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Yamareco

記録ID: 1530373
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

剱岳〜立山縦走

2018年07月14日(土) 〜 2018年07月16日(月)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
47:30
距離
15.6km
登り
1,866m
下り
1,995m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:10
休憩
0:34
合計
6:44
9:19
48
スタート地点
10:07
10:13
61
11:14
11:39
16
11:55
11:55
21
12:16
12:17
11
12:28
12:30
35
13:05
13:05
178
2日目
山行
6:39
休憩
1:04
合計
7:43
4:37
4:37
18
4:55
5:04
27
5:31
5:32
47
6:19
6:20
19
6:39
6:40
34
7:14
7:15
37
7:52
7:59
10
8:09
8:11
3
8:14
8:38
7
8:45
8:46
16
9:02
9:08
33
9:41
9:44
19
10:03
10:04
10
10:14
10:15
44
10:59
11:04
28
11:32
11:33
18
11:51
11:51
19
12:10
12:10
4
12:14
宿泊地
3日目
山行
2:02
休憩
0:03
合計
2:05
6:38
44
宿泊地
7:22
7:24
65
8:29
8:30
13
天候 3日間快晴!
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
扇沢〜室堂 往復 \9050
コース状況/
危険箇所等
タテバイ、ヨコバイよりも前剱前のガレ場の落石が一番ヤバかった。
小石が落ちてくるのは当たり前で、こぶし大の岩がヘルメットをかすめた時にはヒヤリとした。
自分が落とすのも気を遣うので、神経すり減る場所であった。
予約できる山小屋
6:30始発に合わせて5:00に並ぶも、乗車出来たのは7:30…
恐るべし3連休初日です。
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6:30始発に合わせて5:00に並ぶも、乗車出来たのは7:30…
恐るべし3連休初日です。
ケーブルカーに乗り換え
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ケーブルカーに乗り換え
ロープウェイに乗り換え
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ロープウェイに乗り換え
再びトローリーバスに乗り換え
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再びトローリーバスに乗り換え
室堂着!
すてに扇沢出発してから4時間以上経過してます。
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室堂着!
すてに扇沢出発してから4時間以上経過してます。
立山をバックに。。。
実はこの時に帰りのチケットを落としたのですが、室堂駅に親切にも届けてくれた方がいらしたようです。
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立山をバックに。。。
実はこの時に帰りのチケットを落としたのですが、室堂駅に親切にも届けてくれた方がいらしたようです。
一の越に向かいます
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一の越に向かいます
一の越着
雄山に登ります
雄山着。
もちろん御祈願受けました。
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雄山着。
もちろん御祈願受けました。
春を背負っての舞台
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春を背負っての舞台
立山最高地点から室堂全景。
ゼブラ模様が綺麗です。
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立山最高地点から室堂全景。
ゼブラ模様が綺麗です。
真砂岳に向かい
別山は巻いて、剣沢に下ります
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別山は巻いて、剣沢に下ります
剣沢野営場で視界に他のテントが入らない一等地に設営。
2
剣沢野営場で視界に他のテントが入らない一等地に設営。
残雪で冷やしたビールで乾杯
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残雪で冷やしたビールで乾杯
アーベン
星の降る夜でした
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星の降る夜でした
剱岳に降る星
天の川もくっきり
天の川もくっきり
翌朝は剣山荘からご来光
翌朝は剣山荘からご来光
剣山荘と逆さ剱岳
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剣山荘と逆さ剱岳
ここにデポしたトレッキングポールが帰りに違うトレッキングポールに変わっていました。
お気に入りのカーボンが安物のアルミに…
盗んだ奴、許さん!
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ここにデポしたトレッキングポールが帰りに違うトレッキングポールに変わっていました。
お気に入りのカーボンが安物のアルミに…
盗んだ奴、許さん!
連続する鎖場からどんどん高度上げます
連続する鎖場からどんどん高度上げます
前剱から本丸
前剱に向かうガレ場が今回の核心部。
小石は言うに及ばず、常に落石の危険で神経使います。
踏んだ岩がいつ転がるがヒヤヒヤでした。
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前剱に向かうガレ場が今回の核心部。
小石は言うに及ばず、常に落石の危険で神経使います。
踏んだ岩がいつ転がるがヒヤヒヤでした。
前剱から本丸の最鞍部の橋。
両側切り立っているのでスリル満点
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前剱から本丸の最鞍部の橋。
両側切り立っているのでスリル満点
カニのタテバイの渋滞。
1時間近く待ちました
カニのタテバイの渋滞。
1時間近く待ちました
タテバイはほぼ垂直の壁にボルトが打ち込んであるだけですがしっかりしているので問題なし。
タテバイはほぼ垂直の壁にボルトが打ち込んであるだけですがしっかりしているので問題なし。
タテバイ超えると比較的なだらか
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タテバイ超えると比較的なだらか
剱岳登頂!
いろんな標識が転がってます。
これは初めから割れてます。
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剱岳登頂!
いろんな標識が転がってます。
これは初めから割れてます。
もういっちょ
三角点タッチ
おもちゃの剣がありました
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おもちゃの剣がありました
少し離れて…
意外に広い山頂
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少し離れて…
意外に広い山頂
良い山でした。
また来ます。
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良い山でした。
また来ます。
無事我が家に帰宅
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無事我が家に帰宅
私の下山後にカニのヨコバイで滑落があったようです。山岳ヘリが野営場の山岳隊基地に着陸してました。
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私の下山後にカニのヨコバイで滑落があったようです。山岳ヘリが野営場の山岳隊基地に着陸してました。
本来は当日中に雷鳥沢に引っ越す予定だったのですが、暑くて消耗しそうなので、そのまま剣沢に連泊します。
残雪で氷嚢作って昼寝。
チョー気持ち良い。
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本来は当日中に雷鳥沢に引っ越す予定だったのですが、暑くて消耗しそうなので、そのまま剣沢に連泊します。
残雪で氷嚢作って昼寝。
チョー気持ち良い。
早めにビール飲んで、そのまま爆睡
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早めにビール飲んで、そのまま爆睡
翌朝6:00に撤収。
名残惜しくも剱岳を後にします
翌朝6:00に撤収。
名残惜しくも剱岳を後にします
3日間ずっと麓に居たので、別れが辛い
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3日間ずっと麓に居たので、別れが辛い
これで見納め。
また来ます。
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これで見納め。
また来ます。
雷鳥沢に下ります
雷鳥沢に下ります
雷鳥坂で本当に雷鳥に遭遇。
しかもつがいでした。
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雷鳥坂で本当に雷鳥に遭遇。
しかもつがいでした。
雷鳥沢までもうすぐ。
地味に長い下りです。
雷鳥沢までもうすぐ。
地味に長い下りです。
川を渡って
雷鳥沢ヒュッテで温泉
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雷鳥沢ヒュッテで温泉
貸切です
至福の一杯
みくりが池で立山も見納め
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みくりが池で立山も見納め
往路は素通りの黒部ダムで少し観光
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往路は素通りの黒部ダムで少し観光
トローリーバスは今年で引退。
お勤めご苦労様です
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トローリーバスは今年で引退。
お勤めご苦労様です

感想





いつか登りたいと計画から3年。
黒部アルペンルートの料金が高いので、行くなら連休中快晴が保証されている日程を睨みながらついにチャンスが来ました。

前日の天気予報で実行を決めたので、準備はドタバタ。
家を出発したのが、日付越えてしまったので徹夜でドライブして、扇沢到着。
6:30の始発に合わせて5:00にチケット売り場に並ぶも、乗れたのは7:30の便でした。
さすが海の日連休初日。

ケーブルカー、ロープウェイ乗り継いで室堂着。
すでに沢山の観光客で、ごった返してます。

一の越から雄山神社。
お祓い受けて、地元で義理父のお墓から拾ってきた球石に家族の名前書いて奉納しました。
大汝山から、真砂岳を経由して別山巻いたら、剣沢に向けて一旦下山。
剣沢野営場では、剱岳の間に他のテントが視界に入らないような場所探して設営。
お陰で剱岳を独占して拝める事が出来ました。
花火で言えば、自分ちのベランダから眺めるようなものですね。
暮れ行く剱岳の移り変わりを心行くまで堪能しました。

この日のメニューは手抜きで缶詰中心。
サンマ、イワシのかば焼きと焼き鳥缶でごちゃ混ぜのどんぶり。
日が長いので8時過ぎても空は明るく、夜中の12時に目覚ましセットして星空撮影に臨みます。
この日は月齢もばっちりで絶好の星空観賞日和。
1時間くらい撮影してました。(その割にはへぼい写真ばかり…)

翌朝は4時に剣岳に向けて出発。
剣山荘でご来光見たら、いよいよ本格的な岩稜帯に突入します。
途中、ちょっとやらしい雪渓をトラバースして第2鎖場の手前でトレッキングポールを岩の隙間にデポ。
帰りに寄ったときには別のトレッキングポールに化けていました。
お気に入りのカーボンが安物で重いトレッキングポールに…
盗んだやつ許さん!
もしかしたら、同じ場所にデポして、自分のカーボンだけ持っていかれた可能性もあるので、化けたポールはそのままにしました。

徐々に岩登りは険しくなりますが、危険度が増すたびに逆に楽しくなってきます。
退屈な樹林帯と違って変化があるし、全身を使うので足だけ疲れる急登よりもかえって楽。
でもそこは名だたる剱岳。集中は切れません。
前剱のガレ場では何度もラクでヒヤヒヤしました。
自分の上以上に気を付けたいのが、自分の下。
とにかくラク起こさないように、慎重に慎重にホールド…それでも掴んだ石、踏んだ岩が動いた時には焦ります。
自分のラクで人を巻き込んだら、ずっと後悔するでしょう。それこそ自分が単独で死ぬ以上に…
ガレ場の緊張に比べればタテバイ、ヨコバイの方がかなり楽に感じます。
ホールド(鎖、ボルト)は人口物だし、メンテされているので安心。

頂上は思ったより広く、眺望と好天も相まって長居してしまいました。
剣山荘でビールを買い込んで、テントに戻ったら無事下山の祝杯。(ソロだけど)
本来の予定はテント畳んで雷鳥沢野営場まで引っ越すはずが、そのまま剣沢で連泊に変更。
いつまでも剱岳の余韻に浸っていたい気分。

テント内も暑いけど、日差しが強くて外も暑い。
暑さ対策に残雪で氷嚢作って昼寝。これがチョー気持ち良い。
イイ感じで酔っ払って、そのまま爆睡。気が付いたら、テント全開でシュラフも掛けずに深夜0時まで寝てました。
この夜は雲多めだったので星空は拝めず。

翌朝、持ってきたドローンを飛ばしてテン場の全景撮ろうと思ったら強風。
ホビー機なので風に流されて画像ブレブレ。
風にも強い本格的なドローンは欲しいけど、航空法や山での規制が多いので諦めます。

ダラダラと撤収して剣沢乗越の分岐。
これで剱岳は見納め。
ほんとに良い山でした。
いつか妻と登りたいけど無理だろな〜--;

分岐を下って雷鳥坂。
道の名の通りほんとに雷鳥に遭遇。しかもつがいで中睦まじい。

沢を渡って雷鳥沢ヒュッテで温泉…が、なんと朝10:00まで清掃中。現在8:30!
スタッフさんのお言葉に甘えて清掃中の傍ら、温泉に入らせていただきました。感謝です!
風呂上がりに飲んだ生ビールの味は一生忘れません。まさに至福の一杯でした。

地獄谷を過ぎて観光客が増えると、天空闊歩から一気に現実社会に引き戻されます。
本当に夢のような3日間でした。

追記
夜中に扇沢に着いたので、自分の車の場所をよく覚えておらず、炎天下の中1時間以上車を探しまくって熱中症になりました。--;;;

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