北岳〜間ノ岳にて今年の夏山にさようなら！

2018年08月26日(日) 〜 2018年08月28日(火)

• GPS: 50:59
• 距離: 19.0km
• 登り: 2,382m
• 下り: 2,393m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:17
• 休憩: 0:05
• 合計: 3:22

距離 3.5km 登り 839m 下り 120m

9:48 広河原インフォメーションセンター
9:53 9:56 広河原山荘
10:21 10:23 白根御池分岐
13:10 白根御池小屋

2日目

• 山行: 10:08
• 休憩: 1:20
• 合計: 11:28

距離 8.7km 登り 1,224m 下り 569m

3:57 白根御池小屋
8:36 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
9:24 9:25 トラバースルート分岐
9:47 北岳山荘
11:23 11:24 中白根山
12:35 13:26 間ノ岳
14:33 15:00 中白根山
15:25 北岳山荘

3日目

• 山行: 6:31
• 休憩: 1:07
• 合計: 7:38

距離 6.7km 登り 320m 下り 1,693m

5:09 宿泊地
5:40 5:41 トラバースルート分岐
6:04 6:05 吊尾根分岐
6:35 6:36 北岳
6:55 両俣分岐
7:08 北岳肩ノ小屋
7:40 7:46 小太郎尾根分岐
7:59 8:11 草すべり分岐
9:16 10:02 白根御池小屋
11:59 白根御池分岐
12:33 広河原山荘
12:35 広河原・吊り橋分岐
12:46 広河原インフォメーションセンター
12:47 ゴール地点

天候

8/26（日）☀　稜線は強風だったらしいけれど御池小屋までの樹林帯歩きなので影響なし　
8/27（月）☀　文句なしの登山日和
8/28（火）☁　少しばかりの薄日射すも霧立ち込め天候は下り坂　

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

芦安の駐車場（無料）は日曜日の8時過ぎで第8駐車場に廻されました
バス発着所からはかなり離れていますが、乗合タクシーが待機していてくれて満員になり次第出てくれるので大変便利でした(バス発着所のトイレにも立ち寄ってくれました）
帰りもタクシー利用して第8駐車場まで送り届けて頂きました
帰りの広河原発最終乗合タクシーは16：30(季節や曜日で変わります）
バス代￥1130、タクシー代￥1200で大差ないので駐車場がバス停より遠い場合はタクシー利用が疲れた体には大変有り難いです

登山届は広河原の安全指導センターに提出

白根御池小屋：一泊弁当のみ\\6400 　水豊富で小屋もきれいです
北岳山荘：一泊二食付き￥8700　宿泊者は湯も茶も水もいただけます

コース状況／危険箇所等

天候に恵まれたために足元に注意すれば問題ありませんでした

その他周辺情報

立ち寄り湯：民宿旅館「なとり屋」0552-88-2025￥600
（お気に入りの山渓園は閉館していました　残念！！）

写真

8/26 9:52

8/26（日）
今日は白根御池小屋までだからゆっくりのスタート

8/26 9:54

吊り橋を渡って・・・
行ってきま~す

8/26 9:53

吊り橋周辺にはクサボタン果穂
何とも言えず魅力的♡

8/26 10:23

歩き始めておよそ30分
分岐を白根御池方面へ

8/26 10:51

「小さな階段が地味にキツイな〜」と山とも
頑張っています

8/26 11:42

ハンゴウソウ

8/26 12:22

苔達の可愛い声が聞こえてきそう♪

8/26 12:30

鳳凰三山が見えてきました

8/26 12:35

かなりの急登でしたが後20分！！

8/26 12:37

ベニバナイチゴ
おいしそうだけれど我慢します

8/26 12:45

竜頭山を思い出してしまいました・・・

8/26 12:47

鳳凰三山の観音岳
雪を被っているかのようです

8/26 12:59

3時間後、白根御池小屋到着
今夜の宿です

8/26 13:55

2年前にはここでソフトクリームをいただきましたが宿泊は初めてです

8/26 14:48

綺麗な部屋(ダケカンバ）
8人部屋に4人でゆっくりさせていただきました

8/26 17:09

談話室も素敵
まるでペンションみたい♪

8/26 13:58

池の周りはテント場

8/26 13:58

そして，一面のお花畑

8/26 13:59

明日はこちら方面に歩きます

8/26 14:03

のっぽの花たち

8/26 14:20

ナナカマドの赤色と空の青色が素晴らしい
こんな色合いの中での〜んびり♪
山に来て良かったと心から感じるひとときです

8/26 14:49

二階の寝室からの眺め

8/26 17:00

鳳凰三山の手前の山は「高嶺」と教えて頂きました

8/26 17:03

夕暮れてきました
雲一つない空に北岳
明日も間違いなく良い日になるでしょう♪

8/26 17:03

レースのテーブルクロスのようなセリ科の花
ミヤマトウキ、それともホソバハナウドでしょうか・・・
セリ科の花は覚えられません

8/26 17:05

ヤマハハコ
花芯が白色から黄色そして茶色と変化していますが美味しいのは黄色の頃かしら？

8/27 4:28

8/27（月）　4：00出発
私達は今日は間ノ岳目指し星空の下を歩き始めます
北岳山頂と小太郎山は明日のお楽しみ

8/27 5:08

二俣通過

8/27 5:14

左俣コースを往きます

8/27 5:17

小柄なクガイソウ（葉が数枚輪生しているからヤマトラノウではないと思う）

8/27 5:17

ミヤマナデシコ

8/27 5:21

お茶目っぽいグンナイフウロの果穂

8/27 5:23

ミヤマハナシノブ
ここ数年でめっきり減ってしまいました・・・

8/27 5:27

朝陽に輝く北岳

8/27 5:29

涼しいうちに歩けてうれしい

8/27 5:29

新しい一日が始まります♪

8/27 5:32

雪はすっかり無くなって…

8/27 5:33

ミソガワソウ
しそ科なので茎が■です

8/27 5:37

御池小屋で用意して頂いたお弁当をいただきます

8/27 5:54

ミヤマトウキ

8/27 5:57

グンナイフウロさんが一輪だけ

8/27 5:58

サラシナショウマ

8/27 6:01

ミヤママンネングサ

8/27 6:04

去り行く夏にさよならしましょう

8/27 6:04

真っ新な一日がもたらされて♪

8/27 6:05

少しばかりの残雪と秋の花たち

8/27 6:15

ぷっくりとヤマホタルブクロ

8/27 6:17

クロトウヒレン

8/27 6:30

八ヶ岳も見えてきました♪

8/27 6:40

真っ青な空と北岳

8/27 6:41

岩陰からクロクモソウ
私も頑張ります(^-^)

8/27 7:00

ミヤマアカバナも果穂がおもしろい
晩夏の北岳も捨てがたいと思う

8/27 7:01

地蔵岳のオベリスクが見えてきました

8/27 7:16

緑の木陰で小休憩
ヤマレコユーザーさんに北岳登攀中とスマホでお知らせ

8/27 7:22

北岳山頂を踏むのは明日です

8/27 7:28

空の青、繁る葉の緑の濃淡、あまりにも綺麗だから見上げてはため息

8/27 7:28

赤色の洋服のどなたかがバットレスを楽しまれています
バットレスにはどんな花が咲くのでしょうか

8/27 7:36

私たちは階段を楽しみましょうネ(*_*;

8/27 7:53

甲斐駒です！！

8/27 7:57

八本歯のコル

8/27 8:05

2年前と同じ場所にタカネビランジが一輪だけ

8/27 8:08

最後の長い階段を登れば♪

8/27 8:13

北岳山荘や間ノ岳が目に飛び込んできます

8/27 8:14

振り向けば富士山も！！

8/27 8:14

北岳も大きい

8/27 8:14

甲斐駒も八ヶ岳も見えて本当に嬉しい

8/27 8:14

オベリスクも！！

8/27 8:38

トラバース道を歩けるなんてうれしいな〜

8/27 8:39

昨年は落石危険のためにトラバース道は通過禁止でした
トラバース道歩けないなんてと昨年は北岳登山お休みしたのでした

8/27 8:39

もうすぐあそこまで行くのです(*'▽')

8/27 8:40

トラバース道から富士山を眺めるのが私の楽しみ♪

8/27 8:43

弁慶さんみたいに逞しいイワベンケイ
葉にはいっぱいの水を貯めて！

8/27 8:44

小柄なリンドウみたいな貴女の名前は？

8/27 8:45

タカネコウリンカ？

8/27 8:47

キンロバイ

8/27 8:51

キタダケヨモギが初秋のトラバース道で優しく迎えてくれます

8/27 8:52

夏を惜しんでキンロバイ

8/27 8:55

キタダケトリカブト

8/27 8:55

慎重に！

8/27 8:57

イワインチン

8/27 9:02

貴女はサンプクリンドウさんですよね？

8/27 9:02

ドライフラワー化しても清楚なウスユキソウ

8/27 9:03

イブキジャコウソウ

8/27 9:05

小柄です

8/27 9:07

ヒメコゴメグサ

8/27 9:10

多くの花達と一緒で岩たちも楽しいだろうな

8/27 9:10

こんなにも美しく染まるイブキボウフウに出逢ったのは初めて！

8/27 9:12

北岳でヤナギランに出逢ったのも初めて(*'▽')

8/27 9:14

6月下旬〜8月上旬の花々はほとんど終わっていますがこの時期ならではの出逢いも有りました

8/27 9:15

花々を眺めていたら私の指に虫が止まって♪
多い時には5〜6匹も(^-^)

8/27 9:21

イワヒバリさん、あなたのねぐらは何処ですか
先週の赤岳に引き続いて今週も出逢えました！

8/27 9:23

イワインチン
この花に出逢うと今は山を引退されたけれど20年前に南アルプス深南部に案内してくださった先輩を思い出します

8/27 9:25

あちこちにイブキジャコウソウ

8/27 9:28

キンロバイもあちこちに

8/27 9:26

山荘が間近になりました

8/27 9:36

ライチョウの大家族にもお出迎えいただきまして♪

8/27 9:44

荷揚げのヘリが行ったり来りの山荘到着

8/27 10:01

荷揚げされた荷物の整理に大わらわの山荘の皆さん

8/27 10:41

ではでは、サブザックで間ノ岳に行ってきま~す

8/27 10:42

振り返って山荘と北岳

8/27 10:42

気持ちよい道

8/27 10:46

ウラシマツツジ
もう綺麗に紅葉しています

8/27 10:47

仙丈ケ岳！！

8/27 10:49

間ノ岳山頂はどの辺りかな〜
この先、何度も騙されました(*_*;

8/27 10:49

日本一の富士山眺めながら三番目の頂を目指す楽しさよ

8/27 10:57

振り返れば二番目の北岳！
なんという贅沢

8/27 11:12

甲斐駒と仙丈ケ岳
本当に贅沢です

8/27 11:04

山友たちも喜んでくれているかしら・・・

8/27 11:12

中白根まであと10分

8/27 11:15

穏やかな道

8/27 11:20

中白根山頂

8/27 11:20

目の前には大きな間ノ岳
あそこまで一時間くらいかな

8/27 11:31

横顔が美しいチシマギキョウ
虫さん訪問中

8/27 11:45

あそこが山頂かな
いえいえ、そんなに甘くはありません
何しろ鈍足ですから

8/27 11:48

一歩一歩・・・ですね

8/27 11:54

ケルンが幾つも有ります

8/27 12:00

静かで美しいひととき

8/27 12:02

浮石には気をつけて

8/27 12:14

山頂まであと30分

8/27 12:22

振り返って♪

8/27 12:24

今度こそ山頂かな〜

8/27 12:27

山友も私も同じ思いです(^-^)

8/27 12:31

山頂間近

8/27 12:36

着きました！
富士山は少しだけ

8/27 12:36

三角点

8/27 12:37

山頂よりの大展望
長い時間をまったり

8/27 12:57

塩見岳方面

8/27 12:57

農鳥岳方面

8/27 13:18

座り込んで動きたくない私

8/27 13:20

北岳と雲たちが素敵

8/27 13:21

仙丈ケ岳も素敵
もうここから動きたくない

8/27 13:24

もう一時間もまったりしたので立ち上がるしかありません

8/27 13:24

山友も立ち上がりました
そろそろ戻ります

8/27 13:27

何故か気になる一輪のキキョウにもさようなら

8/27 13:36

サンゴのようなイワウメの実

8/27 14:19

広大なトウヤクリンドウ花畑

8/27 14:34

草紅葉を見つけるとエブリ差岳を思い出してまたまた座り込みたくなります

8/27 14:41

中白根に戻りました

8/27 14:44

山友は何を想っているのかな~

8/27 14:45

間ノ岳と山友

8/27 15:08

ミヤマミミナグサ

8/27 15:25

タカネヤハズハハコグサの向こうに山荘が見えてきました
夕食は5時からです

8/27 15:26

キキョウさん、ただいま

8/27 15:27

アキノキリンソウさんにも無事に戻りましたと一言

8/27 15:30

私たちの部屋は「八本歯」
9人部屋に9人でした

8/27 18:04

部屋からの夕暮れの富士山
明日の予報は曇りのち雨と知り、小太郎山は断念
夜中に雨が降りました
そして私だけが夜中に何か所もムシに刺されました
かゆくて目覚め、ムヒ塗ってまた寝入りました

8/28 5:22

8/28（火）　山荘5:00出発
トラバース道にて
何とか午前中だけでも雨が降りませんように・・・

8/28 5:40

トラバース道途中より北岳山頂へ

8/28 5:40

少しばかりの青空に望み託して山頂へ

8/28 5:53

昨夜の雨で濡れている岩には要注意

8/28 6:07

立ち込めるガスの中を山頂へ

8/28 6:16

ウサギギクが一輪

8/28 6:20

転落注意しましょう

8/28 6:29

北岳登頂

8/28 6:30

三等三角点

8/28 6:38

山頂のイワベンケイ

8/28 6:57

注意書き

8/28 7:11

肩の小屋通過

8/28 7:37

コゴメグサの花束

8/28 7:40

小太郎山分岐
残念ですが諦めます

8/28 7:49

オヤマリンドウ
他のリンドウはお日様浴びれば開きますがオヤマリンドウは頑として開かないそうです
そのわけを聞いてみたいけれど・・・きっと話してはくれないでしょう

8/28 9:01

御池が見えてきました
何とか大した雨にも遭わず無事に広河原に下山できました

撮影機器：

COOLPIX S51 NIKON

Canon PowerShot G9 X Canon

ASUS_Z00ED ASUS

感想

ken222

自由になる夏休みは一週間！中の好天日を選んで3~4日間は登山に充てることにしました。
飯豊山又は北アルプスをと希望していたのですが天気予報の結果南アルプスへ。
またまた我ながらため息の出るような山中堪能の山旅となりまして♪
（単にさっさと歩くことができないというだけのことです）
何度か通っている北岳ですが、小太郎山に立ち寄ったことが無かったので今回こそと計画しましたが3日目の予定日は生憎のガスガス・・・。
小太郎山に立ち寄れなかったことは残念でしたが2日間を好天と絶景に恵まれました。
また小屋泊は昨年8月の北アルプス登山時の新越山荘以来の一年ぶりでしたが初めての白根御池小屋は素晴らしくて快適に過ごせました。

今年最後の私の夏山も山中堪能で幕引きを迎えられたことに感謝いたします。

コメント

yama-jun

大自然に歓迎された山旅、羨ましいです！
ken222さん、北岳からの風が吹いてくるようなレコで私も南アルプスを歩く日を夢想させて頂きました。有難うございました（八本歯のコル前からの通知も）！写真６５の北岳の山容は印象に残ります。山体が幾つかの岩峰に分断されないで、一塊の岩の塊として均整を保っている姿に驚嘆します。レコの御蔭で、近い未来に訪ねる時がグッと手前に引き寄せられた感じがしました。また写真９９の岩間のキキョウ達、それぞれに好きな方を向いた奔放さがたまりません。岩に花、鳥に虫、太陽に雨雲にと様々な自然・生命に歓待された山旅でしたね！お疲れ様でした。

ken222

Re: 大自然に歓迎された山旅、羨ましいです！
yama-junさん　こんばんは！
拙いレコですがyama-junさんの視点から感想をいただけると気づかせて頂けることばかりで大変うれしいです。
初々しいキキョウたちの可憐な姿に目を留めて頂いて、少女たちの恐れを知らない奔放さを感じられたのでしょうか。私はyama-junさんの柔らかな心が羨ましいです！
yama-junさんが北岳辺りを歩かれる日が楽しみです。

過去の私の山行記録の結果、瑞牆山を最後に歩いたのは16年前でした。多分私は心を置き去りにしてただただ目の前の一歩だけしか見ていなかったと思います。とても勿体ないことでしたが今更仕方のないことです。
この上は、yama-hunさんのレコでもう一度気持ちの上で歩かせて頂こうと楽しみにしています。
お心遣いありがとうございました。