燕岳〜常念岳〜蝶ヶ岳テント泊縦走
reifis
- GPS
- 24:44
- 距離
- 35.1km
- 登り
- 2,694m
- 下り
- 2,994m
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2日目 7:25燕山荘-8:25大下りの頭-11:00大天井岳-11:15大天荘-14:45常念小屋
3日目 7:10常念小屋-8:20常念岳-13:10蝶槍ヶ岳-14:00蝶ヶ岳(ヒュッテ)
4日目 7:10蝶ヶ岳(ヒュッテ)-8:05長堀山-10:35徳沢園11:00-11:50明神館-12:40上高地バスターミナル
| 天候 | 31日(晴のち雪) 1日(晴) 2日(晴) 3日(霧) |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2011年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス 自家用車
上高地からはバスにて平湯温泉(1,130円)平湯温泉から松本までバス(2,300円)、松本から穂高駅までJR大糸線(320円)、穂高駐車場まで徒歩、自動車で帰宅。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
31日の雪は大天井、常念の上部に少し残った程度。問題ないと思います。 とはいえ、これからの季節はご注意を。 常念から蝶槍への道にて迷いそうになりそうな場所あり。 中房温泉登山口にトイレ、登山ポストあり。 平湯温泉ターミナル周辺には日帰り入浴施設多数 |
| 予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
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感想
連休があったので。
松本にてバンフマウンテンフィルムフィスティバルを鑑賞後、穂高駅近くの穂高駐車場にて駐車し車中泊。
1日目
6:18のバスにて中房温泉へ。
中房温泉にてトイレ・登山届けを済ませ、合戦尾根へ。
富士見ベンチまでは30分おきぐらいにベンチがあるので、体力的にも気持ち的にも楽でした。
合戦小屋は既に店じまい(中?)でしたが、トイレは使用できました。
合戦小屋を超え、燕山荘が見えてきた辺りから雪が降り出し、付く頃にはガスってきており、展望はあまり期待できず、仕方ないので一先ず昼食を。
名物(?)のビーフシチューはとてもおいしかったです。
一先ずテントを張り(テント場独占状態でした!)山頂へ。
燕、北燕岳(たぶん・・・看板とか見当たらなかった)と進み、北燕岳でなにやら鳥の姿が!雷鳥かと思いカメラを用意、なんとか後姿のみ写真に。
燕山荘〜燕岳は水筒のみの軽装で十分かなと感じました。
燕山荘に戻り、テントにて暫し休憩。
尚、燕山荘の外トイレは既に閉められていた為、山荘中トイレを使用させてもらいます。
テントの中で横になっていましたが、この時期はもうエアマットだと背中が寒いですね・・・。
寒かったこともあり夕食後は早々に就寝。
2日目
4時ごろ起床で外の様子を確認すると、テントのフライシートの水滴が凍っていました。
しかし、天候は回復しており、これはかなり展望が期待できそうです!
燕山荘から大下りの頭までは何事も無く、好天に恵まれ景色を楽しみながら歩けました。
大天井岳手前の鎖場は特に危なげも無く感じました。
分岐点からは大天荘→大天井ではなく、大天井→大天荘ルートを選んでしまい、日影のルートもあり一部昨日のものと思われる雪が残っており、また勾配がきつく(個人的に)滑らぬようにと肉体的にも精神的にもきつく、かなりの体力を消耗したようで、この後の行程が非常にきつく感じました。
大天荘は既に営業終了しており、トイレも閉まってた(様子)なので、先を急ぐことに。
大天井岳から少し行くと東天井岳がありましたが、北側からは何処から登るのか分からず、南側に抜けると登り道が確認できました。山頂には何も無し。
その後の横通岳はその名の通り、山頂横を通っただけでした。(そもそも疲れていて登ろうとも思えなかったです・・・)
この辺りから景色を楽しむ余裕も無くなり小屋はまだかー、まだかーと思いつつ歩き続け、やっとの思いで常念小屋到着。
常念小屋でテント場受付をし、腹も減っていたので牛丼を美味しく頂きました。
クタクタだったので、テントで横になり休憩〜。
ぼーっとしてるともう夜で夕食を食べ、夜空でも撮ろうかと思い外に出てみましたが、月明かりが強すぎて星空は殆ど撮れず、仕方が無いので朝方撮ろうと早々に就寝。疲れてたのも手伝って即ぐーぐーと。
3日目
4時ぐらいにごそごそと起きだして撮ってみるも・・・結果は散々。
とはいえ、テント場独占状態というのは気が楽ですね。
軽く朝食をとり朝焼けの槍・穂高を写真に収め、今日の山場と感じてる常念岳超えに出発。
・・・途中までGPSの電源を入れ忘れていましたorz
常念岳の登りはゆっくりとしたペースを守ればなんてこと無かったのですが、超えてからの下りが正直半端なくきつかったです。
3日目だからなのか、荷物が重いからなのか、単なる運動不足なのかはともかく(最後のが一番可能性が高いデスネ)。
常念岳からの展望は360度非常によいものでした。
常念岳を下ってからは重い足を引きずりながら道を行きました。
疲れで思考能力が落ちていたのか、蝶槍手前で道迷い。恐らくここで地図を紛失した模様。・・・来年にでも探しに行こうかな・・・。
迷った所は右側に道のようなもの、左側は石に赤丸(これを見落としていた)。
右側に行ってしまうと、暫くは普通に通れる道でしたが、段々と通り辛くなっていき、ザックを背負ってると身動きが取れなくなりそうな状態になってしまいました。なる前に引き返せましたが。
ここでも体力消耗し、蝶槍に登り返す頃にはヘトヘトに。
なんとか登りきり、稜線に出れば風が強く薄着では少々寒いような感じでした。
蝶槍から蝶ヶ岳まではなだらかな道のりでした。
蝶ヶ岳ヒュッテに到着後テント場受付を行い、軽食でもと思ったら、「ご飯は切れてしまいました。うどんなら時間がかかりますができますよ。」とのこと。軽食時間の14時を過ぎていたこともあり、諦めて行動食とお菓子で済ますことに。
今日のテント場は独占ではなく、他に1組いらっしゃいました。
テント設営後、テント場裏手にある蝶ヶ岳山頂に向かい、写真をとりつつウロウロ。
軽食を食べ損ねたので、早めの夕食をとりゆっくりしてるとすぐに日没。
日没後、下界の夜景や槍・穂高の山小屋の明かりなどを写真に収め、またも早めの就寝(疲れてるんです!)。
4日目
朝はテント内が少し結露しており外を見ると一面ガス。
天気予報は外れてのかな・・・?
展望もなにもあったものではないので、朝食後早々にテントをたたみ長堀尾根を利用し下山へ。
長堀山を越えればもうひたすら下るのみで、樹林帯であることもあり正直面白いものではなかったです(植物を知らない人なので)。
この尾根道、所々分岐のような所がありましたが、登山道を示す目印があったので、迷うことはありませんでした。
延々下り、徳沢園へ到着。
腹が減っていたので(こればっかり)高菜チャーハンをごちそうさまでした。
ここまでくればもう後は平地歩きなので気楽なものです。
この日は祝日ということもあり、散策の方々も多かったです。
明神館(到着した際に丁度サルがおり、追い払われていました)を経由し、上高地バスターミナルへ。
松本直行便もありましたが、風呂に入りたかったので一先ず平湯温泉までの乗車券を購入。
平湯温泉ではいつも利用している平湯の森はバスから見たところ、祝日の為か駐車場が一杯であったので人が多そうだと思い、バスターミナル3階の日帰り入浴施設を利用することに。
ザックが邪魔かなと思い、コインロッカーに入れておこうかと思いましたが、大型ザックが入るようなロッカーは見当たらず(探し方が悪かったのかな?)仕方が無いので、背負ったまま受付(何も言われませんでした)。
汗と疲れを洗い流し、替えの肌着に着替えてすっきりし、バスの時間までお土産やをあさったりしていました。
この日は松本市内で歩行者天国が実施されていたようで、バスの運ちゃんが予め時間どおりには着かないです。ご了承ください。と。
とはいえ、寝てる間に駅近くまで来ており時間はまったく気になりませんでした。
松本からはJR大糸線で穂高駅まで。
穂高駅前にはアウトドアショップがあり、夏などは朝4時から営業しているようですごく便利そうでした。
穂高駅から自動車で帰宅。
水は各小屋それぞれ
燕山荘200円/��
常念小屋200円/��
蝶ヶ岳ヒュッテ150円/��
と記憶しています。
各小屋で行動時の水、炊事用、テント内での飲料水合わせて4�箸困長愼�しましたが、800円、800円、600円と思ったより金がかかりますね、場所が場所なので仕方が無いですが(売ってもらえるだけありがたいですし)。
初の3泊4日の行程でしたがなんとか歩ききれました。
時期が時期だったので、シュラフをモンベルの#1にしたため、ザックがパンパンで無理やり詰め込んだらサブポケットとメインの間の縫製がやぶれてしまいました。まぁ、外が破れているわけではないので、そのまま使用もできますし、とりあえず補修テープでも張っておこうかと。
(海外通販で買ったkarrimor panther55-65の為、メーカー修理は面倒そうなので・・・)
夏は十分な容量だと思いましたが、冬だと全然足りませんよね・・・。
75�肇�ラスのザックがほしいなぁ。
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