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Yamareco

記録ID: 1224243
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

折立から太郎兵衛平、黒部五郎岳、三俣蓮華岳、双六岳を経て新穂高温泉

2017年08月11日(金) 〜 2017年08月13日(日)
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
18:47
距離
42.2km
登り
3,003m
下り
3,276m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:21
休憩
0:15
合計
8:36
8:53
8:54
42
9:36
9:36
15
9:51
9:51
19
10:10
10:20
73
11:33
11:33
7
11:40
11:41
34
12:15
12:15
36
12:51
12:51
83
14:14
14:15
10
14:25
14:25
11
14:36
14:36
35
2日目
山行
4:01
休憩
0:41
合計
4:42
5:42
78
7:00
7:09
34
7:43
7:44
32
8:16
8:25
26
8:51
8:52
22
9:14
9:33
35
10:08
10:09
2
10:11
10:12
12
10:24
10:24
0
10:24
3日目
山行
4:16
休憩
0:45
合計
5:01
5:00
29
5:29
5:30
14
5:44
6:01
9
6:10
6:23
30
6:53
7:02
1
7:03
7:04
26
7:30
7:30
17
7:47
7:48
12
8:00
8:01
16
8:17
8:18
30
8:48
8:49
28
9:17
9:17
9
9:26
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29
9:55
9:55
2
10:00
10:00
1
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行きは毎日アルペンの夜行バスにて折立へ。
帰りは新穂高温泉から松本行き特急バス(11:30発、乗るときは新保高ロープウエイの乗り場からの方が席確保には確実。登山指導所より歩いて3分、切符はロープウェイ乗り場の売店で売っています)。
松本からはあずさ自由席。殆ど始発なので待てば座れます。
コース状況/
危険箇所等
特に危険な場所はありません。良く整備されていて、山小屋の方々の管理に頭が下がります。
その他周辺情報 新穂高温泉では観光案内所とロープウエイ乗り場の間の中崎山荘にて温泉に入浴。800円で露天もあります。
折立登山口。
非常に入山者が多かった!
2017年08月11日 07:20撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
2
8/11 7:20
折立登山口。
非常に入山者が多かった!
森林限界を超え太郎兵衛平へ向かう道。
この辺ですっ転びました。
2017年08月11日 09:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/11 9:40
森林限界を超え太郎兵衛平へ向かう道。
この辺ですっ転びました。
太郎兵衛平。
ガスが切れ、少しは景色を堪能。
2017年08月11日 10:12撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
8/11 10:12
太郎兵衛平。
ガスが切れ、少しは景色を堪能。
花がたくさん咲いていたけど、種類が分からないんですよね(笑)
2017年08月11日 10:17撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/11 10:17
花がたくさん咲いていたけど、種類が分からないんですよね(笑)
太郎平小屋を後に再度登り始めます。
2017年08月11日 10:26撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
8/11 10:26
太郎平小屋を後に再度登り始めます。
北ノ俣岳山頂手前のお花畑。
よく見ると3羽の雷鳥がいます。
2017年08月11日 11:22撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3
8/11 11:22
北ノ俣岳山頂手前のお花畑。
よく見ると3羽の雷鳥がいます。
北ノ俣岳山頂。
誰も居ず、展望もガスで望めず、早々に立ち去ります。
2017年08月11日 11:41撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/11 11:41
北ノ俣岳山頂。
誰も居ず、展望もガスで望めず、早々に立ち去ります。
赤城岳付近ではガスも切れ、薬師岳等が望めました。
2017年08月11日 12:37撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
8/11 12:37
赤城岳付近ではガスも切れ、薬師岳等が望めました。
そしたらまた雷鳥!
こちらは雌。
2017年08月11日 13:23撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
8/11 13:23
そしたらまた雷鳥!
こちらは雌。
振り返るとつがいで雄も。
このつがい、しばらく私を挟むように会話していたと思ったら、一斉にいなくなりました。
2017年08月11日 13:25撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/11 13:25
振り返るとつがいで雄も。
このつがい、しばらく私を挟むように会話していたと思ったら、一斉にいなくなりました。
やっとのことで黒部五郎岳に到着。こんな頂上指標しかありません。
2017年08月11日 14:25撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
2
8/11 14:25
やっとのことで黒部五郎岳に到着。こんな頂上指標しかありません。
黒部五郎のカール。
ガスもかかって、足も痛くなり、気分はブルー。
2017年08月11日 14:56撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
8/11 14:56
黒部五郎のカール。
ガスもかかって、足も痛くなり、気分はブルー。
この黒部五郎小舎を見た瞬間ホッとしました。
この日は長かった!
2017年08月11日 16:09撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3
8/11 16:09
この黒部五郎小舎を見た瞬間ホッとしました。
この日は長かった!
2日目の朝。
今日も天気はイマイチ。
奥に見えるのがテント場です。
2017年08月12日 05:33撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/12 5:33
2日目の朝。
今日も天気はイマイチ。
奥に見えるのがテント場です。
足の状態は昨日危惧していたよりはマシになりましたが、
予定を短縮して3日間行程に変更。
この日は双六小屋までにします。
2017年08月12日 05:35撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
8/12 5:35
足の状態は昨日危惧していたよりはマシになりましたが、
予定を短縮して3日間行程に変更。
この日は双六小屋までにします。
なんか綺麗だったので。
三俣蓮華岳と双六岳間のお花畑にて。
2017年08月12日 08:26撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
8/12 8:26
なんか綺麗だったので。
三俣蓮華岳と双六岳間のお花畑にて。
双六岳山頂。
この時はまたガスで何も見えず。
2017年08月12日 09:12撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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8/12 9:12
双六岳山頂。
この時はまたガスで何も見えず。
と、思ったらガスが切れはじめ、三俣蓮華岳が!
2017年08月12日 09:23撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
8/12 9:23
と、思ったらガスが切れはじめ、三俣蓮華岳が!
他の方向もガスが切れ、しばらくは景色を堪能。
2017年08月12日 09:31撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/12 9:31
他の方向もガスが切れ、しばらくは景色を堪能。
双六小屋着。
2017年08月12日 10:15撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
8/12 10:15
双六小屋着。
そのテント場。
午前中なのでまだ張り数が少ない。
2017年08月12日 13:54撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3
8/12 13:54
そのテント場。
午前中なのでまだ張り数が少ない。
夕方には100張りは超えていたでしょう。
2017年08月12日 16:25撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3
8/12 16:25
夕方には100張りは超えていたでしょう。
3日目の朝。
足はだいぶ回復するも、少し違和感があるのと
無理するとろくなことがないので
笠ヶ岳には向かわず下山を決意。
2017年08月13日 04:59撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
8/13 4:59
3日目の朝。
足はだいぶ回復するも、少し違和感があるのと
無理するとろくなことがないので
笠ヶ岳には向かわず下山を決意。
この日は天気よく、槍・保高連峰がドーン!
2017年08月13日 05:15撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3
8/13 5:15
この日は天気よく、槍・保高連峰がドーン!
鷲羽岳もドーン。
2017年08月13日 05:23撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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8/13 5:23
鷲羽岳もドーン。
笠ヶ岳もドーン。
2017年08月13日 05:35撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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8/13 5:35
笠ヶ岳もドーン。
弓折乗越でこの景色ともサヨナラ。
2017年08月13日 06:19撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/13 6:19
弓折乗越でこの景色ともサヨナラ。
鏡平山荘
2017年08月13日 06:51撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
8/13 6:51
鏡平山荘
なんか綺麗だったので。
2017年08月13日 06:51撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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8/13 6:51
なんか綺麗だったので。
鏡平に着く頃は槍ヶ岳はまた雲の中へ。
2017年08月13日 07:02撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
8/13 7:02
鏡平に着く頃は槍ヶ岳はまた雲の中へ。
わさび平山荘の少し手前がヘリの荷運び基地になっているようで。
2017年08月13日 09:18撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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8/13 9:18
わさび平山荘の少し手前がヘリの荷運び基地になっているようで。
新保高温泉に着。
無事降りられて良かった。
2017年08月13日 09:52撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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8/13 9:52
新保高温泉に着。
無事降りられて良かった。

感想

久々の投稿。
今回は当初、折立→黒部五郎岳→双六岳→笠ヶ岳→新穂高温泉を早くて2泊3日、遅くとも3泊4日で歩く予定でした。

2泊3日で歩くためには1日目に折立から黒部五郎小舎まで行かねば難しいと思い、折立を出た時から飛ばして登ります。

この焦りがよくなかったようで、太郎平小屋手前でスっ転び、臀部と膝を打ちます。しかし、思ったほど痛みもなかったので、何事もなかったかのように歩き始め、2時間10分ほどで太郎兵衛平に到着。ここまでは良かったです。

北ノ俣岳から黒部五郎岳に向かう途中ぐらいから右のハムストリングが痛みはじめ、黒部五郎岳への最後の登りでヒイヒイ言わされ(ここの登りが今回の山旅で一番キツかった!)、黒部五郎カールを歩く頃には少し我慢が必要なくらいの痛みに。とにかく小屋に、という思いだけで、出来るだけ足に負担をかけないようゆっくりと歩き何とか到着しました。

テントを張り(1000円)、足の状態を見ると特に腫れているわけでもなさそうでしたが、触るとかなりの痛み。とりあえず持ってきていたシップを貼り、サポーターで固定して寝ます。正直、明日歩けるか不安でいっぱいでした。

また、この時点でとにかく明日は双六小屋まで、そして笠ヶ岳は諦めようと決めました。

とはいえ、ビールと缶酎ハイはしっかり1本ずつ吞んでいますし(350mlで600円)、いい加減なものなんですが(笑)。

翌日も天気はあまり良くありません。しかし足の状態は昨日の悲観的なものに比べればだいぶいい感じです。

三俣蓮華岳への急登を歩きながら足をチェックしますが、微妙な痛さが伝わりますが、双六小屋まではゆっくり歩けば行けそうです。なので昨日の序盤とは打って変わってスローペース。途中のお花畑や時折ガスが切れて見られる山々の景色を堪能しながら歩きます。

途中で雨に降られたりもしながら5時間ぐらいかけて双六小屋に着。
テントを張り(1000円)、またもビールを2本(350mlで550円 勢いよく売れてました。)を買って、ここでのんびり。

この日(12日)は凄いテント数で、最終的には100張りはゆうに超えていたのではないかと思え、まさに足の踏み場もないくらい。水場とトイレは時間によっては長蛇の列でした。

天気のほうは、夕方ぐらいから晴れはじめ、夜には満天の星空が広がります。天の川もはっきりと確認でき、時折流れ星も見られ、最高の夜でした。

3日目の朝、足はそれほど痛みを感じなくなり、天気も良かった為、笠ヶ岳へ向かう事も考えましたが、こういう時は無理しないほうがいいというのは分かっているつもりなので、素直に小池新道を下ります。

早朝の弓折乗越までの稜線から見た眺めは最高でした。左に槍ヶ岳・保高連峰、正面には笠ヶ岳、右には双六岳と遠くに白山、後ろには鷲羽岳、そして歩く周囲はお花畑と、これ以上ない天国感(笑)。

鏡平山荘まで降りると、また山々は雲の中に消えてしまいましたが、十分景色を堪能出来たので、ここからは温泉目当てにまた飛ばして降ります(懲りてない)。

ただ、新保高温泉に着いた時は正直ほっとしました。
自分には怪我はないものとつい考えがちですが、今年はマラソンで左鵞足炎を患い、今回の山でのハムストリング痛と、身体はこんなに脆いものだという事を痛感しています。無理はやはり禁物ですね。

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