表銀座2泊3日(燕〜常念〜蝶〜上高地）

2018年06月22日(金) 〜 2018年06月24日(日)

• GPS: 14:22
• 距離: 37.0km
• 登り: 3,125m
• 下り: 3,072m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:42
• 休憩: 0:17
• 合計: 4:59

11:51 中房温泉登山口
12:12 12:15 第１ベンチ
12:29 12:30 第２ベンチ
12:51 12:51 第３ベンチ
13:08 13:11 富士見ベンチ
13:30 13:32 合戦小屋
13:38 13:41 合戦山(合戦沢ノ頭)
13:58 13:58 ベンチ
14:06 14:06 燕山荘
16:17 16:20 北燕岳
16:32 16:34 燕岳
16:37 16:37 めがね岩
16:46 16:46 いるか岩
16:50 燕山荘

2日目

• 山行: 7:21
• 休憩: 0:25
• 合計: 7:46

5:33 燕山荘
5:52 5:53 蛙岩
6:04 6:05 大下りの頭
6:58 6:59 小林喜作レリーフ
7:04 7:05 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
7:21 7:22 大天荘
7:29 7:37 大天井岳
7:41 7:41 大天荘
9:19 9:29 常念小屋
10:24 10:25 常念岳
12:51 12:51 蝶槍
12:55 12:55 蝶ヶ岳三角点
12:59 13:00 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐(横尾方面)
13:18 13:18 蝶ヶ岳ヒュッテ
13:19 宿泊地

3日目

• 山行: 2:59
• 休憩: 0:09
• 合計: 3:08

4:37 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐(横尾方面)
5:49 5:49 横尾 (横尾山荘)
6:22 6:23 新村橋(パノラマ分岐)
6:32 6:33 徳澤園
7:06 7:07 徳本口(徳本峠分岐)
7:29 7:29 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
7:33 7:33 河童橋
7:36 7:42 上高地バスターミナル
7:45 ゴール地点

天候

22日金曜日はピーカン。23日土曜日は曇りから10時位から雨。24日日曜日は晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

大人の休日倶楽部の東日本パス4日間乗り放題15000円活用
往路：新潟0609（上越新幹線）高崎（北陸新幹線）長野（普通列車）松本（普通列車）穂高（乗合バス）中房温泉1150着
復路：上高地（バス・電鉄）松本（あずさ他）東京（東北新幹線）仙台

コース状況／危険箇所等

特にないが，雨の常念の下りは気を使う位かなあ

写真

6/22 12:24

穂高からの乗合バスには自分ともう1名だけ。運転手さんといろいろ話しているのを聞いている。（穂高温泉あたりは都会からの移住者が多い。中房から引湯している等々）ピンボケのマイヅルソウ。

6/22 12:26

アカモノ。お昼から歩き始めで強い日差しだが樹林帯で救われる

6/22 13:00

ミツバオウレン

6/22 13:01

イチョウランかな？。ラン科に久しぶりに会えました。
富士見ベンチの手前にて

6/22 13:12

富士見ベンチ。かすかに富士山が見えました

6/22 13:30

合戦小屋。スイカは明日からだそうです。

6/22 14:17

14時頃に小屋についたので，明日の下り坂の天気を考えて大天井小屋まで行こうかと思ったら，営業は明日からとのこと。予定通り，燕山荘にイン。一人一畳で十分です。

6/22 14:39

小屋には食堂側を通って入ったが，窓開けて呼び止める人がいる。何か悪いことでもしたかと思ってから，最近一緒に山に行っている新潟のA夫妻が生ビール中。偶然に言葉もでませんでした。

6/22 14:39

たっぷり時間があり北燕の方まで散歩。小屋を振り返る

6/22 14:44

イワヒバリかな。雷鳥はみれませんでしたが，全く逃げる様子もなくモデルになっていただきました。

6/22 14:45

イワウメは随所に

6/22 14:46

ハクサンイチゲも随所に

6/22 14:52

ミヤマキンバイもあちこちに

6/22 14:54

メガネ岩

6/22 15:07

6/22 15:12

いやはや良いお天気です

6/22 15:37

ハクサンコザクラ

6/22 15:38

北燕からさらに先に進み，やや谷側に回り込むと雪解け後のお花畑でした。シナノキンバイとハクサンコザクラ

6/22 15:44

東沢尾根の先なので剣なのかな

6/22 15:45

北燕の稜線

6/22 15:55

餓鬼岳　どこまで下るのか底がみえません。東沢尾根から乗越に下る肩から。

6/22 16:01

コマクサはこれからが旬でしたが咲いているものも少々

6/22 16:10

お花畑

6/22 16:12

ただのハタザオではなくウメハタザオのようです。

6/22 16:15

サンカヨウはビックサイズでした

6/22 16:15

またまたハクサンコザクラ

6/22 16:16

小さな小さなヒメイチゲ

6/22 16:37

展望やお花畑を堪能して小屋に戻ります。会う人皆さん楽しそうな良いお顔です

6/22 16:50

今日のお宿。食事付きの小屋は4か所目で，燕山荘は初めて。やや緊張します。

6/22 17:24

若い女性の二人組が地べたで食べようとしていたのでベンチを譲り，その代り？写真を撮らせていただきました。噂にはきいていたが山でケーキセット！スゴイなあ。

6/22 17:24

槍とケーキセット。近くにいた親父3名がモデル？を取り囲み，写真を撮るという，やや異常な光景に

6/22 17:53

A夫妻は個室。これで12500円は安いか。ここ1か月で3週連続で一緒に山に行っており一週空いたものの，偶然に！それも長野で！また一緒になるという運命の出会い？？？

6/22 18:07

夕飯美味しいです。生ジョッキも，，，天気良く，軽い荷物で，大して苦労もしないで登って、こんな幸せでよいのでしょうか？相席の方々とのお話しもまた楽しいです。

6/22 18:51

天気良すぎて夕焼けは赤くなりにくいです。

6/22 19:01

6/22 19:07

6/22 19:08

なんとか夕焼け

6/22 19:24

6/22 19:46

外は寒く，小屋に戻ったら，つい日本酒（熱燗ワンカップ500円）を購入。今回はソロなのでストイックに，と思いながらも，ウィスキーの小瓶とつまみを持参してきており，初日から活躍してしまう。
燕山荘常連のおとうさんは結構なお年ながらここまで元気に登ってくるが二階に上がる　後3mで遭難しそうになりサポートする。安曇野の農家のお兄さんは何度もきているが小屋は初めて（いつもはテント）とのこと。蝶ヶ岳ヒュッテに自分のお米をPRしたが魚沼コシヒカリでだめだった，蝶はごはんがおいしいよ，とのこと。ソロの若い女性もお酒は全く飲まないでお付き合いくださいました。皆さん楽しいひと時をありがとうございました。

6/23 4:54

耳栓して寝たら，16：40起床で日の出を逃す。すぐさま飛び出したが上がってました。

6/23 4:55

曇りながらも遠くもそれなりに見えている。辛うじて八ヶ岳の右に富士山も

6/23 5:04

朝ごはんは5時から。特に鮭が美味しかった。ゼリーもつくのですね。

6/23 5:26

小屋の掲示。カンニングのために撮影

6/23 5:58

ガレにはコマクサ

6/23 6:05

燕小屋には大勢泊まっていたが皆さん下山の模様。A夫妻とも別れ、大天井を一人目指す。大下りの頭から大天井

6/23 6:21

イワウメに混じってイワヒゲもおいてでした。ピンボケ

6/23 6:21

大下りの頭から登り返して燕を振り替える。わかりにくいが右端に燕山荘がへばりついている

6/23 6:54

シロバナニガネ？よくわかりません

6/23 7:02

大天井への登りから大下りの頭からの稜線を振り返る
遠方は妙高なのかあ

6/23 7:30

大天井山頂から槍
大天井小屋手前で本日初めてスライドの女性は常念小屋から2時間とのこと。

6/23 7:30

高瀬ダムの碧さか印象的

6/23 7:31

大天井から常念への稜線。雨はないが風が冷たく雨具(上)をはおり、グローブもつける。富士山もなんとか見えている。

6/23 7:54

穂高、槍の稜線。東天井手前の2822ピークから

6/23 8:13

東天井から大天井を振り返る

6/23 8:15

東天井から横通岳と常念。近くに見えるが甘く。遠景にまだ富士山が見えている

6/23 8:40

涸沢がカールというのがよくわかります。肉眼では涸沢小屋や北穂高小屋の赤い屋根が見えました

6/23 8:48

横過岳とはよく言ったもの。この通過途中で常念への下りを前に燕方向を振り返る。燕山荘はこれで見納めかな。ここまでスライドした方はまだ三名。

6/23 9:00

これからいったん小屋まで下って登る常念。小屋から山頂までコースタイム0110とあるがそんなにかかるのかな〜

6/23 9:57

常念小屋前で少々休憩、補給。登り始めるが中々キツイ。このあと本格的に雨になり、雨具上下着込んでの登りになる。さらに5名とスライド。一ノ沢からの入山で人が多くなってきました。出発して手袋片方ないのに気づくが少し戻って回収。歩きながらの行動は宜しくない。

6/23 10:42

常念は雨の中到着。蝶に泊まるというソロの方と山頂で一緒になる。この天候なので同じ行程の方がいるとなんだがホッとする。少し下って岩陰でスマホにバッテリー接続して蝶方向を撮影。
最近消費早くて困る。

6/23 11:19

常念の下りは急で板状の岩が積み上がっていて雨で滑りやすい

6/23 11:25

ミツバオウレンかと思ったがなんか違う？

6/23 11:50

常念でなんとなく終った感を抱いていたら，蝶槍までも結構なアッブダウンがあり中々楽させてくれないんだな〜

6/23 11:52

常念を過ぎると岩やザレから樹林に山の雰囲気がガラリと変わりました。シナノキンバイ。葉がニリンソウのようなのがシナノキンバイなのかなあ？ミヤマキンバイとの違いがよくわかりません

6/23 12:07

ツバメオモト。燕ではサンカヨウでしたが

6/23 12:11

ハクサンコザクラ　癒されます

6/23 12:12

サンカヨウも

6/23 12:12

シナノキンバイの咲き始め

6/23 12:39

途中で雨がやんで雨具脱いでましたが、また本格的に降ってきて着用。

6/23 12:39

蝶槍から常念を振り返える。

6/23 13:17

ようやく小屋。1320で大分早いが雨で寒いので逃げ込む。

6/23 13:49

あまり宿泊者はいないようで一人で二畳をカーテンで仕切って個室のように使えました。寒いのでストーブありる食堂にずーと居ましたが

6/23 17:31

食事頼んだのは12人で2テーブルでこじんまり。確かにご飯美味しく3杯頂く。大きなサバの切り身でご飯が進みます。お酒を飲んでいる方はいませんでした。今夜は清く正しい食事です。

6/23 18:08

夕方少しだけ雨あがりましたが，夕焼けの頃にはガス。夜景はキレイでした。

6/23 18:09

夜は名古屋からの若者三人組、アメリカ人の名古屋留学の若い女性。赤羽からのソロの方、具合が悪くてパーティーから単独になった？ベテランの方々と いい加減英語交えて歓談。若者につられて800円缶ビール500ml購入。ウイスキーの残りも片付け、また飲んでしまった〜

6/24 3:55

355少し明るくなってきました。イビキは一人位で静かな夜でした。半個室は有難いです。

6/24 3:59

朝ごはんは6時からというのでお弁当にしてもらって4時に頂く。がっちり糖質です

6/24 4:08

雲海の下に街が見えています

6/24 4:08

昨日の雨がすっかり良い天気に

6/24 4:18

この天気の中，下ってしまうのはもったいないが

6/24 4:22

仙台の自宅にも帰らないとな〜

6/24 4:26

槍も少し赤くなってきました

6/24 4:29

横尾分岐まできたらやっとでてきました

6/24 4:32

蝶を振り返る

6/24 4:33

6/24 4:33

穂高も赤く染まってきました

6/24 4:33

これで稜線も見納め。樹林の中をどんどん下ります。

6/24 5:15

コゼンタチバナもあちこちに咲いてましたがここで撮影。

6/24 5:39

ユキザサ。道は整備されていて歩きやすい。もうすぐ横尾。

6/24 5:50

横尾まで降りました。後はひたすらスタスタ歩きます。

6/24 6:00

鳥のさえずりの中ぼーっと遊歩道？を歩きます

6/24 6:14

ショウキランかな。初めて見ました。梓川沿いの遊歩道も色々咲いていました。

6/24 6:38

上高地だなー　徳沢はテントは数張しか残ってませんでした。

6/24 7:33

930のバスに乗る予定が，750に間に合いそうで欲がでて明神からやや小走りで740バスターミナルに到着。切符と整理券を買ってから，靴を洗い、水を補給し、ミニ容器に小分けしたリセッシュをあちこちにスプレーして乗車。一応河童橋で撮影。

撮影機器：

Xperia A SO-04E SONY

感想

yamkoi

大人の休日倶楽部のパス期間で週末前後も休めるのがこの週だけで，梅雨前線の微妙の上下で天気予報が変わるのを悩ましくみていたが，晴れる日もありそうで，雨も覚悟で表銀座を歩くことに。風雨の中でのテント泊はツライので，小屋食事付に日和る。東北や新潟には食事付の小屋は皆無に近く，食事付など「ぜーたく」という感覚だが，梅雨だし安全登山優先と言い訳する。
初日は晴れで暑い中，サクサクと燕に登る。偶然3週連続一緒に山にいったA夫妻と運命の再開にもなり，食事付がさらに生ビール付になり，こんな幸せでいいのだろうかとの罪悪感も。二日目は天気が崩れる予報の中一人縦走路に踏み出し，ややストイック感がでてくる。できるだけ捕まらないよう早めのペースで歩いたが，常念の登り途中で本格的に降り出し，雨具上下着込んで蝶ヶ岳ヒュッテへ。13時過ぎにつくがこんなに早く活動終了してしまうことはないので，どうしたものかと戸惑いもあったが，ストーブのわきで小屋の雑誌やマンガをみている内に晩御飯の時間になる。時にこういうまったりした時間もいいなあ〜と思う。晩御飯からは相席の方々との歓談（さらにやっぱり一人酒）で消灯の21時まで楽しくのんびり過ごす。
三日目は下山するのがもったいない好天に回復。山ばかりでなくパスを最大限活用して自宅にも戻らないといけないので，最後まで稜線で日の出を粘って下山開始。小屋泊まりの少ない荷物ということもあり，十分な休息もとれたせいか，サクサク歩いて上高地始発バス750に間に合う。小屋での出会いが楽しい山行でした。