山はもう秋の気配〜初秋八ヶ岳〜


- GPS
- 10:11
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 1,990m
- 下り
- 1,981m
コースタイム
- 山行
- 7:17
- 休憩
- 2:53
- 合計
- 10:10
天候 | 晴れ。 昼頃から高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
八ヶ岳山荘のPに駐車。1日500円 この日は台風の影響で電気が供給されず普段と営業の感じが違ってた?スタッフの方大変だと思います頑張って下さい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<御小屋尾根> 美濃戸口からしばらくは舗装路歩き。標識に従って進めば登山道に入ります。 台風直後だったので倒木が多少あったがまっすぐな尾根道で非常に歩きやすい。 船山十字路との分岐を過ぎたら眺望の無い御小屋山の山頂。 不動清水は登山道からほんの2〜3分逸れる。近いので必要ならば寄るべき。 樹林帯を抜け、ロープや鎖、梯子等が出てきて登りが急になる。 稜線に出ればまもなく阿弥陀岳山頂。 <阿弥陀岳〜硫黄岳> 阿弥陀岳からは急な下り。 文三郎分岐まで中岳を越えて再び登る。 文三郎尾根はの登りは岩場、鎖場の連続。 きちんと整備されているが人もそこそこ通るし、落ちたら非常に危険なの鎖や梯子に沿ってゆっくり慎重に登れば問題なし。 赤岳から展望山荘までの下りは慎重に。 地蔵尾根分岐から横岳までは岩場の連続。南八ヶ岳の主脈を歩く場合この区間が核心。鎖、梯子などしっかりと整備はされているがくれぐれもゆっくり慎重に。 横岳から硫黄岳はなだらかな縦走路。 危険箇所は無いが風の通り道なので風が強いことが多い。 この日もそれなりに冷たい風が吹いていた。 <硫黄岳〜赤岳鉱泉〜北沢経由美濃戸口> 硫黄岳からは夏沢峠、赤岩の頭からは赤岳鉱泉やオーレン小屋、峰の松目方面への分岐があるので行きたい方向をきちんと確認する事。 赤岩の頭からの下りはわかりやすい登山道。この日は台風直後だったので倒木が多数。下りで歩く分には跨ぐのはそれ程負担にはならないが、登りでは地味に体力を使うだろう。ジョウゴ沢付近には完全に登山道をふさぐような形で倒木があったので木を避けて登山道に復帰。 北沢ルートはよく整備され歩きやすい登山道。沢の水が多めだったので登山道が小沢のようになっているところもあった。 堰堤広場からは林道歩き。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
テントマット
水2L
スポーツドリンク500ml
ゼリー飲料×2
|
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感想
連休作ってアルプスの山を歩こうかと考えてました。
が、台風・・・
予定より少し早く過ぎたけど林道とか山が深いとこは登山道の様子とか怪しい・・・
それでも台風一過で晴れ間が広がるかと思ってたけど晴れるのは一日だけか。
なかなか難しい条件だなぁ。
という状況で晴れの一日で登れそうな山ということでアクセスも良く高山の雰囲気も楽しめそうな八ヶ岳へ行くことに決めました。
八ヶ岳ってだいたい毎年登ってるんだけど厳冬期とか残雪期しか行かないので無雪期に登るのはだいぶ久しぶり。どれだけ登ってないんだろ?
夏は人が多いし、花の時期は虫が多いし素敵な山だしアクセスなんかも良いのになかなか足が向かないんだよね。
なのですごく久しぶりな無雪期の八ヶ岳です。
御小屋尾根から阿弥陀、赤岳を登ってそこから先は状況次第。
道の駅で仮眠をとり、6時頃美濃戸口の八ヶ岳山荘へ。
台風で二日間停電中だそうです。一見何も被害なさそうな感じに見えたけど大変だなぁ。駐車場代を払い、届けを出して出発。
最初はしばらく別荘地の舗装路を歩いて御小屋尾根に取り付きます
多少倒木などはあるもののなだらかで登りやすい登山道。
気温もそれ程高くなく気持ちよく歩けます。
気がついたら御小屋山に到着。
その後も水場を経由して尾根を進みます。
樹林帯を抜けると視界が開け青空に素晴らしい景色。
穏やかで冷たい風が心地良く、今日登りに来て良かったなぁと思いました。
さてこの辺りから登りがきつくなります。
ロープ、梯子、鎖などが出てきてフカフカの尾根からゴツゴツした岩の登山道へ。
標高を一気に上げ、稜線に出たら山頂まではあと少し。
ハイマツの中を通って山頂へ。
360°の素晴らしい眺めです。
山頂で早めの食事を摂ります。
食後にコーヒーを淹れて写真撮ったり周りの方とご挨拶したりしながらのんびりと過ごします。気がついたら一時間以上経ってたのでそろそろ次へ向かおうかな。
阿弥陀からの下りはなかなか急です。
コルまで下り、中岳まで登り返し、再び下って文三郎尾根との分岐まで登ります。
このアップダウンは結構きついね。
文三郎尾根から登ってきた登山者が増えてきます。
ここからは岩稜帯です慎重に歩きます。
ストック使って登ってる人が多くて驚き。気をつけましょうね。
鎖場を越え山頂へ。
赤岳の山頂は平日とはいえそれなりに人がいますね。
皆さん楽しそうです。
こちらの山頂も少し風はありますがお天気良く気持ち良いです。
地蔵尾根から下ろうかなと思ってましたがちょっと雲は増えてきたけどまだまだお天気も良いし時間にも余裕があるし稜線歩きが気持ちが良いのでこのまま硫黄岳まで歩くことにします。
横岳までは岩陵帯。
南八ヶ岳の主脈を歩く際の核心部ですね。
岩場に慣れていないと少し怖いと感じることもあるかもしれませんがこちらもしっかりと整備されているので慎重に歩けば問題ないでしょう。
歩いている人も赤岳に比べると少ないですね。
横岳の山頂はしばらく貸切だったので少しのんびり。
自分と反対方面から登ってきた方が登って来たのでご挨拶を交わして写真撮ったりして硫黄方面に進みます。
硫黄岳までは緩やかな稜線歩きですが風が吹き抜けるので穏やかな感じがしないですねぇ・・・。遠望は利くけれど雲も増えてきて太陽が隠れてしまったのでちょっと寒いぐらい。
山頂では長居せずちょっとだけ写真取ったりしてすぐに下り始めました。
硫黄岳から赤岩の頭の分岐まで進み、赤岳鉱泉への下りに入ります。
登山道自体はとてもわかりやすく歩きやすいですが、台風の影響で倒木が多く、何度の何度も倒木を跨いだり避けたりしながら下りました。
特にジョウゴ沢付近は結構大きな倒木があって避けるのに気を使って通過。
赤岳鉱泉で小屋の方に登山道の状況をお伝えしておきました。
コーヒーを淹れ、おやつを食べて一息ついたら最後の北沢の下り。
こちらはところどころ沢の水が多くて登山道に少し水があるようなところがありますが良く整備され歩きやすいです。
堰堤広場からは林道歩き。
黙々と歩いて下山。
雪のない八ヶ岳は久しぶりだったけど良く整備されていてとても気持ちの良い山でした。まだ夏の景色だけど風や空の色は秋を感じさせる雰囲気でした。
しかしアイゼンつけてないとこのぐらいのルートなら軽々と歩けるなぁ。
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