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Yamareco

記録ID: 1569864
全員に公開
ハイキング
尾瀬・奥利根

日本百名山@至仏山と尾瀬ヶ原の晩夏の花畑を往く

2018年08月25日(土) 〜 2018年08月26日(日)
 - 拍手
hadzuki その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
14:15
距離
23.6km
登り
885m
下り
899m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:45
休憩
1:01
合計
4:46
10:43
57
11:40
11:49
26
12:15
12:15
7
13:02
13:02
31
13:33
13:51
22
14:13
14:21
21
14:42
14:42
16
15:06
15:06
23
15:29
2日目
山行
6:56
休憩
1:55
合計
8:51
7:55
181
10:56
11:19
19
11:38
12:30
71
13:41
13:44
44
14:28
14:32
30
15:02
15:04
68
16:12
16:43
3
16:46
鳩待峠バス停
今回のコース設定は「日本百名山トレッキングガイド」(昭文社発行)に紹介されている至仏山のコースを参考にしています。
天候 1日目:晴れのち曇り夕方から雷雨、2日目晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
往路:JR沼田駅からバスで戸倉(鳩待峠行バス連絡所)へ(関越交通バス:大人2050円)。戸倉の鳩待峠行バス連絡所で鳩待峠行きの乗合いバス・タクシー共通乗車券を購入(980円)して乗換え。乗合いタクシー(片品観光タクシーほか:ワゴン車)で鳩待峠バス発着場へ
1日目の宿泊は山ノ鼻の至仏山荘。

2日目は至仏山荘から至仏山へ。至仏山荘のすぐ前から至仏山登登山道が始まっています。
復路:鳩待峠休憩所で戸倉(鳩待峠行バス連絡所)行きの乗合いバス・タクシー共通乗車券を購入(980円)して、鳩待峠バス発着から乗合いタクシーで戸倉(鳩待峠行バス連絡所)へ。戸倉からバスに乗り換えて、JR沼田駅へ(関越交通バス:大人2050円)
コース状況/
危険箇所等
鳩待峠から山ノ鼻は、樹林帯の中の木道です。木道は下り傾斜になる所には滑り止めが施されていて、よく整備されています。

山ノ鼻から竜宮十字路、ヨッピ吊橋を廻って再び山ノ鼻に戻るルートは、すべて湿原の中の木道です。痛んだ木道の修理もマメに行われているようです。ただし、濡れた古い木道は滑りやすく、転倒して怪我するハイカーが多発しているそうです。ご注意下さい。

山ノ鼻から至仏山山頂までは、ほとんどつづら折りのない標高差800mの直登で、上り専用となっています。前半は樹林帯の中の狭めの木段と石の敷き詰められた道。後半は森林限界を超えるのて展望抜群ですが、大きな蛇紋岩の岩場と少し老朽化が目立つ木段となります。岩も木段も濡れると滑りやすいので、十分な注意が必要です。

至仏山山頂から小至仏山を経て原見岩までは展望の良い岩稜伝いとなります。アップダウンはさほどでもありませんが、大きな蛇紋岩が積み重なった隙間を行くので、ここも足元要注意です。

原見岩から鳩待峠までは樹林帯の中の穏やかな下りで、危険なところはありません。
その他周辺情報 鳩待峠休憩所にはトイレ、食堂、売店、自動販売機が完備されています。花豆ソフトクリームがオススメです。自販機では缶ビールも買えます。また、ここには鳩待峠から戸倉行きの乗合いバス・タクシーの乗車券を販売していますので、バス発着場に向かう前に、ここで購入してください(バス発着場では買えません)

山ノ鼻の至仏山荘は個室もあり、入浴もできます。夕食、朝食も十分な内容と量で、ジョッキーの生ビールまで。また翌日のおにぎり弁当も作っていただけます。大きめのおにぎり2個と唐揚げ、ウインナーが付いて600円でした。
早朝4:21に横浜を出て3時半ちょっとで群馬県のJR沼田駅に到着です。
2018年08月25日 08:04撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/25 8:04
早朝4:21に横浜を出て3時半ちょっとで群馬県のJR沼田駅に到着です。
鳩待峠行連絡所行きのバスに乗りました。乗ってすぐに運転手さんから尾瀬カードを購入。額面4350円分が3000円で買えておトクです!
2018年08月25日 08:04撮影 by  iPhone SE, Apple
8/25 8:04
鳩待峠行連絡所行きのバスに乗りました。乗ってすぐに運転手さんから尾瀬カードを購入。額面4350円分が3000円で買えておトクです!
お空の様子もまずまず、さあ出発くま〜〜
2018年08月25日 08:06撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/25 8:06
お空の様子もまずまず、さあ出発くま〜〜
鳩待峠行連絡所で鳩待峠行き乗合いタクシー(ワゴン車)の乗車券を購入して乗り換えです。同乗は9名でした。
2018年08月25日 09:34撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/25 9:34
鳩待峠行連絡所で鳩待峠行き乗合いタクシー(ワゴン車)の乗車券を購入して乗り換えです。同乗は9名でした。
横浜を出て6時間弱、10:15 に鳩待峠バス発着場に到着しました。やっぱり、それなりに遠いな〜左上に見える緑青色の屋根がバス停待合所、明日の帰路はあそこから。
2018年08月25日 10:10撮影 by  iPhone SE, Apple
8/25 10:10
横浜を出て6時間弱、10:15 に鳩待峠バス発着場に到着しました。やっぱり、それなりに遠いな〜左上に見える緑青色の屋根がバス停待合所、明日の帰路はあそこから。
バス発着場近くには白と黄色が可憐なゴマナがたくさん。蜜を求めて虫たちも集まっていました。
2018年08月25日 10:11撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/25 10:11
バス発着場近くには白と黄色が可憐なゴマナがたくさん。蜜を求めて虫たちも集まっていました。
バス発着場でトイレを済ませた後、群馬県道260号尾瀬ヶ原土出線の車道を尾瀬入口に向かいます。
2018年08月25日 10:17撮影 by  iPhone SE, Apple
8/25 10:17
バス発着場でトイレを済ませた後、群馬県道260号尾瀬ヶ原土出線の車道を尾瀬入口に向かいます。
尾瀬入口に向かって歩き始めると、ゲンノショウコのお花が迎えてくれました。薬として先に知っていましたが、花はこんなに可愛いのですね〜
2018年08月25日 10:18撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/25 10:18
尾瀬入口に向かって歩き始めると、ゲンノショウコのお花が迎えてくれました。薬として先に知っていましたが、花はこんなに可愛いのですね〜
2分ほどで鳩待峠休憩所です。あ、売店も営業してますね、鳩待峠名物・花豆ソフトクリームをいただき、まずは景気付けです。
2018年08月25日 10:20撮影 by  iPhone SE, Apple
8/25 10:20
2分ほどで鳩待峠休憩所です。あ、売店も営業してますね、鳩待峠名物・花豆ソフトクリームをいただき、まずは景気付けです。
青空に白雲がだいぶ増えてきましたが、休憩所前からは至仏山が綺麗に見えていました。あの山頂へは明日登ります。
2018年08月25日 10:35撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/25 10:35
青空に白雲がだいぶ増えてきましたが、休憩所前からは至仏山が綺麗に見えていました。あの山頂へは明日登ります。
今日はまず尾瀬ヶ原を巡ります。
2018年08月25日 10:43撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/25 10:43
今日はまず尾瀬ヶ原を巡ります。
登山道数カウンターを通過して、いざ出発〜ここからは右側通行です。
2018年08月25日 10:44撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/25 10:44
登山道数カウンターを通過して、いざ出発〜ここからは右側通行です。
鳩待峠から山ノ鼻までは樹林帯の中の遊歩道(木道)を往きます。見上げれば藍色の空を刷毛ではいたような白雲がかなりの速度で流れています。大気は不安定みたいですね。
2018年08月25日 10:48撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/25 10:48
鳩待峠から山ノ鼻までは樹林帯の中の遊歩道(木道)を往きます。見上げれば藍色の空を刷毛ではいたような白雲がかなりの速度で流れています。大気は不安定みたいですね。
遊歩道に入ってまずは迎えてくれたのはヤマハハコでした。
2018年08月25日 10:53撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/25 10:53
遊歩道に入ってまずは迎えてくれたのはヤマハハコでした。
ここでは右側通行。上り下りがしっかりと別れた木道で、下り坂の傾斜になっているところにはしっかり黒いプラスチック滑り止めが施されています。
2018年08月25日 10:57撮影 by  iPhone SE, Apple
8/25 10:57
ここでは右側通行。上り下りがしっかりと別れた木道で、下り坂の傾斜になっているところにはしっかり黒いプラスチック滑り止めが施されています。
樹林帯の中からですが、時折至仏山を眺めることができました。
2018年08月25日 11:02撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/25 11:02
樹林帯の中からですが、時折至仏山を眺めることができました。
気持ちの良い森の中の木道を歩いていきます。
2018年08月25日 11:05撮影 by  iPhone SE, Apple
8/25 11:05
気持ちの良い森の中の木道を歩いていきます。
白いポンポリのようなドクゼリもたくさん。可愛いですが食べると死ぬこともあるほどの猛毒だそうです。
2018年08月25日 11:16撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/25 11:16
白いポンポリのようなドクゼリもたくさん。可愛いですが食べると死ぬこともあるほどの猛毒だそうです。
テンマ沢湿原に入るところには熊に人の通行を知らせる鐘がありますので鳴らしておきました・・・ウサ曰く、クマが熊避けしてどーする。ごもっともですが実際にお会いしてしまってからでは遅いので、ちゃんと鳴らしておきます〜
2018年08月25日 11:24撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/25 11:24
テンマ沢湿原に入るところには熊に人の通行を知らせる鐘がありますので鳴らしておきました・・・ウサ曰く、クマが熊避けしてどーする。ごもっともですが実際にお会いしてしまってからでは遅いので、ちゃんと鳴らしておきます〜
予定よりも少し早めに、尾瀬ヶ原の拠点・山ノ鼻に到着。今夜のお宿・至仏山荘さんに立ち寄って予約の確認をしました。支配人の栗栖さん、とても感じの良い青年です。これから尾瀬ヶ原を回るので荷物の一部を預かっていただけました。
2018年08月25日 11:40撮影 by  iPhone SE, Apple
8/25 11:40
予定よりも少し早めに、尾瀬ヶ原の拠点・山ノ鼻に到着。今夜のお宿・至仏山荘さんに立ち寄って予約の確認をしました。支配人の栗栖さん、とても感じの良い青年です。これから尾瀬ヶ原を回るので荷物の一部を預かっていただけました。
休憩もそこそこに、尾瀬ヶ原へ。おや、もう草紅葉が始まっていますか?上空はかなりの雲量となってきて、前方に聳える燧ヶ岳も山頂付近はガスに隠れています。
2018年08月25日 11:53撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/25 11:53
休憩もそこそこに、尾瀬ヶ原へ。おや、もう草紅葉が始まっていますか?上空はかなりの雲量となってきて、前方に聳える燧ヶ岳も山頂付近はガスに隠れています。
今の時期、湿原で最も見かけたのは、このミヤマアキノキリンソウでした。
2018年08月25日 11:54撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/25 11:54
今の時期、湿原で最も見かけたのは、このミヤマアキノキリンソウでした。
振り返ると、至仏山はまだ山頂まででハッキリと見えています。ただ、こっち方面も青空残り僅か、って感じですね。でも、炎天下でないのは助かります。
2018年08月25日 12:00撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/25 12:00
振り返ると、至仏山はまだ山頂まででハッキリと見えています。ただ、こっち方面も青空残り僅か、って感じですね。でも、炎天下でないのは助かります。
木道すぐ脇には黄色いミヤマアキノキリンソウ。そして少し木道から離れたところにはイワショウブの白い花がたくさん。
2018年08月25日 12:04撮影 by  ALPHA-7 DIGITAL, KONICA MINOLTA
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8/25 12:04
木道すぐ脇には黄色いミヤマアキノキリンソウ。そして少し木道から離れたところにはイワショウブの白い花がたくさん。
水連かな〜と思いましたが、ヒツジグサというらしいです。羊草ではなく未草。未の刻(午後2時)に咲く、というのが名前の由来とか。じゃあ、朝早く尾瀬を散策するとこの花か見られないんですね、なんとなくラッキー!
2018年08月25日 12:05撮影 by  ALPHA-7 DIGITAL, KONICA MINOLTA
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8/25 12:05
水連かな〜と思いましたが、ヒツジグサというらしいです。羊草ではなく未草。未の刻(午後2時)に咲く、というのが名前の由来とか。じゃあ、朝早く尾瀬を散策するとこの花か見られないんですね、なんとなくラッキー!
雲の流れも速くて湿原の光の様子もめまぐるしく変わります。この時は、空といい、水面といい、何となく彩度の低い神秘的な湿原って感じでしたが・・・
2018年08月25日 12:05撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/25 12:05
雲の流れも速くて湿原の光の様子もめまぐるしく変わります。この時は、空といい、水面といい、何となく彩度の低い神秘的な湿原って感じでしたが・・・
ちょっと光が差すと、このとおりの鮮やかさで、思わずウサ大開放〜〜な1枚です。
2018年08月25日 12:08撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/25 12:08
ちょっと光が差すと、このとおりの鮮やかさで、思わずウサ大開放〜〜な1枚です。
湿原の中も川が流れているのですね。上ノ大堀川の涼しそうな流れの上を渡っていきます。
2018年08月25日 12:14撮影 by  iPhone SE, Apple
8/25 12:14
湿原の中も川が流れているのですね。上ノ大堀川の涼しそうな流れの上を渡っていきます。
30分ほどで牛首分岐です。左手に折れるとヨッピ吊橋や東電小屋となります。
2018年08月25日 12:21撮影 by  iPhone SE, Apple
8/25 12:21
30分ほどで牛首分岐です。左手に折れるとヨッピ吊橋や東電小屋となります。
ここにはかなりのスペースの休憩テラスがあって、ウサクマ到着直後に大型の団体さんが到着〜さすが大観光名所、というこの(悲しい)状況です。
2018年08月25日 12:27撮影 by  iPhone SE, Apple
8/25 12:27
ここにはかなりのスペースの休憩テラスがあって、ウサクマ到着直後に大型の団体さんが到着〜さすが大観光名所、というこの(悲しい)状況です。
なんとかスペースを確保してウサクマもランチタイムです〜朝JR高崎駅の乗り換えの際に買った高崎名物・だるま弁当の「はろうきてぃ」バージョン、駅構内を走ってこれを届けてくれた売店のお姉さんによれば「すぐ売り切れ、これはレアもの」
2018年08月25日 12:28撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/25 12:28
なんとかスペースを確保してウサクマもランチタイムです〜朝JR高崎駅の乗り換えの際に買った高崎名物・だるま弁当の「はろうきてぃ」バージョン、駅構内を走ってこれを届けてくれた売店のお姉さんによれば「すぐ売り切れ、これはレアもの」
お弁当を楽しむウサクマの脇でワレモコウが揺れていました。尾瀬のワレモコウはミヤマワレモコウという別種のようです。珍しくワレモコウにピントが合いました(笑)
2018年08月25日 12:50撮影 by  ALPHA-7 DIGITAL, KONICA MINOLTA
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8/25 12:50
お弁当を楽しむウサクマの脇でワレモコウが揺れていました。尾瀬のワレモコウはミヤマワレモコウという別種のようです。珍しくワレモコウにピントが合いました(笑)
赤みを帯びたイワショウブもたくさん見かけました。もう秋の始まりですかね〜
2018年08月25日 12:52撮影 by  ALPHA-7 DIGITAL, KONICA MINOLTA
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8/25 12:52
赤みを帯びたイワショウブもたくさん見かけました。もう秋の始まりですかね〜
サワギキョウもミヤマアキノキリンソウに負けず劣らず、たくさん咲き誇っていました。今月中旬に入笠湿原でみたものより、群生の規模が違いますね。
2018年08月25日 12:54撮影 by  ALPHA-7 DIGITAL, KONICA MINOLTA
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8/25 12:54
サワギキョウもミヤマアキノキリンソウに負けず劣らず、たくさん咲き誇っていました。今月中旬に入笠湿原でみたものより、群生の規模が違いますね。
これはミズオトギリソウの実でしょうか。時期的には少し早すぎのような気もしますが、見た目の様子は、まさにその通りなんですよね〜
2018年08月25日 13:01撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/25 13:01
これはミズオトギリソウの実でしょうか。時期的には少し早すぎのような気もしますが、見た目の様子は、まさにその通りなんですよね〜
黄色く色づいたシダ類も紅葉するんですね。ヤマドリゼンマイというシダ類のようです。
2018年08月25日 13:06撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/25 13:06
黄色く色づいたシダ類も紅葉するんですね。ヤマドリゼンマイというシダ類のようです。
この鮮やかな赤。今回の盛夏ウサトレは、思ってもみなかったところで「小さい秋」見つけました。
2018年08月25日 13:10撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/25 13:10
この鮮やかな赤。今回の盛夏ウサトレは、思ってもみなかったところで「小さい秋」見つけました。
紫の綺麗なお花〜って、ウサさん、それはオゼトリカブト。触っちゃいけません・・・まあ知っててやってるウサですが。
2018年08月25日 13:20撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/25 13:20
紫の綺麗なお花〜って、ウサさん、それはオゼトリカブト。触っちゃいけません・・・まあ知っててやってるウサですが。
もうススキが穂を出していますね〜燧ヶ岳を背景に、こうしてみると、「小さい秋」というより、もう秋の雰囲気プンプンです。
2018年08月25日 13:23撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/25 13:23
もうススキが穂を出していますね〜燧ヶ岳を背景に、こうしてみると、「小さい秋」というより、もう秋の雰囲気プンプンです。
ウメバチソウも随所で咲いていました。
2018年08月25日 13:31撮影 by  ALPHA-7 DIGITAL, KONICA MINOLTA
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8/25 13:31
ウメバチソウも随所で咲いていました。
竜宮十字路をちょっと行き過ぎて竜宮小屋へ。ここでおトイレをお借りしました。小屋の中もけっこう賑わっていました。
2018年08月25日 13:35撮影 by  iPhone SE, Apple
8/25 13:35
竜宮十字路をちょっと行き過ぎて竜宮小屋へ。ここでおトイレをお借りしました。小屋の中もけっこう賑わっていました。
竜宮十字路まで戻ってところにキンミズヒキ。こういうのがやっぱり「小さい秋、見つけた」ですよね〜
2018年08月25日 13:48撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/25 13:48
竜宮十字路まで戻ってところにキンミズヒキ。こういうのがやっぱり「小さい秋、見つけた」ですよね〜
この真っ直ぐな木道を歩いて、ヨッピ吊橋に向かいます。ここは熊目撃多発地域らしいですが、こんな見通しの良いところにも熊さん出てきちゃうんですね〜
2018年08月25日 13:51撮影 by  iPhone SE, Apple
8/25 13:51
この真っ直ぐな木道を歩いて、ヨッピ吊橋に向かいます。ここは熊目撃多発地域らしいですが、こんな見通しの良いところにも熊さん出てきちゃうんですね〜
この木道沿いはイワショウブが木道のすぐ脇で見られるので、お花の構造とかと細かく観察できました。
2018年08月25日 13:53撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/25 13:53
この木道沿いはイワショウブが木道のすぐ脇で見られるので、お花の構造とかと細かく観察できました。
ここはヤマドリゼンマイの大群生地のようですね。一面黄色く色づいたシダの海。ジュラシックワールドの秋はこんな感じでしょうか。
2018年08月25日 14:06撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/25 14:06
ここはヤマドリゼンマイの大群生地のようですね。一面黄色く色づいたシダの海。ジュラシックワールドの秋はこんな感じでしょうか。
25分ほどでヨッピ吊橋に到着しました。この辺りはハイカーさんが少なくて落ち着きますね〜
2018年08月25日 14:12撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/25 14:12
25分ほどでヨッピ吊橋に到着しました。この辺りはハイカーさんが少なくて落ち着きますね〜
ヨッピ川のせせらぎです。湿地帯というと水が止まっている印象がありますが、ここの水量は相当ですね。
2018年08月25日 14:16撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/25 14:16
ヨッピ川のせせらぎです。湿地帯というと水が止まっている印象がありますが、ここの水量は相当ですね。
ヨッピ吊橋から牛首分岐へ周回するルートでは木道の修繕工事が行われていました。古くなった木道は濡れると滑りやすいので、ありがたいですね。
2018年08月25日 14:26撮影 by  iPhone SE, Apple
8/25 14:26
ヨッピ吊橋から牛首分岐へ周回するルートでは木道の修繕工事が行われていました。古くなった木道は濡れると滑りやすいので、ありがたいですね。
ここでも赤く色づいたイワショウブをたくさん見かけました。
2018年08月25日 14:26撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/25 14:26
ここでも赤く色づいたイワショウブをたくさん見かけました。
この辺りはお天気が良ければ燧ヶ岳が水面に映って、いい風景になるでしょうね〜今日は雲が多く、風も強めなので、水面が波立って残念ですが、それでも一足早い紅葉と雲をまとった燧ヶ岳は、なかなか見ごたえのある景色でした。
2018年08月25日 14:31撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/25 14:31
この辺りはお天気が良ければ燧ヶ岳が水面に映って、いい風景になるでしょうね〜今日は雲が多く、風も強めなので、水面が波立って残念ですが、それでも一足早い紅葉と雲をまとった燧ヶ岳は、なかなか見ごたえのある景色でした。
このあたりになって、サラシナショウマをようやく見かけました。
2018年08月25日 14:41撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/25 14:41
このあたりになって、サラシナショウマをようやく見かけました。
もう未の刻(午後2時)をだいぶ回りましたが、ヒツジグサ(未草)の可憐なお花はまだまだ楽しませてくれています。
2018年08月25日 15:12撮影 by  ALPHA-7 DIGITAL, KONICA MINOLTA
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8/25 15:12
もう未の刻(午後2時)をだいぶ回りましたが、ヒツジグサ(未草)の可憐なお花はまだまだ楽しませてくれています。
ただ、至仏山方面のあの雲行き・・・かなり怪しくなってきましたし、確実に遠雷の轟も聞こえてきました。ウサ!歩くペースを上げようね!
2018年08月25日 15:16撮影 by  iPhone SE, Apple
8/25 15:16
ただ、至仏山方面のあの雲行き・・・かなり怪しくなってきましたし、確実に遠雷の轟も聞こえてきました。ウサ!歩くペースを上げようね!
花びらの濃い紫の斑点が印象的なアケボノソウ。これらの斑点を夜明けの夜空に見立ててその名が付いたとか。命名者は相当なロマンチストですね〜尾瀬の短い夏の終わりを告げる花だそうです。
2018年08月25日 15:21撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/25 15:21
花びらの濃い紫の斑点が印象的なアケボノソウ。これらの斑点を夜明けの夜空に見立ててその名が付いたとか。命名者は相当なロマンチストですね〜尾瀬の短い夏の終わりを告げる花だそうです。
今夜のお宿となる至仏山荘に戻ってきましたが、チェックインの前にビジターセンターをチェックしておきます。
2018年08月25日 15:29撮影 by  iPhone SE, Apple
8/25 15:29
今夜のお宿となる至仏山荘に戻ってきましたが、チェックインの前にビジターセンターをチェックしておきます。
センターに入るとするぐにツキノワグマ君がお出迎え。おお、そのポーズ、誘ってるね〜じゃあラストダンスはクマクマペアで。
2018年08月25日 15:32撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/25 15:32
センターに入るとするぐにツキノワグマ君がお出迎え。おお、そのポーズ、誘ってるね〜じゃあラストダンスはクマクマペアで。
至仏山荘にチェックインした途端に、激しい雷雨!ギリギリ間に合いました〜けど、明日は大丈夫か?まあ、お天気のことを心配しても仕方ないので、お風呂で汗を流します〜
2018年08月25日 16:02撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/25 16:02
至仏山荘にチェックインした途端に、激しい雷雨!ギリギリ間に合いました〜けど、明日は大丈夫か?まあ、お天気のことを心配しても仕方ないので、お風呂で汗を流します〜
お腹ペコペコ〜山小屋のこの食事、ありがたいです。3杯飯+生ビール2杯、いっちゃいました。この夜は未明まで雷と大雨が続きました。
2018年08月25日 17:08撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/25 17:08
お腹ペコペコ〜山小屋のこの食事、ありがたいです。3杯飯+生ビール2杯、いっちゃいました。この夜は未明まで雷と大雨が続きました。
一夜明けて6時、窓から外を覗いてみると、おお〜雨も上がって、至仏山の山頂まで見えてるじゃないですか!こりゃ〜ラッキーでした。
2018年08月26日 06:02撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 6:02
一夜明けて6時、窓から外を覗いてみると、おお〜雨も上がって、至仏山の山頂まで見えてるじゃないですか!こりゃ〜ラッキーでした。
早速食堂へ下りて朝食をいただきます。しっかりとした献立がうれしいですね〜また御飯おかわりしちゃいました。そして、お願いしていたおにぎりお弁当もありがたいです。
2018年08月26日 06:07撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 6:07
早速食堂へ下りて朝食をいただきます。しっかりとした献立がうれしいですね〜また御飯おかわりしちゃいました。そして、お願いしていたおにぎりお弁当もありがたいです。
お世話になった至仏山荘を出発し、今日は至仏山を目指します。山荘のすく前が至仏山登山道の入口になっていました。
2018年08月26日 07:57撮影 by  iPhone SE, Apple
8/26 7:57
お世話になった至仏山荘を出発し、今日は至仏山を目指します。山荘のすく前が至仏山登山道の入口になっていました。
まずは湿原の中を何人かのハイカーさんが先行していきます。至仏山の山頂はガスに見え隠れを繰り返しています。
2018年08月26日 07:59撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 7:59
まずは湿原の中を何人かのハイカーさんが先行していきます。至仏山の山頂はガスに見え隠れを繰り返しています。
湿原の中、ここを右手に入るとで植物研究見本園です。昨日時間があれば廻ってみたかったのですが。またの機会を楽しみに、至仏山へ直進します。
2018年08月26日 08:00撮影 by  iPhone SE, Apple
8/26 8:00
湿原の中、ここを右手に入るとで植物研究見本園です。昨日時間があれば廻ってみたかったのですが。またの機会を楽しみに、至仏山へ直進します。
この木道でも、イワショウブは結構木道の足元近くで咲いてくれていますね。
2018年08月26日 08:00撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 8:00
この木道でも、イワショウブは結構木道の足元近くで咲いてくれていますね。
夕べの豪雨もなんのその、ミヤマアキノキリンソウも今を盛りと全開で咲き誇っています。
2018年08月26日 08:01撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 8:01
夕べの豪雨もなんのその、ミヤマアキノキリンソウも今を盛りと全開で咲き誇っています。
これもウメバチソウでしょうか。左側の子の花色が他とちょっと違っていて興味深いです。
2018年08月26日 08:03撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 8:03
これもウメバチソウでしょうか。左側の子の花色が他とちょっと違っていて興味深いです。
ミヤマワレモコウと秋を告げるトンボさん、アキアカネですかね。たくさん飛び交っていました。
2018年08月26日 08:06撮影 by  ALPHA-7 DIGITAL, KONICA MINOLTA
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ミヤマワレモコウと秋を告げるトンボさん、アキアカネですかね。たくさん飛び交っていました。
ここからがいよいよ至仏山山頂への東面登山道となります。このルートは、植生保護と、滑りやすい蛇紋岩のために下りは危険ということで、現在は「上り専用」となっているそうです。
2018年08月26日 08:07撮影 by  iPhone SE, Apple
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ここからがいよいよ至仏山山頂への東面登山道となります。このルートは、植生保護と、滑りやすい蛇紋岩のために下りは危険ということで、現在は「上り専用」となっているそうです。
登り始めは下草に挟まれた狭く古い木段を上っていきます。
2018年08月26日 08:11撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 8:11
登り始めは下草に挟まれた狭く古い木段を上っていきます。
30分ほど登ると、丸太と石を各段に敷き詰めた階段となり、そこを大量の水が流れ下る状態に。まるで沢登りですが、水はとても澄んでいて、気持ちがいいです。
2018年08月26日 08:41撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 8:41
30分ほど登ると、丸太と石を各段に敷き詰めた階段となり、そこを大量の水が流れ下る状態に。まるで沢登りですが、水はとても澄んでいて、気持ちがいいです。
湧水や雨水かはわかりませんが、ふんだん水の流れ落ちる登山道脇に、こんな可愛い白い花が咲いていました。イブキセリでしょうかね。
2018年08月26日 08:56撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 8:56
湧水や雨水かはわかりませんが、ふんだん水の流れ落ちる登山道脇に、こんな可愛い白い花が咲いていました。イブキセリでしょうかね。
標高1640m付近で森林限界の標識です。至仏山は蛇紋岩でできているため植物が生育しにくく、森林限界はほかの山よりも低い位置にあるそうです。
2018年08月26日 08:58撮影 by  iPhone SE, Apple
8/26 8:58
標高1640m付近で森林限界の標識です。至仏山は蛇紋岩でできているため植物が生育しにくく、森林限界はほかの山よりも低い位置にあるそうです。
その先をみれば、ようやく視界が開けそうです。
2018年08月26日 08:58撮影 by  iPhone SE, Apple
8/26 8:58
その先をみれば、ようやく視界が開けそうです。
ただ沢状態の登山道はまだまだ続きます。この山を登るときは防水のしっかりした登山靴が必要ですね。
2018年08月26日 09:00撮影 by  iPhone SE, Apple
8/26 9:00
ただ沢状態の登山道はまだまだ続きます。この山を登るときは防水のしっかりした登山靴が必要ですね。
ツリガネニンジンの薄紫の可愛い花が、つづら折れさえない直登の登山道で、足を慰めてくれます。
2018年08月26日 09:07撮影 by  ALPHA-7 DIGITAL, KONICA MINOLTA
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8/26 9:07
ツリガネニンジンの薄紫の可愛い花が、つづら折れさえない直登の登山道で、足を慰めてくれます。
ちょっと終わりかけのゴマナですが、登山道を流れる水によく映えていました。
2018年08月26日 09:10撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 9:10
ちょっと終わりかけのゴマナですが、登山道を流れる水によく映えていました。
ようやく開けた展望の先には、昨日歩いた尾瀬ヶ原と、昨日はガスで見え隠れしていた燧ヶ岳が一望です。
2018年08月26日 09:16撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 9:16
ようやく開けた展望の先には、昨日歩いた尾瀬ヶ原と、昨日はガスで見え隠れしていた燧ヶ岳が一望です。
このあたりからは本格的に蛇紋岩のガレ岩をよじ登るような急登になりました。
2018年08月26日 09:24撮影 by  iPhone SE, Apple
8/26 9:24
このあたりからは本格的に蛇紋岩のガレ岩をよじ登るような急登になりました。
タカネトウウチソウもたくさん。このお花は分布が少ないそうで、北海道の高山、秋田駒ケ岳、岩手山、白馬山系、そして谷川・至仏山塊でのみ知られるとか。
2018年08月26日 09:39撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 9:39
タカネトウウチソウもたくさん。このお花は分布が少ないそうで、北海道の高山、秋田駒ケ岳、岩手山、白馬山系、そして谷川・至仏山塊でのみ知られるとか。
蛇紋岩の岩塊がどんどん大きくなってきました。段差も大きくなるので小柄なウサにはキツイです〜
2018年08月26日 09:47撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 9:47
蛇紋岩の岩塊がどんどん大きくなってきました。段差も大きくなるので小柄なウサにはキツイです〜
小さなものですが3か所ほどクサリ場もあります。クサリは短く、足場もしっかりしているので、注意して登れば問題はありません。
2018年08月26日 09:59撮影 by  iPhone SE, Apple
8/26 9:59
小さなものですが3か所ほどクサリ場もあります。クサリは短く、足場もしっかりしているので、注意して登れば問題はありません。
てっぺん取ったか!とぬか喜びしたら、高天ヶ原でした。テラスのベンチで燧ヶ岳の眺望を楽しみます。この後に登った小至仏山もそうでしたが、「ニセ山頂」でガッカリしているハイカーさん、けっこう多かったですね(笑)
2018年08月26日 10:13撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 10:13
てっぺん取ったか!とぬか喜びしたら、高天ヶ原でした。テラスのベンチで燧ヶ岳の眺望を楽しみます。この後に登った小至仏山もそうでしたが、「ニセ山頂」でガッカリしているハイカーさん、けっこう多かったですね(笑)
岩登りから少し(かなり?)老朽化が目立つ木段に変わってきました。この木段、朽ちてるし、濡れて滑るし、蛇紋岩の岩登り以上に神経がすり減ります〜(涙)
2018年08月26日 10:29撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 10:29
岩登りから少し(かなり?)老朽化が目立つ木段に変わってきました。この木段、朽ちてるし、濡れて滑るし、蛇紋岩の岩登り以上に神経がすり減ります〜(涙)
赤茶色の塊として目に付く蛇紋岩。外観では名前の由来が分かりませんが、割れたばかりの綺麗な断面を見るとナルホド。滑りやすくて厄介ですが、単に鉱物としてみると、とても綺麗です。
2018年08月26日 10:41撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 10:41
赤茶色の塊として目に付く蛇紋岩。外観では名前の由来が分かりませんが、割れたばかりの綺麗な断面を見るとナルホド。滑りやすくて厄介ですが、単に鉱物としてみると、とても綺麗です。
まさしく天国への階段・・・ホントに天国に行かないようにしなきゃね〜
2018年08月26日 11:14撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 11:14
まさしく天国への階段・・・ホントに天国に行かないようにしなきゃね〜
もう本当に山頂は見えている・・・けど、木段1歩1歩。もどかしいですが辛抱のしどころですね。先行するヤマガールのお姉さんも思案しながら登っていました。今この時点では山頂の天候は抜群のようです。
2018年08月26日 11:21撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 11:21
もう本当に山頂は見えている・・・けど、木段1歩1歩。もどかしいですが辛抱のしどころですね。先行するヤマガールのお姉さんも思案しながら登っていました。今この時点では山頂の天候は抜群のようです。
他の植物の栄養を搾取しながら、自分でも光合成をするという半寄生という珍しい生態を持つホソバコゴメグサです。山形県の月山から至仏山、谷川岳にかけて分布しているそうです。
2018年08月26日 11:28撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 11:28
他の植物の栄養を搾取しながら、自分でも光合成をするという半寄生という珍しい生態を持つホソバコゴメグサです。山形県の月山から至仏山、谷川岳にかけて分布しているそうです。
下向きに花をつけたアザミ。ジョウシュウオニアザミのようです。
2018年08月26日 11:40撮影 by  iPhone SE, Apple
8/26 11:40
下向きに花をつけたアザミ。ジョウシュウオニアザミのようです。
登り始めて休息含めて3時間45分。ようやく至仏山山頂(標高2228m)に到着しました〜ウサトレとしては計画よりも早いくらいのペースです。ウサ、かんばったね〜
2018年08月26日 11:45撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 11:45
登り始めて休息含めて3時間45分。ようやく至仏山山頂(標高2228m)に到着しました〜ウサトレとしては計画よりも早いくらいのペースです。ウサ、かんばったね〜
ここには二等三角点がありましたので、しっかりタッチしておきます。
2018年08月26日 11:53撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 11:53
ここには二等三角点がありましたので、しっかりタッチしておきます。
至仏山荘で作ってもらったおにぎりお弁当、いただくま〜大きくて塩気が少し強め、汗をいっぱいかく登山にピッタリりくま〜
2018年08月26日 11:56撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 11:56
至仏山荘で作ってもらったおにぎりお弁当、いただくま〜大きくて塩気が少し強め、汗をいっぱいかく登山にピッタリりくま〜
山頂は大賑わい。そして360度の大パノラマが展開します。雲は少し多めですが、これまでのウサトレの中ではかなり見通しが良い眺めで、キツイ直登を登った甲斐がありました。
2018年08月26日 12:11撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 12:11
山頂は大賑わい。そして360度の大パノラマが展開します。雲は少し多めですが、これまでのウサトレの中ではかなり見通しが良い眺めで、キツイ直登を登った甲斐がありました。
山頂に居合わせたハイカーさんグループさんと山頂撮影の相互協力。あちらの山ガールさんに撮っていただきました。
2018年08月26日 12:14撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 12:14
山頂に居合わせたハイカーさんグループさんと山頂撮影の相互協力。あちらの山ガールさんに撮っていただきました。
45分ほど休息してしまった〜さて、小至仏山側を回って鳩待峠へ下山しますが、この先を見るとかなりの岩陵線ですね。右手の遠方にはダム湖が見えています。奈良俣ダムかな。
2018年08月26日 12:32撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 12:32
45分ほど休息してしまった〜さて、小至仏山側を回って鳩待峠へ下山しますが、この先を見るとかなりの岩陵線ですね。右手の遠方にはダム湖が見えています。奈良俣ダムかな。
この蛇紋岩の岩陵には先行するハイカーさんも手こずっている様子で、少し渋滞も。
2018年08月26日 12:36撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 12:36
この蛇紋岩の岩陵には先行するハイカーさんも手こずっている様子で、少し渋滞も。
ひと岩乗り越えても、この先の稜線がこんな感じで・・・おいおい、けっこう果てしないぞ!
2018年08月26日 12:40撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 12:40
ひと岩乗り越えても、この先の稜線がこんな感じで・・・おいおい、けっこう果てしないぞ!
やっぱりこの大きな蛇紋岩の段差を下るには、小柄なウサにはキツイよね〜がんばれ、ウサ!
2018年08月26日 12:44撮影 by  iPhone SE, Apple
8/26 12:44
やっぱりこの大きな蛇紋岩の段差を下るには、小柄なウサにはキツイよね〜がんばれ、ウサ!
至仏山の山頂は、こちらから見るとこんな感じの蛇紋岩のかったまり〜
2018年08月26日 12:48撮影 by  iPhone SE, Apple
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至仏山の山頂は、こちらから見るとこんな感じの蛇紋岩のかったまり〜
岩は続くよ、どこまでも〜紺碧の空とちぎれ飛ぶ白雲と赤茶けた蛇紋岩のコントラストは綺麗なんですけどね。
2018年08月26日 13:00撮影 by  iPhone SE, Apple
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岩は続くよ、どこまでも〜紺碧の空とちぎれ飛ぶ白雲と赤茶けた蛇紋岩のコントラストは綺麗なんですけどね。
でもこの眺望を見ると、この岩陵歩きも楽しく感じてしまいます。中央手前が笠ヶ岳、その左の奥が上州武尊山でしょうか。
2018年08月26日 13:02撮影 by  iPhone SE, Apple
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でもこの眺望を見ると、この岩陵歩きも楽しく感じてしまいます。中央手前が笠ヶ岳、その左の奥が上州武尊山でしょうか。
目の前を何かが横切った〜こんな岩場にバッタがいました。種類は分かりません。かなり大きいですが羽がないので、これでも幼生なんでしょうか。
2018年08月26日 13:16撮影 by  ALPHA-7 DIGITAL, KONICA MINOLTA
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目の前を何かが横切った〜こんな岩場にバッタがいました。種類は分かりません。かなり大きいですが羽がないので、これでも幼生なんでしょうか。
カワラナデシコの高山種、タカネナデシコのピンクが鮮やかです。
2018年08月26日 13:20撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 13:20
カワラナデシコの高山種、タカネナデシコのピンクが鮮やかです。
さて、ここから小至仏山の山頂に向けて登り返しです。でも、こういう岩場は、下りよりも上りの方が圧倒的に歩きやすいので幾分か気が楽ですです。
2018年08月26日 13:25撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 13:25
さて、ここから小至仏山の山頂に向けて登り返しです。でも、こういう岩場は、下りよりも上りの方が圧倒的に歩きやすいので幾分か気が楽ですです。
最初見たときはツリガネニンジンかと思いましたが、なんか違う〜ヒメシャジンのようです。
2018年08月26日 13:29撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 13:29
最初見たときはツリガネニンジンかと思いましたが、なんか違う〜ヒメシャジンのようです。
おお、岩山の上になんか立ってる!
2018年08月26日 13:38撮影 by  iPhone SE, Apple
8/26 13:38
おお、岩山の上になんか立ってる!
岩山のてっぺんを巻く道もありましたが、当然岩山を登って、ようやく小至仏山(標高2162m)の山頂に到着です。
2018年08月26日 13:39撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 13:39
岩山のてっぺんを巻く道もありましたが、当然岩山を登って、ようやく小至仏山(標高2162m)の山頂に到着です。
小至仏山を越えると、ふたたび急な蛇紋岩の下り坂、なかなか気を抜けません。
2018年08月26日 13:48撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 13:48
小至仏山を越えると、ふたたび急な蛇紋岩の下り坂、なかなか気を抜けません。
ちょいと写真を撮っている場合じゃないよね、的な岩場を下りならが、途中で見かけたチョウ。地味だけど、なんか味のある色合いをしています。
2018年08月26日 14:01撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 14:01
ちょいと写真を撮っている場合じゃないよね、的な岩場を下りならが、途中で見かけたチョウ。地味だけど、なんか味のある色合いをしています。
その他の写真は撮れずじまいで岩場を下り終えると、ようやく穏やかな木道となりました。前方にオヤマ沢田代手前の休憩テラスが見えますね〜あそこで一休み
2018年08月26日 14:06撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 14:06
その他の写真は撮れずじまいで岩場を下り終えると、ようやく穏やかな木道となりました。前方にオヤマ沢田代手前の休憩テラスが見えますね〜あそこで一休み
おおっと、先客がいました〜岩場を下る途中でも見かけたタテハの仲間と思われる蝶々さん、ごめんね、通りすがりのウサギとクマも休ませて〜
2018年08月26日 14:09撮影 by  ALPHA-7 DIGITAL, KONICA MINOLTA
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8/26 14:09
おおっと、先客がいました〜岩場を下る途中でも見かけたタテハの仲間と思われる蝶々さん、ごめんね、通りすがりのウサギとクマも休ませて〜
テラスで小休止して再び下山開始。少し歩くと笠ヶ岳への分岐がありました。この先の悪沢岳、小岳、笠ヶ岳までのピストンは、「尾瀬を歩こうガイドマップ」でもコースとして記載されてる尾瀬エリアのようです。
2018年08月26日 14:27撮影 by  iPhone SE, Apple
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テラスで小休止して再び下山開始。少し歩くと笠ヶ岳への分岐がありました。この先の悪沢岳、小岳、笠ヶ岳までのピストンは、「尾瀬を歩こうガイドマップ」でもコースとして記載されてる尾瀬エリアのようです。
分岐のすぐ先にはオヤマ沢田代入口の標識。「田代」とは、田を作れそうな所と言う意味で、湿原の意味に使用されることも多いそうです。
2018年08月26日 14:28撮影 by  iPhone SE, Apple
8/26 14:28
分岐のすぐ先にはオヤマ沢田代入口の標識。「田代」とは、田を作れそうな所と言う意味で、湿原の意味に使用されることも多いそうです。
標識の先に進むと、突如高層湿原が出現します。甲子園球場2個分ほどの広さとか。山ノ鼻から至仏山頂に登る道も、かなり水が流れていました。やっぱり至仏山塊はかなりの標高まで水が豊富なのでしょうかね。
2018年08月26日 14:30撮影 by  iPhone SE, Apple
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標識の先に進むと、突如高層湿原が出現します。甲子園球場2個分ほどの広さとか。山ノ鼻から至仏山頂に登る道も、かなり水が流れていました。やっぱり至仏山塊はかなりの標高まで水が豊富なのでしょうかね。
樹林帯に入ったところでオヤマ沢の標識。高層湿原を作るのが、このオヤマ沢ってことになりますかね。
2018年08月26日 14:41撮影 by  iPhone SE, Apple
8/26 14:41
樹林帯に入ったところでオヤマ沢の標識。高層湿原を作るのが、このオヤマ沢ってことになりますかね。
すぐそばに小さな湧水がありましたが、運用には適さないそうです(山と高原地図2018年版にも記載あり)。汗拭きタオルを冷やしたするには使えそうです。
2018年08月26日 14:41撮影 by  iPhone SE, Apple
8/26 14:41
すぐそばに小さな湧水がありましたが、運用には適さないそうです(山と高原地図2018年版にも記載あり)。汗拭きタオルを冷やしたするには使えそうです。
エゾリンドウかな?でも葉っぱの雰囲気を見るとオヤマリンドウかもしれませんね。
2018年08月26日 14:44撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 14:44
エゾリンドウかな?でも葉っぱの雰囲気を見るとオヤマリンドウかもしれませんね。
ゴマナがいっぱい。ゴマナがあると、蜂やチョウなどの虫も飛び交って登山道がにぎやかになります。
2018年08月26日 14:45撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 14:45
ゴマナがいっぱい。ゴマナがあると、蜂やチョウなどの虫も飛び交って登山道がにぎやかになります。
この辺りに咲く黄色いお花は、ハナニガナですね。この周辺には花弁が5枚の普通のニガナは見かけませんでした。
2018年08月26日 14:46撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 14:46
この辺りに咲く黄色いお花は、ハナニガナですね。この周辺には花弁が5枚の普通のニガナは見かけませんでした。
樹林帯からふたたび眺望回復。左手に燧ケ岳と尾瀬ヶ原は見えています。そろそろ見納めかな〜
2018年08月26日 15:01撮影 by  iPhone SE, Apple
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樹林帯からふたたび眺望回復。左手に燧ケ岳と尾瀬ヶ原は見えています。そろそろ見納めかな〜
眺望を楽しみながら木道を下ると、大きな蛇紋岩がででーーん!特に標識とかはありませんが、これが原見岩ですかね。
2018年08月26日 15:03撮影 by  iPhone SE, Apple
8/26 15:03
眺望を楽しみながら木道を下ると、大きな蛇紋岩がででーーん!特に標識とかはありませんが、これが原見岩ですかね。
パッと見でアザミかと思ったんですが、葉の形が全然違いますね。オヤマボクチというキク科の植物で、別名ヤマゴボウと呼ばれているようです。
2018年08月26日 15:05撮影 by  iPhone SE, Apple
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8/26 15:05
パッと見でアザミかと思ったんですが、葉の形が全然違いますね。オヤマボクチというキク科の植物で、別名ヤマゴボウと呼ばれているようです。
原見岩から先は樹林帯の中の登山道で見通しはほとんど利きませんが、このポイントのみ、上州武尊山方面が開けていました。当の上州武尊山は山頂をガスに覆われてしまいましたが。
2018年08月26日 15:15撮影 by  iPhone SE, Apple
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原見岩から先は樹林帯の中の登山道で見通しはほとんど利きませんが、このポイントのみ、上州武尊山方面が開けていました。当の上州武尊山は山頂をガスに覆われてしまいましたが。
その先はほとんど笹に挟まれた掘れた登山道でした。ここは歩いていても、あまり面白みはなかったですが、穏やかな下りなのでペースは稼げました。
2018年08月26日 15:35撮影 by  iPhone SE, Apple
8/26 15:35
その先はほとんど笹に挟まれた掘れた登山道でした。ここは歩いていても、あまり面白みはなかったですが、穏やかな下りなのでペースは稼げました。
おかげで、ほぼ計画どおりの時刻に鳩待峠へ下山できました。
2018年08月26日 16:12撮影 by  iPhone SE, Apple
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おかげで、ほぼ計画どおりの時刻に鳩待峠へ下山できました。
ウサトレでは珍しく、最終バスまで余裕をもっての下山完了!何はともあれ、ご褒美の花豆ソフト、いただきまーーす♪
2018年08月26日 16:15撮影 by  iPhone SE, Apple
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ウサトレでは珍しく、最終バスまで余裕をもっての下山完了!何はともあれ、ご褒美の花豆ソフト、いただきまーーす♪
鳩待峠バス停からの最終バスは17:20。その前はさっき出ちゃった16:30。だけど人数が集まれば乗合いタクシーが出るそうで、このすぐ16:55頃のワゴン車でウサクマは帰路につきました。今回のウサトレも無事完了です。
2018年08月26日 16:46撮影 by  iPhone SE, Apple
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鳩待峠バス停からの最終バスは17:20。その前はさっき出ちゃった16:30。だけど人数が集まれば乗合いタクシーが出るそうで、このすぐ16:55頃のワゴン車でウサクマは帰路につきました。今回のウサトレも無事完了です。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

お盆休みも終わり、日本列島も再起動。その途端に2つも台風が押し寄せて今週末のお天気が心配でしたが、土曜日の朝になってみれば横浜界隈は穏やかな良いお天気。

この週末は我が家の結婚記念日。今年はここで一泊二日ウサトレを計画していたので、今週はハラハラしながら天気予報とにらめっこしてましたが、なんとかなりそうです。

さて今回のウサトレは、「未だ行ったことがないので、夏が来ても思い出せない」尾瀬と日本百名山・至仏山を一泊二日で歩いてみます。関東南部は良いお天気ですが、日本海には台風20号の残骸と台風19号がまだまだ頑張っており、お山の天気は予断を許しません・・・が、様子を見ながら、のんびり、まったり、楽しみたいと思います。



JR京浜東北線の初電で早朝4:21に横浜を出発し、上野、高崎で乗り継いで、沼田からバス。鳩待峠をスタートとしました。

尾瀬ヶ原は標高1400mに位置する本州最大の湿原です。鳩待峠から山ノ鼻までは森林の中の木道と木段がつづいていて、日本百名山のひとつ、至仏山の眺めも良く、所々にベンチもありました。

山ノ鼻から竜宮十字路に向かうと、どこまでも湿原。至仏山と、もうひとつの日本百名山・燧ヶ岳という2つの2000m級日本百名山に守られて広がっていました。

湿原はもう草紅葉が始まったようで、湿原の随所で「小さい秋」を見つけることができました。またヨッピ吊橋のあたりはハイカーが少なくて静かで、ヨッピ川の流れは清涼そのものでした。

ヨッピ吊橋から牛首分岐を経由して宿泊予約している山ノ鼻の山小屋・至仏山荘に向かって歩いていると、なにやら怪しい(もともと今日の天候は怪しかったのですが、それにも増して)雲行きで、遠雷も低く轟き始めました。これはヤバイかも〜もペースを上げて、予定の30分前に至仏山荘にチェックインしたら、その途端にゴロゴロ、ドッシャーーーー‼︎、ぎりぎりセーフでした。

宿泊した至仏山荘は個室もあり、入浴もできる(石鹸やシャンプーは使えません)ので山ガールに人気らしく、宿泊客の七割くらいが女性でした。おかげで男湯はがら空き。クマはの〜びり身体を伸ばせましたが、女湯は「芋洗い」状態だったそうです。

至仏山荘は山小屋ですので、当然休暇村のような食事とはなりませんが、それでも魚、肉、豆腐、野菜などがバランスよく丁寧に調理されていて、かつ冷たい生ビールまで頂けて大満足でした。



大雨は未明まで降り続いて、2日目の至仏山はもしかしたら「撤収」かもね〜などとウサクマは寝床で心配していたのですが、夜が明けてみれば雨も上がり、日差しさえ出てきました。これはラッキー!

朝6時に朝食をたっぷりと頂き、おにぎり弁当も作って頂いて、いざ至仏山へ。

いや〜至仏山、なかなか手強かったです。そもそも、のんびりまったりがモットーのウサトレ。おそらくその中では「危」マークがルート上に7箇所もあった丹沢の雨山峠越えに次ぐ手強さ、ウサトレでこれまでに登った10座の日本百名山では、1番の手強さでした。

まずは至仏山荘のある山ノ鼻から至仏山山頂まで標高差800m余を、ほとんどつづら折り無しで直登です。標高差では先日登った日本百名山・伊吹山は1200mでしたが、登り易さが違いました。

至仏山では森林限界までは見通しの悪い樹林帯の中をゴロゴロした石と木段で直登して行きますが、昨夜の大雨の影響か、登山道はジャバジャバと水が流れ下る沢状態でした。でも、流れ下る水は清水のように綺麗に澄んでいて、雨水?湧水?って感じでした。



森林限界を超えると、一気に展望が広がって、昨日歩いた尾瀬ヶ原や、昨日はガスがかかって山頂があまり見えなかった燧ヶ岳(尾瀬ヶ原を挟んで至仏山の対面に聳える日本百名山)が一望できました。

しかし、森林限界を超えると登山道は大きな蛇紋岩と、整備はされているものの老朽化で所々傾き、雨で湿って滑りやすくなった木段が、これでもか!と続きました。

至仏山の山頂(標高2228m)は、こんな手強さにもかかわらず、大勢の登山者で大盛況!山頂碑での撮影も順番待ちでした。そして、ぐるりと360度の大パノラマ。大気は不安定さを残して積雲がたくさんありましたが、空の青さとのコントラストが効いていて、素晴らしい展望でした。

さてさて、実は至仏山の手強さは、ここからが本領発揮。至仏山から小至仏山を周り、鳩待峠へ下るルートを取りましたが、この至仏山から小至仏山(標高2160m)を通るこのルート、山と高原地図やガイドブック等では「眺望の良い岩稜歩き」などと紹介されています。そう、たしかに眺望抜群です。しかし、大きな蛇紋岩が数珠つなぎになった岩稜は、どこを歩いたらいいのか(滑落しないのか)悩む事しきり、でした。

ところで至仏山も「花の百名山」に選定されているそうで、登山道にはたくさんの花々が咲いていました。驚いたのは、その多くが、前日に尾瀬ヶ原で見た花々であったこと。湿原と山の山頂では、だいぶ生育環境が違っているのでは、と思うのですが。自然は奥が深いですね〜

最終的にはほぼ予定どおりの時刻に今回の終点・鳩待峠に到着。缶ビールを飲みながら、横浜に向かう電車の中でプチ打ち上げしました。こういうこじんまりした打ち上げもまた楽しいです。。

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蛇紋岩の滑る山 至仏山 反時計回りで。
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
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体力レベル
2/5

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