涸沢岳 北穂高 大キレット 新穂高〜↑白出沢↓南岳新道

2018年08月21日(火) 〜 2018年08月22日(水)

• GPS: 21:59
• 距離: 28.5km
• 登り: 3,238m
• 下り: 3,190m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:54
• 休憩: 2:06
• 合計: 11:00

3:50 新穂高温泉無料駐車場
3:56 4:00 新穂高温泉バス停
4:00 4:03 新穂高登山指導センター
4:05 4:05 中崎山荘 奥飛騨の湯
4:21 4:21 小鍋谷ゲート
4:51 4:51 穂高平小屋
5:34 5:35 白出小屋
6:37 7:18 重太郎橋
7:30 7:45 白出大滝
11:01 11:27 穂高岳山荘
11:46 12:12 涸沢岳
14:38 14:48 北穂高岳(北峰)
14:50 北穂高小屋

2日目

• 山行: 9:27
• 休憩: 0:57
• 合計: 10:24

5:00 北穂高小屋
6:42 7:04 長谷川ピーク
8:32 8:54 南岳小屋
9:52 10:00 南岳新道 救急箱
12:38 12:41 藤木レリーフ
12:45 12:47 滝谷避難小屋
13:59 13:59 白出小屋
14:36 14:36 穂高平小屋
15:05 15:05 小鍋谷ゲート
15:20 15:20 新穂高温泉駅
15:24 15:24 新穂高温泉バス停
15:24 ゴール地点

天候

1日目 薄曇り→霧雨
2日目 晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

公共の無料第3駐車場
有料駐車場の手前左側に入り口がありました。
平日なのにかなりの台数が停まってました。

コース状況／危険箇所等

全体的に目印、案内板多数です。
コースのわかりやすさが難易度をぐっと下げてくれていると感じました。
白出沢ルートの荷継沢から上のガレ場ははじめマークの正確な意味がわからず少ないと感じましたが、方向は分かっていたので考えながらルートどりして進みました。

写真

8/21 4:03

朝四時の新穂高登山指導センター
まだ真っ暗。1人初ヘッデンでスタート

8/21 4:51

穂高平小屋
明るくなってきました

8/21 5:16

白出沢出合までは途中近道を通って

8/21 5:34

白出沢出合、ここから白出沢経由でまずは穂高岳山荘に向かいます

8/21 5:34

8/21 6:03

はじめは普通の登山道

8/21 6:29

今日は晴れの予報だったのに。。空が怪しい

8/21 6:35

途中ガレ場を横切り

8/21 6:38

振り返ると笠ヶ岳

8/21 6:38

おっ！これが増水すると流されてしまうという重太郎橋。こういう橋が実はコワかったりする。

8/21 6:55

橋を渡ってちょっと休憩。
さてと歩き始め、、、あれ？なんか変。ルートはどこ？

8/21 7:18

10分位歩いてやっぱり間違えてることに気付く。
ちょうど頭上に人が歩いてきて、尋ねてみた。
重太郎橋を渡ってすぐに、上にあがるハシゴに気付かず沢を登ってしまったらしい。戻ったら何でここに気付かなかったのが不思議なほどのドジ。15分程ロス

8/21 7:28

白出大滝？

8/21 7:33

幅の広いガレ場を渡ります

8/21 7:40

8/21 7:45

再び樹林帯

8/21 8:09

この先はずっとこんなガレ場続き

8/21 8:11

西側は晴れてるのに…

8/21 8:45

向かう穂高方面は怪しい雲

8/21 8:51

笠ヶ岳は雲の中〜

8/21 9:01

幅が広くて正しいルートがわかりにくい。何となくこっちかなと思う方へ登っていくと時々マークを見つけられる程度。

8/21 9:23

だいぶ茶色っぽい僅かな雪渓

8/21 9:36

ますますガスが濃くなってきて…霧雨が…
しかしこのルートはほんとに長い。行けども行けども先が見えない。

8/21 10:43

はじめ左右の「く」の字が矢印だと思っていた。
違いますね。くの口の開いた方の内側がルート内だということにしばらくしてから気がつきました。どおりで目印を見失ってたワケだ。

8/21 10:46

縦棒はそのまま直進

8/21 11:10

よーやく穂高岳山荘。霧雨が降り続いてる。
まだ北穂まであるのに…

8/21 11:26

北穂に向けて出発直後、小ちゃな鳥が。雷鳥のひな？お母さんは？？
その後すれ違った男性が「オコジョだ‼︎」と叫ぶ。うわー！動きが早すぎてカメラ間に合わん！
オコジョは珍しいそうで。残念

8/21 11:40

涸沢岳までのガレ場。疲れた足にこたえます

8/21 11:50

周りはガスで真っ白なので標識のみ

8/21 11:54

涸沢岳から北穂へ

8/21 12:25

荒々しいですね

8/21 12:35

目の前の北穂も薄っすらしか見えない

8/21 12:35

岩が踊ってるみたい

8/21 12:39

かなり険しいルートです

8/21 12:45

涸沢小屋の方は見通せました

8/21 12:47

ずっとこんな岩と鎖場

8/21 12:48

北穂方面が…キレてる

8/21 12:57

北穂

8/21 12:58

ザイテングラード

8/21 13:03

錆び錆びの最低コル

8/21 13:20

足が痛くてペースダウン。北穂が近づかない

8/21 13:53

膝ガクガクなので超慎重に通過します

8/21 13:57

もう、体がかなり厳しい…

8/21 14:05

いつもならウキウキの岩場もあんまり嬉しくない

8/21 14:25

8/21 14:48

やっと着いた〜！
今日泊まるのは北穂山頂すぐそばの北穂高小屋。ホントすぐそば^^;

8/22 5:03

翌朝。いい感じの朝日です。

8/22 5:06

5時になったので、朝日を気にしながら北穂から南岳小屋を目指してスタート。

8/22 5:09

カメラの写り具合？太陽が雲に反射してた！

8/22 5:09

朝日に染まる岩場

8/22 5:09

昨日見えなかった槍。モルゲンロートになるではないですか‼︎

8/22 5:10

これが見たかった〜！

8/22 5:10

雲海に登る太陽がたまりません

8/22 5:11

8/22 5:11

朝日のコントラストがすごいです

8/22 5:12

8/22 5:14

僅か数分で終わってしまうモルゲンロート。名残惜しい…

8/22 5:37

今回の要はこれから歩く大キレット。昨日の涸沢岳〜北穂はガスってて見えなかった分、どこを見ても存在感のある岩場に圧倒されます

8/22 5:37

体力回復したのでワクワク感が復活！

8/22 5:40

笠ヶ岳方面もキレイ

8/22 5:41

カメラに収まりきれない北穂の北側の絶壁

8/22 5:45

8/22 5:50

8/22 6:29

近くにいた男性が猿を発見！
ちょっと小さめ、子猿みたいです。
穂高で猿に会えるとは予想外でした^ ^

8/22 6:31

これまたそばにいた方が発見。
初のブロッケン現象‼︎

8/22 6:32

真ん中の影は？

8/22 6:32

ここまですでに数十分タイムオーバー。
絶景に写真撮りまくり、立ち止まってばかりでなかなか進みません。

8/22 6:56

南岳方面からすれ違う人の方が多いですね。
途中すれ違いに待ってたり待ってもらったりと、空いている山の多い普段の山行ではあまりない事でしてなかなか大変です。

8/22 7:33

笠ヶ岳の山頂だけはいつも雲が

8/22 7:37

8/22 7:46

歩いて来た北穂からの縦走路

8/22 8:10

天空の北穂高小屋

8/22 8:28

南岳〜

8/22 8:29

南岳小屋到着〜

8/22 8:31

2日目は疲れるのが早い。一瞬せっかくなので槍まで行こうかと思ったが…いやいやこのペースでは下山までに日が暮れてしまいそう…

8/22 8:58

予定通り南岳新道で下山します

8/22 9:06

しばらくは中岳を眺めながら軽い足取りで下山♩

8/22 9:15

吸い込まれそうな爽やかなこの景色

8/22 9:38

滝谷小屋方面

8/22 9:38

今日はこのまま晴れそう♩

8/22 9:40

南岳新道もなかなか長いですねー

8/22 9:57

南岳新道は途中ポイントとなる所が少ない。唯一ここがわかりやすい

8/22 10:32

槍平小屋が見えた！

8/22 11:33

突如幅広のガレ場に出る。方向的にそのまま下るのかと思いきや斜めに横切ります。
この後再び樹林帯を抜けて槍平小屋に到着。

8/22 12:37

槍平小屋を出てしばらくすると大きめの沢の渡渉が。

8/22 12:38

小屋の警告看板どおり、ここは増水したら確かに危険ですね。

8/22 12:44

沢を渡って再び樹林帯へ

8/22 13:59

こんな所にお決まりの名言が

8/22 14:36

いつも思う、下山はどうしてこんなに長く感じるんだろう。右俣林道はウンザリするほど長かった…

8/22 14:57

行きは真っ暗だった近道へ再び

8/22 15:31

駐車場へのあと10分がキツイ

8/22 15:37

無事に終了〜！
お盆の休み明けの平日でも車はいっぱい、8割近く埋まってました

撮影機器：

iPhone 7 Apple

感想

えっちゃん

この夏の目標であるジャンダルムを見据えて、まずは大キレットを経験しておこうと今回のルートを計画。ちなみに穂高は初。一泊で無理なく大キレットを通過できるルートに散々悩みました。

★どちら方向から向かうか？
白出沢の登りですれ違った人が10人近くいて、下山に使う人が多いことに気づく。(白出沢出合からは同方向に向かう人には合わなかった)
私はあの延々と続くガレ場を下りたくないと思ったんですが…
ただ今回はガスってて霧雨だった為、登りでも汗だくにはならなかったことを考えると、晴れたら日陰のないこのルートは下山向きかも？とも思う。

穂高岳山荘〜南岳小屋も断然反対方向からの人が多い。何でも南岳から穂高方面に向かう方が難易度が少し下がるらしいと聞きましたが、あまり変わらないかと…どうでしょうか？

★北穂高小屋
富士山を除いては最も山頂そばの標高の高い山小屋だそうです。
全体的に小ぢんまりした印象でトイレは建物のすぐ横、一旦屋外に出てから。
布団は清潔感があり、小屋の方も親切丁寧、食事も申し分なく美味しかったです。
スマホの充電は小屋の方に名前を言って電源を切ってから預けるとしてもらえます。
今回北穂小屋の画像を撮り忘れていた事に後で気付きました。。。

★熊鈴
持ってくるの忘れてしまいました^^;
今回夜明け前からで熊に遭う危険大なのに…
幸いほぼ同時にスタートした方が地元で慣れている方のようで、よく朝方に地面をほじっているので、手でパンパンとしてやると逃げて行きますよ的な落ち着いたアドバイス。なるほど。
ちなみにその方をはじめ、登りですれ違う方もほとんど熊鈴は持ってませんでした。
私は何よりも熊がコワイ…