笠ヶ岳〜夜は満天の星と稲妻〜

2017年08月19日(土) 〜 2017年08月20日(日)

• GPS: 20:43
• 距離: 36.5km
• 登り: 3,264m
• 下り: 3,257m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:27
• 休憩: 0:51
• 合計: 10:18

6:37 新穂高登山指導センター
6:40 6:40 新穂高温泉バス停
6:40 6:41 中崎山荘 奥飛騨の湯
6:47 6:52 新穂高温泉バス停
7:01 7:05 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
7:21 7:21 お助け風穴
7:36 7:36 中崎橋
7:46 8:00 笠新道登山口
11:03 11:14 杓子平
13:00 13:03 笠新道分岐
13:41 13:41 抜戸岩
16:17 16:23 笠ヶ岳山荘
16:36 16:43 笠ヶ岳
16:55 笠ヶ岳山荘

2日目

• 山行: 7:34
• 休憩: 0:55
• 合計: 8:29

4:56 笠ヶ岳山荘
5:07 5:37 笠ヶ岳
5:48 5:55 笠ヶ岳山荘
7:22 7:22 抜戸岩
7:55 7:55 笠新道分岐
7:59 7:59 抜戸岳分岐
8:03 8:06 抜戸岳
8:09 8:09 抜戸岳分岐
8:45 8:45 秩父平
9:25 9:25 大ノマ岳
9:42 9:42 大ノマ乗越
9:57 9:59 弓折岳(分岐)
10:02 10:02 弓折岳
10:06 10:07 弓折乗越
10:31 10:36 鏡平山荘
10:47 10:47 鏡池
11:11 11:12 シシウドヶ原
11:24 11:24 イタドリが原
11:34 11:34 チボ岩
11:42 11:42 秩父沢出合
12:08 12:08 小池新道入口
12:25 12:28 わさび平小屋
12:46 12:46 笠新道登山口
12:54 12:54 中崎橋
13:05 13:05 お助け風穴
13:17 13:20 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
13:25 13:25 新穂高温泉駅
13:25 ゴール地点

天候

19日曇り、20日晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

バス

＜往路＞東京から8/18夜行バス（まいたび）新穂高温泉口
＜復路＞新穂高温泉口から8/20高速バス（まいたび）で東京

コース状況／危険箇所等

笠新道：言わずと知れた急登。下りで利用する場合は要注意。途中土砂崩れ箇所あり。
小池新道：非常に整備された石畳のような登山道。笠ヶ岳の下りは、時間に余裕があるなら、笠新道ではなく、廻り道して小池新道の利用がお勧め。
笠ヶ岳~抜戸岳~大ノマ岳~弓折岳の稜線：危険個所はほとんどなく爽快な稜線歩きが楽しめる。
※歩くペースは0.9~1.0となっていますが、小池新道は相当ハイペースで駆け抜けているのでコースタイムをご参考の際はご注意してください。。。

その他周辺情報

ホテル穂高：日帰り入浴800円（割引券だと600円）

写真

8/19 6:47

新穂高登山指導センターから登山開始

8/19 6:57

登山口の一般車規制ゲート

8/19 7:49

笠新道登山口の湧き水。ここで山頂までの水を確保する。

8/19 7:50

こんな感じの急登が延々と続く

8/19 8:05

ブナ/ナラ原生林。

8/19 8:33

大木。何の種類だろう。。。

8/19 9:16

シモツケソウ

8/19 9:23

8/19 9:28

中間点とのこと。

8/19 9:29

ツルアジサイ

8/19 9:32

がけ崩れ地点。でも歩行可能です。

8/19 9:35

ヨツバヒヨドリ

8/19 9:41

シナノオトギリ

8/19 9:42

アザミとミツバチ

8/19 9:56

8/19 10:48

トリカブトの蕾

8/19 11:01

タテヤマウツボグサ

8/19 11:47

杓子平からの眺め

8/19 11:51

カラマツソウ

8/19 11:52

ミヤマリンドウ

8/19 11:58

ミヤマダイコンソウ

8/19 12:00

コイワカガミ

8/19 12:02

ミヤマダイモンジソウ

8/19 12:04

クロユリ

8/19 12:04

クロユリ

8/19 12:09

ヨツバシオガマ

8/19 12:17

ウサギギク

8/19 12:18

トモエシオガマ

8/19 12:56

8/19 13:01

8/19 13:05

抜戸岳方面

8/19 13:08

本当にきれいな稜線

8/19 13:33

抜戸岩

8/19 13:56

笠ヶ岳山荘のテント場。山荘よりだいぶ下にあります。

8/19 14:20

テン場からカール方面を見下ろすと子熊が！

8/19 16:20

笠ヶ岳山荘。賑わってます♪

8/19 16:27

笠ヶ岳山頂へのガレ場から笠ヶ岳山荘を見下ろす

8/19 16:36

8/19 16:38

山頂でも眺望なし

8/19 17:53

ガスが晴れて周囲の山々が

8/19 17:54

笠ヶ岳もあらわに

8/19 17:54

入道雲と笠ヶ岳

8/19 18:45

日が暮れてきた

8/19 22:00

夜10時ごろ。穂高連峰方面で稲妻が走る

8/19 22:02

ちょうど西穂の向こう側（松本方面？）で絶え間ない稲光

8/19 22:19

ガスが晴れ天の川が見えた

8/19 22:39

縦画。そして流星が天の川を流れる。

8/20 3:25

翌3時過ぎ。槍穂高連峰のガスも晴れくっきり。そし右側にも流星。

8/20 4:09

新月が昇り、東の空が白み始めた

8/20 4:12

槍ヶ岳と新月

8/20 4:42

8/20 4:49

槍ヶ岳と朝焼け

8/20 4:49

槍穂高連峰のシルエット

8/20 4:50

南アルプスと富士山が重なって見える

8/20 4:50

山荘まで登ってくる

8/20 4:52

槍ヶ岳と真っ赤な雲

8/20 4:54

高層の雲も染まる

8/20 5:11

山頂の状況。結構にぎわってました

8/20 5:15

日の出

8/20 5:22

槍ヶ岳の方から

8/20 5:23

重なる甲斐駒と富士山

8/20 5:23

笠ヶ岳の傘のシルエットが雲海に映る

8/20 5:26

焼岳にも光が差し始める

8/20 5:29

山頂からテン場を見下ろす。右縁のオレンジが我が家

8/20 5:29

播隆平には複数の池

8/20 5:31

クリヤ谷方面の稜線と乗鞍岳・御嶽山

8/20 5:35

黒部五郎岳と薬師岳

8/20 5:39

日環

8/20 5:42

チングルマのワタゲ

8/20 6:41

マイハウスと笠ヶ岳

8/20 7:06

黒部五郎方面は緑が濃い

8/20 7:06

槍と沸き立つ雲。ノスタルジー

8/20 7:08

8/20 7:17

笠ヶ岳を振り返る

8/20 7:21

抜戸岩を越えて

8/20 7:28

ハクサンイチゲ

8/20 7:30

チングルマ

8/20 7:34

笠ヶ岳に続く素晴らしい稜線

8/20 7:45

イワギキョウ

8/20 8:35

秩父平。ハイジの世界

8/20 10:00

熊の糞らしきもの。2か所あり。結構熊さんがウロチョロしてるんですね。

8/20 10:25

鏡平山荘に到着

8/20 10:32

名物、宇治金時♪美味！

8/20 12:23

ワサビ平の桶に浮かぶ野菜たち。

撮影機器：

EOS 5D Mark III CANON

iPhone 6s Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

simatama

お盆の週は全国的な雨模様の中、最後の週末は天気が好転するとの予報が！
急遽、前日にアルペン号を予約し、まだ登ったことのない笠ヶ岳にソロ・テン泊に出かけました。

＜1日目＞
初日は天気予報が外れ、朝からずっと曇天。言わずと知れた急登の笠新道を汗だくになりながら登る。たまに小雨もぱらつく中、漸く2時ごろに笠ヶ岳山荘のテン場に到着した。
テン場は結構な混雑で、暫くは設営場所を探し回る。すると槍穂高を眺めるには最高のサイト（水場に最も近いところ）が空いているではないか！隣の若いお兄さん二人組に聞いてみると、空いてるけど雨水の通り道になっているとのこと。確かに水の流れの跡がクッキリと残っていたが、今回は写真撮影メインだし、天気予報を信じれば雨は降らないはずと腹をくくってここにテントを設営した。
その後アルファ米の昼食を取り、散歩がてらガスガスの中何も見えないであろう山頂へ向かう。下山後、夕飯を食べたりワイン飲んだりマッタリしながら天気が好転するのを待つ。
夕暮れ時、一瞬ガスが引け、笠ヶ岳を含め周りの山々が現れテン場で歓声が沸きたった。その後、夜になると遠方で稲光がひっきりなしに光り始める。西穂方面のさらに遠方（多分、松本のあたり）の雲が絶え間なく光っていた。
それが収まった頃には笠ヶ岳山頂から立ち昇るような天の川がくっきりと見えた♪
そして流れ星の数々♪

＜2日目＞
翌朝3時ごろ目が覚め、テントの中から外を眺めると、槍穂がクッキリ見えた！槍穂高連峰と満天の星のコラボ。そして、流れ星や槍ヶ岳から昇る新月と役者がすべて揃っていた。感動で言葉も出ない。。。
朝ごはんを食べた後、ご来光の時間に合わせて山頂へ。
山頂からは槍ヶ岳の肩から登るご来光を拝んだのち、しばし周りの方々と談笑。
下山後テントを撤収して、抜戸岳〜大ノマ岳〜弓折岳の稜線ルートへ。早々とガスに覆われたため眺望はいまいちだったが気持ちの良い稜線歩きができた。鏡平山荘で名物宇治金時かき氷を頂き、バスの時刻を気にしながら足早に小池新道を下山した。

＜感想＞
笠ヶ岳山荘のテン場は槍穂高を眺めるには最高の立地で、急峻な槍穂高連峰が一望できたほか、満天の星空と天の川や流れ星など、本当に素晴らしい光景を堪能することができました。
これだから計画自由なソロ・テン泊は止められませんね(笑）