもすがすがしい。
2017年05月05日 09:16撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
5/5 9:16
木の根に映えたコケもすがすがしい。
4年ぶりの再会。あの時は一面ガスの中で何も見えなかった。
2017年05月05日 09:35撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5
5/5 9:35
4年ぶりの再会。あの時は一面ガスの中で何も見えなかった。
360度の展望が素晴らしいというのもうなずける。得も言われぬ開放感。
2017年05月05日 09:37撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5
5/5 9:37
360度の展望が素晴らしいというのもうなずける。得も言われぬ開放感。
釈迦ヶ岳を名残惜しそうに下り始める。
2017年05月05日 09:53撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/5 9:53
釈迦ヶ岳を名残惜しそうに下り始める。
大日岳の登り。左が行者用、右が一般登山者用。
2017年05月05日 10:31撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/5 10:31
大日岳の登り。左が行者用、右が一般登山者用。
ついに後半に突入。
2017年05月05日 10:57撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
5/5 10:57
ついに後半に突入。
残りの距離が表示されていると、実感がわく。
2017年05月05日 10:58撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
5/5 10:58
残りの距離が表示されていると、実感がわく。
こんな道が果てしなく続くのであれば、ちっとも修行ではないのだが。。。
2017年05月05日 11:51撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/5 11:51
こんな道が果てしなく続くのであれば、ちっとも修行ではないのだが。。。
しばらく歩きやすい道だと、小さいものを撮影する余裕が出る。
2017年05月05日 12:06撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
5/5 12:06
しばらく歩きやすい道だと、小さいものを撮影する余裕が出る。
鳥を撮ってみたり。
2017年05月05日 13:08撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
5/5 13:08
鳥を撮ってみたり。
花を撮ってみたり。
2017年05月05日 13:18撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
5/5 13:18
花を撮ってみたり。
とにかく、ここちよい。
2017年05月05日 13:46撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/5 13:46
とにかく、ここちよい。
垂直に降りるところも木の根がしっかりついていて上り下りしやすい。(木の根は傷んでしまうけれど。。。)
2017年05月05日 15:28撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
2
5/5 15:28
垂直に降りるところも木の根がしっかりついていて上り下りしやすい。(木の根は傷んでしまうけれど。。。)
午後になってうっすらとガス靄が下りてきた感じがする。
2017年05月05日 15:43撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
5/5 15:43
午後になってうっすらとガス靄が下りてきた感じがする。
こういう木の育ち方をみると、歳月を感じる。
2017年05月05日 17:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
5/5 17:29
こういう木の育ち方をみると、歳月を感じる。
今日は平治の宿で。小屋の中に十分なスペースがあったので、楽をすべく小屋を利用。小屋を整備してくれた人に感謝して志納金2000円を納める。
2017年05月05日 17:31撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/5 17:31
今日は平治の宿で。小屋の中に十分なスペースがあったので、楽をすべく小屋を利用。小屋を整備してくれた人に感謝して志納金2000円を納める。
夕闇が迫る。
2017年05月05日 19:07撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
5/5 19:07
夕闇が迫る。
燃えるような朝日。普段は山頂からご来光を拝むけれど、山中で拝むのも悪くない。
2017年05月06日 05:01撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6
5/6 5:01
燃えるような朝日。普段は山頂からご来光を拝むけれど、山中で拝むのも悪くない。
森が赤く染まる。
2017年05月06日 05:03撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/6 5:03
森が赤く染まる。
朝日と霧靄。
2017年05月06日 05:13撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
5/6 5:13
朝日と霧靄。
晴天の山々よりも、靄に包まれて水墨画のような山々の方が見ごたえがあるかもしれない。
2017年05月06日 06:49撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
6
5/6 6:49
晴天の山々よりも、靄に包まれて水墨画のような山々の方が見ごたえがあるかもしれない。
日ユを感じる。
2017年05月06日 09:36撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
5/6 9:36
日ユを感じる。
ひっそりとした森の中。
2017年05月06日 13:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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ひっそりとした森の中。
雨が降り始めたためヤッケを着て猛烈に蒸れ、心が折れそうな中、ようやく玉置神社まであと少しを実感。
2017年05月06日 15:04撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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雨が降り始めたためヤッケを着て猛烈に蒸れ、心が折れそうな中、ようやく玉置神社まであと少しを実感。
山頂の方が神々しく光り輝いている。
2017年05月06日 15:33撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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山頂の方が神々しく光り輝いている。
玉置神社。風もないのに紙垂がずっと揺れていた。ここはやはりすごいところだった。
2017年05月06日 15:57撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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玉置神社。風もないのに紙垂がずっと揺れていた。ここはやはりすごいところだった。
樹齢3000年。
2017年05月06日 16:05撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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樹齢3000年。
境内のケマンソウ。
2017年05月06日 17:05撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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境内のケマンソウ。
夕日の差し方が神々しすぎる。
2017年05月06日 17:09撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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夕日の差し方が神々しすぎる。
神々しいとしか言いようがない。
2017年05月06日 17:12撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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神々しいとしか言いようがない。
トイレのないこちらの駐車場にテントを張ったのは自分一人だけだった。夜、風もないのに、獣が低くうめくような、「ヒュ~~~」というかすかな音がテントの周りを行ったり来たりして、しばらく眠れなかった。獣の足音がするわけでもなく、やはりここはそういうものが集まる場所なんだと実感した。
2017年05月06日 18:23撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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トイレのないこちらの駐車場にテントを張ったのは自分一人だけだった。夜、風もないのに、獣が低くうめくような、「ヒュ~~~」というかすかな音がテントの周りを行ったり来たりして、しばらく眠れなかった。獣の足音がするわけでもなく、やはりここはそういうものが集まる場所なんだと実感した。
何かの霊が行き来するような音が最初は怖くて眠れなかったが、悪さをするようなものがこんなところにいるはずはないと思うのと、玉置神社でももらった御朱印がお守りになるだろうと思うと安心して眠ることが出来た。幽霊とかの効果音に「ヒュ~ッ」という音を当ててあるのはあながち適当に決めているわけではないんだと一人納得した。
2017年05月06日 19:48撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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何かの霊が行き来するような音が最初は怖くて眠れなかったが、悪さをするようなものがこんなところにいるはずはないと思うのと、玉置神社でももらった御朱印がお守りになるだろうと思うと安心して眠ることが出来た。幽霊とかの効果音に「ヒュ~ッ」という音を当ててあるのはあながち適当に決めているわけではないんだと一人納得した。
最終日の夜明け。
2017年05月07日 04:54撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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最終日の夜明け。
朝の木漏れ日を軽快に歩く。
2017年05月07日 05:50撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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朝の木漏れ日を軽快に歩く。
ずいぶん丸っこい花。
2017年05月07日 07:19撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/7 7:19
ずいぶん丸っこい花。
昨日はガスと風で木々からの雫が落ちてきてカメラをほとんど使えなかったが、今日は風のみ涼しく、霧がないので存分に写真を撮った。
2017年05月07日 07:46撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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昨日はガスと風で木々からの雫が落ちてきてカメラをほとんど使えなかったが、今日は風のみ涼しく、霧がないので存分に写真を撮った。
新芽もまぶしい。
2017年05月07日 08:09撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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新芽もまぶしい。
熊野川が見えたときの安心感と感動は、この道を歩き通してこないと判らないと思う。
2017年05月07日 08:53撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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熊野川が見えたときの安心感と感動は、この道を歩き通してこないと判らないと思う。
この道を通していたるところにこのような行場があったな、と改めて実感。
2017年05月07日 08:58撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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この道を通していたるところにこのような行場があったな、と改めて実感。
ついに大鳥居が眼下に。しかしここからが長かった。。。
2017年05月07日 10:06撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/7 10:06
ついに大鳥居が眼下に。しかしここからが長かった。。。
雄大に開けた河原に降り立つ。
2017年05月07日 11:17撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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雄大に開けた河原に降り立つ。
やっぱりやってみたかった、はだしでの最後の渡渉。
2017年05月07日 11:24撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/7 11:24
やっぱりやってみたかった、はだしでの最後の渡渉。
水量と水勢があり、苔むした岩の上を歩いて渡るのは結構危なかった。
2017年05月07日 11:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/7 11:29
水量と水勢があり、苔むした岩の上を歩いて渡るのは結構危なかった。
禊を終え、Camino de Santiago を達成した時に道中で友達になったダニエルからお土産にもらったTシャツに着替える。
2017年05月07日 11:36撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/7 11:36
禊を終え、Camino de Santiago を達成した時に道中で友達になったダニエルからお土産にもらったTシャツに着替える。
トビ(と思う)が出迎えてくれた。
2017年05月07日 11:44撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/7 11:44
トビ(と思う)が出迎えてくれた。
大鳥居の大きさが伝わるだろうか。
2017年05月07日 11:57撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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大鳥居の大きさが伝わるだろうか。
ついに熊野本宮。
2017年05月07日 12:03撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/7 12:03
ついに熊野本宮。
ちょうど10年前に歩いたスペインの巡礼路と今ここで一つに。。。
2017年05月07日 13:23撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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5/7 13:23
ちょうど10年前に歩いたスペインの巡礼路と今ここで一つに。。。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ジャケット ズボン 靴下 防水グローブ 雨具 ライトシェル 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 食料4日分 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ スイスカード ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル カメラ ポール グランドシート テント フライシート 水3.35L GPSロガー 携帯バッテリ シュラフ テントマット シュラフマット
備考 行動食を多めに入れすぎたのと朝食は味噌汁だけで十分だった。夕食は米1合は少し多かったので、次回は0.8~0.9合に調節。今回初めてプラティパスを使ったが、水を使うごとに減容できるのは優れている半面、水を移す作業が難しく、慣れが必要。コーヒーを必要最小限にしたが、朝晩飲むくらいの量を持っていけばよかったと思った。

感想

10年前にスペインの巡礼路を歩き終わった時、次に行くなら四国か熊野と思っていた思いがふいにかなった。ゴールデンウィークの5連休を利用してぎりぎり4泊5日でのプラン。3泊4日で歩く人が結構いたが、4泊しても少し足早に通り過ぎた感じがあり、日程に余裕があるなら5泊はしてゆっくりと悠久の歴史に思いを馳せながら寄り道したりして歩くべきとも思う。

トレイルランというのが最近ははやっているらしく、随所でそういういで立ちをした人たちが足早に通り過ぎていくのを目撃した。ある山小屋で聞いた話では深夜にそういう人たちがやってきて寝るわけでもなく、ガサゴソと小屋の中を少し利用しただけでまた立ち去っていくらしく、普通に山小屋を利用する一般の登山客がゆっくり休めなかったりと軋轢を起こしかけているようだった。自分の限界に挑戦するというのも悪いことではないと思うけれど、ストックで山を突き刺しながら、景色も遺跡も神仏にもゆっくりと敬意を払う暇もなく山を疾走していく人たちと、一般に山に入る人との大きな違いは、山を愛する度合いの違いかもしれないと、ふと思ったりもした。もっとも、昔と違い、いまは誰もかれもストックで山を突き刺して歩いているのがずいぶんと気になった。ただでさえ足で踏んで山を痛めているのに、さらにストックで山を突き刺し削るのはどうなのかな、と思う。中年になって突然山登りを始めるような場合はストックなしではろくに歩けないだろうし、ケガもするかもしれないけれど、雪上歩行以外はストックは使うべきではないと考えるのはもう古いのかもしれない。

気になったのは森の中の狭い山道のど真ん中でたき火をした後(新しい)があったこと。昼間にするとも思えず、夜間にやったのだとすると、作法をわきまえている行者がするはずもなく、やはりトレイルランとか、ナイトハイクをする人の中に山のことや他の人のことを顧みず、自分の都合だけでマナーのない行為に及ぶ人がいるようで、残念でならない。

それにしても弥山の人の多さにはびっくりしたが、日没やご来光を八経ヶ岳で拝もうと思えば、弥山は最高の宿泊スポットだと思う。もし一日だけ大峰に来るチャンスがあるなら、自分もここを選ぶと思う。



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コメント

お疲れさまでした。
無事、奥駈完走、おめでとうございます。
ヤマレコの縦走特集を見ていたら、同じ日程の方がいて、もしやと思い、拝見すると、やはりそうでした。
吉野駅で写真を撮った者です。

玉置山へは行きたいような、行きたくないような気になりました。
私の方は太古の辻から前鬼に下山しましたが、延々と続く下りと林道歩きは足に堪えました。前鬼の宿坊は静かで、里山風景に癒されました。
バスには十分間に合いました。

今度は小辺路を歩いてみようかと妄想中です。
2017/5/22 21:09
Re: お疲れさまでした。
H県CWRのWさんですね!コメントありがとうございます。玉置山、山頂そのものは鉄塔が立っていて特にこれといった感じはないのですが、天気が良ければ海が見渡せるらしく、そのために別名が沖見岳というそうです。境内の雰囲気は行って味わうだけの価値があります。
2017/5/23 10:38
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