称名滝、大日岳、剱岳、立山連峰 2泊3日


- GPS
- 56:00
- 距離
- 30.6km
- 登り
- 3,934m
- 下り
- 2,469m
コースタイム
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:40
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 2:30
- 合計
- 7:30
天候 | 晴れ、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
計画では称名滝から6時に登山開始の予定でしたが、なんと称名滝駐車場への道が7時にならないと開かないとのこと。(ちなみに夏は6時からだそうです。)結果、初日に室堂まで行くのにかなり急ぐ羽目になりました。おかげで曇る前に剱岳をみることができましたが。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
称名滝~室堂には特に危ないところなし。剱は岩場が危ないことで有名だと思うし、確かに危ない部分もあるとは思うが、鎖などもしっかり整備されているのでさほど恐怖心は感じなかった。むしろ、別山から富士の折立の尾根歩きが狭いうえに強風で身体を持っていかれるのが怖かった。道自体は歩きやすかった。 |
その他周辺情報 | 特になし。 |
予約できる山小屋 |
|
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
ロールペーパー
携帯
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
シェラフ
テント
マット
|
---|---|
備考 | いつものことだが、テント場に着いてからが暑い。(正確に言うと日のあたっているときは暑くて、陰ると寒い。)なのでツェルトをタープのように張ろうとしたが、細引きも無く、ツェルトの形状も適していなかったので、あきらめた。 ヘッドランプがスイッチが押されて光ってたりするが、昔ジップロックのケースに入れている人がいたので見習おうかなと思う。 寝るときの温度はちょうどいいくらいだった。ほとんど裸だと脚が寒いかなという程度。前回同様スピーマ地のシャツを持ってきていて快適だったが、同じようなロングパンツはないものだろうか。 |
感想
称名滝への道路が7時まで開門しなかったことと、称名滝しか見ない友人の支度が遅くて登山開始が8時ころになってしまった。2時間押しのため、少し急ぎ目で行く。
称名滝は確かに綺麗だったが理由は分からないが個人的にはちょっと物足りなかった。秋にもくるべきかな。いつの日か称名廊下を遡行したいものだ。
弥陀ヶ原まで1000mほど急登だが歩きやすくて、退屈ではあるがそれほど辛いとは思わなかった。称名滝はストンと数百m落ちていることもあって、シラス台地っぽい地形が見えてちょっと懐かしい感じがした。
弥陀ヶ原は木道で整備されているうえに、開けていて気持ちよかったので、ずんずん歩いてしまった。振り向けば魚津の町も見える。
大日平小屋からさらに500m登るがここは結構きつかった。危なくはないが足場が不安定。それでも小さな沢沿いを歩くので、手を洗ったりして気分転換。
大日小屋からは剱岳が見える。これほど綺麗な3000mの三角形は面白い。何枚か写真を撮って小屋前で休憩して、再び写真を撮ろうとしたら完全に雲に覆われていた。
ザックを置いて大日岳に向かった。周り中、雲に覆われていて展望はない。途中で出会ったお姉さん方は、おそらく日帰りなんだと思うが、剱岳が見られなかったことに相当失望していた。ちょっと申し訳ない。
中大日岳は立山三大がっかりの一つに挙げるべきだろう。七福園は庭園みたいな感じでゆっくりしたかったけど、時間がないので先を急いだ。奥大日も剱側の展望がいまいちでスルー。奥大日までの道で3羽の雷鳥と遭遇。彼らは健気に登山道を案内してくれる。途中疲れたのか登山道を外れて休憩。なんとなく数を減らしている理由がわかったような気がした。
室堂までは苦手な下りだが傾斜が緩やかなのでそれほどきつくはない。立山の頂上は雲に隠れているものの室堂平の素晴らしい景色がはっきり見える。何とか予定通り室堂着。雷鳥沢キャンプ場は酔っ払いなどでとてもうるさかった。今後、何か理由がなければわざわざ来ることはないだろう。
2日目はまずは剱沢キャンプ場へ向かう。雷鳥坂を登ったがあまり登りやすいとは言えないし、安全でもないと思う。
剣山荘から剱沢はゆるい下り。このあたりから剱岳が見え始めて少しテンションが上がる。剱沢のキャンプ場でテントを張って再出発。ここまでで結構疲れていたけど、荷物も軽くなったので足取りも軽い。若干エネルギー不足を感じるが、食べながら行くことにする。
剣山荘、一服剱、前剱を通過。前剱は頂上を見つけられなかった。鎖場もあるが特別危険は感じなかった。
平蔵の頭で滑落が発生したようだ。老婦人が30mほど滑落したらしい。数名が救出に行ったようで、自分も行こうと思ったが、人手は足りていそうなのでやめた。むしろ気を引き締め直した。
かにの横ばいも特に危険とは感じない。岩が取れたりしないか、よくチェックする必要はあるが、手足の4本で登るからだろう。恐怖だけなら尾根歩きの方が強く感じる。なので大キレットとかはもうちょっとトレーニングしてからかな。。。
無事に登頂前回は晴れてはいたものの結構雲が出ていたが、今回はほぼ完全に360°展望。途中誰かが天空の楽園と言っていたが確かにその通りだと感じた。急峻な山容がそうさせているのだろうか。源次郎尾根などからも登ってみたいと感じた。
帰りは途中で滑落した人をヘリで救助していた。何度かヘリが来ているのは気づいていたが、数時間経過していたがまだだったようだ。ちょうど救助者を引き上げるところ見ることができたが、とてもスムーズで感心した。お世話にならないように注意しようと思う。
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