広河原〜白峰三山〜塩見〜鳥倉登山口からの自転車で仙流荘まで
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rosspowers6
体力度について
- GPS
- 59:00
- 距離
- 40.4km
- 登り
- 3,821m
- 下り
- 3,688m
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- 山行
- 7:17
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:47
- 山行
- 9:23
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 9:37
- 山行
- 10:57
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 11:58
| 天候 | 曇からの曇からの曇一時晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
自転車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
一般的な登山道だが、間ノ岳から農鳥小屋までと塩見直下以外は危険な個所なし |
| その他周辺情報 | 鳥倉林道降りたら赤石荘か鹿塩温泉に入りたいところでしたが… |
| 予約できる山小屋 |
塩見小屋
|
写真
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感想
ってなことで、本当は北アルプスに行こうと目論んでたけどなんとなーく天気予報が南アルプスの方がよかったので、南アルプスに行先を変更しました。
結果、北アルプスも天気の様子はさほど違わなかった模様ですが…
まず、鳥倉林道の終点にロードバイクを放置(デポ)して仙流荘まで移動。
翌朝、バスに乗って北沢峠からの広河原。
広河原から例の吊り橋を渡って登山開始。
ガスは下までは降りておらず、ひんやりとした空気の中で気持ちよく登っていけた。
前の晩の雨の影響か、一部登山道は川。
どんどん登ってくけど、もともとの予定が4泊5日だったため、背中が重く、ペースが全く上がらない。
この背中の重さが今回の山行に多大な影響を及ぼしたことは間違いない模様。
ってなことで草スベリの急登を登り切って稜線に出たが、看板が割れてた。
本当は小太郎にも上る予定だったけど、背中の重さに気持ちが萎えてしまっていたのでスルー。
多分、このスルーがこの後数年にわたって後悔するであろうことは想像に難くないけど、ま、またこればいいさ。
北岳の肩の小屋に韓国人のツアー客がたくさんいた。
華麗にスルーして北岳頂上へ。
写真を撮ってちょっと休憩したらとっとと北岳山荘へ。
北岳山荘に到着して1日目終了。
翌朝、夜中のガスのお陰でびっちょびちょのテントをしまうのに気持ちが折れまくってしまって幸先微妙なまま出発。
中白根山に着くころに周囲のガスが晴れてきた。
やっと中アや北アを望むことができて多少テンションが上がる。
間ノ岳の頂上手前でブロッケン現象をしっかりと拝むことができてちょっと嬉しかった。
間ノ岳から農鳥に向けて結構な激下りでちょっと怖かった。
農鳥小屋に到着し、ザックをデポしてピストンしてきますと農鳥親父に報告し、西農鳥へ。
西農鳥の頂上に着くころにはもうすでにガッスガス。
農鳥に着いてもガッスガス。
まぁ、こーゆー日はこんなもんだよと納得し農鳥小屋に戻った。
農鳥小屋でザックを回収し、三国平へのトラバースへ。
このトラバース、もうすでに疲れている自分には結構きつかった。
途中、地図には載ってない立派な水場が。
水をとりあえずがぶ飲みしてとっとと三国平へ。
分岐に到着するものの、ガッスガス。
熊ノ平の小屋まであと少し。
小屋に到着。
到着し、テント場のお金を払ってからご飯を食べていると、テント場をご一緒したおっちゃん二人到着。
自分はご飯を食べ終え、テントを張るべくテント場へ下っていくと、一人遅れているので、ちょっと助けに行ってくると一人のおっちゃんが戻っていった。
戻って行くのを見届けたあと、残ったおっちゃんの素麺を茹でてるとこを見ていた。
10束あったのだが、残しておいても仕方ねぇやってことで全部茹でてた。
助けに行ったおっちゃんと遅れてた若者がテント場に到着した。
で、ここで問題発生。
助けに行ったおっちゃんは6束茹でて4束残しておいてって言ってたようだが、茹でてたおっちゃんは聞いてなかった模様。
現場には10束茹でた大量の素麺。
結局、自分も呼ばれて4人で10束食べました。
ありがとうございました。
翌朝、夜中の雨でべったべたになったテントを片づけるのに嫌になっちゃったけど、そんなことも言ってられないので片づけて出発。
北荒川岳辺りまでは快調に行けた。
問題はこっから。
塩見に向けて登っていくわけだけども、とにかく急で疲れちゃった。
北俣岳の分岐に着いたころにはとっくにライフは零(シャリばて)になっていた。
行動食に一本満足バーをすでに朝から3本消費していたけど足りてなかった。
とにかく塩見の小屋で何か食べるんだという気合いのもの、頑張った。
塩見の東の頂上で「やった〜登れた！！」と感動しているおっちゃん二人にちょっと声を掛けただけでスルーしてどんどこどんどこ進んでいった。
途中、山ガールが5人くらいいたのにちょっとだけ会話しただけでどんどん進む。
いつもの自分ならあり得ない、うんうん。
小屋に到着。
カレーとコーラを戴く。
カレーが出される。スープも一杯つけてくれる。
食べる。
むっちゃうまい。
その様子を見ていた方に声を掛けられる。
そしてそこからネギ間、焼いた鳥、卵焼き、ステーキ3切れ、お菓子、色々頂いた。
ありがとうございました！！
しかも、その中の一人は依然、私が働いている会社に所属していたことがあった方でした。
いやー、世間は狭いっすね。
お腹をポンポンになるまで満たし、ちょっと休憩し、三伏峠に向けて出発。
私は気が付きました。
お腹が減っているとペースが40％くらいダウンするということに。
今回の山行で一番の収穫は、シャリばてはあかん！と知ったことでした。
1000�銑覆脇�れたであろうエネルギーのおかげか、三伏峠の小屋まで下った時点で日が暮れるまでには登山口まで下りきれると判断し、下山しました。
ホントは三伏小屋でテント張る予定だったけども。
日が暮れる前には下れたけど、鳥倉の駐車場に着くころにはすでに真っ暗。
さて、ここからが本番です。
デポしておいたロードバイクにまたがり、まずは林道を下る。
途中、ジャリを引っ掛けてパンクした。
パンクしたので、パンク修理はこの状況では厳しいなと思ったので、チューブ交換。
交換して今度はジャリを絶対に踏まないように慎重に下っていった。
下りきって、大鹿村の道の駅の時点で既に21時くらい。
自販機の横にザックをデポして、サブザックにカッパと飲み物を入れて再び仙流荘に向けて出発。
わかってたことだけど、分杭峠までほぼ全部登り。
朝7時から20キロ以上歩いてきて、さらにこっから登り一辺倒で自転車が漕げるわけがなかった。
ちょっとどころかだいぶ計画が甘かった。
道中、タヌキやら鹿やらの光る眼がすげー怖かった。
分杭峠に着いた時間が23時14分。
2時間以上かかってた。
そこからは下り一辺倒。
しかし、やけに空気が冷たく寒かった。
下りが急すぎてブレーキをかけっぱなしで下っていったので、手がすごく疲れた。
なんだかんだで仙流荘に着いたときには日をすでに回っていた。
しかし、鳥倉登山口から41キロを自転車で移動しきった安堵感からそんなことはどうでもよかった。
やってやったぜ！！
で、着替えて車に自転車乗せてザックを回収して、そのまま道の駅で車中泊しました。
夏の間は松川インターからバス出てますんで、それを利用しましょう。
私のように自転車でどうにかしようとするとこうなります。
死にます。
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