立秋前の鷲羽岳・水晶岳

2018年08月03日(金) 〜 2018年08月05日(日)

• GPS: --:--
• 距離: 43.4km
• 登り: 3,266m
• 下り: 3,265m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:10
• 休憩: 0:20
• 合計: 8:30

9:00 新穂高温泉駅
10:20 10:40 わさび平小屋
11:50 11:50 秩父沢出合
14:30 14:30 鏡池
17:30 双六池

2日目

• 山行: 13:30
• 休憩: 2:50
• 合計: 16:20

2:50 双六池
5:30 6:00 三俣山荘
8:10 9:00 鷲羽岳
12:30 13:00 水晶岳
16:30 17:30 鷲羽岳
19:10 三俣山荘

3日目

• 山行: 9:40
• 休憩: 1:10
• 合計: 10:50

4:30 三俣山荘
7:30 8:00 双六小屋
10:30 10:50 鏡平山荘
14:20 14:20 わさび平小屋
14:20 14:40 新穂高温泉駅
15:20 ゴール地点

天候

8/3〜8/5:晴れのち曇り　いわゆる夏山天気。正午頃から積雲が湧いてきて稜線を霧が覆うパターン

アクセス

利用交通機関：

バス

往路：バスタ新宿→松本BT→中の湯BS→平湯温泉BT（松本にて前泊）
復路：往路の逆（宿泊無し）

コース状況／危険箇所等

全体的に歩きやすい登山道ですが、鷲羽岳はザレ場の急坂、水晶岳の頂上付近は岩稜のため注意が必要でした。

その他周辺情報

日帰り入浴：ひらゆの森（大人500円）

写真

8/4 4:58

一日目はほとんど写真も取らなかったため、いきなり二日目の朝。朝3:00頃双六山荘を出発し、鷲羽岳・水晶岳方面に向かいました。三俣峠を越え三俣山荘に下る登山道で日の出を迎え、鷲羽岳の背後の空が赤くなってきました。

8/4 6:41

今日は三俣山荘を拠点に鷲羽岳・水晶岳を歩きます。双六山荘で畳んだばかりのテントを再び設営し、まずは鷲羽岳に登ります。

8/4 7:35

8/4 7:42

斜面の方角の関係から、三俣蓮華岳は朝の光で見るのが良いです。

8/4 7:44

一方、槍ヶ岳方面は逆光になりまます。

8/4 7:50

双六岳〜三俣蓮華岳は斜面の緑が綺麗です。

8/4 7:56

彼方に薬師岳。

8/4 8:06

鷲羽岳山頂に到着。鷲羽池の青は深いですね。

8/4 8:26

同じく山頂より、これから歩いていく水晶岳方面。

8/4 8:29

野口五郎岳方面。こちらは今回歩きません。

8/4 8:35

黒部五郎岳方面。今回の山行で合わせて行きたかったのですが。

8/4 8:43

後立山方面。最奥に猫耳の鹿島槍ヶ岳が見えました。

8/4 8:45

水晶小屋付近の山容。硫黄尾根のように明るい茶色の山肌です。

8/4 9:08

ワリモ岳に向かいます。

8/4 9:36

鷲羽岳〜ワリモ岳鞍部より鷲羽岳を振り返って。

8/4 9:46

まだ午前中なのでいい天気です。空には飛行機雲。

8/4 9:43

ワリモ岳に登って高度を上げると、鷲羽岳に遮られていた槍ヶ岳が再び見えるようになります。

8/4 9:50

岩苔乗越の向こうに薬師岳。

8/4 9:52

水晶小屋付近の茶色い山肌と、右奥の野口五郎岳の白い山肌。尾根の途中で不連続に分かれているように見えます。

8/4 10:02

8/4 10:16

ワリモ岳分岐より祖父岳。

8/4 10:20

ワリモ岳分岐付近より野口五郎岳。登山道と岩ゴロが交差しています。

8/4 10:20

遠くから見た水晶岳。ここから見ると大して険しそうには見えません。

8/4 10:21

登山道を行くトレイルランナー。このルートでは何名も見かけました。走りやすいのでしょう。

8/4 10:26

いつの間にか、上空の雲も大きくなってきました。

8/4 10:37

花畑の向こうに薬師岳。

8/4 11:00

水晶小屋手前より登山道を振り返って。

8/4 11:03

ワリモ岳分岐〜水晶小屋付近は見晴らしが良く、なだらかな登山道が続きます。

8/4 11:05

南側の空は信州側から沸き立ってきた雲が多くなってきました。

8/4 11:39

水晶岳山頂まであと20分の地点。これまでのゆったりした登山道とは打って変わり、山頂まではやや険しい登山道が続きます。

8/4 12:00

カールの斜面にシナノキンバイの花畑。

8/4 12:00

雪解けのあと一斉に咲いたんでしょうかね。

8/4 12:40

水晶岳山頂に到着。赤牛岳と、その奥に劔・立山連峰が現れます。

8/4 12:48

赤牛岳。稜線が劔・立山連峰まで続いてそうですが、さにあらず。稜線沿いに歩いていくと、黒部湖に着いてしまいます。

8/4 12:35

劔・立山上空には積乱雲に成長しそうな雲。

8/4 12:49

北アルプス南部側は雲が上空を覆ってしまい、日当たりが悪くなってきました。

8/4 12:49

13:00頃まで景色を楽しんで、山頂を後にしました。

8/4 13:55

硫黄尾根にスポットが当たって黄色く光ってました。

8/4 15:12

8/4 15:44

野口五郎岳方面は爽やかな夏空のままでした。

8/4 17:02

鷲羽岳山頂に戻ってきました。夕方近くになると、鷲羽池の色は黒っぽく見えるようですね。

8/4 18:32

夕暮れの光が槍ヶ岳と雲を照らします。

8/4 18:45

日没直前、三俣蓮華岳上空に傘のような霧がかかりだしました。

8/4 18:45

日没は18:50頃。今日は沈む太陽を雲が遮ることもなく、きれいな夕暮れを眺めることができました。

8/5 5:24

3日目。コバイケイソウ群落を朝日が照らします。

8/5 5:25

8/5 5:31

この時期、チングルマの多くは果穂に成り果てていますが、逆光に映えます。

8/5 5:32

日が昇るにつれ、鷲羽岳にかかっていた雲も取れてきました。

8/5 5:42

鷲羽岳とコバイケイソウ。

8/5 5:47

槍ヶ岳の飛騨側の谷には雲があふれています。

8/5 7:22

鷲羽岳を振り返って。

8/5 8:41

双六小屋と鷲羽岳。そして秋のような雲。

8/5 9:00

樅沢岳の緑が眩しい。

8/5 9:18

8/5 9:20

笠ヶ岳はずっと雲に隠れていました。

8/5 9:28

花畑の向こうに双六岳。意外にも東西に幅広い。

8/5 10:16

箱庭のような鏡池周辺。

8/5 10:55

そして鏡池に到着。昼近くになり雲が沸き立ってきて、面白い模様になってきました。

8/5 10:56

振り返ると独眼竜政宗の兜。

8/5 10:57

稜線を雲が覆ってしまっていますが、沸き立つ雲あってこその夏山風景ですよね。

8/5 15:22

15:20頃、新穂高RWに帰着。おつかれさまでした。

撮影機器：

D750 ニコン

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） 計画書 ヘッドランプ ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

naiyasei

今年はコバイケイソウの当たり年。黒部五郎カールの群落を目当てに、新穂高から鷲羽岳・水晶岳・黒部五郎岳・薬師岳を経て、最終的に折立に下山する予定で出かけましたが、天気予報が微妙で、鷲羽岳・水晶岳のみで帰ってきました。

次の当たり年は次回ワールドカップ前後でしょうか。長いですね〜。