また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 1172908
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

阿弥陀岳南稜のP3直登-赤岳-記録の無い峰の松目西尾根で周回、ツクモグサは開きかけ

2017年06月17日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
12:42
距離
22.6km
登り
2,186m
下り
2,181m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:30
休憩
2:12
合計
12:42
5:09
22
5:31
5:33
85
6:58
6:58
16
7:14
7:14
29
7:43
7:44
29
8:13
8:24
30
P3直登下
8:54
9:18
15
9:33
9:33
10
9:43
9:46
20
10:06
10:06
19
10:25
10:27
5
10:32
10:35
2
10:37
10:37
13
10:50
10:51
3
10:54
10:54
7
11:01
11:01
12
11:13
11:19
2
11:21
11:31
2
11:33
11:43
4
11:47
11:47
7
11:54
11:55
4
11:59
12:17
8
12:25
12:25
9
12:34
12:34
23
12:57
13:03
10
13:13
13:14
38
13:52
14:11
124
16:15
16:15
27
美濃戸-美濃戸口の車道
16:42
16:56
1
16:57
16:57
34
17:31
17:31
20
天候 晴れ、昼前より曇り
過去天気図(気象庁) 2017年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
船山十字路を使用。ここにはトイレが無いので八ヶ岳PAで車中泊して移動。船山十字路まで35分ほど。金曜日は休日割引が無いので、八ヶ岳PAで車中泊する事で、深夜割引が使えるメリットもある。
コース状況/
危険箇所等
<阿弥陀岳南稜>
バリルートですが分岐には標識が有り、踏み跡も明瞭で赤テープも沢山有りますから、道迷いの心配は殆どありません。その点では破線から実線の登山道並みです。最大の難所はP3で、通常は巻道で裏側に回り込んでお助けロープでルンゼに上がり、そのままルンゼを詰めます。4年前にそのコースは登っているので、今回は直登コースを登っています。

P3直登コース(クライミング経験者用):
色々あるようですが、巻道が裏側に大きく回り込む所の、直登はロープが必要と書かれた看板から登りました。フリーソロで登る場合、出だしの少しオーバーハングした岩を越える所が最大の難所です。看板の所から見て登れるかを判断し、不安に思ったら止めましょう。少しオーバーハングした所は狭くて、ザックの両脇に入れたペットボトルとストックが引っかかり、抜けずに立ち往生しました。そういう点にも気を付けて下さい。岩は安定してホールドも豊富なので、靴はトレランシューズでも大丈夫です。

P4も直登できそうでしたが、岩が脆いという情報が有ったので止めました。
フリーソロで登る場合、少しでも不安なら止めましょう。

P3の直登ルートはmisuzuさんとmmgさんの以下のレコを参考にしました。
ありがとうございます。そちらの方が写真も豊富です。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-478363.html

<阿弥陀岳〜赤岳〜横岳〜硫黄岳〜赤岩ノ頭>
一般道です。登山道に雪は有りません。ツクモグサは横岳周辺に沢山見かけましたが、蕾の状態の物が殆どでした。

<赤岩ノ頭〜峰ノ松目>
少し残雪が残っていましたが普通に歩けます。所々で登山道が木々に蔽われていて、軽い藪漕ぎになりますから、長袖、ズボンの方が良いです。Tシャツや短パンだと多少の切り傷は覚悟して下さい。

<峰ノ松目西尾根>
ネットで検索しても歩いた記録の無いルートで、道はありません。藪漕ぎで長袖、ズボンでも傷だらけになりました。遭難の恐れがあるのでお勧めできません。今回のルートで最難関でした。途中で赤テープが多数ある踏み跡に出ましたが、西北西側に下って美濃戸口へ遠回りになりそうです。さらに下った所で写真に有るような明瞭な道に出ました。赤テープや赤ペンキの印が多数あり、暫くは美濃戸口方面に下ってましたが、この道も途中から西北西側に下って美濃戸口へは遠回りになりそうでした。そこで道を逸れて美濃戸口への林道の有る方向に強引に下りました。

<美濃戸口〜船山十字路>
地図だと車道で回り込むか、阿弥陀岳への登山道を登り、御小屋山の手前で船山十字路からの登山道と出合ったら、そこを下るしかありませんが、どちらもかなり時間がかかります。今回のルートは諏訪神社奥社の少し手前の破線の二俣を右に入り、少し沢沿いに進んでから道を逸れて右の尾根に登り、船山十字路のゲートを目指しています。登山地図には掲載されていない大きな道が地形図に載っており、途中からそれを使うので、道の無いブッシュウオーキングの区間は200、300m位で楽です。
西岳かな。登り始めは快晴。早朝の登山が楽しい。
2017年06月17日 05:47撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/17 5:47
西岳かな。登り始めは快晴。早朝の登山が楽しい。
西岳の尾根の向こうに見えるのは。。。
2017年06月17日 06:24撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/17 6:24
西岳の尾根の向こうに見えるのは。。。
ズームすると手前の山に富士見パノラマスキー場が見えているので、その後ろなので南アルプス北部の山々ですね。
2017年06月17日 06:24撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/17 6:24
ズームすると手前の山に富士見パノラマスキー場が見えているので、その後ろなので南アルプス北部の山々ですね。
立場山の少し先から、権現岳。
2017年06月17日 07:02撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/17 7:02
立場山の少し先から、権現岳。
その後ろの山は編笠山でしょうか。
2017年06月17日 07:03撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/17 7:03
その後ろの山は編笠山でしょうか。
さらに編笠山の後ろは。。。
2017年06月17日 07:03撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/17 7:03
さらに編笠山の後ろは。。。
ズームすると右が甲斐駒、左が北岳ですね。
2017年06月17日 07:03撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
6/17 7:03
ズームすると右が甲斐駒、左が北岳ですね。
ここが有名な青ナギです。後ろはもちろん阿弥陀岳です。
2017年06月17日 07:12撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/17 7:12
ここが有名な青ナギです。後ろはもちろん阿弥陀岳です。
来し方を振り返って。
2017年06月17日 07:13撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/17 7:13
来し方を振り返って。
逆光なのが惜しい。
2017年06月17日 07:13撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/17 7:13
逆光なのが惜しい。
青ナギを振り返って。
2017年06月17日 07:15撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/17 7:15
青ナギを振り返って。
こちらは北アルプス?
2017年06月17日 07:50撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/17 7:50
こちらは北アルプス?
阿弥陀岳が近づいてきました。ここから1時間で登れるとは思っていませんでした。
2017年06月17日 07:52撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/17 7:52
阿弥陀岳が近づいてきました。ここから1時間で登れるとは思っていませんでした。
その後で登る中岳と赤岳です。
2017年06月17日 07:52撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/17 7:52
その後で登る中岳と赤岳です。
凄い岩稜地帯です。
2017年06月17日 08:00撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/17 8:00
凄い岩稜地帯です。
P3の巻道に入った所からです。富士山が遠くに見えます。
2017年06月17日 08:12撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/17 8:12
P3の巻道に入った所からです。富士山が遠くに見えます。
登ってきた阿弥陀岳南稜を振り返って。後ろから他の登山者が登ってきています。
2017年06月17日 08:12撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/17 8:12
登ってきた阿弥陀岳南稜を振り返って。後ろから他の登山者が登ってきています。
P3の巻道が明瞭に見えます。その先で後ろに回り込みます。直登は裏に回る所から登ります。
2017年06月17日 08:14撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/17 8:14
P3の巻道が明瞭に見えます。その先で後ろに回り込みます。直登は裏に回る所から登ります。
登ってきた南稜が見渡せます。青ナギは目立ちますね。
2017年06月17日 08:14撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/17 8:14
登ってきた南稜が見渡せます。青ナギは目立ちますね。
歩いてきた巻道を振り返って。
2017年06月17日 08:15撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/17 8:15
歩いてきた巻道を振り返って。
後ろの登山者が見えたのでもう一枚。
2017年06月17日 08:16撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/17 8:16
後ろの登山者が見えたのでもう一枚。
巻道が大きく回り込む所は、裏側も見える絶好の見晴らしポイントで、良い休憩場所でした。
2017年06月17日 08:16撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/17 8:16
巻道が大きく回り込む所は、裏側も見える絶好の見晴らしポイントで、良い休憩場所でした。
逆光で分かり難いですが、P3の直登はここを登ります。
2017年06月17日 08:17撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/17 8:17
逆光で分かり難いですが、P3の直登はここを登ります。
難関のハングっている所を乗り越えた先から、来し方を見下ろして。
2017年06月17日 08:30撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/17 8:30
難関のハングっている所を乗り越えた先から、来し方を見下ろして。
展望は最高です。
2017年06月17日 08:32撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/17 8:32
展望は最高です。
右側の岩峰がP4です。
2017年06月17日 08:37撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/17 8:37
右側の岩峰がP4です。
左は先ほど前いたP3。後ろの人も難関を越えた様です。拡大すると見えます。
2017年06月17日 08:38撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/17 8:38
左は先ほど前いたP3。後ろの人も難関を越えた様です。拡大すると見えます。
阿弥陀岳の山頂。この時までは快晴だったのですが。。。
2017年06月17日 08:55撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
6/17 8:55
阿弥陀岳の山頂。この時までは快晴だったのですが。。。
これから向かう赤岳です。まだまだ先は有りますね。
2017年06月17日 08:56撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/17 8:56
これから向かう赤岳です。まだまだ先は有りますね。
硫黄岳と横岳も綺麗に見えます。
2017年06月17日 08:56撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/17 8:56
硫黄岳と横岳も綺麗に見えます。
登ってきた南稜越に権現岳と南アルプスの山々が見える大展望です。
2017年06月17日 08:56撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/17 8:56
登ってきた南稜越に権現岳と南アルプスの山々が見える大展望です。
中岳から去年の歩いた立場川本谷方面を見下ろして。途中で沢が二つに分かれ、左㑨は画面中央の残雪の所で中岳のコルに出ます。
2017年06月17日 09:45撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/17 9:45
中岳から去年の歩いた立場川本谷方面を見下ろして。途中で沢が二つに分かれ、左㑨は画面中央の残雪の所で中岳のコルに出ます。
僕らは右㑨を進んでこちらから登ってきました。
2017年06月17日 09:45撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/17 9:45
僕らは右㑨を進んでこちらから登ってきました。
赤岳の山頂です。
2017年06月17日 10:33撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/17 10:33
赤岳の山頂です。
ちょっとガスが出てきました。
2017年06月17日 10:33撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/17 10:33
ちょっとガスが出てきました。
阿弥陀岳の方はまだ晴れています。
2017年06月17日 10:33撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/17 10:33
阿弥陀岳の方はまだ晴れています。
どんどんガスってきます。西側の方がまだ晴れてますね。
2017年06月17日 10:34撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/17 10:34
どんどんガスってきます。西側の方がまだ晴れてますね。
ここからはお花の撮影会です。
2017年06月17日 10:57撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/17 10:57
ここからはお花の撮影会です。
ここからお目当てのツクモグサですが、蕾が開きかけの花ばかりでした。
2017年06月17日 11:22撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/17 11:22
ここからお目当てのツクモグサですが、蕾が開きかけの花ばかりでした。
入れない所に咲いているのが殆どなので、腹ばいになって腕だけ延ばして撮りました。
2017年06月17日 11:26撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/17 11:26
入れない所に咲いているのが殆どなので、腹ばいになって腕だけ延ばして撮りました。
もう少し開いてくれ〜。でも開きかけでも可憐。
2017年06月17日 11:26撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/17 11:26
もう少し開いてくれ〜。でも開きかけでも可憐。
やっと開いたツクモグサが有りました。
2017年06月17日 11:44撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/17 11:44
やっと開いたツクモグサが有りました。
横岳到着。でもガスっています。
2017年06月17日 12:00撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/17 12:00
横岳到着。でもガスっています。
ここ、登る人はいるのでしょうか。
2017年06月17日 12:09撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/17 12:09
ここ、登る人はいるのでしょうか。
ズームするとロープが見えるのですが。。。
2017年06月17日 12:10撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/17 12:10
ズームするとロープが見えるのですが。。。
これが大同心?
2017年06月17日 12:11撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/17 12:11
これが大同心?
ちょっとだけ明るくなりました。
2017年06月17日 12:11撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/17 12:11
ちょっとだけ明るくなりました。
硫黄岳の火口です。
2017年06月17日 12:59撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/17 12:59
硫黄岳の火口です。
硫黄岳の火口、少し違った所から。
2017年06月17日 13:01撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/17 13:01
硫黄岳の火口、少し違った所から。
分かり難いですが、先の方に人が何名か立っています。
2017年06月17日 13:01撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/17 13:01
分かり難いですが、先の方に人が何名か立っています。
北八ヶ岳方面です。先ほどの人々はこちらから登ってくる途中か、下って行く途中です。
2017年06月17日 13:01撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/17 13:01
北八ヶ岳方面です。先ほどの人々はこちらから登ってくる途中か、下って行く途中です。
晴れ間が見えたので火口ももう一度。
2017年06月17日 13:03撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/17 13:03
晴れ間が見えたので火口ももう一度。
下を見下ろすと凄いです。
2017年06月17日 13:03撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/17 13:03
下を見下ろすと凄いです。
歩いてきた阿弥陀岳、赤岳、横岳の稜線が見えます。晴れているともっと良いのですが。。。
2017年06月17日 13:04撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/17 13:04
歩いてきた阿弥陀岳、赤岳、横岳の稜線が見えます。晴れているともっと良いのですが。。。
赤岩の頭に下る途中です。
2017年06月17日 13:05撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/17 13:05
赤岩の頭に下る途中です。
赤岩の頭からの硫黄岳。
2017年06月17日 13:15撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/17 13:15
赤岩の頭からの硫黄岳。
やっと峰の松目に到着しました。
2017年06月17日 13:53撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
6/17 13:53
やっと峰の松目に到着しました。
苔に蔽われた岩に洞窟の様な物が。。。熊はこんな所で冬眠するのでしょうか。
2017年06月17日 14:16撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
6/17 14:16
苔に蔽われた岩に洞窟の様な物が。。。熊はこんな所で冬眠するのでしょうか。
辺りはこんな感じ。ここは藪漕ぎは無かったので楽でしたが、直ぐに藪漕ぎが待っていました。
2017年06月17日 14:16撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
6/17 14:16
辺りはこんな感じ。ここは藪漕ぎは無かったので楽でしたが、直ぐに藪漕ぎが待っていました。
ここで赤テープと明瞭な踏み跡に遭遇。
2017年06月17日 15:20撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/17 15:20
ここで赤テープと明瞭な踏み跡に遭遇。
御小屋尾根かな。
2017年06月17日 15:31撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/17 15:31
御小屋尾根かな。
赤ペンキも有りました。
2017年06月17日 15:32撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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6/17 15:32
赤ペンキも有りました。
これは謎。廃屋、岩?
2017年06月17日 16:02撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
6/17 16:02
これは謎。廃屋、岩?
撮影機器:

装備

個人装備
ダブルストック ヘッドランプ 替え電池 地図 GPS ペットボトル 雨具 熊鈴 タオル ザックカバー ヘルメット

感想

当初は土曜日に用が有り、日曜日は天気が悪そうなので、都合が付けられた月曜日に行く予定でした。月曜日ならこの時期はツクモグサで休日だと混む、八ヶ岳の赤岳周辺にしようと決めました。八ヶ岳は独身時代に最も登ったエリアで、登山地図に掲載されている登山道はほぼ歩いています。無雪期のソロ山行は、未踏のルートが無い計画は立てられないので、バリか沢を組み込む必要が有ります。阿弥陀岳南稜は既に歩いているのでP3を直登する事でクリア。後は行き止まりの峰の松目からの下山ルートの探索を入れれば何とか許容範囲の計画になりました。

ところが金曜日の夕ご飯の後でかみさんから却下。土曜日なら良いという事で大慌てで支度をし、21時過ぎに出発しました。途中で食料を買って八ヶ岳PAに着いたのが23時30分過ぎ、アラームを4時にセットして寝たのが0時頃でした。
土曜日ならマイナーの所の方が良かったのですが、新しい計画を立てている時間が無かったのでしかたありません。

阿弥陀岳南稜は前回は広河原〜旭小屋〜立場山だったのですが、船山十字路からの方が楽な気がしました。次回にソロで登るなら、去年歩いた立場川本谷からか、広河原沢から沢登りと組み合わせるしか無いですね。P3の直登は、misuzuさん達のレコに ”部分的に III+ 程度” と書かれていたので、登れるレベルとは思っていました。
しかし現地で見上げてみると、最初の少しハングっている所が難しそうでした。ただそこを越えれば後は楽だと書かれているので、取りあえずハングっている所まで登ってみて、ダメなら引き返せば良いので気が楽でした。その手前なら容易に下れそうですが、ハングっている所を越えてから引き返すとなると、ロープを持っていないので大変だからです。
手前まで登ってみると、ロープで確保されていれば直ぐに越えられそうですが、無いのでちょっと躊躇しました。ホールドの岩はしっかりしているので、取りあえず試して駄目なら戻れると確認し、ハングっている所を登ったのですが、越えられたと思った時に、ボコという音と共にザックの何かが引っかかり、越えられませんでした。両ポケットに入れている、ペットボトルとストックが引っかかっているだろうと思ったのですが、今さらどうにもなりません。宙ぶらりんの状態でちょっと体を後ろにずらしたり、左右に振ったりしてやっとザックが外れた時にはホットしました。この間は3点支持を4点に変えられたので事なきを得ましたが、良い教訓になりました。
因みに僕の後に来た人も直登をしようか迷っていたのですが、僕の状況を見てザックの外に出ている物を中にしまってから登ったそうです。その後も少し急な所もありましたが、misuzuさんが書いていた様に、出だしのハングっている所よりは易しく、登りきる事ができました。misuzuさんの情報が無かったら直登は諦めたでしょう。とってもありがたかったです。

出発は計画より9分遅れましたが、阿弥陀岳には45分早く到着しました。しかし土曜日になったので凄い人でで、それからは何度か渋滞にはまり、徐々に貯金を使い果たし、横岳では計画時間と同じになりました。お花の撮影に時間がかかったのも大きかったですね。特にツクモグサの花の写真が撮りたくって悪戦苦闘しました。

そうした混雑も赤岩の頭まで。そこから先は全く人がいない世界でした。峰の松目までは実線の登山道なのですが、バリルートの阿弥陀岳南稜より人が歩いていない雰囲気で、所々で藪が登山道を被っていました。そして最後の難関、峰の松目西尾根です。残雪期に一度トライしかけて雪の状態を見て断念したのですが、去年shigetoshiさんが、南西尾根を踏破したのを見て思い出し、shigetoshiさんとは違ったルートを下ろうと西尾根にしたのです。実は去年、totoriさんと立場川本谷を沢登りした後で、下りにここを挑戦しようとしたのですが、赤岩の頭に着いた時刻が遅かったので断念しました。そういった意味では今度は3度目の挑戦です。

下り始めて去年の山行で赤岩の頭に着いた時刻が遅くて良かったと痛感しました。かなりの難路で、予定よりずっと時間がかかったのです。藪漕ぎも酷くて、お風呂に入って手足が傷だらけなのが分かりました。写真に写っている、藪があまり無くって、フカフカの苔に蔽われた岩穴の様な面白い所も有りましたが、GPSが無いと遭難しそうな所でした。地形図を見て作ったルート上に、途中で踏み跡と赤テープが現れたのには驚きました。暫くは僕が作ったルート上をこの道が走っていました。あの地形図を見て道を作るなら、同じようなルートになるものだと感心しました。途中からその道は西に向かっていたので分かれ、僕は東に下って美濃戸口への車道に出ました。

やっと美濃戸口に着いた時点で50分ほどの遅れ。計画ではここでは休まず船山十字路まで歩く予定でしたが、流石にヘトヘトで軽い食事休憩を取り、1時間の遅れで最後の行程を歩き始めました。ここも少し歩くと未踏になり、誰とも会わないルートでした。船山十字路着は予定より30分遅れと盛り返し、長い一日は久しぶりの計画貫徹で終了しました。

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コメント

お疲れ様でした
月曜と伺っていたので同日に同じツクモグサを見ていたなんてびっくりしました(笑)
峰の松目、去年行くはずだったルートを下られたんですね。
ご一緒してたら私も傷だらけでしたね^^;
今回はのんびりツクモグサ登山だったのでfutaroさんとは対照的ですね^^;
2017/6/18 21:54
Re: お疲れ様でした
はい、金曜日の20時前に急きょ変更になり、大慌て用意しました

そうなんです。峰の松目の西尾根、あの時に行かずに良かったです。殆どの区間がバリルートさえ無かったし、藪漕ぎで傷だらけになったでしょう。。。
行っていたらtotoriさんの旦那さんに叱られたでしょうね。
苔むした森が好きな人には宝の山でしょうが、普通の登山者にはむきません。

”のんびりツクモグサ登山”の部分は同じでしたね。あの区間はじっくり撮影会をしてましたから。でもその前後がかなり違っていました
2017/6/18 22:33
P3直登、行きましたか
お疲れ様でした(特に藪漕ぎ )。祝〜計画貫徹。

P3 は、いつもの沢より難しくなかったと思います(濡れていませんから)。
岩でも一般道でも引っかかるものは禁物です。かつて、ザックに吊したシュリンゲに倒木が引っかかって、倒木もろとも谷に落ちたことがあります。以来、気を遣うようになりました。

P4 は、行けなくもないですが、お勧めしません。八ツ特有の脆い壁で、抜けたら終わりです。

峰の松目の西側は、よほど人が通らないのでしょうね。冬季でも通る必要がないから通らないのでしょう。高山帯の薮で人気のないところって、手強いことが多々あります。しっかり育っている分、丈夫。妙義とかの方が、案外平和です。でも、あえてここを行くところが、Futaro さん的で素敵です

薮岩、高山帯藪漕ぎのバリルートは、行動時間が読みにくいです。
2017/6/18 22:41
Re: P3直登、行きましたか
ありがとうございます。misuzuさんの情報のおかげです。
沢の滝登りより滑らない点は楽ですが、ハングっている所は沢では絶対登らないので、少し躊躇しました。ロープを持っていないので下れる自信が無い所は登りませんが、あそこは自信がありませんでしたから。misuzuさんのここを越えればその先は楽との情報が無ければ、あれを見て即中止したでしょう。今回の計画を立てる際、misuzuさんとmmgさん達がP3、P4を直登した記録を見返したのですが、随分と前でしたね。mmgさんがクライミングを始めたばかりの様なコメントを書いていました。今のmmgさんなら、P3、P4もトップで登れるでしょう。
ところでmisuzuさんでも引っかかり物で危険な目にあった経験が有るとは意外でした。
僕も以後は気を付けます。

峰の松目西尾根、ネットで検索しても出てきませんでした。勿論ヤマレコにも有りません。だからCTの見積もりが難しかったです。甘めに見積もったつもりだったのですが
2017/6/18 23:04
峰の松目西尾根!
Futaroさん、こんばんは

最初ルートを見たときは、私が歩いた南西尾根ルートかと思いましたが、
もう1本西側の尾根ですね
途中の写真やルートの説明がほとんどないのでよくわかりませんが、こっちの方が少し距離があって大変そうです

何はともあれ無事下山&計画完遂おめでとうございます
2017/6/19 0:45
Re: 峰の松目西尾根!
shigetoshiさん、おはようございます!

そうなんです。同じ尾根だと面白く無いので西尾根を探索してみました。
西尾根は地形図を見ての通りかなり広い尾根です。
尾根が狭いと通れる所が限られるため、動物も同じ所を通るので踏み跡が鮮明になります。
西尾根は広い為に踏み跡が不鮮明で歩き難かったです。それとそのまま西尾根で真西に進むと、美濃戸口と尾根を隔てた北側に下り、チェルトの森の別荘地の中を通り抜け、美濃戸口に戻る事になりますから厄介です。
レコにも書いたように、西から北西方面に下る道が途中で有ったので、時間が有ればそちらの方に下りてみるのも面白かったかもしれませんが。。。
櫻平に車を止めて、峰の松目北西尾根で周回するのもありですね。そちらの方が距離が半分位なので、本道かもしれません。
峰の松目からは後4つ位はルートが取れそうですが、植生への影響を考えると、積雪期に時間をかけてゆっくり探索するのが良い気もします。いずれにしても滅多に歩いてはいけない所ですね。
2017/6/19 10:06
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無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
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