北岳
- GPS
- 11:29
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 2,532m
- 下り
- 2,558m
コースタイム
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 6:13
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良く整備されており危険個所なし |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | 小屋泊だったので水3lは多すぎたかも。 |
感想
ちょっと記録をさぼっていて時季外れの投稿です。
当初、山の日前日にお休みを取って弟と鳳凰三山、特に地蔵ヶ岳のオベリスクを見に登る予定でした。急遽弟が仕事となったため、高村薫の「マークスの山」を読んで登りたいと思っていた北岳に登ることにしました。
南アルプスはアクセスに難があり、芦安駐車場からの始発バスに乗るため4:00には到着したい。イコール1:00には自宅を出る必要があり(前日は仕事なので、もっと早く着いて仮眠もちょっと難しい)、myソロ登山では毎度のことですが眠い目を擦りながらの運転です(その後の山行を考えても危ないです。反省)。
とは言え、天気予報通り晴れで登り始めると気分もスッキリ、快調な滑り出しでした。今回、初の北岳登山で、登りは大樺沢左俣ルート(雪渓を見ながら登りたかったので)、下りは草すべりルートで予定していました。ほぼ予定通りの山行でしたが、大樺沢左俣ルートが楽な気がします。草すべりルートは傾斜がきつく、下りでも難儀だったので登りはもっとキツイかと。それでも悪い癖でコースタイムより早く登ろう(今思えばアホですがあわよくば日帰りしようとまで考えていました)と考えて登っていたので、八本歯のコル直前の階段で力尽きました。大樺沢二俣辺りで稜線にガスが掛かり始めたのが見え、次第にガスが降りてきて気持ちも萎えてきたのもありましたが…。写真のコメントにも書きましたが階段は這うように登り、その後は足が上がらず吊尾根分岐まで頑張ったものの、あとピークまで20分の登りに堪えられず、北岳山荘に向かうことに(当初予定は北岳登頂→北岳肩の小屋泊まり)。小屋に着くと私より年配の方でも、これから間ノ岳まで行ってこようとか会話されている方がいてなんと体力のあることかとビックリしました(というか私が自分の体力以上のペースで登ってくるからいけないのですが)。
小屋泊(これも初めて)では夕焼け、星空を期待していましたが天候は回復せず、かつ翌日の下山も心配だったので食事以外は睡眠を取ることにしました(よく寝た〜)。
翌日は体力は回復するも、稜線の天候は回復せずでした。山頂も真っ白け、残念ですが、帰りの高速での渋滞も心配(疲れているので渋滞に捕まると居眠りしそう)なので、ちゃっちゃと下山することに。体力は回復した(と思っていた)ので、快調にテンポよく草すべりを下って行ったのですが、これが仇に(本当は下りは苦手(膝痛になる)なのですが、途中で「とってもテンポ良く下っていて上手いですね」なんて言われたものだから…)。何とか白根御池小屋まで辿り着きましたが、膝痛だけでなく全体的に足がだるくなりまともに下れない(膝が曲げられず、段差は腰を落としたりカニ歩きをしたりの)状態に。トラバース道はホッとしましたが、その後、急な下りが…。泣きそうでした。4回コケました。中高年の事故・遭難が多いですが、自分は大丈夫なんて過信していました。疲れると何でもないところでも簡単にコケます。場所が悪いと滑落します。甘く見ていた自分に大いに反省しました。
天気がいまいちだったのは残念ですが、スケールの大きい景色が楽しめるところや、可愛らしい花々がそこここに咲いているところ、稜線では岩稜歩きなどアルペンムードが味わえるところなど、ぜひまた登ってみたい山でした!
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