北岳〜間ノ岳
- GPS
- 30:35
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 2,202m
- 下り
- 2,205m
コースタイム
- 山行
- 7:56
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 8:22
- 山行
- 8:05
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 8:41
天候 | 曇り、一時小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
新清水ICから奈良田駐車場へ。 奈良田駐車場BTからバスで広河原まで。 |
写真
感想
今夏の山行は4年前、鳳凰三山縦走した時から
行きたかった北岳に決定しました。
更に、妻はこの計画を白峰三山縦走とアレンジします。
「北岳→間ノ岳→農鳥岳」
そりゃ素晴らしい南アの稜線歩きが楽しめるでしょう
天気が良ければ・・・・。
という事で行ってきました。
12日昼に自宅を出て奈良田駐車場へは19時過ぎに到着
この時には既に小雨が降っていました。
翌朝3時に起きて始発のバスを待つのですが
空を見ても天候は優れません。
広河原を出発し一路北岳を目指します。
吊尾根分岐までの間は急坂が続き途中雪渓など
見所もありましたが振り向いてもガス・雲で
眺望は無く精神的には少々ネガティブな登りでした。
北岳ピークに到着もやはり見る景色も無く
早々に北岳山荘に向かいます・・。
こうして1日目が終わったのですが明日以降の
天気が気になります。私の携帯はSBなので電波は無く
気象状況はiPhoneで確認できませんので小屋の方に
相談してみました。
私「明日明後日の天候はどんな感じですか?」
小屋番「明日前線が来るね雨は一時的に降るかな」
私「雨の降り方次第か・・」
小屋番「雷に注意しないとね」
私「それは嫌だな・で明後日は?」
小屋番「微妙」
私「・・・・」
と、少ない情報と出発直前に控えていた天気図を
合わせて考えたのですが・・・・
本格的に天気が崩れるとして。
・農鳥岳の下りで雨で滑って滑落する妻。
・大門沢の橋で滑って流される妻。
この2点のリスクを考慮し明日早朝に出発し
間ノ岳を踏んで広河原へ戻る事に決めました。
翌朝は3時起床、自炊場でカップ麺を食べて4時に出発します。
ヘッデンを着けて夫婦で間ノ岳を目指すのですが
中白根山あたりで空が明るくなってきました。
しかしご来光はありません。ですが明るくなるにつれ
間ノ岳の手前では稜線の全容と360度の景色が広がっています。
真っ先に見つけたのが4年前に行った鳳凰三山です。
オベリスクもハッキリ見えて感動もひとしおです。
遠くには槍穂も見えます。富士山の頭も出ています。
素晴らしい景色を見ながら無事間ノ岳に到着しました。
ピークでは少し風があり長居をせず来た道を戻る事にしました。
一旦、北岳山荘に寄りトラバス道で 八本歯のコルを経由し
広河原へ下ってゆきます。
途中、妻はライチョウ親子と遭遇するハプニングあり。
そして雪渓帯を過ぎた頃、靴の中が熱くてピットイン。
沢の流れが緩やかな所で靴と靴下を脱いで
二人とも足をアイシングする事にしました。
汗で湿ったタオルは沢で洗うと冷たいおしぼりと化します。
少しの時間でしたが凄くリフレッシュすることが出来て
ラストスパートは快調でした。
ほどなくして広河原へ到着、1時間ほど奈良田行のバスを待ち
また40分ほどバスに揺られ愛車に戻ってきました。
帰りは近くにある「町営 奈良田の里温泉 女帝の湯」に寄って
2日間の汗を流し、まだUターンラッシュ前の高速で帰宅しました。
今回結局白峰三山縦走とは行かなかったのですが
妻曰く「2日目朝の絶景とライチョウ親子に会えて大満足」との事
今度は涼しい秋にでも連日ピーカン狙いで行きたいものです。
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