奥穂高〜涸沢岳〜北穂高【涸沢テン泊】

2018年08月18日(土) 〜 2018年08月20日(月)

• GPS: --:--
• 距離: 37.1km
• 登り: 2,161m
• 下り: 2,151m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:03
• 休憩: 0:37
• 合計: 5:40

7:55 上高地バスターミナル
9:43 9:55 徳沢公衆トイレ
10:45 10:59 横尾 (横尾山荘)
11:54 12:05 本谷橋
13:35 涸沢ヒュッテ

2日目

• 山行: 6:41
• 休憩: 2:07
• 合計: 8:48

5:10 涸沢ヒュッテ
6:15 6:15 ザイテングラート
6:59 7:02 穂高岳山荘
7:30 7:42 穂高岳
8:13 8:22 穂高岳山荘
8:43 8:46 涸沢岳
10:30 11:29 北穂高岳(北峰)
13:09 13:50 涸沢小屋
13:58 涸沢ヒュッテ

3日目

• 山行: 3:46
• 休憩: 1:07
• 合計: 4:53

6:05 涸沢ヒュッテ
7:01 7:22 本谷橋
8:01 8:01 横尾 (横尾山荘)
10:05 10:51 河童橋
10:58 10:58 上高地バスターミナル
10:58 ゴール地点

天候

3日間晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

・さわんど駐車場を利用。1日600円。
・駐車場から上高地まではバス利用。7時過ぎだったが、混雑はしていなかった。

コース状況／危険箇所等

【上高地〜横尾】
整備された林道で、観光の方もたくさん。
【横尾〜涸沢ヒュッテ】
本谷橋辺りまでは、緩やかな登り。本谷橋では、気持ちよく休憩ができる。その後は、やや急になるが、危険なポイントはない。
【涸沢ヒュッテ〜奥穂高山荘】
しばらくは、ガレ場が続く。ザイテングラートは、岩場の連続で、くさりもチラホラ。
【穂高岳山荘〜奥穂高岳】
登り始め直ぐに、はしご、鎖場がある。それなりに高度感があるので、高所が苦手な人は厳しいかも。その後は岩場が続く。
【穂高岳山荘〜北穂高岳】
涸沢岳までは、なんてことのない登り。涸沢岳から先は、岩場のアップダウンが続く。特に涸沢岳からの下りは、片側が切れている場所もあるので、要注意。今回のルートの中では、一番の難所。
【北穂高岳〜涸沢ヒュッテ】
急な下り。南稜取付点周辺は長い鎖場などがある。この南稜ルートで、当日、滑落事故があり、1人亡くなられたとのこと。ご冥福をお祈りします。

その他周辺情報

下山後は、白骨温泉で日帰り入浴。白濁湯で、自分好みの湯。

写真

8/18 8:17

初日は、上高地から涸沢ヒュッテに向かう。久々のテント泊だからか、荷物が重い…。

8/18 8:19

上高地は涼しくて散策には、もってこい。

8/18 8:32

でも、横尾までの林道歩きがとてつもなく長く感じる。

8/18 9:43

徳澤でカフェに寄りたい気持ちを抑えて、パンを食べて、ひたすら歩く。

8/18 10:59

ようやく横尾に到着。ここからが登山道。

8/18 11:34

本谷橋までは緩やかな登り。屏風岩が見えてきた。

8/18 11:46

スゴイ迫力がある。

8/18 11:54

本谷橋に到着。ここは、気持ちよく休憩ができる。多くの人がここで休憩するようだ。

8/18 13:25

もうすぐ涸沢ヒュッテ。

8/18 13:36

1日目の目的地、涸沢ヒュッテに到着！涸沢カール、素晴らしい。

8/18 15:26

テントの数は、150程度かな？穂高方面は、ガスがかかってしまった。明日晴れますように！

8/18 15:36

ソフトクリームで疲れをとって、翌日に備える。

8/19 5:11

2日目、まずは奥穂高に向かう。

8/19 5:25

今日は、最高の天気！モルゲンロートが素晴らしい！

8/19 5:54

ザイテングラートまではガレ場が多いが、割と歩きやすい。

8/19 6:01

手前に見えるのが、ザイテングラート。

8/19 6:15

ザイテングラートに取り付く。

8/19 6:29

岩場になり、鎖、梯子など登場するが、想像していたよりも簡単。

8/19 6:36

でも、ここのルートは登山客が多いので、落石には注意したいところ。今日はヘルメット着用した。

8/19 6:59

穂高岳山荘に予定より早く到着。

8/19 6:59

小休憩し、奥穂高に向かう。まるで壁のよう。最初に思ったのは、「どこを登るの？」

8/19 7:05

すぐに鎖や梯子が登場。難しくはないが、高度感はある。
最初をクリアすれば、その後は難なく進める。

8/19 7:30

おっ！ジャンダルムが見えてきた！

8/19 7:38

奥穂高登頂！100名山62座目。

8/19 7:35

奥穂高岳からのジャンダルムと、左に焼岳。いつかは行きたい！

8/19 7:36

そして、北に視線を向けると、北アルプスの名だたる山々がズラリ！

8/19 7:47

次は涸沢岳、北穂高方面に向かう。まずは穂高岳山荘に戻る。

8/19 7:48

北アルプスらしい道。

8/19 8:41

一旦、穂高岳山荘に戻り、涸沢岳に登り始める。振り向くと遠くに富士山。

8/19 8:43

涸沢岳までは余裕。

8/19 8:44

槍ヶ岳が近づいてきた。

8/19 8:49

涸沢岳、涸沢槍を通過、

8/19 8:51

涸沢岳から最低コルに下る。落ちたら終わりという場所ばかり。

8/19 8:54

ヒェェェ！という気持ちと、ワクワクする気持ちが共存。

8/19 8:58

岩だらけ。

8/19 9:14

北穂高岳までは、急なアップダウンの連続。

8/19 9:20

鎖と梯子の連続。

8/19 9:26

途中、何かの鳴き声が聞こえる方を見ると、雷鳥さん。

8/19 9:31

最低コルまでもう少し。

8/19 9:44

そして、北穂高岳まで岩場を登っていく。

8/19 10:27

北穂高岳に登頂。奥穂高〜北穂高は、楽しいルートだった。

8/19 10:32

北穂高岳で北アルプスの山々を眺めながらランチ。

8/19 11:29

黒部の山々にも、また行きたい。薬師岳の存在感がスゴイ。

8/19 12:09

さぁ、テントに戻ろう。

8/19 12:15

長い梯子や

8/19 12:24

長い鎖があったりと、油断はできない。

8/19 13:58

テン場に到着。ゆっくり体を休める。

8/20 5:38

3日目は、少し風があるものの、今日もいい天気。名残惜しい…。

8/20 7:21

長い林道歩きが待っているため、本谷橋で長めの休憩。

8/20 7:25

屏風岩など眺めながら下山。

8/20 10:51

上高地に到着。アップルパイ食べたり、土産物を買って帰宅。

撮影機器：

iPhone 5s Apple

D5000 ニコン

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 サングラス タオル ストック カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット

感想

じゅん

仕事が忙しいのと暑さのため、なかなか足が山に向かなかったため、約1ヶ月ぶりの山行になった。行き先は、前々から行きたいと思っていた奥穂高へ。月曜も夏休みを取得し、久しぶりの2泊3日の山行だ。

初日は、上高地から涸沢ヒュッテに向かう。上高地散策は確かに涼しいし、自然豊かで最高だけれど、山に向かう林道としては、とても長く感じる。そして、久しぶりのテン泊。久しぶりだからか、重く感じる。途中、何度も休憩しながら、ゆっくりと涸沢ヒュッテに到着した。お盆休みも終了間近だからか、テン場には余裕があった。

2日目は、目的地の奥穂高、それだけだと勿体ないので、そのまま北穂高に縦走を計画した。
まずは、ザイテングラートを経由して、穂高岳山荘へ。ザイテングラートは、想像していたよりも難易度は低く感じた。
穂高岳山荘に到着すると、奥穂高岳方面は、まるで壁のよう。取り付いてすぐに梯子や鎖があるが、高所が苦手な人は厳しいかもしれない。
奥穂高岳に到着すると、槍ヶ岳を始め、北アルプスにある人気の山のほとんどが見渡せる。最高の景色！憧れのジャンダルムも直ぐそこだけど、もちろん今回は行かない。
穂高岳山荘に戻り、涸沢岳を経由して北穂高岳に向かう。涸沢岳からの下山は、今回の核心部。絶対に落ちたらダメな場所の連続。ワクワクが止まらなかった。北穂高岳は苦労して登った分、さらに良い思い出になりそうだ。
下山は、南稜ルートで戻る。南稜ルートでは、当日の早朝、滑落事故があったようだ。奥穂高方面にいる時に、ヘリコプターが飛んでいるとは感じていたものの、本当に残念だ。南稜取付き付近は鎖場も多く、油断は禁物だ。

3日目は、涸沢ヒュッテから上高地への下り。やっぱり、横尾からの林道は長く感じた。上高地でお土産など購入し、夏休みを満喫して帰宅した。