八ヶ岳縦走(観音平〜硫黄岳〜美濃戸)


- GPS
- 32:21
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 2,241m
- 下り
- 2,213m
コースタイム
9/11 5:40キレット小屋-7:25赤岳-8:00地蔵分岐-8:45杣添尾根分岐-8:55横岳-9:35硫黄岳山荘(5分休憩)-10:00硫黄岳-11:30赤岳鉱泉(20分休憩)-13:25美濃戸山荘
天候 | 9/10 晴れ 9/11 晴れ(キレット小屋 テント内 朝4時12℃) |
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過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
美濃戸〜観音平はバス+電車+タクシーも可能だがしんどいのでタクシーで直接移動。6400円。美濃戸山荘で予約し、美濃戸口まで歩いてタクシーに乗る。美濃戸山荘までは来てくれません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
観音平に登山ポスト有り 岩場(権現岳、赤岳、横岳)は慎重に行けば問題なし 赤岳鉱泉〜美濃戸の北沢ルートは台風の影響もあったらしいが現在は問題なし 温泉などはたくさんある。長坂IC途中の三分一湧水ソバ屋を利用(15時閉店)。水くみもできる。 |
写真
感想
夏山がそろそろ終わりそうなのでちょっと方向を変えて八ヶ岳縦走したいなと思って観音平〜麦草峠 3日間を計画してたけど、しばらく変な天気で結局土日で途中美濃戸までに変更。結果的には好天に恵まれよい山行になった。
交通手段:
観音平から入ると駐車場無料やけど車の回収がちょっと面倒。かといってピストンはちょっとつまらんし。。。麦草峠かロープウェイならバスで茅野に出て電車・タクシーと思ってたけど美濃戸から観音平では茅野経由はえらい遠回りになるのでタクシー代を奮発することにした。美濃戸山荘で予約しちょうどメーターで6400円。すいすい帰れました。
他にこんな便利そうなバスもあるようです。(毎日あるぺん号)
http://www.maitabi.jp/bus/tokusyu1.php
1日目:
前日の11時に着いて仮眠。駐車場は半分ぐらい。夜中にバスがやってくる。4時頃からみんなごそごそやっている。準備してたらザックが濡れている。どうもハイドレーションパックが水漏れしているみたい。原因は不明。フタかと思ってとりあえず締め直す。明るくなってから出発。観音平から南アがよく見えている。押手川ぐらいまでは普通の樹林帯。雲海で富士山が見える。押手川、何でこんなところに川が、、、と思っていたら由来の看板有り。なんとなく河原っぽい地形でもある。ここらへんから河原のようなデカイ石がゴロゴロした急な登り。石が丸くてデカイので足を上げないといけなくてやたらとしんどい。でもだんだんといろんな物が見えてきて山頂はちょっと平らなガラガラで展望がすごい。金峰山の五丈岩、南ア全部、中ア、御岳、乗鞍、穂高・槍。八ヶ岳の峰峰が大迫力。青年小屋までも同じようなゴロゴロでしんどい。青年小屋はかなり広いテント場に数張り。青年小屋からは様相が一変して樹林帯の先はガレた岩場。結構急なところはあるけど足が置きやすく慎重に行けば問題なし。高度感が結構あって落ちるとやばいな〜と感じる。権現岳は岩場のさきっちょに山頂の標識。山頂の向こうのルートから登ってくる人も多い。
権現岳から先はとたんに人が少なくなる。最初にかなり長いハシゴ。その後も切れ落ちたような岩場で慎重にいく。途中からハイマツの緩いトレイルになりキレット小屋に着く。赤岳がそそり立っていて、これを今から越えるのはきついので今日はキレット小屋泊まりとした。
キレット小屋のテント場は先客1張り。赤岳が真正面に。テン場はそれほど広くはない。水場はすぐやけど沢がチロチロ流れているだけでハイドレーション(Camelbak)の口では汲みにくい。あまりきれいでもない。パックは相変わらず漏れているようで明日は使わないことにする。そのうちテント泊の人がどんどんやってきてわずかな隙間で張るような人も。10数張り程度が限界と思われる。トイレはボットン。
今日はクーラーバッグにビールを2本入れてきたので堪能しました。これで明日は荷物がかなり軽くなるはず!
夜は10時前に花火の音が聞こえたけど、えらい遅い時間。
2日目:
朝4時ぐらいからみんなごそごそやってるので起きて準備。朝はガスっていたが風があって動きが速い。寒いぐらいなので上着を着る。赤岳までは途中までは普通の登山道でそのうち岩場に突入。権現岳あたりと似たような登りやすいが落ちるとやばい感じで鎖・ハシゴも時々でてくる。とんがった岩のさきっちょみたいなところやら結構怖い感じのところを進む。荷揚げのヘリが頻繁に飛んで、山頂小屋に荷物を下ろしているのが見える。中岳からの道などと合流するあたりで今までとはうって変わって人が増えて渋滞発生。山頂は人がいっぱい。赤岳〜地蔵分岐まではガレた道で昨年もきたけどそれほど危なくないが人が多い。天望荘でジュース買おうと思ったら荷揚げのため営業してない。。。ここから先はまたやば目の岩場が続く。途中大同心にクライマーが登っているのが見える。横岳山頂でヘルメットの人がいたので聞いたら小同心から登ってきたとのこと。他にもおばさんが結構楽に登れたとか言ってた。横岳からは岩場はすぐに終わってなだらかな硫黄岳の道になる。硫黄岳山荘でジュースを買う。ハイドレーションパックを使っていないので水分は途中で補給します。ccレモン買ったら微炭酸でボトルに入れたら噛むたびに吹き出す。勝手に飲めるから便利といえば便利やけど。。。
(ボトル:http://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1821606)
硫黄岳の爆裂火口は切れ落ちていて大迫力。
硫黄岳からはシラビソなどの気持ちのいい樹林帯。赤岳鉱泉はたくさんの人で忙しそう。美濃戸までの北沢が台風の影響で通れないという情報があったけど小屋で確認したところ通れるとのこと。美濃戸までは昨年とほとんど変わりないようだった。
美濃戸山荘でタクシー頼んで歩いていると途中で道を聞いたおじさんの車に拾ってもらい、美濃戸口まで乗せてもらえてラッキーでした。
早めに着いたらタクシーがちょうど来て観音平まですいすい走ってくれました。観音平は駐車場満車で、バス2台、道にも車があふれていました。編笠山の山頂は雲に隠れていました。
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