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Yamareco

記録ID: 1206141
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

岩の殿堂・前穂高、奥穂高(重太郎新道、吊り尾根縦走)

2017年07月22日(土) 〜 2017年07月23日(日)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
18:47
距離
28.6km
登り
2,242m
下り
2,235m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:15
休憩
1:33
合計
10:48
5:43
5:43
4
5:47
5:51
5
6:38
6:43
91
8:14
8:24
67
9:31
9:32
94
カモシカの立場
11:06
11:07
22
雷鳥広場
11:29
11:35
36
12:11
12:28
27
12:55
13:03
28
13:31
13:31
93
最低コル分岐
15:04
15:07
10
15:17
15:53
32
2日目
山行
6:10
休憩
1:19
合計
7:29
6:28
36
7:04
7:16
20
7:36
7:39
22
8:01
8:09
5
8:14
8:14
6
8:20
8:22
37
8:59
8:59
47
9:46
9:50
40
10:30
10:30
16
10:46
10:55
39
11:34
11:34
12
11:46
12:22
42
13:04
13:04
4
13:08
13:09
39
13:48
13:52
1
13:53
13:53
4
天候 1日目:朝晴れ、昼稜線はガス、午後一時ガスの切れ目も、夜から雨
2日目:朝から濃霧、時々雨、風やや強し
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
平湯温泉アカンダナ駐車場
上高地までシャトルバス利用:約25分、2050円(往復)
   始発4:50(30分間隔)(上高地の最終バスは18:00)
コース状況/
危険箇所等
前穂の登り、奥穂山荘への下り、涸沢までのザイテングラードの岩場の登下降は傾斜も有り、なかなかきついですが、マークも有り整備はされていますので注意しながらの体力勝負になるでしょう。
上高地側への下りでは、涸沢を挟んで何か所か残った雪渓を渡ったり下る部分が有ります。アイゼンを付ける必要はないですが、一部凍った箇所やクレバス状に抜け落ちそうなところがありますので十分な注意が肝要かと。。
横尾から上高地までの11kmはひたすら長いです。
その他周辺情報 日帰り温泉は上高地にもあるようですし、我々は車に戻って平湯の「ひらゆの森」で雨中の露天風呂を楽しみました
車を置いたアカンダナ駐車場から上高地へ向かう途中、車窓からガスの切れた西穂から奥穂への稜線が見えた時は、やったーと思いました
2017年07月22日 05:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
7/22 5:17
車を置いたアカンダナ駐車場から上高地へ向かう途中、車窓からガスの切れた西穂から奥穂への稜線が見えた時は、やったーと思いました
一番バスに乗ることができたので上高地バスターミナルには5時30分に到着
2017年07月22日 05:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
7/22 5:28
一番バスに乗ることができたので上高地バスターミナルには5時30分に到着
河童橋からはすっかりガスも取れた穂高連峰が望めた
2017年07月22日 05:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/22 5:53
河童橋からはすっかりガスも取れた穂高連峰が望めた
朝日に照らされた焼岳
2017年07月22日 05:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/22 5:54
朝日に照らされた焼岳
岳沢を登って1,600m上の前穂高岳を目指します
2017年07月22日 05:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/22 5:57
岳沢を登って1,600m上の前穂高岳を目指します
岳沢登山口
2017年07月22日 06:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/22 6:09
岳沢登山口
岳沢小屋までの間、10個の標識を辿ります
2017年07月22日 06:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/22 6:22
岳沢小屋までの間、10個の標識を辿ります
少し登ったところから乗鞍岳が美しい稜線を見せてくれました
2017年07月22日 06:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/22 6:42
少し登ったところから乗鞍岳が美しい稜線を見せてくれました
風穴。。。近づくほどに涼しい風を感じました。確かに天然クーラー
2017年07月22日 06:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/22 6:46
風穴。。。近づくほどに涼しい風を感じました。確かに天然クーラー
上高地方面。霞沢岳、乗鞍岳も爽やかな朝日の中に
2017年07月22日 06:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/22 6:57
上高地方面。霞沢岳、乗鞍岳も爽やかな朝日の中に
沢の上部に奥穂の稜線が望めます。あそこまで本当に行けるかなあ
2017年07月22日 06:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/22 6:57
沢の上部に奥穂の稜線が望めます。あそこまで本当に行けるかなあ
季節も良くて登山道の周囲は花が一杯。。これはハクサンフウロ。
2017年07月22日 07:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/22 7:20
季節も良くて登山道の周囲は花が一杯。。これはハクサンフウロ。
クルマユリ
2017年07月22日 07:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
7/22 7:21
クルマユリ
4番標識まで上がってきました
2017年07月22日 07:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/22 7:24
4番標識まで上がってきました
グンナイフウロ
2017年07月22日 07:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/22 7:32
グンナイフウロ
カラマツソウ
2017年07月22日 07:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/22 7:35
カラマツソウ
オトギリソウ
2017年07月22日 07:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/22 7:35
オトギリソウ
ツマトリソウ
2017年07月22日 08:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/22 8:13
ツマトリソウ
マイズルソウ
2017年07月22日 08:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/22 8:15
マイズルソウ
2時間半足らずで岳沢小屋に到着。まずまずのペースです。西穂へ向かう天狗の頭が目立つ姿を見せてます
2017年07月22日 08:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
7/22 8:18
2時間半足らずで岳沢小屋に到着。まずまずのペースです。西穂へ向かう天狗の頭が目立つ姿を見せてます
岳沢小屋の前から。霞沢岳、乗鞍岳、焼岳に少し雲が掛かってきています
2017年07月22日 08:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/22 8:20
岳沢小屋の前から。霞沢岳、乗鞍岳、焼岳に少し雲が掛かってきています
岳沢の雪渓を登る登山者が見られました。どこまで行ったのだろう
2017年07月22日 08:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/22 8:30
岳沢の雪渓を登る登山者が見られました。どこまで行ったのだろう
キバナニガナ
2017年07月22日 08:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/22 8:44
キバナニガナ
岳沢小屋を見下ろすところまで上がってきました
2017年07月22日 08:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/22 8:45
岳沢小屋を見下ろすところまで上がってきました
ミヤマキンポウゲ
2017年07月22日 08:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
7/22 8:47
ミヤマキンポウゲ
2017年07月22日 08:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/22 8:51
オオバキスミレ
2017年07月22日 08:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/22 8:53
オオバキスミレ
2017年07月22日 08:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/22 8:55
ヨツバシオガマ
2017年07月22日 08:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/22 8:58
ヨツバシオガマ
いよいよ岩登りか
2017年07月22日 09:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/22 9:06
いよいよ岩登りか
梯子も有るね〜
2017年07月22日 09:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
3
7/22 9:09
梯子も有るね〜
2017年07月22日 09:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/22 9:34
カモシカ立場付近から奥穂、ジャンダルム方面
2017年07月22日 09:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
7/22 9:35
カモシカ立場付近から奥穂、ジャンダルム方面
急な岩場登りが結構続きます
2017年07月22日 09:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
7/22 9:45
急な岩場登りが結構続きます
鎖もかかってますが、ここは四輪駆動の方が確実か
2017年07月22日 09:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
7/22 9:51
鎖もかかってますが、ここは四輪駆動の方が確実か
イワツメクサ
2017年07月22日 09:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/22 9:56
イワツメクサ
ダイモンジソウ
2017年07月22日 10:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/22 10:08
ダイモンジソウ
とうとうガスが掛かってきました
2017年07月22日 10:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/22 10:22
とうとうガスが掛かってきました
上へ登って来ると綺麗なハクサンイチゲの花畑があちこちに広がってました
2017年07月22日 10:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/22 10:30
上へ登って来ると綺麗なハクサンイチゲの花畑があちこちに広がってました
急な岩場に咲くハクサンイチゲはとても可憐です
2017年07月22日 11:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/22 11:01
急な岩場に咲くハクサンイチゲはとても可憐です
岳沢のカールが良く分かる写真になりました
2017年07月22日 11:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
3
7/22 11:01
岳沢のカールが良く分かる写真になりました
ツガザクラ
2017年07月22日 11:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/22 11:06
ツガザクラ
雷鳥広場(標高2840m付近)を過ぎます。紀美子平はもう直ぐ。。。。だよね
2017年07月22日 11:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
7/22 11:10
雷鳥広場(標高2840m付近)を過ぎます。紀美子平はもう直ぐ。。。。だよね
でもまだこんな所を登っていくのです
2017年07月22日 11:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/22 11:14
でもまだこんな所を登っていくのです
う〜っ!足が上がらん
2017年07月22日 11:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/22 11:20
う〜っ!足が上がらん
岳沢小屋から3時間かけて漸く紀美子平に到着。ランチにしました。
2017年07月22日 11:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/22 11:29
岳沢小屋から3時間かけて漸く紀美子平に到着。ランチにしました。
前穂には空身でピストンです
2017年07月22日 12:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/22 12:00
前穂には空身でピストンです
山頂直下で明神岳方面からの岩稜が見下ろせました
2017年07月22日 12:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/22 12:11
山頂直下で明神岳方面からの岩稜が見下ろせました
前穂高岳(3,090m)の山頂。。遠くから見ると槍ヶ岳みたいな尖がったピークですが、思ったより広々した感じの山頂でした。でも展望は殆ど無しでした
2017年07月22日 12:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
7/22 12:13
前穂高岳(3,090m)の山頂。。遠くから見ると槍ヶ岳みたいな尖がったピークですが、思ったより広々した感じの山頂でした。でも展望は殆ど無しでした
それでも、奥穂の姿は確認できなかったけど北穂側の斜面は時折見ることができました
2017年07月22日 12:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/22 12:19
それでも、奥穂の姿は確認できなかったけど北穂側の斜面は時折見ることができました
紀美子平に戻ってきました。空身でも往復で1時間はたっぷりかかってしまいました。結構きつい登りですよ
2017年07月22日 12:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
7/22 12:55
紀美子平に戻ってきました。空身でも往復で1時間はたっぷりかかってしまいました。結構きつい登りですよ
さて、吊り尾根を奥穂へ向かいます。岩に書かれた白い丸印を追ってルートを確認。上部の壁面にわかる水平のトラバースルートを行くんだろう
2017年07月22日 13:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/22 13:06
さて、吊り尾根を奥穂へ向かいます。岩に書かれた白い丸印を追ってルートを確認。上部の壁面にわかる水平のトラバースルートを行くんだろう
岩壁に張り付くようなトラバース道は結構神経を使います
2017年07月22日 13:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/22 13:16
岩壁に張り付くようなトラバース道は結構神経を使います
こんな岩だらけの場所でもお花畑です。ハクサンイチゲ、コイワカガミ、スミレ。。。
2017年07月22日 13:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/22 13:19
こんな岩だらけの場所でもお花畑です。ハクサンイチゲ、コイワカガミ、スミレ。。。
岳沢側に切れ落ちたトラバース
2017年07月22日 13:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
7/22 13:35
岳沢側に切れ落ちたトラバース
ごつごつした前穂の北尾根です
2017年07月22日 13:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
3
7/22 13:39
ごつごつした前穂の北尾根です
吊り尾根の稜線に出ると東側に常念岳から蝶ヶ岳へのスカイラインが初めて目に飛び込んできました。心配されたガスも少し切れてきたようです
2017年07月22日 13:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/22 13:45
吊り尾根の稜線に出ると東側に常念岳から蝶ヶ岳へのスカイラインが初めて目に飛び込んできました。心配されたガスも少し切れてきたようです
あのピークもまだ奥穂高の山頂じゃないようだ(祠が見えないもの)
2017年07月22日 13:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/22 13:52
あのピークもまだ奥穂高の山頂じゃないようだ(祠が見えないもの)
雲海の下に涸沢の二つの山小屋がはっきりと見えました。この時期は未だ結構雪渓が残っているもんだ
2017年07月22日 14:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
7/22 14:01
雲海の下に涸沢の二つの山小屋がはっきりと見えました。この時期は未だ結構雪渓が残っているもんだ
と、その時ガスの中で雷鳥と遭遇。。一羽だけのようです。白い羽の上に大分焦げ茶色の羽に変わってきている所のようです
2017年07月22日 14:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
7/22 14:21
と、その時ガスの中で雷鳥と遭遇。。一羽だけのようです。白い羽の上に大分焦げ茶色の羽に変わってきている所のようです
振り返ると吊り尾根上に後続のパーティの姿が。。あんなところを歩いてきたんだ
2017年07月22日 14:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/22 14:44
振り返ると吊り尾根上に後続のパーティの姿が。。あんなところを歩いてきたんだ
と思ったらこんども見上げるような岩壁を両手両足を駆使して登ることに...
2017年07月22日 14:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/22 14:54
と思ったらこんども見上げるような岩壁を両手両足を駆使して登ることに...
岩場に咲くヨツバシオガマとハクサンイチゲ
2017年07月22日 15:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
7/22 15:06
岩場に咲くヨツバシオガマとハクサンイチゲ
ガスの中で南稜の頭を過ぎる
2017年07月22日 15:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/22 15:08
ガスの中で南稜の頭を過ぎる
なかなか見ることができなかった奥穂山頂の祠が突然にでしたが、やっと見えました
2017年07月22日 15:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
3
7/22 15:16
なかなか見ることができなかった奥穂山頂の祠が突然にでしたが、やっと見えました
標高3,190m、日本3位の奥穂高山頂に到着です
2017年07月22日 15:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
3
7/22 15:22
標高3,190m、日本3位の奥穂高山頂に到着です
吊り尾根の先に前穂高岳。その先に明神岳の尖がりが続いてます。下には岳沢カールと先に上高地が見下ろせました
2017年07月22日 15:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
4
7/22 15:35
吊り尾根の先に前穂高岳。その先に明神岳の尖がりが続いてます。下には岳沢カールと先に上高地が見下ろせました
北側には涸沢岳、北穂高岳。。でも槍ヶ岳は雲がかかって見えません。
2017年07月22日 15:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
3
7/22 15:42
北側には涸沢岳、北穂高岳。。でも槍ヶ岳は雲がかかって見えません。
ガスが掛かっていたジャンダルムもくっきりと姿を見せてくれました
2017年07月22日 15:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
7/22 15:43
ガスが掛かっていたジャンダルムもくっきりと姿を見せてくれました
北穂高岳の右奥には燕岳からの表銀座道の山が確認できますよ
2017年07月22日 15:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/22 15:52
北穂高岳の右奥には燕岳からの表銀座道の山が確認できますよ
16時を過ぎたので山荘へ下山します
2017年07月22日 16:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
7/22 16:03
16時を過ぎたので山荘へ下山します
山荘のすぐ上が結構怖かった
2017年07月22日 16:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
7/22 16:25
山荘のすぐ上が結構怖かった
途中、ポツポツと来た時も有りましたが、何とか奥穂高山荘まで辿り着きました
2017年07月22日 16:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
7/22 16:32
途中、ポツポツと来た時も有りましたが、何とか奥穂高山荘まで辿り着きました
山荘前に残る雪渓越しに常念山脈
2017年07月22日 16:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/22 16:36
山荘前に残る雪渓越しに常念山脈
さっき下ってきた山荘直上の岩場。。この急斜面の岩場を見ると山頂まで行くのをやめたくなる人もいるかも。でも何とか今山行のハイライト区間を達成しました
2017年07月22日 16:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/22 16:37
さっき下ってきた山荘直上の岩場。。この急斜面の岩場を見ると山頂まで行くのをやめたくなる人もいるかも。でも何とか今山行のハイライト区間を達成しました
2日目の朝6時。ご来光どころか、予報通りの雨の中の出発になりました
2017年07月23日 06:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/23 6:08
2日目の朝6時。ご来光どころか、予報通りの雨の中の出発になりました
涸沢岳へ登ってとの計画を断念しておとなしくザイテンクラートを涸沢に下ります
2017年07月23日 06:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/23 6:26
涸沢岳へ登ってとの計画を断念しておとなしくザイテンクラートを涸沢に下ります
ガスの中、視界は50mも無い状態でザイテングラートを下る
2017年07月23日 06:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/23 6:46
ガスの中、視界は50mも無い状態でザイテングラートを下る
ガスの下へ出て涸沢の大雪渓を見渡す場所まで降りてきました
2017年07月23日 07:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/23 7:32
ガスの下へ出て涸沢の大雪渓を見渡す場所まで降りてきました
涸沢小屋自慢の展望テラスですが、奥穂、前穂の岸壁を眺める人は誰もいませんでした
2017年07月23日 08:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/23 8:04
涸沢小屋自慢の展望テラスですが、奥穂、前穂の岸壁を眺める人は誰もいませんでした
涸沢ヒュッテ側に渡って振り返る。北穂だけ登頂は次の機会にしよう
2017年07月23日 08:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/23 8:20
涸沢ヒュッテ側に渡って振り返る。北穂だけ登頂は次の機会にしよう
2017年07月23日 08:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/23 8:33
大きな雪渓がまだ残っている。雪渓越に屏風の頭、耳が見えました
2017年07月23日 08:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/23 8:33
大きな雪渓がまだ残っている。雪渓越に屏風の頭、耳が見えました
2017年07月23日 08:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/23 8:53
本谷橋
2017年07月23日 09:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/23 9:48
本谷橋
横尾まで後2.8kmです
2017年07月23日 09:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/23 9:51
横尾まで後2.8kmです
横尾へ降りる途中、右手に屏風岩岩壁の恐ろしげな岩壁が望めました
2017年07月23日 09:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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横尾へ降りる途中、右手に屏風岩岩壁の恐ろしげな岩壁が望めました
横尾大橋で梓川を渡って横尾山荘に着きました
2017年07月23日 10:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/23 10:49
横尾大橋で梓川を渡って横尾山荘に着きました
渡ってきた横尾大橋です
2017年07月23日 10:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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渡ってきた横尾大橋です
横尾は上高地と槍ヶ岳のちょうど中間です
2017年07月23日 10:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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横尾は上高地と槍ヶ岳のちょうど中間です
上高地からの散策路で余りのんびりとはしていられ
2017年07月23日 11:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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上高地からの散策路で余りのんびりとはしていられ
徳澤園
2017年07月23日 11:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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徳澤園
カレーとソフトをちゃんぽんで食べることになってしまいました。これはこれで美味しいです
2017年07月23日 12:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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カレーとソフトをちゃんぽんで食べることになってしまいました。これはこれで美味しいです
明神
2017年07月23日 13:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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明神
昨日の朝は綺麗に姿を見せてくれた前穂、奥穂高岳の稜線も
2017年07月23日 13:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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昨日の朝は綺麗に姿を見せてくれた前穂、奥穂高岳の稜線も
アカンダナ駐車場へのバスに乗ります。。しんどい一日もこれで終了です
2017年07月23日 14:07撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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アカンダナ駐車場へのバスに乗ります。。しんどい一日もこれで終了です
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ちゃむ
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感想

槍ヶ岳から蝶ヶ岳から、笠ヶ岳からいつも間近に見て憧れていた岩の殿堂穂高岳に漸く登ることができた。
会社の若手同僚たちと年に一回のアルプス遠征、昨年の南アルプスの白峰三山(日本第2位、第3位の高峰北岳、間ノ岳)に続いて同じ日本第3位の奥穂高岳に第11位の前穂高岳を含めてあわよくば涸沢岳、北穂高岳(第8位、第9位)まで登るぞという意気込みで出かけてきた。
1日目、早朝にかかっていたガスが晴れて上高地の河童橋からは明神岳の奥に目指す前穂高岳、そして左側へ吊り尾根を経て奥穂高岳のピーク、稜線をくっきりと眺めて意気揚々と出発。岳沢小屋を目指す。岳沢小屋(2,170m)にはほぼ予定通り2時間半で到着。上高地の五千尺ホテル、白樺荘、帝国ホテルなどの赤い屋根を見下ろす。小屋の人から「奥穂山荘まではまだ7、8時間かかるから慎重にね」と声をかけてもらってヘルメットも装着していよいよ前穂高岳へ。聞いてはいたが、この重太郎新道は岩場の連続でなかなかにしんどい。途中、梯子や鎖もあるが、基本的な3点確保に心がけながらゆっくりと登っていく。途中まで見えていた乗鞍や焼岳、梓川を挟んだ霞沢岳などのピークがガスで隠されていった頃、雷鳥広場を通過する。そして最後の鎖のかかった急斜面を攀じ登った所が紀美子平(2,910m)だった。山頂はガスが掛かって良く見えなかったが、紀美子平に荷物をデポして前穂をピストンする。標高差200mほどの空身の登り/下りではあるが、これもなかなかに大きな岩を捩るのが年取った身体にはきつく、音を上げそうになりながら思ったより広々したピークに到着した。基本ガスの中ではあったが、時折上高地側の視界が開けて河童橋付近の赤屋根が覗けたのがうれしかった。奥穂方面のガスもなかなか晴れず、ガスの切れ目に見えるピークがそれなのかどうかよく分からなかった。
紀美子平へ戻って吊り尾根を奥穂高岳へ目指す。最低コル(コル自体は通らない)まではほぼトラバースであり、そこからいよいよ最後の奥穂手前の南稜の頭への登りが始まる。途中、吊り尾根稜線からは涸沢側の2つの山小屋とテントなども見渡せたり、蝶ヶ岳から常念岳の常念山脈の姿が望めたりして元気をもらう。そして見るからに急な岩稜を勇気と気力を振り絞って根気よく登っていくといつの間にか南稜の頭を過ぎ、漸くガスの切れ目から奥穂山頂に立つ祠の姿を眺めるようになるとすぐに日本第3の高峰奥穂高岳山頂だった。
山頂では西穂山荘から10時間をかけて西穂高を越えて縦走してこられたカップルとその大変さを聞かせていただいたりしていると一時ではあったがその西穂方面の特徴的なジャンダルムや涸沢岳、北穂高岳方面の荒々しい岩の稜線が姿を見せてくれたことは本当に来て良かったと思わせてくれた。
山頂で30分余りを過ごして奥穂高山荘へ下る頃にはポツポツときはじめ、夕食の頃には本降りになってしまった。
最新の天気予報では翌日以降雨が続くとのことで、当初考えていた涸沢岳、北穂高岳を合わせた穂高連峰4峰登山は諦めて、翌日涸沢経由で上高地へ下山することに予定変更することにした。
2日目は、視界が50mも無いガスの中、ザイテングラートの急斜面を慎重に下った。涸沢へ下る頃にはガスの下にでたもののその後も雨は降ったりやんだりが続き、上高地までの長い道のりを黙々と歩くことになった。
とは言え、憧れだった穂高の岩稜を歩き、ピークを極めることができたことはとても嬉しく、天候の崩れを考慮して冷静に計画を変えて安全に下山をすることができ、十分に思い出に残る山行になった。

 今回の歩行距離:28.3km 2017年の累積距離:321.1km(23回目)
  1日目:10.1km  2日目:18.2km
 今回の累積標高:2,559m 2017年の累積標高:26,241m
  1日目:2,185m  2日目:374m

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コメント

可憐な高山植物がいっぱい!
高山植物がいっぱいだったのですね。写真楽しませていただきました。今年の5月に上高地にいって穂高岳眺めてきました。登るのはもう無理です。
2017/7/31 13:57
Re: 可憐な高山植物がいっぱい!
thank-you1 さん、こんばんは
コメントありがとうございます。
5月に穂高を眺められたとのこと、きっとまだまだ山は雪が一杯残っていたことでしょう。
今の時期は、アルプスだけでなく高山帯では、雪渓が消えた場所に一斉にきれいな高山植物が花開きます。登らないなんて言わずに山小屋を使ってゆっくりとで良いので是非登ってみてください。是非。。。
2017/7/31 20:30
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