黒部五郎岳から鷲羽岳、水晶岳をめぐる〜雲の平周回〜

2017年10月09日(月) 〜 2017年10月11日(水)

• GPS: 55:14
• 距離: 54.6km
• 登り: 4,238m
• 下り: 4,223m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:14
• 休憩: 0:43
• 合計: 7:57

6:12 飛越新道登山口
7:33 7:33 飛越新道分岐
8:17 8:22 寺地山
10:02 10:07 神岡新道分岐
10:13 10:14 北ノ俣岳
10:39 10:49 赤木岳
11:15 11:15 中俣乗越
12:20 12:27 黒部五郎の肩
12:34 12:45 黒部五郎岳
12:56 13:00 黒部五郎の肩
14:09 黒部五郎小舎

2日目

• 山行: 6:26
• 休憩: 1:29
• 合計: 7:55

6:03 黒部五郎小舎
6:52 6:55 三俣蓮華岳巻道分岐
7:20 7:22 三俣蓮華岳
7:28 7:29 三俣峠
7:59 7:59 三俣山荘
8:52 9:08 鷲羽岳
9:28 9:30 ワリモ岳
9:39 9:49 ワリモ北分岐
10:11 10:18 水晶小屋
10:40 11:02 水晶岳
11:23 11:23 水晶小屋
11:44 11:54 ワリモ北分岐
12:00 12:00 岩苔乗越
12:26 12:28 祖父岳
12:40 12:54 祖父岳分岐
13:44 13:44 スイス庭園
13:58 雲ノ平山荘

3日目

• 山行: 6:55
• 休憩: 0:46
• 合計: 7:41

5:43 雲ノ平山荘
5:56 5:56 奥日本庭園
6:20 6:20 アラスカ庭園
7:08 7:14 薬師沢小屋
7:21 7:27 カベッケが原
7:57 7:57 第三徒渉点
8:19 8:19 第二徒渉点
8:23 8:24 第一徒渉点
8:57 9:09 太郎平小屋
9:17 9:18 太郎山
10:18 10:28 神岡新道分岐
11:37 11:41 寺地山
12:19 12:23 飛越新道分岐
13:21 13:23 飛越新道登山口
13:24 ゴール地点

天候

晴れ、ガス、晴れの3日間

アクセス

利用交通機関：

自家用車

飛越トンネルの岐阜県側に駐車。

写真

10/9 6:16

飛越トンネル登山口。午前6時、スタート。

10/9 6:27

紅葉真っ盛りでした。

10/9 7:08

飛越新道は・・・ぬかるみの道。

10/9 7:38

登山靴もズボンもこの通り、びしょぬれに。

10/9 7:43

空は青く、気持ちよく

10/9 8:08

池塘は空を映し出しています。

10/9 8:22

難儀の末、寺地山へ到着。

10/9 8:27

遥か彼方に、北ノ股岳。あそこまで登るのか…とため息。

10/9 8:58

木道が空に向かって続きます。

10/9 9:04

10/9 10:10

偉大なる、薬師岳。

10/9 10:18

北ノ股岳に到着。よく登ってきました。

10/9 10:18

三角点に、エアタッチを試みる。

10/9 11:00

お次は？黒部五郎岳です。

10/9 11:42

稜線から景色を堪能。雲の平の向こうに、（よく晴れた）水晶岳。明日、登頂予定です。

10/9 12:24

黒部五郎の肩に荷物をデポして、

10/9 12:24

山頂へ向かいます。

10/9 12:41

ほぼ、貸切の山頂。

10/9 12:41

あれっ。ガスが出てきた。

10/9 12:41

山も雲の中に入り始めて…嫌な予感。

10/9 12:41

こちらはマジタッチ。

10/9 13:10

黒部五郎岳を後にします。

10/9 13:10

カールと、遠くに黒部五郎の小屋が見え始めました。

10/9 13:24

けっこう荒々しいカールの内壁。

10/9 13:39

昔は氷河だったのですね。としばし沈黙。静かです。

10/9 13:39

沢の水は甘く、おいしく、

10/9 13:39

のどを潤します。

10/9 15:45

小屋前にて。今日はこれでおしまい。

10/10 6:07

朝。ガス。風も強い。

10/10 6:07

冬支度をした小屋を後にします。

10/10 6:08

いざ、三俣蓮華岳へ。

10/10 6:08

チングルマか？

10/10 6:31

稜線はガスの中。晴れる気配もありません。

10/10 6:42

ガスが結構なスピードで流れていきます。

10/10 6:57

仕方なく、近景を。

10/10 7:21

双六への分岐。

10/10 7:21

行先は、こちら。

10/10 7:25

到着。風が強く、寒い。半年前に来たときは快晴無風だったなぁ…と。天気次第で山は別物ですね。

10/10 7:37

展望台の「椅子」。

10/10 7:37

おお！偉大なるガス！…その先に何が見えるのだろう？

10/10 7:46

はいまつのトンネル。

10/10 7:47

ガスが切れて、眼下に三俣蓮華の小屋。（この日の夜に、この小屋の歴史を学ぶことになるとは、この時点では知る由もない。）

10/10 7:57

営業中でした。喫茶店もやっていました。人も多く、にぎやかでした。

10/10 9:03

強風下を我慢の登り。鷲羽岳です。

10/10 9:03

びぃゆぅぅぅぅ。って感じですか。

10/10 9:21

ガスの中にうっすらと、

10/10 9:32

ワリモ岳でした。

10/10 10:01

分岐に荷物をデポ。水晶岳へ往復します。

10/10 10:16

水晶小屋。風の強い稜線上にへばりついているような小屋でした。

10/10 10:34

水晶へ、梯子を上っていきます。

10/10 10:48

山頂をひとまず通り越し、三角点のあるピークへ。こちらの方が少々低いらしい。

10/10 10:50

赤牛！晴れたら行くはずでした。

10/10 11:27

水晶小屋の分岐。ワリモ北分岐へ戻ります。

10/10 11:40

行よりも、ガスが薄れているような…

10/10 12:03

乗越を通過。

10/10 12:04

祖父岳。読みは、「じいだけ」でいいのかな？

10/10 12:08

10/10 12:30

広い山頂。ケルンがあります。

10/10 12:30

緑のロープで道案内。

10/10 12:31

ケルンが点在。いくつかに新たな石を置いておきました。

10/10 12:42

見えた！雲の平。

10/10 12:57

木道を歩いて

10/10 13:02

はいまつさえもロープで縛って

10/10 13:02

あらら。

10/10 13:20

スイス庭園への分岐。スイス庭園へ立ち寄ります。

10/10 13:21

スイス庭園。スイス？

10/10 13:23

木道の終点です。

10/10 13:31

ここでカフェタイム。静けさって、ぜいたく。

10/10 13:35

風が強くてゆっくりランチなんてできなかったので、ここで。バーガー＆カフェ。おいくら？

10/10 13:40

チングルマの群生。時期が時期なら…すごかったでしょう。

10/10 13:56

本日の宿、雲の平山荘へ。

10/10 14:01

ハウルの動く城みたい、と思ったのは自分だけか。

10/10 17:19

本日最終営業日だったそうで、最終日の夕日。（ガスが晴れた！）

10/10 17:19

もうじき晴れそうな水晶岳。

10/10 17:21

ガスに陽があたって、何とも言えず見とれます。夜空も（カメラには映らなかったけれど）素敵でした。

10/11 5:43

3日目、朝。予想に反して、晴れていました。

10/11 5:43

笠ヶ岳もくっきりと。

10/11 5:43

いつかは行きたい、晴れた水晶。

10/11 5:46

朝日が雲を赤く染めています。

10/11 5:46

小屋の窓にも朝焼け。

10/11 5:51

雲の平を歩いて、長丁場の下山開始。

10/11 5:53

振り返ると、水晶岳。

10/11 6:00

行く先には、遥か彼方に北ノ股岳。あそこまで、行くのか？

10/11 6:12

半月と青空。

10/11 6:14

槍が岳も見えました。

10/11 6:20

そして、薬師岳。

10/11 6:46

高度を下げると、落葉した道になっていきます。

10/11 7:09

鉄梯子をくだって、

10/11 7:11

薬師沢の出合に。

10/11 7:11

赤いつり橋。

10/11 7:20

澄んだ水。

10/11 8:02

太郎平へ向けて、3か所の渡渉地点あり。

10/11 8:06

次第に近づく太郎平。ゆるやかな登りが続きます。

10/11 8:42

写真で見ると小さいけれど、存在感のある月でした。

10/11 8:42

薬師が近づいたなぁと思いつつ歩を進めます。

10/11 8:53

空に向かって続く道。

10/11 8:54

太郎平の小屋が同じくらいの高さに。

10/11 9:04

小屋前の広場で休憩。最後のオレンジを食べました。

10/11 9:15

左、来た道。右、行く道。

10/11 9:21

太郎山へ立ち寄り、

10/11 9:22

久しぶりに見る有峰湖。山が燃えています。

10/11 10:32

遠く離れた水晶岳。そして雲の平。感慨深い…

10/11 10:49

北ノ股から下り始めます。

10/11 11:06

池塘が点在している地点。（名前付いてたかな）

10/11 12:40

赤く色づいた葉が現れ始める。

10/11 12:50

何色？→秋色！

10/11 13:18

空には鱗雲。もうすぐ、飛越トンネル。ようやく、飛越トンネル。

撮影機器：

LUMIX DMC-FT2 パナソニック

感想

nihao51

　飛越トンネルから、雲の平を周回するルートで2泊3日の山旅です。当初は2日目に赤牛岳まで往復するつもりでした。初日は晴れ、風もそれほど強くなく絶好の秋山日和。稜線からは水晶だって、黒部五郎だって、それこそなんだって見えました。
　2日目は、ガス＆強風。モチベーションって、天気でこんなにも変わるのかとあきれるほど。早々に赤牛はあきらめました。鷲羽と水晶岳だけは登ってきましたが、再チャレンジをする必要ありです。雲の平はやはり秘境でした。今シーズンの営業最終日と聞いて、小屋どまりを決意。数年ぶりの小屋泊です。ご主人の話が印象に残っています。登山のソフト面の今後について、考えさせられました。最後だから？と、赤ワインまでいただきました。素敵な小屋でした。
　3日目は長丁場でした。雲の平を歩き、薬師沢まで下り、そこから太郎平を経て北ノ股岳まで登り返し、飛越トンネルまで下山。よく歩きました。アップダウンも多く、ぬかるみも気を使いましたが、終わってみると静かで味わい深い道でした。
　雲の平はいつかまた行くつもりです。その時は、晴れた水晶と赤牛、そして高天原の温泉を味わうつもりです。