5泊6日テン泊立山往復ルート(+赤牛岳)


- GPS
- 104:00
- 距離
- 96.4km
- 登り
- 8,192m
- 下り
- 8,177m
コースタイム
- 山行
- 16:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 16:00
- 山行
- 15:20
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 15:20
天候 | 晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
立山室堂山荘
|
写真
感想
立山周回をいつかやってみたいとおもい、2年前にチャレンジしましたが
その時は赤牛岳からの展望がまるでだめで、一番の目的の赤牛山頂からの
裏銀座ルート、薬師までの稜線を見ることができませんでした。
もちろんガスガスで立山方面も見えませんでした。
今回はそのリベンジをかけて。
(前回のレコはアップしてません、やろうとおもって結局ズルズルになり
アップせずに終わりました)
初日の泊まるところはケーブルカーの時間次第です。
早い時間に乗れれば、乗越まで。
午後に近かったり、午後ならば五色。
今回はケーブルカーが3連休のせいか激混み。ある程度予想してましたが、
予想以上でした。しかも、高速のサービスエリアで寝過ごすという馬鹿の失態を
してしまい、立山駅に到着するのが大幅に遅れる。。。だめなときは
重なるもんですね、、結局乗れたのが9時の最終。
これで五色宿泊は確定。
2日目は雲の平までいきたいので早めに出発。
薬師までの稜線は気持ちがよいです。天気もよかったですしね。
そして、水晶〜読売新道〜赤牛。これが目の前に常にある。
裏には裏銀座が見え、野口五郎がお目見え。
うーん、最高です。
太郎平まできて、本来ならばここで薬師峠のテン場で泊まるのが
理想ですが、このあとの日程のつながりを考えると雲の平までいきたい。
ということで、雲の平までレッツgo。
薬師沢小屋から雲の平に向かう急登が、、、、
すでに10時間以上の歩きで、最後のこれはなんかの罰でしょうか、、、
もう自分でテンション上げないと途中で心が折れそうなんで
めっちゃテンションあげて登り切りました(笑)
3日目は読売新道〜の赤牛岳。山頂からの360度景色を見る。
今回のメインです。
水晶岳に到着。
さて、赤牛岳目指して出発しようとしたら、ペアで登られてた女性の方が
どちらまで?
わたしは、赤牛行って、奥黒部ヒュッテまで。
すると女性が奥黒部ヒュッテから平ノ渡場までが通行止めでいけないと。
私は、???!!!!なんですと、、、
通行止め?!?!?
初耳。
女性の方は、前泊の三俣山荘で聞いたようです。
当初の計画では私と同じく、水晶〜奥黒部ヒュッテを目指していたようです。
しかし、通行止めということで裏銀座から烏帽子までいき、翌日ダムまで下りて
帰るとのこと。
私は、前泊の雲の平ではなんも聞いてないですけど。。。
いきなり水晶山頂で聞いたもんで、しっかりと後の計画を立ててる時間も
なく、とりあえず渡場には針ノ木谷の方からも行ける。
しかし、女性の方が三俣で聞いたときに、どうやら針ノ木谷の方の川は
膝ぐらいまで増水してるらしいと、、、しかし聞いた話だからどこまでが
本当なのかがわからないので、実際はもっと腰ぐらいまであるかもしれない。。。
どうしようか、、いやああんときはしっかり整理してる余裕もなかったです。
可能性としてはゼロではない以上、まずは烏帽子小屋まで目指すことに。
雨は降ってなくても、残雪がおおければ水は増えるみたいですし、
小屋のひともどれぐらい増水してるか把握しきれてないようでしたが、
基本あまり利用されることが少ないので、増水の可能性がある以上
おススメはできないような感じでした。
私も事前の情報収集が甘かったですね。
反省すべき点です。
残り日数を考えると、最後は劔で締めたい。
2年前劔からの日の出もあと一歩のところで叶わず、今回は
できれば山頂からの日の出のリベンジもできればとはおもってたので。
劔を考えれば、針ノ木谷を翌日いかなければ日程的に無理。
諦めて、水晶までもどり赤牛ピストンで雲の平まで行けば
劔は無理でも予定通り立山駅には戻れる。
針ノ木谷の渡渉のとこまで行き、もし増水が多ければ
戻らないといけない。
戻れてもよくて前日に泊まった烏帽子小屋。
これが最悪パターン。これになると立山駅に帰れるのが一日遅れる。
遅れをなくすならば赤牛岳を諦める。
赤牛ダメ、劔ダメ、これだと単に往復に来ただけになる。。。。
それはさけたい。
往復だけでも今回の天気ではしっかりとそれぞれの稜線はみえたし
景色も最高だったのでダメな縦走にはならないが
消化不良は隠せない。
結果、針ノ木谷からの平ノ渡場は断念。
劔は山頂からも天候がよいときに見れてるし登れてる。
劔は断念して、最大の目的だった赤牛山頂からの360度ビューを
見るために、来た道を戻ることに。
4日目。
水晶〜赤牛までピストン。
雲の平で終了というプラン。
0時40分に烏帽子小屋。
途中、野口五郎岳あたりで結構日が昇ってきた。
無事水晶に到着。
アタックザックに切り替えて赤牛を目指す。
同じ日3人ぐらいの方が水晶〜赤牛のピストンをしてました。
その方々はそのまま水晶で一泊するようでした。
赤牛までは着きそうでなかなか遠かった印象でした。
あの暑さと日差しは殺人なみで、やばかったですね。
しかし、山頂からみた360度の景色は最高でした。
途中、自衛隊でしょうか。
水色に日の丸が入った小型ジェット機?
が立山のほうから赤牛山頂をかすめて行きました。
あんなまじかで見たのは初めて。
かっこよかったですねーー
赤牛岳山頂からは、
立山〜五色〜乗越〜薬師。
水晶に読売新道。
裏銀座の野口五郎に烏帽子岳。
針ノ木、蓮華、後立山。
槍、笠ヶ岳、白山。
最高の眺めでした。
水晶も好きですが、赤牛からの展望が一番好きかもしれません。
5日目は雲の平から乗越まで。
6日目は乗越〜室堂まで。
ナイトハイクが当たり前な感じになりましたが、
結構ナイトハイクは好きなので、あまり苦にはならないかもです。
無事最終のバスがでる時間までに室堂に到着して
少し休憩して、立山駅まで帰りました。
数年前に裏銀座ルートを初めていったときに、読売新道にある
あの赤茶みたいな塊はなんだ???
かっけえなーー。なんだろうあの山。
今度いきたいなー。
という風な感じに思ってから、2年前に実行。
しかし、肝心の読売新道を歩いてる最中にガスがモクモク。。。
山頂着く前から展望が全然よろしくない。
到着後も変わらずダメダメ。
絶対に快晴のときに着て景色を見てやる。
と再度来ることを誓う。
そして今回。
天気は週間通してよさそう。
これならば実現できる可能性が高い。
そんななかの悪い情報だったので、目の前に赤牛があって
天気は最高。行けば間違いなくいい景色が360観えるのがわかってるのに
行っても先がいけない。
本当に悔しくて。悔しくて。
でも、その時は、冷静に色々考えられなくて、可能性のある烏帽子岳方面に
行きました。結果的に早めに向こうについてあれこれ再プランを
考えられたのがよかったのかもしれません。
室堂出発で烏帽子まで来てまた戻って、しかも赤牛をピストンして戻る。
こんなプラン、今回の予定外のことがなければまず計画しないでしょうね(笑)
五色ヶ原も午前中の空いてる時間にいけたので、だれもいなく
すごくいい景色でした。五色もいいところですねーーー。
今回は、予定外のことからプラン変更となりましたが、
内容としては濃い内容になったとおもいます。
疲れましたが、無事赤牛からの展望。
裏銀座、薬師〜五色などの稜線からの展望。
3つとも実際に歩いて、それぞれを見るというのも
貴重な体験となりました(笑)
赤牛良いところです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する